愛犬もパジャマで就寝?!パジャマを着せるメリット4つとは?

2023.01.23

愛犬もパジャマで就寝?!パジャマを着せるメリット4つとは?

愛犬にドッグウェアを着せている飼い主さんも多い現代。オシャレはもちろん、用途に応じて高い機能性を発揮してくれるものも沢山ありますよね。今回はそのジャンルの中から、パジャマに注目します。ただ眠るだけの時間帯に、愛犬にパジャマを着せる必要はあるのでしょうか?実はそこには、数々のメリットが潜んでいるのですよ。パジャマの簡単な作り方やおすすめ商品も紹介しますので、是非、チェックしてみてくださいね。

【掲載:2021.12.25  更新:2023.01.23】

犬にパジャマは必要なのか

犬のパジャマ

多種多様な品数が販売されているペット用品の一つに、犬猫用の服があります。現代では愛犬に服を着せている飼い主さんも珍しくないでしょう。
その形状もカバーオール・つなぎ・フード付きパーカー・ワンピース・シャツなどと多くの種類があり、綿製やポリエステル、フリースなど素材も様々です。
デザインもシンプルな無地、カジュアルなオーバーオール、しっかりとしたフォーマルなど、飼い主さんの好みのファッションを選択できたり、クリスマスなどのイベントに合わせたコスチュームを購入して楽しむなど、アイテム選びの段階からも楽しむことができますよね。
もちろんオシャレとしての役割の他にも、雨の日にはレインコート、冬はジャンプスーツ、子犬時期のトレーニングパンツといった、機能的に力を発揮するタイプの服も多数販売されています。

そして今回注目する犬用パジャマ、これにはどのような役割があるのでしょうか。着せる必要ないのでは?と感じる方も少なくないでしょう。しかし、着せることで得られるメリットがちゃんとあるのです。どの様な効果をもたらしてくれるのかを、しっかりチェックしていきましょう。


犬にパジャマを着せるメリット

愛犬にパジャマやルームウェアをきせることにはメリットがあります。それは、抜け毛対策・防寒対策・虫よけ・皮膚の保護の4つです。
各項目においてパジャマがもたらす効果を詳しく紹介していきましょう。

◆犬にパジャマを着せるメリット①抜け毛対策

愛犬と暮らす上で飼い主さんの悩みの種ともなる犬の抜け毛。この対策としても、パジャマや部屋着などの犬用洋服が大きく役立ちます。
飼い主さんの中には、愛犬と一緒に同じベッドで寝ている方も多いでしょう。特に抜け毛の多い換毛期には、布団のお手入れが大変になりますよね。
そんな時は、寝る前に愛犬にパジャマを着せてみましょう。これだけで、布団などに付く抜け毛の量を減らすことができますよ。あとは着せたパジャマの抜け毛を掃除するだけです。
愛犬と過ごす部屋やベッドを清潔に保つことは、アレルギー発症リスクの軽減にもつながります。抜け毛に悩んでいる飼い主さんは、是非試してみてくださいね。

◆犬にパジャマを着せるメリット②防寒対策

犬には被毛があるのだから、寒さ対策は不要なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。短毛種や被毛の薄い犬、寒がりの性質をもった子など、犬種や個体によって防寒対策が必要なケースは珍しくないのです。特に室内で過ごす犬が多い現代では、暖かい環境に慣れている子が多いです。寒い時期の散歩・お出かけ時や気温の低い時間帯などに寒さで震えてしまう場合は、秋冬用の防寒着などで対策をとることをおすすめします。
就寝時にパジャマを着せることは、冷え込む朝晩などの寒さ対策となります。犬用品のパジャマにも防寒用タイプがありますので、裏起毛でできた長袖のツナギやフリース素材のものを、冬服として利用するとベストでしょう。

◆犬にパジャマを着せるメリット③虫除け

寒い時期の防寒対策としても役立つ犬のパジャマですが、春夏の温かい季節には虫よけ対策としても力を発揮します。
パジャマなどを着用することで、就寝中に蚊に刺されるのを防いでくれるのです。犬の場合、フィラリア症には十分注意が必要ですよね。予防薬の服用はもちろんですが、併せて害虫対策をすることもすすめられます。
またペットウェアの中には、暑い日差しから守ってくれる遮熱機能やひんやり効果をもつ服などもあります。気候にあった素材を選ぶことで、より快適に愛犬が暮らせるようサポートすることもできますよ。

◆犬にパジャマを着せるメリット④皮膚の保護

愛犬がアレルギー症状や皮膚の炎症などによる痒みを抱えている場合、激しく患部を掻くことで傷口を悪化させてしまうケースがあります。脱毛や更なる炎症を防ぐためにも、パジャマは有効的です。
体温が上がる寝始めは痒みが起こりやすいため、寝る前にパジャマなどを着用させることで皮膚を保護することができるのです。皮膚病を発症していたり、手術後で傷口が残っているワンちゃんには特におすすめです。


犬が服を着るのを嫌がるときの対処法

パジャマに限らず、ドッグウェアを着ることで様々なメリットが得られます。しかし中には、服を着るのを嫌がる子もいるでしょう。
無理強いしてしまうと、愛犬に服に対する苦手意識が芽生えてしまいます。そうなると着せることは中々難しくなるでしょう。愛犬のストレスの原因ともなってしまいます。
ドッグウェアを着せる場合は、以下のポイントに注意してください。

◆まずは慣れさせることが大事!!

初めて愛犬に服を着せる時や、服が苦手な子の着用に挑戦する場合は、着せやすいドッグウェアから始めてみましょう。
両手両足に袖の通す必要があるオールインワンタイプなどは避け、袖のないタンクトップタイプのトップスを用意してください。布の面積が狭い服からチャレンジすることが重要です。
着ることができたら沢山褒めたり、おやつなどのご褒美を与えましょう。繰り返すことで服を着ると良いことが起こると学習し、ドッグウェアの着用に対して抵抗がなくなっていきます
しかし中には、どうしても苦手意識を克服できない子もいます。服を着ると固まって動けなくなってしまったり、脱ごうと大暴れしてしまうケースもあるでしょう。この場合は、決して無理をさせないでください。
子犬の頃から服を着せる習慣をつけてあげると、後々苦労せずに済むかもしれませんね。


人間用の服をリメイクして犬用パジャマにしたい

画像②

犬用の洋服は数えきれないほど市販されています。ルームウェアやパジャマとして使用できるタイプの商品も多数あるでしょう。しかしやはり、物によっては価格帯に差があり、大きな買い物となってしまう場合も。
また、どうしても店先では子犬・超小型~小型犬・中型犬までのサイズがメインで並んでいたり、販売されている絶対数も多いのです。大型犬以上の犬種では、合うサイズや好みのデザインを探すのが中々難しいでしょう。
これらの悩みを解決する方法の一つが、ドッグウェアを手作りすることです。一から布や型紙を用意して…となると、裁縫が苦手な方にとっては大きな壁の様に感じられるかもしれません。しかし、人間用の服をリメイクする方法を使えば、簡単に愛犬の服を手作りすることができるのです。
今回は最も簡単で費用も0円の、リメイクウェアの作り方を紹介します。

◆型紙なしで簡単に作れるリメイクウェア![製作時間1~2時間]

    ●用意するもの●
    ・人間用のTシャツ(愛犬がゆったりと着れる大きめのサイズ)
    ・クリップまたは洗濯ばさみなど布を挟めるもの
    ・ミシン(手縫いであれば「ほつれ防止液」があると便利)
    ・裁縫道具(ハサミなど)

①愛犬に着せてサイズ合わせをする

用意した人間用のTシャツを裏返しにして、愛犬に着せます。首回りのサイズに合わせて、クリップ・洗濯ばさみなどで喉側の方を挟みます。これで余分な布面積が簡単に分かりますよね。
さらに挟んだ部分に、チャコペン・マジックなどで印をつけておきます。出来上がりが左右対称となるように、注意して印をつけましょう。首回りがきつくならないようにサイズをとっておくのがポイントです。
次に丈の長さを決めます。クリップなどを取らないまま服のシワを伸ばし、ちょうど良い長さで折り返して印をつけましょう。
そしてお腹側のサイズをみます。布が弛んでいる状態になっていると思います。Tシャツがずれないように、左右対称を確認してから片面に印をつけておきます。お腹部分が汚れない位置にサイズを調整し、ボディラインを取りながら喉元のクリップに向かって、ところどころにマジックなどで印をつけていきましょう。
ここまでできたら服を脱がせてOKです。

②印を繋げて線にしたら裁断作業

マジックなどでつけた印の点を縫い目とし、そこから2cm外側に縫い代線を引きます。(点でも可)
線が描けたらその縫い代線に沿って、布をハサミで裁ちましょう。大きい分には修正可能なので、少し余裕をもって裁つのをおすすめします。

③縫い始めよう

布を裁ったら、一度愛犬に被せてサイズの確認をしましょう。大きすぎる箇所がある場合は、調整してください。
サイズが調整できたら、身ごろを合わせて縫っていきます。この時、首側から縫っていきましょう。
ロックミシンを使わない場合は、並縫いで身ごろを合わせた後で、縁をジグザグ縫いします。
手縫いの場合は、かがり縫いを施すか、端がほつれないように「ほつれ防止液」などを使用しましょう。
ロックミシンであれば、内側を並縫いで補強するのを忘れないでくださいね。

④最後のステップ!裾を縫っていこう

裾の端を裏側に包み込むようにして縫っていきます。三つ巻き押さえのある方は利用してください。
予め端の処理をしておくとやりやすいですが、内側に端を巻き込む形で縫っていくので、端が未処理でもきれいに出来上がります。
裾が縫い終わったら完成です!
袖が長い場合も同じように、裁断したり、裏側に織り込んで端を縫うなどして、適度な長さになるよう調節してくださいね。
この方法を応用することで、デザイン性の高いシャツにアレンジしたり、素材に配慮すれば機能的にも優れた犬服を作ることができますよ。
自宅で眠っている不要な洋服などがある飼い主さんは、是非チャレンジしてみてくださいね。

◆手作りできない!購入したい!という方は…

裁縫が苦手!という方は、ペットショップやネットショップなどでお気に入りのアイテムを探してみましょう。現代ではペットショップに限らず、様々な種類の店舗でもドッグウェアを扱っている所が増えています。
ネットショップでは、人気のタイプに注文が殺到し売り切れになってしまう場合もあるので注意です。また、お届け先によって送料が異なる店舗もありますし、キャンペーンで価格がOFFになっていたり、クーポンが使えるタイミングもあるかもしれません。気になる店舗の情報は、事前にチェックしておきましょう。
購入する前に、きちんと愛犬のサイズを測っておくことも忘れないでくださいね。

TONY HOBY 犬のパジャマ

100%ワッフルソフトコットン生地で製作されたロンパースタイプの犬服です。コットン製で肌触りが良く、通気性・伸縮性に長けているので着脱も簡単!半袖タイプで拘束感も低いので、パジャマやルームウェアとして快適に利用できますね。チョコレートブラウンのカラーにピンクのストライプ柄というおしゃれな色合いもポイントです。XS~XLまで展開されていますが、チワワ・トイプードル・ポメラニアンなどの小型犬用のサイズ感となっています。

24HOURS ドッグウェア ボーダー柄

24HOURSというブランドの夏服としても使えるペットウエアです。袖なしのタンクトップタイプなので、洋服が苦手な子にもおすすめな商品ですね。サイズ展開はS~2XLまで!フレンチブルドッグやパピヨンに着せても可愛いですね。素材はポリエステルとなっています。

ヘンリーネックTシャツ ダークブルー

コットン素材100%という、こだわりの生地で作られたワンちゃん用の部屋着です。肌触りがよいので、室内での抜け毛対策にぴったりのウェアとなるでしょう。三色のボタンが可愛いアクセントになっています!


まとめ

ドッグウェアは何もオシャレのためだけに存在するアイテムではありません。今回紹介したパジャマも同様、愛犬に着せることで得られるメリットがあるのです。
抜け毛対策や、防寒・皮膚病・害虫対策としても力を発揮する犬用パジャマ。
これを機に、まだ試したことのない飼い主さんも利用を検討してみてはいかがでしょうか。
裁縫が好きな方は、手作りにもチャレンジしてみてください。
愛犬と飼い主さんの両者が快適な毎日を送れるように工夫をこらし、アイテムを上手く利用していきましょう!



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!

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