1.犬のおもちゃはどのくらいの頻度でお手入れするべき?
2.犬のおもちゃの洗い方
2-1.ぬいぐるみの洗い方
2-2.ロープの洗い方
2-3.ボールの洗い方
4.犬におもちゃが必要な理由
4-1.おもちゃを与える際には事故に注意
5.おもちゃを選ぶ時のポイント
5-1.100均などを利用してこまめに買い替えるのもおすすめ
5-2.ゴム製のおもちゃは簡単に洗える
5-3.デンタルタイプのおもちゃは与えすぎに注意
【掲載:2020.10.29 更新:2023.09.12】
犬のおもちゃはどのくらいの頻度でお手入れするべき?
基本的に犬が口に入れたおもちゃは、その日のうちに洗って除菌をすることが望ましいです。
ラバーやボールなどは手軽に水洗いが出来ますが、ロープやぬいぐるみなど毎日に洗うことが難しいおもちゃもありますよね。
そのような布製のおもちゃは、最低でも週に1度は洗浄するように心がけましょう。
ローテーションをしながら1つのおもちゃの使用時間を減らしたり、犬が舐めてしまっても体に害のない「セスキ炭酸ソーダ水」や「重曹水」などを、遊び終わったらおもちゃにスプレーをする習慣をつけると、雑菌の繁殖を抑えることができます。
犬のおもちゃの洗い方
犬のおもちゃは手洗いでも洗濯機に入れて洗っても大丈夫ですが、どのようなおもちゃを洗うかで方法や手順が変わります。
犬のおもちゃに洗剤を使用する場合は、基本的に人間が使用するもので問題ありません。
洗剤を使用することで除菌や消臭効果が得られますが、漂白剤などを使用する場合にはしっかりと濯いで、成分が残らないよう注意が必要です。
以下のものは、天然成分由来が多く、愛犬のおもちゃに使用しても問題ありません。
- セスキ炭酸ソーダ
- 重曹
- クエン酸
- ぬいぐるみ用洗剤
- ペット用洗剤
それではおもちゃ別にどのような風に洗うのがおすすめなのかを見ていきましょう。
◆ぬいぐるみの洗い方
ぬいぐるみは、基本的に洗濯機に入れて洗ってしまえば時短になります。
汚れがひどい場合や洗濯機に入れることが困難な場合は、重曹でのお手入れがおすすめです。
重曹の他にも、今話題のオキシクリーンなどを使用しても良いかもしれません。
◆ロープの洗い方
ロープは愛犬が口に含むことが多く、雑菌が繁殖しやすいおもちゃです。
洗い方はぬいぐるみ同様、洗濯機を使用するか、重曹を使ってのつけおき洗いがおすすめです。
しかし、結び目の奥などは雑菌が残りやすいため、ある程度使用したら買い替えることをおすすめします。
◆ボールの洗い方
テニスボールなどのボールも、犬が咥えるものですので、雑菌が繁殖しがちです。
唾液がついたら毎回ぬるま湯で洗い流しましょう。
また、定期的に重曹などの洗剤を使用して除菌すると衛生的に保つことができます。
ゴム製のボールであれば、簡単に汚れを落とすことができるためおすすめです。
犬のおもちゃのお手入れに便利なグッズ
犬用おもちゃのお手入れには、便利なグッズを活用するのもおすすめです。
ここでは、リバイバルウォーターという商品を紹介します。
特許医療水「orpウォーター」のアルカリイオン水のチカラで床やゲージやおもちゃなどについた汚れなどを落としやすくし、ノロウィルスなどの食中毒菌も99.9%除菌します。
特許水のパワーで洗浄成分無添加なのに汚れをしっかり落とすことができます。
ゲージやカーペットなどの洗いにくいものにご使用ください。
洗浄成分や除菌成分や防腐剤など化学薬品がすべて無添加なので、なめてしまっても、人に触れても大丈夫です。また、漂白系成分も無添加なのでカーペットやリネンなどが漂白されにくいです。
リバイバルウォーターは、「orpウォーター」という特許取得水を使用したアルカリイオン水です。
スプレータイプで、おもちゃをはじめケージや床などにスプレーするだけで、簡単に雑菌を99%除菌できる商品になっています。
洗浄成分や除菌成分、防腐剤などの化学薬品が無添加ですので、愛犬が舐めてしまっても問題はありません。
また、人に触れても安全な洗浄成分無添加で、ノロウイルスなどの食中毒菌も除菌できるとのことですので、愛犬以外にもご家庭で幅広く使用できる除菌スプレーです。
犬におもちゃが必要な理由
不衛生になってしまうなら、いっそのことおもちゃを与えなければ良いのではないかと考える方もいるのではないでしょうか。
しかし、犬におもちゃを与えることには、きちんとした理由があります。
犬におもちゃを与えたほうが良い理由は、以下の通りです。
- ストレス解消になる
- お留守番時の暇つぶし
- 運動不足解消
室内飼育が主な現在、家の中でお留守番をすることは犬にとって非常に退屈です。
その結果、ティッシュ箱やクッションなどにいたずらしてしまう子も珍しくはありません。
そんな愛犬の暇つぶしに、おもちゃはもってこいです。
また、フリスビーやボール投げは愛犬の良い運動不足解消に繋がります。
ロープやぬいぐるみの引っ張りっこは、ストレス解消や飼い主さんとのスキンシップ向上に効果的です。
犬は元来群れで行動する生き物ですので、一人で長い時間過ごすことを得意としていません。
忙しい現代社会の私たちと暮らす犬にとって、おもちゃは必要不可欠なグッズといえるでしょう。
◆おもちゃを与える際には事故に注意
おもちゃを与えるのは、愛犬の心身健康に良いことですが、一方でトラブルが多いことも現状です。
最も多く耳にするトラブルは、誤飲です。
小さなおもちゃを間違って飲み込んでしまったり、ぬいぐるみなどの綿を飲み込んでしまう、プラスチックの破片などを飲み込んでしまうといった、誤飲のトラブルは多く報告されています。
おもちゃの誤飲は消化ができず腸につまり腸閉塞を起こしたり、尖った破片が食道や胃を傷つけてしまったりと危険です。
悲しいことですが、おもちゃの誤飲が原因で命を落としてしまうケースも報告されています。
大切な愛犬がおもちゃで事故にあわないよう、おもちゃの管理を徹底することが重要です。
おもちゃを選ぶ時のポイント
◆100均などを利用してこまめに買い替えるのもおすすめ
犬のおもちゃを放っておくと、カビや雑菌などが繁殖して不衛生になってしまいます。
それは分かっていても、なかなかお手入れに時間が取れないという方もいらっしゃるでしょう。
かといって頻繁に買い替えるのは経済的に厳しい、そんな方には100均のグッズをうまく活用する方法をおすすめします。
100均には、ペット用のおもちゃをはじめ、ぬいぐるみやボールなど犬が遊べる商品も販売されています。
値段が安いため、壊れたり汚したりしてもすぐに買い替えることができます。
お手入れをするのが難しい方は、安い商品をこまめに買い替えることで衛生的に保つことができます。
しかし、ペット用品以外をおもちゃとして使用する際は、誤飲や口に入れても害のないものかなど、事故に気を付けるようにしてください。
◆ゴム製のおもちゃは簡単に洗える
コングなどゴム製のおもちゃは、水分を吸収しないためお手入れが簡単です。
洗う際も水だけで洗い流せるものが多く、乾かす手間も水分を拭き取るだけと簡単です。
唾液を吸い込まないということは、なかで雑菌が繁殖することもないため、衛生的に使用するにはおすすめのおもちゃです。
しかし、なかにはゴムや革の材質にアレルギーを持つ子もいますので、様子を良く観察しながら遊ばせるようにしてください。
◆デンタルタイプのおもちゃは与えすぎに注意
お手入れが難しいなら、犬が食べても無害のデンタルタイプのおもちゃを与えれば良いのではと考える方もいるでしょう。
もちろんデンタルタイプのおもちゃは、最終的に食べることができるためお手入れの必要がありません。
しかし、食べ残してしまった際には注意が必要です。
唾液がたくさんついて雑菌が繁殖したものを、時間がたってからまた口に入れることはかえって不衛生です。
また、デンタルタイプのおもちゃだけを与え続けると、成分の過剰摂取で下痢など体調を崩してしまう可能性があります。
デンタルタイプのおもちゃを与える場合には、与えっぱなしや与えすぎに注意が必要です。
まとめ
ワンちゃんはおもちゃで遊ぶことが大好きです。
おもちゃは、飼い主さんとのスキンシップ向上やストレス解消、いたずら防止などさまざまな効果が期待できます。
そんなおもちゃですが、大体は口に含んで遊ぶため、放っておくと雑菌やカビなどが繁殖してしまいます。
そのため、定期的なお手入れが必要不可欠です。
お手入れの方法は、おもちゃの素材にもよりますが水洗いやつけおき洗い、洗濯機での洗浄が基本です。
洗剤を使用する場合は、重曹やクエン酸、ペット用洗剤など愛犬が口に入れても害のないものを使用するようにしましょう。
漂白剤などが残っていると危険ですので、すすぎは念入りに行ってください。
愛犬とおもちゃを使用して楽しく遊ぶことは、愛犬の心身健康のために効果的です。
しかし、お手入れを怠るとかえって健康を害してしまうことがあるため、飼い主さんはしっかりと衛星や安全性を確認してから与える必要があるでしょう。
– おすすめ記事 –
・愛犬がおもちゃで遊ばない!それは何故?理由や対策法を知ろう! |
・犬が大喜びする木のおもちゃオススメ4選!木のおもちゃのメリットと注意点を紹介 |
・【おすすめ5選】小型犬のおもちゃに迷ったらコレ!おもちゃ選びのポイントは? |
・犬がおもちゃをブンブン振り回す理由は?ストレス解消におすすめのおもちゃをご紹介! |