見た目についてのまとめ
ビションフリーゼは、「モコモコの毛に包まれている」「家庭で飼いやすい小さめのサイズ感」「被毛から覗き込丸い瞳」と、ぬいぐるみのような可愛らしさが大きな魅力です。
ボリュームのある被毛に隠れていて一見分かりにくいかもしれませんが、実はちょっぴりガッチリ系。
とは言え、小型犬なので、一般家庭でも迎えやすい犬種です。
また、モコモコした被毛に包まれている見た目は、「トイプードルにソックリ」とも言われることがあります。
甘えん坊でフレンドリーな性格まで似ているので、「どっちがどっち?」とハッキリした違が分からないという人も多いかもしれません。
被毛の構造や全体的なサイズ感、筋肉量、毛の色…など、似ている犬種ながらにも、じっくり突き詰めていくと、いくつかの違いがあります。
性格についてのまとめ
ビションフリーゼは、フレンドリーで明るく、コミュニケーション能力に長けているワンちゃん。
飼い主さんはもちろん、ほかの人にも愛想の良さを見せてくれます。
人間だけでなく、動物達との交流も得意です。
愛情深く優しい性格なので、一緒に暮らしていくうちに、かけがえのない家族の一員になってくれることでしょう。
また、甘えん坊な一面もあり、子育て中のパパ&ママ達からも「子どもの遊び相手になってくれそう」と人気があります。
ビションフリーゼのお世話や遊びを通じ、子どもの心の成長にも繋がっていくでしょう。
歴史についてのまとめ
フランス原産のビションフリーゼは、かつては上流階級の間でブームになるほど、高貴なイメージのあるワンちゃんでした。
今では、知名度もあがり、誰からも愛されるようなキュートな見た目で、世界中の一般家庭で家族の一員になっています。
値段についてのまとめ
真っ白でふわふわの毛に包まれて可愛らしいビションフリーゼ。
ペットショップやブリーダーなど、迎え先はさまざまですが、一般的な相場は20~25万円くらいのようです。
一般的に、いくつかの毛色が認められている犬種だと、人気の色や珍しい色…と、毛色が値段に影響することもありますが、ビションフリーゼの場合、スタンダードで「白」しか認められていないので、価格帯の幅があまりないと言えるでしょう。
ただ、プロポーションの良さ、巻き毛の感じなど、「よりスタンダードに近い」となれば、一般的な相場よりも若干高めとなるでしょう。
お父さんやお母さんがチャンピオンだったなど、血統が良い個体は、30万円前後と高めの値段設定のケースもあります。
また、お迎えする時点で、必要なグッズの準備も必要なので、購入時には個体の値段にプラスしてお金がかかることを想定しておきたいところです。
毛色についてのまとめ
ビションフリーゼのスタンダードでは、「純白」だけが認められていて、真っ白でふわふわした見た目が人気です。
ただ、例外的に子犬の頃は「わずかにベージュが混じってもよい」とされています。
体の部分的に白以外の被毛が生えているケースもありますが、子犬のころなら大丈夫です。
抜け毛についてのまとめ
ビションフリーゼの魅力は、清潔感のあるふわふわした被毛です。
ただ、「ボリュームのある毛」「二重構造のダブルコート」という被毛の特徴があるため、抜け毛量の多さが気になるところ。
しかし、一般的なダブルコートの犬種と比べると、抜け毛の量はあまりありません。
とは言え、注意しなければならないのが、表面の巻き毛の下に古い毛が埋もれてしまうこと。
ブラッシングやシャンプー、カットなど、状況に合わせたお手入れが必要です。
抜け毛が体から落ちずに溜まってしまうと、部分的にフェルト状の「毛玉」ができることもあります。
通気性が悪くなり皮膚炎のリスクにも繋がりますし、ホコリがぴったり密着しやすくなるでしょう。
自慢の白い毛に「いつの間にか、黒いゴミが…!」なんてことにならないため、定期的なお手入れが大切です。
カットについてのまとめ
抜け毛があまりないビションフリーゼですが、毛のお手入れとしてカットすることは大切です。
ビションフリーゼを飼うならアレンジカットについて知っておくといいでしょう。
丸いフォルムが可愛らしいアフロカットは、ビションフリーゼのもっとも定番なアレンジスタイルです。
さらに、くまさんみたいな「テディベアカット」、きのこみたいな「きのこカット」、トップを尖らせる「マロンカット」など、そのほかのバリエーションも豊富。
カットの方法次第で、見た目の雰囲気もちょっとずつ変わります。
いろんな見た目を楽しめるのも、ビションフリーゼの飼い主さんの楽しみの一つと言えるでしょう。
寿命や病気についてのまとめ
小型犬のビションフリーゼは大型犬と比べるとやや寿命が長く、また、遺伝疾患が少なめで長生き傾向と考えられています。
しかし、長生きできるからと健康対策がいらないわけではありません。
健康的に長生きしてもらうためには、ビションフリーゼの体の特徴から、気をつけておきたい病気を把握しておくのも寿命を伸ばすための対策です。
被毛の量が多いことから皮膚疾患や外耳炎のリスクが少しありますし、明るく元気な性格のためケガにも注意しなければなりません。
また、そもそも甘えん坊な性格なのでコミュニケーションが足りないと寂しさからストレスを溜めるケースも。
ストレスから具合を悪くすることもあるので、気をつけたいところです。
犬の年齢の重ね方は人間とは違い、7歳を過ぎるとシニア。
見た目ではあまり分からないものの、関節や内臓など少しずつ老化現象が出ています。
健康的に長生きするためには、ビションフリーゼの寿命や病気について知識を深めておきたいところです。
飼い方についてのまとめ
ビションフリーゼは、飼い主さんのことが大好きで、愛情に溢れています。
とても従順で頭も良いので、しつけがしやすいと言われることが多いでしょう。
フレンドリーな性格から、家族への溶け込みもスムーズで飼いやすいですが、飼い方のポイントは初めにおさえておきたいところ。
元気いっぱいのビションフリーゼを飼うなら、運動不足には注意が必要です。
一緒に散歩に出ると、特徴的なカットがたくさんの人の目に留まり、「可愛い」と注目されるのは嬉しいですが、空気がこもりやすく体温上昇の危険がある夏季は散歩の時間帯の配慮は欠かせません。
また、見た目が大きな魅力となっているため、美しい毛並みをキープしてあげるため、定期的なケアが必要です。
子犬を迎える準備についてのまとめ
準備万端で、ビションフリーゼの子犬を迎えてあげたいものです。
迎えた当日から、「食事」や「睡眠」、「トイレ」が始まります。
ケージやベッド、トイレ、食器、ドッグフードなど、素材や大きさにも配慮しながら揃えてあげましょう。
迎える準備としてグッズを揃えるのはもちろんですが、「快適に過ごせるように」「ケガをしないように」「リラックスできるように」と、環境を整えてあげることも大事です。
また、迎え入れてからしばらくは、慣れない環境に子犬は戸惑いの連続です。
しつこく構わずに、ちょっとした距離感を保ちながら、子犬の様子を見守る…、そんな気持ちの準備もしておきましょう。
まとめ
ビションフリーゼのまとめ記事、いかがでしたでしょうか?トイプードルとはまた違ったビ魅力を持つビションフリーゼ、その魅力が伝わると嬉しいです!
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