【掲載:2019.01.27 更新:2020.11.09】
柴ドリルって何?
ネット上で犬について調べていると、見ないことはないといっても過言ではないのが「柴ドリル」です。
ワンちゃんが頭をぶるぶるっと振った瞬間をうまく写真に収めることで、躍動感あふれる画像を撮ることができます。
その写真がドリルに似ていることから、柴ドリルといわれるようになりました。
この柴ドリル、流行したきっかけはなんと海外のTwitterユーザーが柴犬の頭を振っている画像をアップしたこと。柴犬なので、日本から流行したのだと思っていたのでとても意外でした。
とても面白くてかわいい画像だったことから、瞬く間に「柴ドリル」が拡散され、話題になったようですね。
現在ではTwitterだけでなく、インスタグラムでも柴ドリルの画像がアップされています。
最近ではコミュニケーションツール「LINE」に、柴ドリルのスタンプまでできています。かわいくて面白いので、送る側も送られる側もたのしい気持ちになりますよ。ぜひチェックしてみてくださいね!
柴ドリルはどんな時にする?
この柴犬が頭を振る動作は、実はストレス緩和のために行う動作です。
喜んでいる、楽しんでいるときの動作ではなく、不快な気持ちやストレス、緊張から自分を解放するために行っているそうです。
つまり、柴ドリルは柴犬がストレスを感じていたり、不快に思っているときに行う動作ということです。飼い主としては見ていて面白いので、不快に感じているとは考えにくいですよね。
ちなみに、お風呂などに入った後で水に濡れている状態でぶるぶるするのも、実は水分を飛ばしているわけではなく不快だから行っているとも考えられています。
そのため、柴犬の耳に息を吹きかけると柴ドリルをしてもらい写真を撮る方法もありますが、やりすぎてしまうとワンちゃんに嫌われてしまうかもしれないのでやりすぎ注意ですね。
さらに、息を吹きかけたわけでもなく身体が濡れているわけでもないのに頭を振るときがあります。この場合は、先ほど紹介した精神的なものではなく病気の可能性があります。
頻繁に頭を振るようでしたら、病院へ連れていくようにしてくださいね。
頭を振るときの考えられる病気は?
意図的に柴ドリルを行ったわけでもなく、よく頭を振る場合はなにかしらの病気のサインかもしれません。考えられる病気を紹介します。
・異物混入
・外耳炎
・中耳炎
・内耳炎
・耳血腫
・耳疥癬
・耳腫瘍
などが上げられます。
これらは柴犬だけでなく、他の犬種もかかってしまう病気です。
特に耳腫瘍の場合、悪性だと内臓疾患にもつながってしまいます。いぼ状の腫れを見つけたらすぐに病院へ連れていきましょう。
他の病気もほおっておくととても危険なものばかりです。体の一部を麻痺させてしまう可能性も捨てきれません。
もし、柴ドリルを故意的に行わせた分けでもないのに頻繁に頭を振っているなと感じたらすぐに病院へ連れていくようにしてくださいね。
まとめ
今回はSNSで話題となっている柴ドリルについて調べてみました。
とてもかわいくて撮影方法も簡単なので、柴犬を飼っている方はぜひ挑戦してSNS上にアップしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、ちわわなどの小型犬もドリルのように頭を振ってくれるのですが、鼻が低いからなのか柴犬のようなドリル感はありませんでした。柴犬だからこそのドリル感なのかもしれませんね!
しかし、どんな犬種であれかわいいことには変わりないので、やりすぎない程度に柴ドリル画像撮影を試してみてくださいね。
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