子犬のおやつにもおすすめ!ボーロの与え方と手作りレシピを紹介

2025.05.30

子犬のおやつにもおすすめ!ボーロの与え方と手作りレシピを紹介

ボーロは、犬のおやつとして人気があります。ボーロは、唾液で溶けるため喉に詰まらせるリスクが低く、消化もよいので、特に子犬におすすめのおやつです。人間の赤ちゃんや幼児も、よくおやつとして食べていますよね。では、人間用のボーロを犬に与えてもよいのでしょうか?今回は、気になるボーロの与え方と、手作りレシピをご紹介します。愛犬のおやつの一つとして、ぜひ、活用してくださいね。

【掲載:2022.09.04  更新:2025.05.30】

犬にボーロを与えても良い?

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結論から言えば、犬用に作られたボーロであれば犬に問題なく与えることが出来ます。

実際に犬用おやつとして、様々な種類のボーロが発売されており、唾液で溶けるボーロは、消化も良く、喉に詰まらせるリスクも低いので、子犬に与えることもできるおやつです。

人間用のボーロは、犬用のものとは異なり、糖分や塩分が多く含まれています。また、ボーロにフレーバーや風味がつけられている場合、犬にとっては良くない食材が使われている場合もあります。
犬には、人間用のボーロは与えないようにしましょう。

その他与える際の注意点もご紹介いたします。


犬にボーロを与える時の注意点

最後に、犬にボーロを与えるときに注意したいポイントをご紹介します。

◆与え過ぎない

おやつとして与える場合には、愛犬の1日に必要なカロリーの10%以内にとどめましょう。

◆適度な大きさで

与える際には、大きいものは小さく砕いて与えるなど、愛犬にあわせて与えてあげてください。特に子犬やシニア犬、小型犬の場合は、注意してあげてくださいね。

◆子犬に与える場合は生後3ヶ月から

子犬におやつを与えてよい時期は、生後3ヶ月を過ぎてからとされています。
市販されているおやつの表示にも、生後3ヶ月と書かれていることがほとんどです。また、おやつによって適した月齢が表示されているので、確認して購入してください。
生後3ヶ月未満の子犬は、内臓や消化器官が未発達なので、基本的におやつを与える必要はありません。

◆虫歯に注意

ごく稀ですが、ショ糖が原因となって虫歯になる犬もいます。
糖分が、犬にとってはリスクがあることを認識しておきましょう。
ボーロの主な原材料は、卵、牛乳、小麦粉です。
これらは、人でもアレルギー症状を引き起こすことの多い食材です。犬の場合も、同様です。
タンパク質がアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)の犬の場合、卵や乳製品によってアレルギー症状が出る可能性があります。乳製品にアレルギーを持つワンちゃんは少なくないため、注意が必要です。

◆アレルギーに注意

アレルギーの症状としては、

●下痢
●嘔吐
●目の周りが赤くなる
●脱毛
●発疹

など、お腹の症状や皮膚症状が見られます。

ボーロを初めて与える場合には、少量にとどめましょう。与えた後には、変わった様子や症状が出ないか、しっかりと見守ってください。気になる症状が出た場合には、早めに動物病院に行くようにしましょう。

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犬用ボーロの手作りレシピ

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ここでは、犬用ボーロの手作りレシピをいくつかご紹介します。参考にして、ぜひ愛犬にぴったりのおやつを作ってあげてくださいね。

★基本のボーロ

基本となるプレーンなボーロです。

【材料】

薄力粉・・・・・・・・・・・・・・30グラム
溶き卵・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
低脂肪乳・・・・・・・・・・・・大さじ1
はちみつorオリゴ糖・・・大さじ1

低脂肪乳の代わりに犬用のミルクを使うと、より安心ですね。

【作り方】
1. 薄力粉をふるいにかけ、牛乳、はちみつ、卵を入れて捏ねます。
2. 適当な大きさにちぎって、オーブンで焼き上げて完成です。

★米粉と野菜のボーロ

アレルゲンになりにくい米粉を使い、野菜を加えたヘルシーなボーロです。
愛犬の好きな野菜を選んで作ると、きっと大喜びで食べてくれますよ。

【材料】

米粉・・・・・・・・・・・・・・50g
水or犬用ミルク・・・・大さじ1~2
お好みの野菜・・・・・・100g

おすすめの野菜は、さつまいも、カボチャ、ニンジンなどです。犬は甘みを好むので、甘味の出る野菜を選ぶといいですよ。

【作り方】
1. 野菜を茹でて潰します。ニンジンなど固い野菜はすりおろすのがおすすめです。
2. 茹でて潰した野菜に、米粉を少しずつ加え、水またはミルクで調整しながら生地をまとめます。
3. 1~2cmの大きさに丸めて、180℃に予熱したオーブンで15~20分、途中で一度ひっくり返して焼きます。

★チーズボーロ

チーズが好きなワンちゃんは多いですよね。
また、チーズは発酵食品でもあり、栄養が豊富なのも嬉しいポイントです。

【材料】

片栗粉・・・・・・40g
チーズ・・・・・・小さじ1
はちみつ・・・・小さじ2
全卵・・・・・・・・大さじ3

【作り方】
1. はちみつと卵を混ぜ合わせます。
2. 1の中に、片栗粉とチーズを入れて混ぜ合わせます。
3. 生地をひとかたまりにまとめます。
4. まとめた生地を細くのばして、1cm程度の大きさにちぎって丸めます。
5. オーブンの天板にアルミホイルを敷き、4を並べます。
6. 予熱しておいたオーブンで、焼き上げます。1000wのオーブンで、約6分が目安です。

★コラーゲンボーロ

犬の関節にはさまざまな負荷がかかっており、加齢とともに痛みが生じることもあります。
そんなシニア犬にもおすすめのコラーゲン入りのボーロです。ボーロにすると、コラーゲン特有の臭みが消えます。
片栗粉のでんぷんが、うんちを程よい硬さにしてくれるので、軟便気味の子にもおすすめです。

【材料】

片栗粉(米粉、玄米粉)・・・・・・・・・・・・・・・100g
卵黄・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個
amino18(フィッシュコラーゲン100%)・・・大さじ2
無調整豆乳・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1~2

熱の影響を受けにくい低分子コラーゲンペプチドを使うのがおすすめです。

【作り方】
1. 卵黄とはちみつをよく混ぜます。
2. 1がよく混ざったら、片栗粉とamino18を入れ、ヘラなどでさっくり混ぜます。
3. 2に無調整豆乳を少しずつ入れ、生地を手でこねながら一塊にまとめます。
4. 生地を4つに分け、細い棒状にのばします。
5. のばした生地を約1cm幅で切り、一つひとつ手のひらで丸めます。
6. クッキングシートを敷いた天板に並べ、180℃に予熱したオーブンの中段で10分焼きます。

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おすすめのボーロ

市販されている犬用のおすすめボーロも、ご紹介します。さまざまな風味のものが市販されているので、愛犬の好みのボーロを見つけてあげてください。

◆ホームメイドシリーズプレミアム 黒ごま山羊ミルクボーロ

ホームメイドシリーズプレミアム 黒ごま山羊ミルクボーロ

栄養満点の黒ごまと、食いつき抜群!低カロリー・高栄養のヤギミルク入り!

購入

さくさく食感の手作りボーロです。

無添加、小麦粉不使用のグルテンフリー。

◆First いちご入りボーロ 80g

First いちご入りボーロ 80g

レギュラーサイズのいちご入りボーロです。

購入

Firstのボーロには、ミルク入り、バナナ入り、リンゴ入りなど12種類があり、愛犬の好みのボーロがきっと見つかりますよ。

◆ママラブパピー ボーロ 45g

ママラブパピー ボーロ 45g

・育ちざかりのパピーに必要な栄養素を配合
・食べやすい形や柔らかさ

購入

主原料は、アレルゲンになりにくい馬鈴薯でんぷんで、乳成分も脱脂粉乳を使っている子犬のお腹に優しいボーロです。
ぶどう糖や水あめが使われていて、育ち盛りのパピーに必要な栄養素もしっかり配合されています。パピーも食べやすい形と柔らかさであることも、嬉しいポイントですね。

◆余計なものは入れない さつまいも入り ビスケット ボーロタイプ

余計なものは入れない さつまいも入り ビスケット ボーロタイプ

素材の味が楽しめる、からだ想いのさつまいも入りビスケットに仕上げました。

購入

小型犬にもピッタリなプチサイズ♪
お得な大容量タイプ。
着色料・保存料・酸化防止剤 無添加。


まとめ

唾液で溶け、喉に詰まらせるリスクが少ないボーロは、消化も良いので、子犬にもおすすめのおやつです。
一つひとつが小さい粒なので、しつけの際のご褒美にもピッタリですね。
ただし、あげすぎには注意が必要です。適量を守り、人間用のボーロはあげないなどに気をつけて与えましょう。
販売されているボーロも種類が豊富ですが、比較的簡単に手作りすることもできるので、愛犬好みのボーロを見つけてあげてくださいね。基本のボーロを覚えると、いろいろなアレンジができますよ。ネットのレシピも豊富なので、ぜひ参考にしてみてください。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。


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