【掲載:2022.03.13 更新:2026.03.10】
マルチーズ&ヨークシャーテリアのMIX犬「マルキー」とはどんな犬?
◆外見の特徴
MIX犬のため、顔立ちは両親のうちどちらの犬種の要素が強くでるかによって個体差があります。
しかし、もともとヨークシャーテリアはさまざまな犬種からの交配で進化した犬で、その中にマルチーズもいます。
どちらを受け継いでも可愛らしい顔立ちとなるかと思いますが、垂れた耳なら「マルチーズっぽい」、立ち耳なら「ヨークシャーテリアっぽい」という印象になるかもしれませんね。
被毛の質や毛色についてはヨークシャーテリアの雰囲気に似ることが多いようです。
ブラックやタン、ホワイトなどのカラーが見られます。
また、被毛の生え方はシングルコートです。
換毛期はなく比較的抜け毛は少ないですが、長く美しい被毛の魅力を保つために、日々のお手入れが欠かせません。
◆サイズ
マルチーズもヨークシャーテリアもどちらも小さい犬種のため、マルキーも超小型、もしくは小型犬のサイズになります。
平均的には2~5㎏前後となるケースが多いです。
◆性格
マルチーズもヨークシャーテリアもどちらも明るくフレンドリーですから、マルキーも元気いっぱいパワフルな性格をしています。
飼い主さんに甘え上手で忠誠心が高いため、多くのご家庭で飼いやすいわんちゃんです。
小さなお子様の遊び相手としても、そしてご高齢の方々の気持ちを優しく和ませてくれる存在にもなってくれるでしょう。
ただし、ヨークシャーテリアのテリア気質が強めに出ると、若干気が強めとなることもあります。
◆飼育時に注意すること
体格には個人差がありますが、マルキーは小さい犬です。
“体の小ささ”に合わせた飼い方が求められます。
まず、注意したいのが食べさせ過ぎによる肥満です。
足腰へ負担がかかるので注意しましょう。
遊び好きですからソファーやベッド、階段でも楽しみますが、それがケガのリスクにもつながります。
段差をなるべく減らすこと、そして滑りにくい床材にしたり、カーペットを敷いたりなどもおすすめです。
また、被毛にボリュームはありますが、体が小さいので寒暖差には弱いです。
冷暖房を管理して体調を崩さないために配慮しましょう。
マルキーは可愛く甘え上手ですから、抱っこしたり構ったりと飼い主さんとの距離も近いかと思います。
ただ、あまりにも溺愛すると無駄吠えによる要求をするなどのワガママな性格が出ることがあります。
いけないことをきちんと教え、しつけの取り組み中で成功したことがあれば「褒める」でメリハリをつけましょう。
マルチーズってどんな犬?

マルチーズとヨークシャーテリアにはたくさんの共通点があります。
ここからは、それぞれの犬種について詳しくご紹介していきます。
2種のMIX犬となるマルキーは、どちらにも通じるような特徴を持っています。
マルチーズは、上品な白い被毛から見える黒々としたつぶらな瞳で思わず触れたくなるような可愛らしさの持ち主。
それでは、マルチーズの特徴や性格を詳しく見ていきましょう。
◆原産国
マルチーズの歴史は古く、元祖となる犬は紀元前1500年頃には存在していたと考えられています。
原産国は、地中海の中央部にある「マルタ共和国」で、貿易の拠点だったマルタ島に外部から持ち込まれた犬です。
長期間の船旅において人間たちのお供として、マルチーズは船上にてペットとして飼われていたという歴史背景があります。
その後、マルチーズはさまざまな地域へと、貿易船で渡っていきました。
マルチーズがヨーロッパに渡ると、人々を惹きつける可愛らしい見た目から、貴婦人たちの間で愛玩犬として大人気となりました。
日本でも1960年半ばを過ぎた頃から十数年もの間、登録犬のトップをキープしていた人気犬種です。
◆サイズ
マルチーズは、とても小さな犬種です。
小型犬のなかには、“愛玩犬として飼うため”という目的で品種改良が行われた末、「小型化された」というケースもあります。
でも、マルチーズの場合、そもそもが“小さい体”だったからこそ、愛玩犬として注目され人気犬種となったのです。
毛にボリュームがあって“ころころ”と丸みを帯びた雰囲気がありますが、実際は華奢で細身。
大体2~3キロの範囲内の体重で、分類的には超小型犬です。
◆見た目の特徴
マルチーズの理想とされている毛色は“純白”。
薄いレモン色、淡いタンの色は、許容されているものの、犬種としてはあまり望ましくないようです。
マルチーズの毛は絹のような直毛をしています。
カットしない限り、どんどん伸び、床まで垂れさがるほどになります。
床まで伸ばした「フルコート」のほか、丸く愛らしい「テディベアカット」、口周りを伸ばした「シュナウザーカット」、元気なイメージの「ライオンカット」などさまざまなカットスタイルが楽しめる犬種です。
純白の毛色のなかで際立つのが、真っ黒な瞳。
まるでぬいぐるみのような顔立ちで、誰からも愛される魅力の持ち主です。
◆性格
古い時代から愛玩犬として生きてきたマルチーズ。
15世紀ごろには、フランスの貴婦人たちの間で「抱き犬」として可愛がられていたこともあり、人間に対して友好的でで人とのスキンシップを好みます。
人間にも慣れやすく、子供から高齢の方まで、あらゆる世代でもペットとして一緒に暮らせます。
小ぶりで愛らしい表情からは想像できませんが、たくましく気が強い一面もあります。
自分より大きな相手に対しても、向かっていける勇敢な性格です。
賢く従順な性格をしているため、可愛がってくれる飼い主さんに対しては非常に愛情深いです。
近くにいると、自分から寄り添ったり、抱っこをせがんだりと甘えてくる頻度は多いです。
甘え上手ですから、飼い主さんもメロメロになることでしょう。
「小さい・抱き心地が良い・可愛い」という三拍子のマルチーズですが、あまりにも甘やかすと勝気な性格になる可能性も。
「構ってもらえない!」「知らない人が来た!」というように吠えたり攻撃的な態度を見せるなど、問題行動が出てくるケースもあります。
メリハリのある正しいしつけが求められます。
ヨークシャーテリアの特徴・性格とは?

「ヨーキー」という愛称で親しまれているヨークシャーテリア。
人気犬種でもランクインするほど人気が高いわんちゃんです。
いったいどんな犬種なのでしょうか。
◆歴史
ヨークシャーテリアの優美な外見からは想像ができないかもしれませんが、そもそも一般家庭のネズミ捕りも目的で飼われていました。
ペットというよりも「ネズミを捕獲させるため」という使役犬だったのです。
ネズミを追いかけるには「小さい体」が求められたこともあり、小型化が進み今の小ささとなりました。
また、毛質も今よりもごわごわ感のあるワイヤーヘアでした。
小型化や毛質の変化により、「小さな体」「美しい毛質」などが注目され、上流貴族のなかでも愛されるようになっていきました。
今では、世界各国で愛玩犬の代表格としても知名度のあるわんちゃんです。
◆サイズ
ヨークシャーテリアは、チワワの次に小さいともいわれている犬種です。
ヨークシャーテリアという犬種としては、3.1㎏以下が理想的な体重とされていますが、なかには2㎏未満とかなり小さな子もいます。
ヨークシャーテリアが現在のように超小型犬となるまでには、さまざまな犬を交配に使っていました。
初めのうちは5㎏以上という体重の子も多くいましたが、小型化が進められて現在の小ささとなりました。
犬種としてもそれほど長い歴史とはいえないことから、標準より大きめに育つケースもありますし、逆に2㎏未満というケースもあります。
◆見た目の特徴
ヨークシャーテリアは、とても美しい被毛が特徴的です。
毛質は絹のような滑らかで、光沢のある黒やシルバー、ゴールドの毛色をしています。
また、ヨークシャーテリアの被毛はとても神秘的で、一生のうちに何度か毛色が変化します。
子犬時代の「黒」から始まり、成長するにしたがってシルバーやブラウン、ゴールド、ブルーなどが混じるようになります。
ヨークシャーテリアの被毛が神秘的なのは「最終的にどんな色に落ち着くか」「いつ頃から色が変わり始めるか」などが未知数という点です。
ストレートで細く柔らかい毛質をしていることから、見た目は重々しくなくスッキリとした印象に見えます。
艶めいた被毛で、動く宝石といわれるほどです。
どんな色に変わっていくかも飼い主さんの楽しみのひとつとなるでしょう。
◆性格
ヨークシャーテリアは、犬種グループの中でも“テリア種”です。
テリアグループに属している犬は、もともと小動物を獲物とする猟犬だったという歴史があります。
彼らには「狙った獲物は取り逃がさない」という頭脳と闘志が備わっているため、敵とにらんだ相手には気性が荒くなることもあるでしょう。
ヨークシャーテリアもテリア種ですから、知らない相手には警戒心から強く出るケースもあります。
自分が相手よりも小さいかどうかは関係なく、常に強気で勇敢に立ち向かう自信に満ち溢れた犬種です。
一方で、自分が「信頼できる人」と感じた相手には心をオープンにします。
警戒心が解き放たれ、「いつも一緒にいたい」と言わんばかりに甘えてくるでしょう。
ヨークシャーテリアに甘えられたら、それは「リーダーとして認められている」という証です。
飼い主さんのことが好き過ぎて、離れる期間が少しでもあると「食欲がない…」「寂しくて動きたくない…」と傷心モードになったり、「構って欲しい!」とイタズラっ子になったりします。
◆運動量
小さなヨークシャーテリアは、たくさん動き回れる環境であれば室内での運動量でじゅうぶんです。
室内で頭を使った運動やコミュニケーションをとるだけでも、小さなヨークシャーテリアにとっては満足の運動量となるでしょう。
散歩に行くなら気持ちをリフレッシュさせる感覚で、1回10~20分程度でもOKです。
まとめ
抱き犬としての歴史があるマルチーズ、ネズミ捕り名人で人間とともに暮らしてきたヨークシャーテリア。
歴史こそ違いますが、見た目や性格には共通点がたくさんあります。
マルチーズ、ヨークシャーテリアのどちらも素敵なわんちゃんです。
マルキーはMIX犬のため、どちらの印象や性格を受け継ぐかは赤ちゃん期には分かりません。
しかし、マルチーズもヨークシャーテリアもどちらも小ぶりで明るい性格をしているので、基本的には飼い主さんへの愛情が深く、大切なパートナーとなってくれるでしょう。
マルキーを飼うときには、まずはマルチーズとヨークシャーテリアそれぞれの特徴を知るところからはじめましょう。
そして、縁のあったマルキーが大切なパートナーとなるように、全力で温かく包み込み、幸せなときを過ごしてくださいね。
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