ふわふわ × ふわふわ！ビショプーってどんな犬？

ビションフリーゼってどんな犬？

ふわふわの雰囲気が可愛らしいビションフリーゼ。
見た目の特徴や性格など、ビションフリーゼについて見ていきましょう。

◆綿菓子みたいなキュートな外見

ビションフリーゼの代表的な特徴が綿菓子のような白い巻き毛です。
ふわふわ＆もこもこのカットスタイルは「パウダーパフ」と呼ばれて親しまれています。

真っ白なもこもこの被毛からちょっと見えるつぶらな瞳がとてもキュート。
多くの人をとりこにする可愛らしさの持ち主です。

◆バランスの良い体型

ビションフリーゼは、ボリュームのある被毛に包まれて大きく見えるかもしれませんが、5～6キロが平均体重の小型犬です。
それでいて筋肉も程よくあり、全体的にバランスの良い体型で体力もあります。

見た目はおっとり系の印象ですが、散歩や遊び、トレーニングなど意欲的に活動をするわんちゃんです。

◆貴族に愛されたコンパニオンドッグ

ビションフリーゼの歴史は古く、上流階級の愛玩犬として可愛がられていました。

清潔感のある外見、被毛の触り心地の良さ、豊かな表情と、「見る・触れる」の両面から癒してくれる犬です。
一緒に過ごすことで、幸せ感が溢れ出てくるような愛玩犬です。

◆素直で明るい社交性の持ち主

素直で社交性が高いビションフリーゼは、さまざまなものへの順応性があります。

飼い主さんはもちろん、初めて会った人へも明るく振舞うことができるコミュニケーションコミュ能力の持ち主です。
警戒心もあまりないため、荒々しい態度が出ることも少ないでしょう。
ほかの犬や動物、小さい子どもとも仲良くできる社交性の高いわんちゃんです。

あわせて読みたい：ビションフリーゼってどんな犬？気になる性格やお値段、特徴についてお伝えします

「ビションフリーゼ」という名前を初めて聞く方もいらっしゃるかもしれません。ビションフリーゼは真っ白でふわっとした被毛が印象的なかわいい犬です。あまり知られていないビションフリーゼの性格や歴史、気になるお値段などについてお伝えします。

トイプードルってどんな犬？

トイプードルと言えば、「トイプー」という愛称があり、人気ランキングでもいつも上位にいるわんちゃんです。
ぬいぐるみみたいな雰囲気で、癒し要素満載です。
トイプードルの見た目の特徴や性格などを見ていきましょう。

◆プードルのなかでもコンパクトな体型

トイプードルは「プードル」という犬種を4つに分類したうち、一番小さな体型をしているプードルのことを指します。
体高は24～28センチ・体重は3キロ前後と、超小型犬の分類と言えるでしょう。

スッと抱き上げられるコンパクトボディで、愛玩犬として大人気のわんちゃんです。

◆ふわふわの巻き毛でぬいぐるみのようなビジュアル

トイプードルの大きな特徴は、くるくるカールの被毛。
キラキラと輝く丸い瞳、ふわふわした毛並み…と、まるでぬいぐるみのようなビジュアルが人気です。

被毛の色は、ブラウンやホワイト、ブラック、レッドなどの単色構成でバリエーションがたくさんあります。

ボリュームある被毛ですから、テディベアのようなキュートな雰囲気にしたり、耳の毛を伸ばしたアレンジでエレガントにしたりなど、カットスタイルでいろいろな表情を楽しむことができます。

◆フレンドリーで遊び好き

トイプードルは水猟犬として活躍した犬ですから、元気いっぱいです。

「チャーミング」「エレガント」という言葉がぴったりな風貌ですが、実際はとてもアクティブ系なのです。

フレンドリーな性格でほかの犬とも、仲良くなりやすいため一緒に遊ぶ様子も見られるでしょう。
多頭飼いも比較的上手にこなしてくれそうです。

飼い主さんには甘えん坊なところがあるので、トイプードルと向き合う時間が長いほど、信頼関係が強まります。

◆頭脳派の一面も

さまざまな犬のなかでも賢いと言われているトイプードル。
狩猟犬という過去があったため、優れた状況判断能力の持ち主です。

飼い主さんが投げたおもちゃを持ってくるなど、狩猟本能を刺激するような遊びも大好きです。

大好きな飼い主さんとのトレーニングには意欲を示し、楽しく遊びながら学習してくれるでしょう。

あわせて読みたい：トイプードルってどんな犬？特徴や性格、価格などもチェック！

家庭犬として、とっても人気のトイプードル。人気犬種のランキングでも常に1位圏内にランクインするほど人気がある犬種ですよね。人気でなじみ深いトイプードルですが、実はとても賢く物覚えが良いため、初心者でも飼いやすい犬種なんですよ！ では、トイプードルはどのような特徴があるのか、性格や子犬の価格、どのようなドッグフードを与えるのかなどの気になる点を詳しくご紹介していきます。豊富な毛色と性別関係なく変身できる「カットスタイル」がとても魅力的なトイプードル。ぜひこれからトイプードルを飼おうかと悩んでいる方は、参考にしてみて下さいね！

「ビションフリーゼ」と「トイプードル」…激似だけど違いはあるの？

ビションフリーゼ、トイプードルはどちらも“ふわふわ”で、まるでぬいぐるみみたいな可愛さ。
共通点も多く、よく似たわんちゃん同士ですが、どんな点が違うのでしょうか。

◆違うポイント1.サイズ感

どちらも小型犬ですが、平均体重3～4キロほどの“超”小型犬のトイプードルの方が小さいサイズです。

ビションフリーゼは平均体重5～6キロほどですから、一回り近く大きいかもしれませんね。

◆違うポイント2.被毛の構造

ビションフリーゼは、オーバーコートとアンダーコートからなるダブルコートと言われる被毛構造です。

一般的に、ダブルコートのわんちゃんは抜け毛が多いと言われています。
でも、ビションフリーゼは巻き毛で密集しているので落ちる毛はあまり目立たないでしょう。

トイプードルはシングルコートです。

◆違うポイント3.カラーのバリエーション

ビションフリーゼで認められているカラーは「真っ白」だけです。
一方、トイプードルは、さまざまなカラーの単色が公認されています。

あわせて読みたい：ビションフリーゼってどんな犬？トイプードルとは違うの？

ビションフリーゼとトイプードルは、丸い瞳にふんわりモコモコの毛に包まれているところがソックリ！可愛らしくて大人気のワンちゃんたちです。ぱっと見、かなり似ているのですが、どんな違いがあるのでしょうか？

ミックス犬の「ビショプー」とはどんなわんちゃん？

お風呂(トリミング)から帰ってきたルゥちゃん????☁️#ビショプー#犬のいる暮らし pic.twitter.com/S8hn0xlesH

— Rue (@rue_bichopoo) June 30, 2020

ビションフリーゼとトイプードルは、見た目も性格も共通点が多いです。
その両者を親に持つのが「ビショプー」というミックス犬。
いったいどんなわんちゃんなのでしょうか。

◆ビショプーの見た目の特徴

両親のどちらの系統を受け継ぐか…。
子犬の頃に予想がつかないのがミックス犬です。
ビショプーもどんな風な外見になるかは成長してからのお楽しみです。

ただ、パッと見は、トイプードルっぽい子が多いようです。
ビションフリーゼもトイプードルも巻き毛が特徴なので、その被毛を受け継ぐでしょう。

両親それぞれの見た目がかけ離れたミックス犬とは違い、ビショプーの親たちはどちらも似た雰囲気です。
どちらに寄っても「可愛い」のは間違いなさそうですね。

また、サイズ的にも両者のどちらを受け継ぐかは予想ができません。
だいたい3～6キロの範囲内かと思います。

◆ビショプーはどんな性格をしている？

ビションフリーゼもトイプードルも「フレンドリー」「明るい」という性格をしているため、ビショプーも陽気で愛嬌のある子が多いようです。

迎えたばかりの頃は、様子をうかがっているような警戒心もチラリと見せるかもしれません。
でも、人間が好きなのですぐに慣れてくれるでしょう。

飼い主さんへの愛情表現も豊かで、甘え上手。
飼い主さん一家にたくさんの笑顔をもたらしてくれそうです。

ビショプーの飼い方のポイントとは？

ビショプーを飼うときには、どんなポイントをおさえておけばいいでしょうか。
ビションフリーゼとトイプードルの両者の特徴から、ビショプーをどんな風に飼えばいいか考えてみましょう。

◆ポイント1.被毛のお手入れを念入りに！

ビションフリーゼ、トイプードル共に「ふわふわ」でボリュームある被毛が特徴的です。
両者のミックス犬のビショプーも、もちろんふわふわで魅力的な被毛となるでしょう。

ただ、独特の巻き毛で毛が絡まりやすいため、「被毛にゴミが溜まる」「抜けた毛が落ちずに埋まったまま」ということもあります。
湿気の多い季節には、被毛のなかが蒸れることもあるでしょう。

ゴミやほこり、湿気が被毛内部に溜まると皮膚のトラブルを起こす可能性も考えられます。

ブラッシング頻度が足りなくて抜けきれない毛が「毛玉」となり、フェルト状に固まることもあるでしょう。

ブラッシングをこまめに行い、余分な毛やホコリを取り除き、空気を通してあげることが大事です。

また、顔にもふさふさな毛がたくさん生えますから、顔周りのケアも忘れずに行いましょう。

目の周りは、目ヤニや涙で汚れやすい箇所です。
お手入れシートや濡らしたコットンなどを使って優しく丁寧に拭いてあげましょう。

食後はお口周りの汚れもチェックして、汚れを取り除いてくださいね。

◆ポイント2.ケガをしないような飼育環境にする

ビションフリーゼは優雅な見た目をしていますが、実はとても元気いっぱいで活動的です。
一方のトイプードルも小さい体なのにかなりアクティブに動き回ります。
そのためビショプーも“元気印”のわんちゃんとなることが予想されます。

ただ、おうちのなかでテンションが高まることで、関節への負担が心配になります。

特に、ビションフリーゼには“ビションブリッツ”と言って、急にテンションが高まって動き回る習性があります。
特に子犬の頃に見られる行動のひとつと言われています。
そんなビションフリーゼの行動を受け継ぐと、エネルギッシュに動いてケガをする可能性もあるでしょう。

また、トイプードルの外見を強く受け継ぐと小ぶりで細身です。
華奢な体型の場合、ちょっとしたジャンプでも関節炎や骨折など足腰のトラブルが起こりやすくなります。

ビショプーを飼うときには、おうちのなかでたくさん遊ぶことを想定しながら、「滑りにくい床材を取り入れる」「動きやすいような家具の配置にする」など環境を整えるといいですね。

◆ポイント3.コミュニケーションと運動量を確保する

ビションフリーゼとトイプードルは、人間とのコミュニケーションが大好きです。
ほかの動物たちとも仲良くやれるタイプです。
体力もあり、毎日の散歩のほか、おもちゃで遊ぶようなアクティブな遊びも好みます。

ひとりぼっちよりも“みんなでワイワイ”。
そんな賑やかな雰囲気を好む犬種たちから生まれたビショプーですから、「留守番が多くて寂しい」「散歩に行けなくて運動できない」など、コミュニケーション不足や運動不足からストレスを溜めることもあります。

トイプードルの特徴である“賢さ”を受け継いだ場合、「イタズラをすれば構ってもらえるだろう」と問題行動を起こす可能性も考えられます。

ふだんからコミュニケーションの時間を確保して、寂しい思いをさせないように、そして運動不足にならないように注意しましょう。

また、留守番時間が長いと「コミュニケーション」も「運動」も不足しがちです。
帰宅後に一緒に過ごす時間をたっぷり確保してくださいね。

◆ポイント4.過剰に構い過ぎないことも大事

ビショプーは、魅力的な犬種同士のミックス犬ですから、一緒に暮らせばその魅力にメロメロになりそうです。

ただ、あまりにも過剰に構い過ぎると飼い主さんへの依存心が高まるリスクもあります。
特に、ふだんほとんど留守番がなく、飼い主さんにべったりなケースは、犬が分離不安を起こしやすいでしょう。

急な留守番タイムが発生したときにも困らないように、ときどきは十数分程度からでも単独で過ごすトレーニングもおすすめです。
飼い主さんと離れていても、自分ひとりの時間を上手に過ごせるように、過剰な構い過ぎを控えて、メリハリをつけながら程よい距離感を保ちましょう。

まとめ

今回は、ビションフリーゼとトイプードルの特徴や性格から、ビショプーについて考察してみました。
ビションフリーゼもトイプードルも素敵な犬ですから、ビショプーも可愛いことは間違いなさそうです。

「外見も性格も親犬となる犬種からどんな風に受け継ぐか…」を初めから明確には予想ができないのがミックス犬。
でも、2種の犬種の特徴が混ざり合ってオンリーワンの子に育つという魅力点があります。

ミックス犬は、特徴や飼い方のデータがあまりないため、未知の部分がたくさんあります。
そこで、今回お伝えしたように、親犬となるビションフリーゼとトイプードルの特徴や性格をおさえておき、飼い方の参考にしてみることをおすすめします。

家族に迎えたビショプーと素敵な時間をたくさん過ごしてくださいね。

–　おすすめ記事　–