ある日、ペットのハスキーをお家に残し映画を観に出掛けたオーナーさん。3時間ほどで戻って来るよとバイバイのキスをして出掛けたのですが、その日そのワンちゃんには、ある企みがあったのです。
オーナーさんが居ない数時間の間に実行した事、それはなんと、
彼が住んでいるアパートを自分色に染め上げる事でした。
前々から計画を練っていたのか、オーナーが居なくなるや否や、ワンちゃんは内に秘めていた才能を発揮し、アパートの床やその周辺の物を足跡で埋め尽くしていきました。
足に付けたのは、オーナーさんが所有していた黒インク。彼はインクが付いた両手両足で、アパートの玄関前からリビング、そしてキッチンまでをも彼のキャンバスにしてしまいました。恐らくワンちゃんはそのインクの置き場所を知っていたのでしょうが、どうやって蓋を開けたのでしょうか…。
ちなみにそのインクは、中国で習字などに使用される100%オーガニックで人間や犬に毒性の無い墨のような物。そう、ワンちゃんはアパートを新しく塗り替える事だけでなく、環境の事も考えていたようです。
ちょっと映画を観に出掛けただけなのに、その間にまさかアパート全体がワンちゃんによって改装されているとは思ってもいなかったオーナーさん。ワンちゃんのその秘められていた才能に驚きながらも、やはりそのまま放っておく事はできず、ワンちゃんの3時間のアートワークを綺麗にお掃除することにしたそうです。
そこで驚いたのが、オーナーさんの寝室。アパート全体が彼の足跡で埋め尽くされていたのに、なんとベットだけは「ほぼ」綺麗なままでした。
そう、一つのインク跡を残しては。
驚くことに、ベットには手形が一つだけ付けられていました。まるで、このアパートの模様替えをしたのは私ですよ、という証拠の判子を押したように。
ベットを汚したらダメだとわかっていたのでしょうか。それとも、自分の手形を残すキャンバスとして、綺麗にしたままだったのでしょうか。ワンちゃんの真意はわかりませんが、そのベットの前で考えながら手形を付けている姿を想像すると、どれだけ家を汚されても彼に対してついつい笑顔になってしまいますね。
お家でワンちゃんを買っているオーナーさん、ワンちゃんのアートワークを見たい場合を除き、外出する際には習字の墨や絵の具等はワンちゃんの手の届かない所に閉まっておいた方が良いかもしれませんね。
<参考サイト>
boredpanda.com
– おすすめ記事 –
・世界初!犬のために開催されたアート展覧会とは? |
・愛犬のイタズラにイライラしない! 「アンガーマネジメント」の考え方 |
・この曲知ってる?「犬のためのぶよぶよとした前奏曲」~犬とクラシック音楽 |
・賑やかで型破りなオウム、「エリック・ザ・レジェンド」の日常。 |