1.犬用ドライブボックスの役割
2-1.犬用ドライブボックスは必要?
2-2.犬を車内で自由にさせるを危険性
2-3.安全なドライブを叶えるための重要なアイテム!
2-4.愛犬も快適に過ごすことができる
3.犬用ドライブボックスの選び方
3-1.高い安全性を求めよう
3-2.種類豊富!しっかり合ったものを選ぼう
3-3.お手入れの仕方をチェック
4.小型・中型犬向け犬用ドライブボックス
4-1.ペット ドライブボックス
5.中型犬~大型犬にはドライブシートがおすすめ
5-1.ドライブシートとは?
5-2.ペット用ドライブシート
5-3.ドライブシートクッション
犬用ドライブボックスの役割
愛犬と車でお出掛けする際に、皆さんはどのような方法をとっているでしょうか。
クレートやキャリーを利用している方も多いと思いますが、近年ではカー用品の一つとして、ペット用のドライブボックスも人気です。
ドライブボックスとは、犬用のチャイルドシートのような役割をもつものです。
ドライブボックスの使用目的は、なんといっても、愛犬の飛び出しを防ぐこと、飼い主さんや乗車している人の安全を守ることにあります。
様々な機能をもっていたり、デザイン性が高くおしゃれなものも沢山ありますが、基本的な機能として座席シートに固定できるものがほとんどです。これにより、急ブレーキをかけた場合に、愛犬が飛び出したり、怪我をすることを予防できます。
犬用ドライブボックスは必要?
◆犬を車内で自由にさせるを危険性
車内での愛犬の行動制限はとても大切です。万が一、愛犬が暴れたり動き回ってしまうと、運転に支障が出るかもしれません。結果的に、それが原因で事故を起こす危険性も大いにあります。
また、山道や急カーブ、でこぼこ道などによる遠心力や振動によっても、愛犬が自由に動き回っているとケガをしたり、落ち着くことのできない状態を招くでしょう。
◆安全なドライブを叶えるための重要なアイテム!
ドライブボックスには飛び出し防止用のリードが付いている製品が多いので、愛犬の首輪やハーネスに付けることで、簡易的なシートベルトの役割をしてくれます。
これにより、車内での愛犬の行動を制限することもできるので、車の乗り降りの際に愛犬が飛び出して事故にあったり、そのまま迷子になってしまうことを防止することができます。
ドライブボックスは、飼い主さんや家族、愛犬を含めた全ての同乗者にとって、安全と快適なドライブをするために、重要なアイテムなのです。
◆愛犬も快適に過ごすことができる
クレートやキャリーにも同様の効果は期待できますが、ドライブボックスには開放感と、愛犬の様子を把握しながらドライブができるというメリットもあります。
車内では均一な温度調節が難しいので、愛犬の様子は常に気になるものですよね。
ドライブボックスであれば、それが常に把握できますし、商品によっては材質が通気性の良いメッシュタイプの商品もあるので、快適で安全なドライブや長時間の移動にとても役に立つでしょう。
愛犬との車でのお出掛けやドライブには、ドライブボックスを使用することをおすすめします。
犬用ドライブボックスの選び方
現代では販売されているドライブボックスも多種多様です。購入する上で、飼い主さんのライフスタイルに合ったもの、愛犬に合ったものを選択しなければなりません。
ドライブボックスの選び方としてポイントを挙げますので、しっかりチェックしてくださいね。
◆高い安全性を求めよう
ドライブボックスを使用する上で最も重要なのは、その安全性です。
安全・快適なドライブには必要不可欠と紹介してきましたが、よほどの衝撃や大きな事故の場合には、愛犬の飛び出しを100%防げるとは残念ながらいえません。そのため、可能な限り安全性の高い製品を選ぶことがポイントだといえます。
ドライブボックスには、人間用のシートベルトを使用して固定するタイプのものがあります。このタイプの場合、急ブレーキの際にシートベルトにロックがかかるので、愛犬の飛び出しを高い確率で防いでくれるでしょう。
ドライブボックスを選ぶ場合は、このようなシートベルトに固定するタイプを選ぶのがおすすめだといえます。
しっかりと固定できるタイプであれば、愛犬に伝わる振動も軽減されますし、不快な音も立てにくいです。飼い主さんと愛犬の両者にとって、安全で落ち着ける空間を車内につくることができるでしょう。
◆種類豊富!しっかり合ったものを選ぼう
販売されているドライブボックスは多種多様です。求められる機能と安全性をクリアしたものを、しっかりと選ぶ必要がありますね。デザイン性が高くおしゃれな商品もあるので、選ぶ楽しさも実際にあるでしょう。
サイズに関しても、愛犬の大きさに適したアイテムかどうかと共に、自家用車に使えるサイズか、という点もチェックしなければいけませんよ。
愛犬が2匹以上いる多頭飼いの家庭であれば、ドライブボックスを使用するか、シートに切り替えた方がよいか、という点も考慮しましょうね。
また、ドライブボックスには車内に限らず利用できるタイプの商品も沢山あります。
キャリーやスリングバッグとして使えるものもあれば、普段はペットカート(バギー)として使用し、取り外してドライブボックスとなる多機能商品もあるのです。
旅行の際など荷物が多い時は、このような機能を持つアイテムがあるととても便利ですよね。
ペットカート・キャリーバッグ・リュックサック・ドライブボックス、といった4WAY仕様の商品も中にはありますので、飼い主さんと愛犬にとってピッタリのアイテムを探してみましょう。
◆お手入れの仕方をチェック
ペットアイテムを購入する際に忘れがちなのは、お手入れのしやすさです。
ドライブボックスは特に、使用後の手入れや掃除が必要なもの。選ぶ際のポイントとして、手入れのしやすさにも注目することをおすすめします。
車が苦手なワンちゃんも、実は結構いますよね。毎回車酔いや緊張から、車内で嘔吐したり、粗相をしてしまうケースも珍しくありません。
そこで、ドライブボックスに撥水加工・防水加工が施されているか、という点が重要となります。これらの加工が施されていれば、万が一の嘔吐や粗相の際にも、掃除や手入れがとても楽ですよね。
お手入れが面倒だったり大変なものを購入しても、結局それを使わなくなってしまう、といった残念なケースも考えられます。
安全性や愛犬にとっての快適さが一番大切ではありますが、良い商品を選ぶポイントの一つとして、頭に入れておきましょう。
小型・中型犬向け犬用ドライブボックス
今回はサイズが豊富で選びやすい、ポピュラータイプの商品を紹介します。是非、購入アイテム検討の参考にしてみてくださいね。
◆ペット ドライブボックス
車に固定していただいて、そこにワンちゃんを乗せていただくボックスです。
汚れが落ちやすく、車にもしっかり固定できるような構造です。
飛び出し防止ベルトもついており、ワンちゃんと安全で楽しいドライブをしていただく商品です。
メーカー名 | コジマ |
---|---|
サイズ | S:W32×D34×H24cm M:W51×D33×H27cm L:W63×D43×H33cm |
カラー | ベージュ、ピンク |
サイズがS~Lまで用意されており、おしゃれなデザインが施されたドライブボックスです。
Sサイズは5kg以下、Mサイズは10kg以下、Lサイズは15kg以下の愛犬に利用可能です。
カラーも、ピンクとベージュの2色から選べますよ。
もちろん汚れも落ちやすく、飛び出し防止ベルトもついていて、車にしっかり固定して使用できるので、安全で楽しいドライブが期待できます。
中型犬~大型犬にはドライブシートがおすすめ
ドライブボックスには様々な種類があると前述しましたが、使用できるサイズの犬種としては小型~中型犬がメインとなります。
大型犬などの場合には、ボックスタイプではなくドライブシートやケージを使用するのが一般的です。
◆ドライブシートとは?
ドライブシートとは、後部座席の2席、もしくはトランク部分の座席全体をシートで覆うタイプの犬用ドライブグッズです。
後部座席に装着するタイプの場合、席の隙間に落ちたり挟まることを防止したり、運転席への侵入を防ぐ機能をもつタイプなどがあります。
座席全体が愛犬のくつろげるスペースになるので、多頭飼いや大型犬を飼っている家庭や、クレートでは負担を感じる愛犬、老犬などにおすすめのアイテムです。使用後の車内掃除や抜け毛の処理が楽になる、というメリットもありますね。
ドライブシートの他にも、セーフティーネットといって、愛犬が前部座席への飛び出しを防止する保護ネットも販売されています。商品によっては、併用するとより安心なドライブをすることができるでしょう。
それでは、おすすめのドライブシートを紹介しますので、参考にしてみてください。
◆ペット用ドライブシート
高品質撥水生地で、お掃除も簡単!ペットの抜け毛や汚れを落としやすいさらさら生地を採用しました。後部座席用のドライブシートです。座席のヘッドレストに引っ掛けるだけの取り付け簡単仕様です。
メーカー名 | コジマ |
---|---|
材質・素材・成分など | ポリエステル100% |
サイズ | 約130×135cm |
最低限の機能で経済的にも効率よく使いたい場合は、このタイプのドライブシートがおすすめです。座席のヘッドレストに引っ掛けるだけの簡単取り付け仕様なので、取り付けも取り外しも楽にできます。
しかし、その品質は確かなもの!高品質撥水生地で万が一の嘔吐や粗相にも力を発揮しますし、生地自体がさらさらなので、抜け毛や汚れのお掃除も簡単にできます。
サイズは約130×135cmで、後部座席専用のドライブシートとなります。
初めてドライブシートを利用する、手頃な価格で用意したい、ちょっと使ってみて愛犬の様子を試してみたい、という飼い主さんには適したアイテムかもしれませんね。
◆ドライブシートクッション
ひろびろ快適ドライブ!
座席からの落下を防ぐクッションと汚れを防ぐカバー
足元スペースへの落下を防止。
後部座席を広々快適スペースに。
・座席を覆うことができるカバー付きで、毛の飛び散りや汚れを防止します。(座面部の裏面:防水加工)
・空気入れ付き
メーカー名 | リッチェル |
---|---|
材質・素材・成分など | クッション・空気注入口:塩化ビニル樹脂(食品衛生法対応可塑剤使用) カバー・バッグ:ポリエステル(裏面PUコーティング) 座面カバー部:裏面PVCシート貼付け加工 |
カラー | ブラウン |
製造国 | コジマ |
こちらは多機能タイプのドライブシートです。愛犬が後部座席全面を広々と快適に使用することができ、なんと前部席側にメッシュ窓がついています。愛犬の様子も確認しやすいですね。
更に、足元を埋めるクッションまで付属しています。後部座席の足元部分をこのクッションで埋め、その上にシートを敷けるので、愛犬の足元スペースへの落下を防ぐことができ、さらに広い空間も実現できます。
クッションはエアタイプで、空気入れ付き。クッションのサイズも2段階で調節できます。
シートの裏面には防水加工も施されているので、毛の飛び散りや汚れ防止にはもちろん、万が一の粗相などにも対応できますよ。
クッションをたためば、シートと一緒に付属のバッグへ収納できるというのも、飼い主さんにとっては嬉しいポイントですね!
サイズは、軽自動車用・普通車用・ミニバン用と種類も豊富です。ピッタリのサイズを選んで、愛犬との快適なドライブに役立てましょう。
犬用ドライブボックスに関するまとめ
安全で快適な愛犬とのドライブに欠かせない、ドライブボックス。急ブレーキや事故の際に、シートベルトやチャイルドシートに近い役割を果たしてくれます。
実際にペットショップなどで商品を手にしてみるとイメージも湧きやすいですが、置いてあるアイテムには限りがあります。まずは情報収集のために、人気ランキングやレビューをチェックしたり、ネットショッピングでリサーチするなどして、ぴったりのアイテムを探してみましょう。
商品によってはやはり高額なタイプもありますので、きちんと予算も計算しておきましょうね。決して安い買い物とはいえないので、通販をする場合には送料も頭に入れておきましょう。
ちなみに、ドライブボックスやドライブシートを、手作りしている方も沢山いらっしゃいます。この場合、予算が抑えられたり、好きなようにデザインすることも可能ですよね。
ただ、安全性を考えると技術が必要ですので、「まだ一度もドライブアイテム使ったことがない」という飼い主さんは、まずは市販されている製品を使ってみることをおすすめします。
ドライブボックスやドライブシートを活用して、愛犬との楽しいドライブに出掛けてくださいね!
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