1.おもちゃを使った後どうしてる?
1-1.犬の唾液は菌だらけ
1-2.菌を放って置くと犬の体調が悪くなることも
2.おもちゃはどのくらいの頻度でお手入れする?
2-1.おもちゃのタイプ別お手入れ方法は?
3.普通の洗剤では菌が落ちにくい
3-1.安全面を考慮した洗い方は?
5.犬のおもちゃの除菌方法
5-1.除菌方法①遊び終わった後に除菌スプレーをする習慣をつける。
5-2.除菌方法②洗いにくいおもちゃに除菌スプレーをする
6.塩素&アルコール不使用の安全な除菌スプレーを選ぶ。
6-1.MAMORU マモル除菌コートスプレー
6-2.ペットにも安心の成分
6-3.どんな菌を除菌できるの?
6-4.持続性
おもちゃを使った後どうしてる?
愛犬の年齢や性格にもよりますが、犬用おもちゃは毎日のように利用されるアイテムです。
その管理の仕方は家庭によって違うと思いますが、飼い主の皆さんは使用後のおもちゃをどうしているでしょうか?
犬を飼う上では様々なペットグッズが使用され、それぞれに定期的、または使うたびの掃除やお手入れが必要となります。実は犬用おもちゃも、その一つなのです。
使った後に放置すると、身体に被害が出る可能性もある大問題を招くかもしれません。まずはその理由からチェックしていきましょう。
◆犬の唾液は菌だらけ
おもちゃに限ったことではありませんが、愛犬が使用しているアイテムから臭いを感じたことのある飼い主さんは多いでしょう。犬の唾液がついた物を放置しておくと、発酵したニオイやカビを含んだような悪臭が放たれることがあります。
これは、犬の唾液に様々な雑菌が含まれているためです。
人間にも感染する細菌が多く含まれている、という事実を認識しておかなくてはいけません。
犬の唾液に含まれている可能性のある菌として、以下の様なものが挙げられます。
☆カプノサイトファーガ・カニモルサス
☆サルモネラ菌
☆カンピロバクター
☆大腸菌
☆パスツレラ菌
この様に犬の唾液には、人獣感染症としても有名な細菌類が多数含まれている可能性があるのです。
◆菌を放って置くと犬の体調が悪くなることも
前述したように、犬の唾液には細菌類が含まれているため、唾液のついた物を放置することで雑菌の繁殖を招いてしまいます。
愛犬が汚れたおもちゃで遊び続けることで、犬自身が雑菌を体内に取り込んでしまうこともあるのです。
それが原因で病気を発症するケースも考えられるため、やはり犬用おもちゃの掃除やお手入れは重要だといえるでしょう。
特に水分を多く含みやすい、ぬいぐるみや布製品のおもちゃは乾燥しにくく唾液が染み込みやすいです。雑菌が繁殖しやすい環境となってしまうので、より注意が必要です。
さらに健康被害に陥る可能性は愛犬自身に限りません。
犬の唾液に含まれる細菌として紹介したように、人獣感染症の原因となる細菌類によって、飼い主さんや家族が病気を発症するケースもあります。
海外では、実際に犬に舐められたことが原因で重度の感染症を発症し、その後死に至るという事態が実際に起きています。
小さいお子さんのいる家庭の場合、愛犬のおもちゃを子どもが口に入れようとすることも珍しくないでしょう。
掃除や手入れ、おもちゃの管理などをしっかり行い、人間にとって害となる病原菌が含まれている可能性を忘れないようにしてください。
おもちゃはどのくらいの頻度でお手入れする?
愛犬の性格やおもちゃでの遊び方、おもちゃを利用する頻度によって、おもちゃのお手入れのタイミングには違いがでてきますが、基本的には汚れに気付いた時点ですぐに洗うこと、最低でも一週間に一度はおもちゃをキレイに洗濯・お手入れ・除菌をすることがすすめられます。
特に梅雨の時期には雑菌の温床となってしまう可能性があるので、このような季節にはお手入れの頻度を高めると良いでしょう。
◆おもちゃのタイプ別お手入れ方法は?
一概にペット用おもちゃといってもその種類は様々です。おもちゃのタイプによって洗い方も異なりますよね。
代表的な犬用おもちゃの洗い方を紹介しておくので、参考にしてみてください。
ぬいぐるみ
生地が丈夫なものの場合は、お湯で汚れをすすぎ落してから洗濯機で洗いましょう。
重曹を使った洗い方をする場合は、浴槽にお湯を溜めてぬいぐるみを沈めた後、汚れを軽く落として重曹をお湯の中に入れます。そしてぬいぐるみのもみ洗いをキレイになるまで繰り返して行います。重曹には除菌・消臭効果もありますよ!
濡らせないタイプのぬいぐるみの場合は、ポリ袋に重曹とぬいぐるみをいれた後、しっかりと袋を振ります。そして掃除機で重曹を落として完了です。
ロープ
ロープタイプのおもちゃには、結び目のあるものがほとんどでしょう。この結び目には、想像以上に汚れが溜まってしまいます。まずは熱湯で煮沸消毒をしましょう。その後、天日干しをする方法がおすすめの洗い方です。
ゴム製のおもちゃ
お手入れのし易さがメリットの一である、ゴム製おもちゃ。ほとんどの場合、汚れはこするだけで簡単に落ちるのでしょう。きちんと除菌する場合は、ノンアルコールの除菌スプレーや、重曹水をボトルに入れてスプレーしてから拭き取ってください。
普通の洗剤では菌が落ちにくい
犬用おもちゃや日常で使っているペットアイテムを洗う場合、基本的には人間用洗剤を使用しても問題ないといわれています。ただし、どの洗剤を使用するにしても、しっかりすすいで洗い流すことが鉄則です。
洗剤や洗い方によっては犬にとって害となるケースもありますので、やはり安全面を考えるペット用洗剤の使用がすすめられます。
そして、洗うだけではなく除菌することも忘れてはいけません。
普通の洗剤では菌が落ちにくい場合もあるので、ペットの汚れに特化したペット用洗剤を選んでしっかり汚れを落とし、さらに除菌スプレーなどを利用して除菌することが重要なのです。
◆安全面を考慮した洗い方は?
犬用おもちゃを洗う際には、安全面を考えて重曹水やクエン酸を利用するのもおすすめの方法です。
汚れが酷い場合は、セスキ炭酸ソーダを利用してみましょう。これにクエン酸を併用すると、ぬいぐるみなどもフワフワに仕上がります。ぬいぐるみ用洗剤も市販されていますが、この場合はできるだけ天然成分で作られた商品を利用してくださいね。
嘔吐物や排泄物など、汚れが既に悪臭を放っている場合は、汚れをある程度ぬるま湯や水で洗い流してから、洗剤を使用して再び洗いましょう。効果的に汚れを落とすことができます。
犬のおもちゃを洗うのが面倒くさい時は?
紹介してきたように、愛犬のおもちゃは定期的に洗うことが推奨されます。しかし、やはり毎回洗うのが面倒、忙しくて手が回らない、時間がない、といった飼い主さんも中にはいるでしょう。
そんな飼い主さんにおすすめなのが、洗わなくても清潔に保てる以下のような方法です。是非、参考にしてみてください。
◎使い捨てが可能な商品を使用する。
◎ゴム製素材のおもちゃなど、手入れがしやすいアイテムを選ぶ。
◎与えるおもちゃをローテーションさせる
一番便利な方法は、安価で使い捨てが可能なタイプのおもちゃを利用することです。また、手入れがしやすく除菌するだけでも安全が保てるゴム製のタイプもおすすめです。前述したように、簡単に汚れを拭き取ることができるでしょう。
そしておもちゃの汚れが酷くなる前に、おもちゃをローテーションする方法をとることもすすめられます。別のおもちゃで遊ばせているうちに、他のグッズを洗濯できますし、愛犬もおもちゃに飽きずに遊ぶことができますよ。犬用のおもちゃは、複数用意しておくことが大切です。
犬のおもちゃの除菌方法
愛犬が直接口にするおもちゃや食器などは、日頃からこまめに洗って除菌するのが理想です。
ナノ洗浄の台所用洗剤は、脂汚れを細かく分解して水の様にサラサラと落としてくれるので、このようなタイプを利用してまずはよごれをしっかり落としましょう。
ちなみに、人間用のスポンジなどとの共用は念のため避けておくことがすすめられます。犬用スポンジやお掃除アイテムを別途用意しておくとよいでしょう。洗濯機を使用する場合も、人間用と犬用のものは分けて洗濯しましょう。
除菌にはペット専用のタイプを使用するか、食品成分でつくられたキッチン用除菌スプレーなどがおすすめですよ。
以下のポイントを頭に入れておき、愛犬グッズをキレイに保つための心構えをしっかり持って取り組みましょう!
◆除菌方法①遊び終わった後に除菌スプレーをする習慣をつける。
おもちゃを衛生的に保つために、愛犬が遊び終わったらすぐに除菌スプレーなどで除菌する習慣をつけることがおすすめです。
愛犬のおもちゃを保管している場所があれば、除菌をしたあとにその場所にしまう、といったルールを決めておきましょう。
また定期的に愛犬の食器やおもちゃを除菌する日を設けておくのも、お手入れ忘れの防止に繋がります。定期的に消毒をする場合は、塩素系の台所用漂白剤を薄めた液につけおきして除菌しましょう。濃度は使用する漂白剤の表記に従ってください。
◆除菌方法②洗いにくいおもちゃに除菌スプレーをする
使用する度に洗うのが難しかったり、素材的に洗濯できないタイプのおもちゃには、毎回除菌スプレーをかけて除菌をしましょう。
ペット用の除菌スプレーを利用することがすすめられますが、手元にない場合は、キッチン用除菌アルコールスプレーを吹きかけた後、ティッシュペーパーでしっかり拭き取ってください。べたつきを手軽に解消することができますよ。
市販されている人間用の洗剤や除菌スプレーの中にも、天然素材を使用した優しいタイプの物や、ノンアルコール・無添加素材で害がなく洗浄力・除菌力の高い商品はあります。
人間用の洗剤などを使用する場合は、まず成分表をしっかりチェックしてくださいね。
塩素&アルコール不使用の安全な除菌スプレーを選ぶ。
紹介してきたように、人間用として市販されている洗剤・除菌スプレーが犬用として使用できないわけではありません。しかし、人間のものを使用する場合はしっかり成分表をチェックすることが重要です。
その点から考えると、一番安心して使用できるのはやはりペット専用の除菌スプレーだといえるでしょう。
ノンアルコールで、愛犬にとって安全なオススメの除菌スプレーを紹介しますので、是非参考にしてみてください。
◆MAMORU マモル除菌コートスプレー
スプレーするだけでバイ菌・ニオイ菌を除菌します。アルコール不使用なので愛犬が舐めても大丈夫です!マモルのおすすめのポイントは効果の持続性です。抗菌効果が約3ヵ月も続くので、普段洗えない愛犬のベッドやおもちゃ、首輪などの犬用品にもおすすめのアイテムです。
◆ペットにも安心の成分
マモルは、塩素&アルコール不使用で無臭・無色・低刺激です。
ペットにも安心の成分であるジョードメチル系化合物とポリヘキサメチレンの2つが配合されています。
ジョードメチル系化合物
防カビ効果があり、医療器具の抗菌剤としても用いられています。
ポリヘキサメチレン(PHMB)
人体への影響が少ない安全性の高い薬剤で、身近なものではコンタクトレンズの保存液やウェットティッシュに使われています。人体はもちろんペットの体への安全性が高く、従来の除菌剤と比べ除菌力も優れています。
◆どんな菌を除菌できるの?
マモルの除菌成分であるポリヘキサメチレンは、大腸菌やレジオネラ菌、インフルエンザウイルスをはじめとしたバイ菌・ニオイ菌・カビ菌・ウイルスなどの703種類以上の菌に除菌効果があることが証明されています。
熱湯やアルコール消毒が効かないタイプのウイルスへの効果も期待できます。
◆持続性
ウイルスやニオイ菌を除菌し、さらに乾燥したあとも効果が3ヵ月間続きます。
抗菌・防カビ効果のジョードメチル系化合物と除菌効果の高いポリヘキサメチレンという2つの成分で除菌と抗菌のダブル効果があり、抗菌・効カビ効果が約3ヵ月持続します。
大量に吹きかけなくても効果が発揮できます。また、汗や皮脂が付着しても、効果が低減しにくいという特長を持っています。
↓
②菌が栄養を取り込めないようにし、バイ菌、ウイルス、ニオイ菌を死滅させる
↓
③その際、死滅する菌が他の菌へ危険信号を発する。
まとめ
犬のおもちゃを清潔に保つことが、愛犬の健康を守ることにも繋がります。人間同様、犬にとっても不衛生な環境は悪影響を招くのです。
キッチン用除菌スプレーであれば、消耗品のお買い物ついでに手軽に購入することができます。ただし、人間用の洗剤や除菌スプレーを購入する場合は、成分の詳細までチェックしてくださいね。
マモル抗菌スプレーはシュッとしただけで熱湯やアルコール消毒が効かないウイルスやニオイ菌など703種類の菌を除菌し、さらに乾燥したあとも効果が3ヵ月間続くことがわかります。
ペットにも安心の成分であるジョードメチル系化合物とポリヘキサメチレンの2つが配合されており、汗や皮脂が付着しても、効果が低減しにくいという特長があるので、より除菌効果がアップが期待できます。気になる方はぜひ使ってみてください。
日常生活においても除菌が当たり前の世の中となりましたが、ペット用グッズの除菌も忘れずに行ってくださいね。
– おすすめ記事 –
・犬のおもちゃ洗ってる?適切なお手入れ方法や便利グッズ紹介 |
・犬用ベッドのお手入れ方法!正しい掃除・洗濯の仕方とは? |
・消臭スプレーは必要不可欠?きれいな空間で愛犬と過ごそう! |
・【子犬にオススメのおもちゃ5選】子犬のために賢くおもちゃを選びましょう |