- 1.冬は犬の乾燥肌に要注意!
- 2.乾燥肌と間違いやすい皮膚疾患は?
- 3.乾燥肌の犬のためにできる対策は?
- 4.乾燥肌の犬におすすめのグッズ5選
- 5.肉球の乾燥、ひび割れ対策は?
- 6.まとめ
1-1.犬は乾燥肌になりやすい?
1-2.乾燥肌の症状は?
1-3.犬の皮膚で乾燥しやすい部位は?
3-1.部屋を加湿する
3-2.天然素材の洋服を準備
3-3.犬の乾燥肌に早く気付くために…
4-1.ウィッシュ グルーミング プロ 毎日お手入れミスト
4-2.ウィッシュ グルーミングプロ 毎日お手入れローション
4-3.グッドスキンデイズ! モイスト 乾燥肌用化粧水
4-4.グッドスキンデイズ! ヘルシー 敏感肌用化粧水
4-5.ロイヤルカナン ベテリナリーダイエット 犬用 ベッツプラン セレクトスキンケア ドライ
5-1.犬にも肉球のケアが必要!
5-2.肉球のケア方法は?
【掲載:2020.02.03 更新:2021.11.15】
冬は犬の乾燥肌に要注意!
暖房器具の利用のある冬は、部屋が乾燥していることが多く、人間の皮膚同様に犬の皮膚も乾燥します。
犬が乾燥肌になると、皮膚のバリア機能が弱くなり、花粉や紫外線などの外部からの刺激に弱い状態になってしまいます。これを放っておくと、更なる皮膚トラブルが起こる可能性が高いため、犬にも皮膚の保湿や部屋の加湿に注意を払う必要があります。
◆犬は乾燥肌になりやすい?
犬は人間に比べて、皮膚が1/3ほどの薄さしかありません。そのため、犬の皮膚のケアは人間以上に気を配る必要があります。
犬には冬の暖房などによる乾燥肌からくるトラブルも多いため、しっかりとケアが必要になります。また、空気も乾燥している冬は、シャンプーのしすぎも乾燥肌を加速させてしまうため、皮膚状態によって期間を開けるなどの対応も必要です。
◆乾燥肌の症状は?
犬が乾燥肌になると、皮膚のかさつきが現れます。被毛の乾燥やパサつき、フケ、ニキビなどの症状の他、被毛が絡まりやすくなり、毛玉や切れ毛などのトラブルも増えます。症状がひどくなると表皮が剥がれ、フケもより多くみられる様になります。
さらに乾燥肌が悪化すると、表皮が剥がれおちている事から皮膚のバリア機能が低下し、外部刺激から痒みなどを併発する様になります。痒みをおさえられず犬が引っ掻くことで、創傷や出血などのトラブルも多くなります。
◆犬の皮膚で乾燥しやすい部位は?
犬の皮膚で乾燥しやすい部位は、被毛で覆われていない部分です。また、足裏の肉球や、首元、脚の付け根(内股と脇)など柔らかい部分も、犬が乾燥しやすい部位の特徴です。
被毛がある部分は、被毛によって皮膚が見えにくいため、フケの多さやニキビがあるか、被毛のかさつきはどうか、などで乾燥肌になっていないかどうかをチェックします。
乾燥肌と間違いやすい皮膚疾患は?
フケが出たり、毛のぱさつきが起こる乾燥肌と似ているため見逃しがちの皮膚疾患も多いです。どんな皮膚疾患があるのかご紹介します。
◆ノミ
ノミが原因の皮膚病も、皮膚のかさつきやフケの増加、痒みを伴います。ノミの成虫は動きが早く、見付けにくいため、被毛の根元にゴマ状にあるノミのフンで発見するケースが多いです。
定期的な滴下タイプのノミ予防薬などで予防、駆除をすることができます。
◆ダニ
ダニが原因の皮膚疾患の代表的なものは、ヒゼンダニが引き起こす疥癬症です。ヒゼンダニは人間に寄生することもあるため、早期発見が大切です。
特に痒みが酷いため、噛むほど痒がっている時にはダニを疑い、検査することをおすすめします。
◆脂漏症
マラセチアという常在菌が引き起こす皮膚炎である脂漏症は、乾燥してフケを伴うなど乾燥肌と似たタイプのものがあります。
フケが出ていても、脂が漏れているような独特な匂いがするため、動物病院に行くと直ぐに診断が下る場合も多いです。
乾燥肌の犬のためにできる対策は?
◆部屋を加湿する
人間同様に、暖房器具による部屋の乾燥は犬の乾燥肌の大敵です。エアコンや石油ストーブ、電気ストーブ、ファンヒーター、床暖房などを使用している場合は、加湿に気を遣い部屋を乾燥しすぎない様にする必要があります。
加湿器の利用や、濡れタオルや洗濯物を干す加湿方法もおすすめです。暖房器具を設置している部屋には湿度計を置き、部屋の湿度が50~60パーセントになるように心がける様にしましょう。
◆天然素材の洋服を準備
夏場は紫外線から身体を守る防止の役割をしてくれる犬の服ですが、冬場は防寒対策として活躍します。
ただし、皮膚が弱い犬やアレルギーを持つ犬にとって、冬の服は皮膚とこすれてしまい皮膚トラブルの素になったり、より乾燥の原因になったりすることがあります。
おすすめは天然素材の洋服です。化学繊維が配合された服よりも、綿や羊毛などで出来た服を着る方が、犬の乾燥肌対策としては良い効果があります。
◆犬の乾燥肌に早く気付くために…
犬の皮膚トラブルは、早期発見とケアが大切です。早期に発見するためには、毎日のブラッシングで犬の皮膚をしっかりと観察することをおすすめします。
フケやニキビ、かさつきなどが見られたら、すぐにケアをする事や動物病院へ来院することが完治への近道となります。
乾燥肌の犬におすすめのグッズ5選
乾燥肌の犬にできる対策は、保湿ケアが一般的です。犬の乾燥肌におすすめなグッズをご紹介します。
◆ウィッシュ グルーミング プロ 毎日お手入れミスト
保湿成分の入っているスプレーのため、シュッとスプレーするだけで保湿効果を得る事ができます。犬の被毛のもつれを防ぎ、ブラッシングを楽にしてくれる効果もあります。
無香料のタイプもあるので、好みに合わせて選ぶことをおすすめします。
◆ウィッシュ グルーミングプロ 毎日お手入れローション
マンダリンオイルやオリーブオイルなどのナチュラル成分が主体の低刺激のローションです。
帯電防止成分により、静電気などの外部刺激から犬の皮膚や被毛を守る効果があります。界面活性剤不使用ローションのため、皮膚に優しく、犬の保湿を維持します。
◆グッドスキンデイズ! モイスト 乾燥肌用化粧水
獣医師監修×化粧品会社製造の無添加ペットスキンケア。
わんちゃん、ねこちゃんのフケのでるかさかさ乾燥肌用化粧水。
◆グッドスキンデイズ! ヘルシー 敏感肌用化粧水
獣医師監修×化粧品会社製造の無添加ペットスキンケア。
わんちゃん、ねこちゃんのかゆかゆ敏感肌用化粧水。
◆ロイヤルカナン ベテリナリーダイエット 犬用 ベッツプラン セレクトスキンケア ドライ
※こちらは獣医師の指導が必要な療法食であるため、必ず動物病院で診察を受けてから与えるようにして下さい。
獣医師処方により使用する食餌療法食である犬用ベッツプランTM セレクトスキンケアは、健康な皮膚と被毛を維持するため、オメガ3およびオメガ6系不飽和脂肪酸、銅、亜鉛などを調整配合されたフードです。
外部刺激からの皮膚トラブルだけではなく、アレルギー皮膚炎の予防として消化性が高く、アレルゲンになりにくいタンパク質および炭水化物(七面鳥、米)を使用しています。
肉球の乾燥、ひび割れ対策は?
◆犬にも肉球のケアが必要!
犬の足裏にある肉球も、冬場は乾燥します。室内の空気乾燥に加えて、散歩のときの冷たいアスファルトからのダメージもあり、肉球がひび割れたり、あかぎれの様な状態になることも多いです。乾燥が続くと、肉球はひび割れ、硬くなっていきます。
散歩などで足が汚れる度に水洗いしていたり、ひび割れなどの症状が見られる場合には、犬の肉球にもケアが必要になります。
◆肉球のケア方法は?
冬場の水洗い後に手荒れ防止クリームを付ける方が多い様に、犬も肉球のケアクリームを塗ってあげると保湿になり状態を改善することができます。
肉球の保湿におすすめの商品をご紹介します。
まとめ
冬は空気も乾燥していることと、寒さから暖房器具を常時つけている室内での飼育が多いため、犬にも乾燥肌の悩みがつきまといます。
犬の乾燥肌は、皮膚トラブルは勿論、被毛の乾燥による毛のもつれや切れ毛、毛玉なども引き起こすため、要注意です。
スキンケアクリームなどの保湿グッズや、部屋の加湿などの対応をして、犬も快適に冬生活を過ごすことが大切です。
ぜひおすすめグッズなどを利用して、冬をのりきってくださいね。
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