柴犬とコーギーのミックス犬ってどんな犬?これを読めばシバーギーの魅力がまるわかり!

2021.11.14

柴犬とコーギーのミックス犬ってどんな犬?これを読めばシバーギーの魅力がまるわかり!

人気沸騰中の「シバーギー」は、柴犬とコーギーのミックス犬です。 ちょっと短足で愛嬌のある立ち姿、つぶらな瞳、飼い主さんに忠実な性格など癒され要素が満載。 シバーギーの魅力ポイントに詳しく迫っていきます!

【目次】
1.柴犬はどんな性格をしている?
 1-1.性格1.勇敢でハッキリした性格
 1-2.性格2.飼い主さんにかなり忠実
 1-3.性格3.遊びが大好きで活動的

2.コーギーはどんな性格をしている?
 2-1.性格1.明るくオープンな社交家
 2-2.性格2.運動が好きなアクティブ系
 2-3.性格3.頭が良く、飼い主さんに忠実

3.柴犬&コーギーのミックス!「シバーギー」の特徴をご紹介
 3-1.可愛らしい顔立ち
 3-2.「短足」という体の特徴はコーギーの遺伝子を受け継ぐ
 3-3.やや小型寄りの体型
 3-4.遊びが好きで、飼い主さんに忠実

4.シバーギーを飼いたい!飼い方のポイントや注意点について
 4-1.ポイント1.吠え癖・噛み癖について知っておく
 4-2.ポイント2.室内で飼ってあげよう
 4-3.ポイント3.食事量と運動量に注意する

5.まとめ

柴犬はどんな性格をしている?

柴犬

柴犬は、日本犬のなかでも小さい体が特徴的です。
日本を代表する犬種として、日本国内はもちろん、海外でも「シバイヌ」と呼ばれて親しまれているワンちゃんです。

代表的な性格をいくつかお伝えしていきます。

◆性格1.勇敢でハッキリした性格

日本犬と言えば、体重が20~30キロにもなる大型タイプが多いですよね。
そのなかでも柴犬は一番小さな体型をしています。

オス・メスによって個体差があるものの、体重は8~9キロほどです。
体は小さめですが、バランスの取れた体格でスマート。
しっかりした骨格と筋肉質、たくましく頼りがいのありそうな体つきが特徴です。

そんな柴犬は、見た目の凛々しさを裏切らず、勇敢な性格をしています。
昔から猟犬として活躍していたこともあり、小柄な体ながらに敵に立ち向かっていける度胸もあります。
自信満々で堂々たる姿がカッコいいワンちゃんです。

「これは嬉しい!」「そんなことをされたらイヤだ!」など、自分の意見がハッキリしているところがあります。
恐れを知らない大胆さも魅力的。
番犬としても素晴らしい能力を秘めています。

◆性格2.飼い主さんにかなり忠実

警戒心が強く、知らない人には勇敢に立ち向かうワイルド系なところもありますが、飼い主さんには忠実です。
日本犬なので「この人は信頼できる!」と自分で理解すると、忠誠心を見せてくれるでしょう。

ただし、柴犬はどちらかと言えばクールなタイプですから、大好きな飼い主さん相手でも“好き好きアピール”でデレデレの甘えん坊になることは少ないかもしれません。
しかし、家族には心を許しているので、ちょっとしたときに甘えてくることも。

「飼い主さんの隣にピタッと優しく寄り添う」「ちょっと離れたところから視線を投げかけてくる」というように、ほっこり系の甘えが見られるでしょう。

一定の距離感を保ちつつも、大好きな飼い主さんには心を許しています。

◆性格3.遊びが大好きで活動的

かつて猟犬だったこともあり、柴犬は探求心が強く、駆け回ることが大好きです。

“大好きな飼い主さん”、そして“大好きな遊び”。

この2つがミックスされたときは、テンションも高まり、しっぽを振りながら楽しそうな様子も見られます。
いつもはクールなのに、遊びに夢中になっているギャップがとても可愛らしいですね。

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コーギーはどんな性格をしている?

コーギー

イギリスで牧羊犬をしていたという歴史を持つコーギー。
10~12キロほどの中型犬で、大きな立ち耳と胴長短足な体型が特徴です。
愛嬌があって可愛らしいと人気があります。

◆性格1.明るくオープンな社交家

コーギーは、明るくオープンな性格をしています。

敵に向かっていく猟犬とは違い、目の前にいる羊や牛たちに敵対心は持ちません。

「みんなをまとめよう」という気持ちで、リーダーのように統率する仕事を担っていました。
そんな背景から、社交的で明るいところがあります。
飼い主さんにはもちろんよく懐きます。

小さな子どもとの相性もよく、一緒に遊ぶなどコミュニケーションも上手です。
新しい生活にも馴染むのが早いでしょう。
ほかのワンちゃんとも仲良くできることも多いです。

◆性格2.運動が好きなアクティブ系

コーギーは足が短いため、パッと見、小さく感じるかもしれません。
しかし、筋肉質でガッシリしていて、牧羊犬を追い回すだけの体力も持っています。
ボール遊び、追いかけっこなど、アウトドア系の遊びも大好きです。
可愛らしい見た目でも、活発で運動神経も良い犬種。
ドッグスポーツなどもこなしてくれるでしょう。

◆性格3.頭が良く、飼い主さんに忠実

コーギーには、たくさんの羊や牛をまとめていた牧羊犬時代があります。
違うコースを行こうとする動物たちをはぐれないように誘導するなど、統率力に優れていました。

主人の指示を的確に理解しながら、突然起こる想定外の出来事にも対応できていました。
臨機応変に動ける賢さがあり、ワーキングドッグとして大変重宝されていたのです。

そんな歴史のある犬ですから、飼い主さんへの忠誠心も高め。
幼い頃からトレーニングをすれば、たくさんのことを吸収してくれるでしょう。

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柴犬&コーギーのミックス!「シバーギー」の特徴をご紹介

ここまでは、柴犬とコーギー、2種のワンちゃんの性格をそれぞれお伝えしました。
人気者だけあって、どちらのワンちゃんも魅力的ですよね。

そんな2犬種をミックスしたのが「シバーギー」。
どんな犬なのか、特徴や魅力点を一挙ご紹介していきます。

◆可愛らしい顔立ち

柴犬、コーギーのどちらもとても可愛らしい雰囲気があります。

柴犬は、立ち耳で凛々しい顔立ちのなかにもつぶらでクリクリした愛らしい瞳をしています。

コーギーも上向きの大きな耳とクリクリした瞳が印象的なワンちゃん。

日本犬と洋犬という違いがあるものの、パッと見たときの可愛らしさの印象が似ている犬種同士です。

そんな2種の親から生まれたシバーギーは、両者の顔立ちをよく受け継ぎ、「立ち耳」「クリクリした瞳」でとても可愛らしい見た目をしています。
笑ったような表情に癒されることでしょう。

◆「短足」という体の特徴はコーギーの遺伝子を受け継ぐ

シバーギーは、コーギーの短足という体の特徴を受け継ぐことが多いようです。

胴がやや長めで、足は短め。
体高が少し低めで、短足なところが印象的です。

短足の遺伝子がやや強めなので、多くの場合、足は短めとなるでしょう。
短い足で動き回っている様子は、愛嬌があって可愛らしいですよね。

ただ、個体差によっては、柴犬とほとんど変わらない足の長さのケースもあります。
どんな見た目になるかは、成長してからのお楽しみ…といったところでしょうか。

◆やや小型寄りの体型

体重が8~9キロほどの柴犬は、小型犬のなかでは大きめな部類と言えるかもしれません。

一方、10~12キロほどが平均体重のコーギーは、中型犬のなかではやや小ぶり。

そんな2つの犬種が合わさると、間を取るように体重は10キロほどになることが多いようです。
小型犬、中型犬の中間的な体重です。

ただ、「足が短い」という特徴を受け継いだ場合、体高が低くなるため、一見、小さく見えるかもしれませんね。

◆遊びが好きで、飼い主さんに忠実

性格は、どちらかの犬種に極端に片寄ることは少ないようです。

そもそも、柴犬、コーギーのどちらも「遊びが好き」「飼い主さんに忠実」という共通な性格を持っています。

そのため、その部分に関してはきちんと受け継がれ、家族に愛情を注いでくれる素敵なワンちゃんでいてくれそうです。
一緒にたくさん遊んで、毎日を楽しみたいものですね。


シバーギーを飼いたい!飼い方のポイントや注意点について

それでは、シバーギーの飼い方のポイントを見ていきましょう。

◆ポイント1.吠え癖・噛み癖について知っておく

シバーギーのなかには、吠え癖・噛み癖のある子もいます。

その理由は、親犬となる「柴犬」と「コーギー」それぞれの歴史背景から紐解くことができます。

柴犬は、歴史的に見ると番犬や猟犬として飼われていました。
周囲に警戒心を張り巡らし、危険があれば「吠える」ことで人間に知らせるのが仕事です。
そのため、当時の習性を受け継ぎ、本能的に吠えることも少なくありません。

ペットとして飼われている柴犬は、「あまり吠えない」と言われることも多いですが、それはしつけがしっかりと行き届いている場合です。

一方、コーギーの過去は牧羊犬です。
羊や牛を追いかけ回すときに吠えて作業をこなしていました。
その名残で、コーギーは吠えることが多いと言われています。

どちらの犬種も「吠える」ことが本能的にあるため、しつけをしなければ吠え癖の問題行動になる可能性があります。

また、「噛む」という点についても同様のことが言えます。

敵に危害を加えられると知ると瞬時に噛んでしまう「柴犬」、羊や牛を統率する作業で噛むことがある「コーギー」というように、噛むことも歴史的背景にあるワンちゃんたちと言えるでしょう。

習性として吠え癖や噛み癖につながるような要素は持ち合わせているかもしれませんが、飼育する過程において、しつけでおさえられる部分です。
子犬の頃から、「吠えること」「噛むこと」をしつけておけば、問題行動には結びつかないでしょう。

柴犬の性格を強く受け継ぐと、飼い主さん以外の人やものに警戒心をあらわにしがちです。
見知らぬものに対する恐怖心から攻撃性が強まることで、吠えたり噛んだりすることもあります。
早い段階からさまざまな体験をさせ、社交性を育みましょう。

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成犬になっても噛み癖が治らない原因は、遊びだと思っている、飼い主を下に見ている、環境に慣れない、縄張り意識、恐怖、本能など様々あります。本来噛み癖のしつけに最適な時期は、歯が生え変わる生後7ヶ月ほどの子犬の時期までです。成犬のしつけし直しは時間がかかりますが、低い声で叱る、噛んで良いものを与える、しつけ教室を利用するなど、根気強く取り組むことで改善されます。 成犬の噛み癖としつけについて、詳しくご紹介します。

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◆ポイント2.室内で飼ってあげよう

飼育環境にも配慮しましょう。

昔は、番犬目的で柴犬を飼う人も多く、玄関先につながれていることも珍しくありませんでした。
しかし、現在では、健康面の観点からも室内飼いするケースが増えています。

シバーギーは、飼い主さんへの愛情が深く忠実なワンちゃんですから、できれば室内で飼ってあげたいものです。

室内で飼う主なメリットは、「絆が深まる」「寿命を伸ばす」というところ。

飼い主さんへの忠実心が高いシバーギーですから、直接的に触れ合っていなくても、一緒の空間にいるだけで絆が強まります。
飼い主さんの姿がいつも見える室内で暮らせば、シバーギーが孤独からストレスを溜めるのも防いでくれるでしょう。

また、健康的な観点からも室内飼いはメリットがあります。

外で飼うと目が届きにくく、「脱走による思いがけない事故」「くさりが取れて迷子になる」など、ケガのリスクも高まります。

それに、夏には高温で熱中症のリスクがあり、外に長くいるのは健康の大敵です。

ケガのリスクをなくすためには部屋が安心ですし、エアコンで温度管理されている室内の方がシバーギーも穏やかに快適に暮らせるでしょう。

◆ポイント3.食事量と運動量に注意する

柴犬、コーギーのどちらも運動神経がよく、運動量が多いワンちゃんです。

そのため、シバーギーも遊びが好きなアクティブな性格になることが多いでしょう。
「たくさん遊んでお腹がすく」となれば、食欲もたっぷりかもしれません。
モグモグとごはんを食べて食欲がある様子を見ると、元気なことに一安心ですよね。

しかし、食べさせ過ぎには注意しなければなりません。

「お腹がすいているだろうから、たくさん食べて」というのは、シバーギーのことを考えているようですが、実はそうではないのです。

食べたいだけ食べさせれば、もちろんカロリーオーバーになってしまいます。
運動をしても消費ができずに、太ることもあるでしょう。

シバーギーの体重に合わせて、ちょうどよいバランスの食事量を与えることが大事です。

また、太る原因は「食べさせ過ぎ」だけではありません。

飼い主さんが散歩に連れていかない、一緒に遊んであげないなどで、運動量が不足して肥満につながるケースもあります。

シバーギーの健康状態を保つには、食事面・運動面の両方をバランスよくケアしてあげてくださいね。


まとめ

今回は、シバーギーの魅力をたっぷりとお伝えしました。

シバーギーは、「柴犬の日本犬っぽいところ・コーギーの洋犬っぽいところ」など、外見や大きさ、性格がバランスよくミックスされた素敵なワンちゃんです。

ただし、あくまでもミックス犬ですから、どんな風に育つかは初めから予想がつきませんが、成長過程を楽しむ醍醐味もあります。

シバーギーを家族に迎えるときには、柴犬やコーギーの特徴・性格も理解しつつ、愛情を持って育ててあげてくださいね。



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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