【掲載:2020.05.31 更新:2022.08.22】
その1:食パンみたいなおしりがかわいい!
コーギーのチャームポイントとして注目されるのが、食パンにそっくりなおしりです。
後ろ姿が食パンに見えると評判ですが、それはコーギーにしっぽがないからかもしれません。
原産地となるイギリスでは、「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と2種のコーギーがいます。
でも、日本で「コーギー」と言えば、後者の方でしょう。
見分け方のひとつが「しっぽ」の存在です。
日本で人気のあるウェルシュ・コーギー・ペンブロークは、しっぽが短く「プリっとしたおしり」が特徴的と言えるでしょう。
ふさふさしたしっぽがある犬と比べると、しっぽがないコーギーは「おしり」がキュッと強調されるのが「かわいい!」という感じがします。
さらに、「ボリュームのある茶色の被毛」「筋肉質な体型」と、食パンを連想させる体の特徴が加わり、食パンに似ていると話題になっているのです。
InstagramやTwitterなどのSNSで目にすることが多い、まるでダブルソフトのようなふわふわのコーギーのおしり。
特に、おすわりした時の後ろ姿が食パンに激似!
座ると足が隠れるため、おしりの形が四角形。
それが焼きたてのホクホクの食パンみたいに見えてかわいさ倍増、ずっと見ていたくなるほどです!
食パンみたいだな~と思いながら、急に立ち上がったときに短めの足が見えるのもかわいいですよ。
立って歩くときには、大きめのおしりを プリプリ揺らす独特の歩き方。
座ったとき、立ったときのどちらもかわいい外見で、心を奪われる人がたくさんいます。
その2:胴長短足でかわいい!
コーギーは「長い胴&短い足」が大きな特徴です。
足が短いため体高はやや低め、そして長い胴の持ち主で全体的に筋肉質な体型と言えるでしょう。
どこか、「どっしり」としたイメージを受けるのではないでしょうか。
一般的にガッチリ体型の犬は、たくましくワイルドな印象になるものですが、コーギーはどこか微笑ましい感じを受けます。
それは、胴長短足というチャーミングな体型というのも関係しているのかもしれませんね。
足が短いので、「歩く時は地面に近い位置でピョコピョコ」「おすわりの時は短い足を折りたたむ」「走るときには短い足をパタパタとさせる」など、ちょっとした仕草もかわいいですね。
その3:ピンと張った大きい耳がかわいい!
生まれたばかりの赤ちゃんコーギーの耳はぺたんと垂れています。
でも、成長していくにつれ、大きく丸みを帯びた形で立ち耳になっていきます。
個体差があるので、コーギーだから大きな立ち耳とは言えず、なかには垂れたような耳を持つ子もいるかもしれません。
でも、大きく立った耳がコーギーの耳の特徴として知られています。
耳の形もかわいいです。
一般的に、立ち耳と言えば先端が尖っている三角形の耳をイメージする人が多いかもしれません。
三角で尖った耳は、活動的でカッコいいイメージを持つものですよね。
でも、コーギーの大きな耳は丸みを帯びている子が多く、柔らかな印象です。
かつて牧畜犬だったコーギーは、そんな大きな耳で周囲の状況を察知し、仕事をしていたのかもしれませんね。
また、犬の感情表現と言えば「しっぽ」を思い浮かべるかもしれませんが、耳の状態も「犬の気持ち」を推し量ることができる体の一部です。
ピンっと真っ直ぐ耳を立てるときは、何かの音や気配を察知している集中モードの時かもしれません。
「大好きな飼い主さんが帰ってきた」「誰か知らない人が来た」など、コーギーが大きな耳で何かを一生懸命感じ取っている姿はとてもかわいいですね。
そのほか、甘えたいときや不安なとき、恐怖心があるとき…というように、立てたり、倒れたりなど、耳の状態は変わるでしょう。
コーギーの耳の立ち方や、その時の状態にふだんから注目していると感情を読み取れるようになるかもしれませんね。
その4:コーギーの無防備な寝姿がかわいい!
コーギーは、お腹を大胆に見せる仰向けスタイルのチャーミングな寝姿が特徴的です。
ワンちゃんにとっての「お腹」はとても重要な部分。
「敵に見せてはダメ」「敵から攻撃されないように守る」と、なかなか見せてくれない箇所です。
コーギーに限らず、犬全体の傾向として、飼い主さんへの信頼度が高く、気を許して安心感を抱けると、時々仰向けでお腹を見せた服従ポーズを見かけるかもしれません。
でも、基本的には、寝ているときは、ふいに不安なことがないように、お腹をつけて眠るスタイルが一般的かもしれません。
コーギーは他の犬種と比べると、仰向けに寝る様子がよく見られるようです。
足が短く、厚みのある筋肉質な体の特徴から「上を向く」というスタイルが楽だからとも言われています。
もちろん「飼い主さんが近くにいて安心するから!」というのも、コーギーが仰向けに寝る理由のひとつかもしれません。
仰向けで寝ているかわいいコーギーを見かけたときには、「愛犬との関係が良好だ」と感じることができるでしょう。
上を向いている寝るコーギーの姿は、まるで人間のよう。
短い足をピンと伸ばしているのは、どこかコミカルで愛嬌がありますね。
仰向けでお腹を上に向ける寝姿は「フライングフロッグ」と言われていますが、コーギーがよく見せる寝姿ということもあって、「コーギースタイル」という別名もあります。
その5:癒される「コーギースマイル」がかわいい!
コーギーは、きゅっと上向きに上がった口角の持ち主です。
お口を開けたときに両端の口角が上に上がり、まるで笑っているかのように見えるでしょう。
お口を閉じているときと比べると「ニコッ!」と笑顔感満載なので、コーギースマイルと言われて人気があります。
また、そのほかにもコーギーは表情がとても豊かです。
上目づかいで飼い主さんを見上げて「構って欲しいな~」と訴えかけたり、伏し目がちに下を向いて「寂しいな~」と哀愁を漂わせたり…。
ときどき見せる笑顔とは違った表情もたくさん見せてくれるので、ずっと注目していたくなるかもしれませんね。
いつも一緒にいると、コーギーの嬉しい時や悲しい時、びっくりした時などが表情で読み取れるようになるかと思います。
コーギーのいろんな表情は、ずっと眺めていても、飽きることがなさそうなかわいさですね。
その6:ふわっふわの被毛がかわいい!
ダブルコートのコーギーは、アンダーコートがふわっふわ。
長さも中ぐらいで、短毛のようにすっきりしつつも、暖かそうな長毛の要素も持ち合わせている「中毛」という感じです。
オーバーコートは、やや硬いですが、密集して生えているアンダーコートはとても柔らかです。
また、コーギーで認められているのは、赤や茶、白、黒が混ざったカラー。
特に、日本でよく見かけるカラーは、レッド&ホワイトと明るい印象のコーギーです。
もふもふしたボリューム感のある被毛に包まれて無邪気な様子がとてもかわいらしいですね。
その7:実はアクティブ系なところがかわいい!
胴長短足という、ちょっとユーモラスな外見をしているコーギー。
一見、温和でのんびり過ごしそうなイメージを持つかもしれません。
でも、実際にはかなりの運動量が必要なアクティブ系のワンちゃんです。
その理由は、コーギーの歴史を見ると納得できるかもしれません。
原産地のイギリスでは、牧畜犬として活動していた働きもののコーギー。
牛や羊を追いかけたり、統率したりと、毎日、野原をすばしっこく走っていたスタミナの持ち主です。
短い足からは想像しづらいかもしれませんが、筋肉が引き締まっているので、軽やかに走れるワンちゃんです。
コーギーは運動神経がいいので、ボールやフリスビーといったアイテムを使った遊びや、思いっきり走り回れるドッグランなど、スタミナが必要な運動はかなり喜んでくれるでしょう。
運動や遊びには一生懸命で、「体を動かせる!」「楽しい!」と、イキイキと目を輝かせているコーギーはかわいいですね。
その8:小さな体で勇敢な様子がかわいい!
さきほどもお話しましたが、コーギーは牛の取りまとめ役を担っていた牧畜犬でした。
体重は11~14キロ程度と、犬のなかではそれほど小さいとは言えない中型犬サイズ。
でも、牛と比べると遥かに小さな体と言えるでしょう。
コーギーには、自分よりも大きい牛や羊にだって歯向かっていける勇敢さが備わっていました。
有能な牧畜犬でも、牛や羊などが思い通りに動かず反発することもあるかもしれませんが、軽い身のこなしでフッとよけられる運動神経の良さがあります。
そんな歴史背景から、コーギーと一緒に暮らすと何事にも興味を持って勇敢に向かっていくところを発見できるでしょう。
それは、牧畜犬時代のように「牛を追い詰める」という使命感というよりも、「それは何?」「あの音は何?」「それで遊びたい」というように、自分の興味が沸いたものへのワクワク感なのかもしれませんね。
小さい体でも物怖じせずに勇敢に見えるのは、コーギーのかわいいところとも言えるのではないでしょうか。
その9:誰とでも仲良くなれるコミュニケーションの良さがかわいい!
もともと、牧畜犬としての長い歴史があることから、コーギーは「賢さ」「勇敢」という気質とともに、社交性も持っています。
飼い主さんはもちろんですが、自分と仲良くしてくれそうな人なら、人間や他のワンちゃん達もウェルカム状態。
「敵ではない」と分かると、コーギーは興味を持ってすぐに打ち解けられるでしょう。
特に、子犬時代にたくさんの人間や他の動物と接する機会が多いほど、コミュニケーション能力の高いコーギーに育つことが予想されます。
自分の殻に閉じこもらずに、何事にも好奇心を持っていく性格のコーギーは、誰とでも仲良くなろうとする「頑張り屋さん」と言えるかもしれませんね。
その10:飼い主さんに甘えん坊なところがかわいい!
誰とでも仲良くなれるフレンドリーさがあるコーギーですが、「特に大好きなのは飼い主さん」というように、飼い主になればコーギーのナンバーワンの存在となれるでしょう。
飼い主さんと過ごすのは楽しく嬉しいので、コーギーは日常的に散歩や遊びを思う存分楽しんでくれるかと思います。
また、コーギーのためにもしつけが必要ですが、「飼い主さんのことが大好き」という気持ちからトレーニングも前向きさを見せるでしょう。
褒められると喜びながら、たくさんのことを習得していってくれるところもかわいいですね。
まとめ
いかがでしょうか。
コーギーが、見た目や仕草、性格など、たくさんの「かわいいポイント」を持っている素敵なワンちゃんということが分かったのではないでしょうか。
「食パンに見えるおしり」という、ちょっとユーモラスな魅力も持っていて、一緒に暮らせば、いい意味で目が離せないこと間違いなしですね。
日本では、コーギーと言えばウェルシュ・コーギー・ペンブローク。
トップ10入りこそしないものの、人気犬種のなかでも10位台には名前があがることが多く、たくさんの家庭で飼われている魅力的なワンちゃんです。
牧畜犬という過去から、
誰とでも仲良くなれる素質を持ち、愛情を注ぐほどにそれに応えてくれることでしょう。
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