犬用のロープおもちゃを紹介!遊び方や注意点についても解説します!

2023.04.14

犬用のロープおもちゃを紹介!遊び方や注意点についても解説します!

現在販売されているペットアイテムは、犬用おもちゃに限定しても数えきれないくらい存在しています。おもちゃの代表格であるロープタイプも、その長さや形状、機能性に至っても沢山の種類が販売されているのです。愛犬と一緒に遊んだり、デンタルケアとしても最適なロープおもちゃ。その遊び方や注意点をしっかり覚えておきましょう。おすすめ商品も紹介しますので、是非参考にしてみてください!

【掲載:2022.10.14  更新:2023.04.14】

犬がロープのおもちゃを好む理由

犬 ロープ

基本的に犬はロープ遊びが大好きです。
その理由は、おもちゃで遊ぶことで狩りの疑似体験ができるからだといわれています。

野生時代の頃の犬は、狩りを行って生活していました。この元々もつ狩猟本能の名残から、見つける・追いかける・捕まえる・噛む、という行為が大好きなのです。
ロープのおもちゃは、犬にとって隠したり、転がしたり、引っ張ったりと、本能的な欲求を存分に満たすことができる最高のアイテムなのです。


【タイプ別】犬用ロープおもちゃ紹介

犬用のロープのおもちゃは、ネットショップはもちろんペットショップやホームセンターなどの店頭でも沢山の種類が販売されています。
一体どれを買えばいいの?と迷っている飼い主さんも少なくないでしょう。

ロープのおもちゃを選ぶ際は、愛犬に適したサイズ感と、求める機能性を頭にいれながら、楽しく安全に遊べるものを選ぶ必要があります。
お困りの飼い主さんのために、タイプ別のロープおもちゃを紹介していきますので、参考にしてみてください。

◆シンプルなロープのみのおもちゃ

JOYSele デンタルトーイ キャンディ レッド L
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【商品ポイント】長さは約20cm。中心が太く思いっきりガジガジできる!

JOYSele デンタルトーイ レインボー SS
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【商品ポイント】ロープの端が縛ってあるタイプ。ワンちゃんの噛みたい欲求に答えるおもちゃです。

JOYSele デンタルトーイ ロングロープ W
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【商品ポイント】ロープの長さは約100cm。しつけやストレス解消につかいやすいサイズです。

JOYSele デンタルトーイ ドック イエローグリーン
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【商品ポイント】シンプルなロープですが、形がぬいぐるみのようになっています。

◆ボール付きロープおもちゃ

エシカルドア ナチュラルアーストイ ボール&ロープ
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【商品ポイント】丈夫なロープと噛みごたえバツグンのエラストマー樹脂の組み合わせ。

LIKER5 LUMI 妖しく光るロープ
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【商品ポイント】ロープ部分が明るいところで光を吸収し暗闇で光る蓄光だから、昼夜関係なく遊べる!

コング サインロープ ボール付き
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【商品ポイント】耐久性を高めるためコットンロープは二重に編み込み。両端に結び目がありくわえやすい!

◆ぬいぐるみ付ロープおもちゃ

ワンコのおもちゃ アニマルロープ
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【商品ポイント】ぬいぐるみもロープも大好きな子にぴったりの商品。

コング ワインダーテイル アリゲーター
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【商品ポイント】引っ張りっこはもちろん、持ってこい遊びにも最適!クネクネと地面を這わせるように動かせば、愛犬と楽しく追いかけっこもできるでしょう。

にぎやかロープ ひょうきん!ラクガキアニマル さばんな
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【商品ポイント】ワンちゃんの好奇心をくすぐるぬいぐるみとロープを掛け合わせたおもちゃ。

◆飼い主さんの手作り!

愛犬用のロープのおもちゃは、簡単に手作りすることも可能です。

ロープのおもちゃが大好きだけど、すぐにボロボロにして何度も買い替えている、という家庭も少なくないでしょう。
もし家庭に使用していないタオルやTシャツなどがあれば、簡単に愛犬のおもちゃを手作りすることができるので、ぜひ試してみてください。

①使用していないTシャツとハサミを用意します。

②4~5cmの幅で、Tシャツに切り込みを入れていきます。切り込み部分から引き裂くと、繊維に合わせて帯状に切ることができます。

③帯状の布を12本作って束ねます。余った帯でまとめて一つの束にしましょう。

④その12本をざっくりと3つの束に分けて、それぞれをグループごとに捻じっていきます。最後まで捻じったら養生テープなどで一旦仮止めしておきましょう。

⑤捻じった三つの束を使って、三つ編みをしていきます。この時、束ねた帯の先端部分を、机や壁などに養生テープで固定すると、とても編みやすいです。

⑥目標の長さまで編んだら、余っている帯で結び、余分な帯を切り落として完成です。

Tシャツは伸縮性があるので、引っ張りっこも存分に楽しめます。タオルでも同様の方法で作ることができますが、タオルを切断すると糸が崩れてくる場合があるので、端の始末をしっかりしてくださいね。

尚、手作りロープを作る際は、できるだけ新品のものを利用することをおすすめします。使用済みのものを使うと人間のニオイが付いているので、人間の持ち物で遊んでいい!と犬が勘違いしてしまう可能性があります。
大切な衣服・靴などを噛まれる原因にもなり得ますので、この点は注意しましょう。


ロープおもちゃを使った遊び方

ロープ系おもちゃの種類がわかったところで、ロープおもちゃを使った代表的な遊び方を紹介していきます。
愛犬との楽しく健やかな毎日に役立ててください。

◆引っ張り合いっこ

ロープを愛犬の目の前で動かして、愛犬が咥えたら飼い主さんが前後左右に動かして引っ張り合いましょう。
愛犬が興奮してきたらロープの動きを止めて、獲物をしとめた状態のように感じさせます。
そして、「ちょうだい」などのコマンドでおもちゃを放させて、遊びを一旦やめましょう。愛犬が落ち着いたら、遊びを再開してください。

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愛犬に「ちょうだい」を教えていますか?「ちょうだい」は、犬が口にくわえているものを離させるコマンドです。「ちょうだい」ができれば、散歩中の拾い食いや異物の誤飲事故を防ぐことができます。時には命に関わるものをくわえてしまうこともあるので、愛犬を守るためにもしっかりと教えておきたいですね。今回は、愛犬へのちょうだいの教え方をご紹介しますので、ぜひ愛犬と一緒にチャレンジしてみてください。

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愛犬が喜ぶコツとして、ロープの動かし方がポイントとなります。
引っ張りながら大きく左右に振る、小刻みに振るなど、引っ張り方に変化をつけることで、狩猟本能を刺激することができます。

尚、飼い主さんが引っ張りっこに勝ってばかりでは、愛犬がつまらないと感じて興味が薄れてしまう可能性があります。飼い主さん6:愛犬4くらいの割合で、愛犬にも勝たせてあげましょう。

◆もってこい遊び

ロープを投げて愛犬に追いかけさせ、飼い主さんの元へ持って帰ってこさせる遊びです。持って帰ってきたら「ちょうだい」などのコマンドでおもちゃを放させ、愛犬が落ち着いたら再び投げましょう。

初めのうちはおもちゃを持ち逃げされないように、リードなどをつけて遊び、遊び方を覚えさせます。これはしつけにも役立つものなので、ぜひ遊びながらトレーニングをしてみてください。
愛犬を喜ばせるコツは、投げる前に目のまでロープを動かして興味を高めることです。
それからロープを投げると、楽しさが断然アップしますよ。

慣れるまでは飼い主さんも一緒にロープを追いかけると、愛犬も一緒に楽しめるでしょう。
尚、「ちょうだい」で無理におもちゃを取り上げたり、おもちゃを放したらすぐに遊びを終わりにすると、愛犬がつまらないと感じてしまいます。おもちゃを放したら沢山褒めて、繰り返し遊ぶようにしてくださいね。

◆一人で噛んで遊ぶ

ロープのおもちゃは、愛犬が一人で噛んで遊ぶ時間をも作ってくれます。犬の性格もそれぞれなので、ただ一人でたんたんとロープを噛むのを繰り返すのが好きな子もいるのです。
このような場合は、デンタルケア機能の高いロープや耐久性の高いアイテムを与えるのがおすすめですね。

とはいえ、留守番中など飼い主さんの目が長い間届かない時間帯で与えるのは避けてください。誤嚥などのリスクが高まってしまいます。
ロープ系オモチャは魅力的なアイテムではありますが、遊び方や与え方を間違うと、愛犬の身体に危険を及ぼすものに変わってしまうのです。

次にロープを利用する時に気を付けるべき注意点を紹介していきますので、安心安全に楽しむためにも、しっかりチェックしていきましょう。


ロープおもちゃで犬と遊ぶ際の注意点

ロープで遊ぶ犬

ロープ系おもちゃの素材は、コットンの場合が多いです。このため、プラスチックや塩化ビニールでできたおもちゃと比べて、安全なイメージがあるかもしれません。
しかし、コットン素材のおもちゃであっても、誤飲すると危険な物体に様変わりする恐れが十分にあるということを忘れてはいけません。
ロープで遊ぶ場合に注意するべき点を、しっかり頭に入れておきましょう。

◆犬からロープおもちゃを奪いすぎない

遊び方のご紹介の際にも触れましたが、飼い主さんが引っ張りっこに勝ってばかりでは、愛犬がつまらないと感じて興味が薄れてしまう可能性があります。
また、最終的に飼い主にロープを取られるという印象がついて、おもちゃを守るようになったり、一緒に遊んでくれなくなるかもしれません。
反対に、愛犬が勝ってばかりでは飼い主よりも立場が上だと思うようになり、段々と問題行動が起こる可能性もありますので、飼い主さん6:愛犬4くらいの割合で、愛犬にも勝たせながら遊んであげると良いでしょう。

引っ張り合いというのは、どうしても勝ち負けがついてしまう遊びですので、以外にも難しい遊びです。
ただ遊んでいるだけに見えても、愛犬にとっては真剣勝負であったり、信頼関係を気づいたり上下関係を決める1つの瞬間でもありますので、勝ち負けのバランスを考え、楽しく遊んでみて下さい。

最後に、犬からロープを貰おうと、ロープを強い力で急に引っ張たりし過ぎると、事故や怪我の原因にもなりますので、楽しくてついついお互いにヒートアップしてしまう場合もありますが、愛犬がしっかりロープを咥えて離さない状態にあるか確認しながら、ゆっくり引っ張るように心がけてくださいね。

◆誤飲に注意

ロープのおもちゃはほとんどの場合、多数の紐を編み込んで出来ています。
愛犬が噛んで遊んでいる内に、紐がほどけたり切れてしまうケースがよくあるのです。その紐を食べたり飲んだりしてしまう子も、少なくありません。

犬が異物を誤飲した場合、薬品や毒物を除いて95%の確率で体内を通過し、排泄物と共に出てくるとはいわれています。しかし、残りの5%は深刻な事態を招き、時には命に危険が及ぶこともあるのです。
実はロープ系おもちゃを飲み込んだ際のリスクは、この5%に含まれる場合があるといわれています。

ロープ系のおもちゃに限ったことではありませんが、愛犬がおもちゃで遊んでいる時は飼い主さんが目を離さないようにすることがとても大切です。
100%安全が保障されているわけではないので、出しっぱなしにしないこと、また定期的におもちゃの点検をしてダメージがないか確認することを徹底してください。

万が一、愛犬がロープのおもちゃなどを誤飲した場合には、動物病院を受診して獣医師に相談しましょう。

ロープは細い糸の集合体なので、飲み込んだロープが胃で留まるうちに、一部だけが腸に届いてしまう場合があります。
このような状態で腸がぜん動運動をすると、糸やロープそのものが捻じれ、腸を締め付けるような状況になり、大変な痛みを引き起こす上に、腸の裂傷や壊死につながる非常に危険な状態だといえます。

ロープが体内を傷付ける前に気付けば処置が間に合うケースもありますが、厄介なことにロープはレントゲンにうまく写らないのです。
このため、飲み込んでしまった場合には開腹手術が必須となりますが、上記の状態が起こった後での回復は、手術をしても非常に困難となります。

最悪の事態を避けるためにも、常日頃からロープ遊びをする際には注意が必要なのです。遊んでいる際中は愛犬から目を離さずに、ロープの状態に異常がないかを毎回確認しましょう。
体調に異変を感じた場合や、誤飲の可能性が考えられる場合は、すぐに獣医師に相談してください。


まとめ

愛犬のストレス発散や運動不足解消、デンタルケアやコミュニケーションツールとしても役立つロープ系おもちゃ。正しい遊び方で上手に利用することで、愛犬との毎日に楽しい時間を盛り込みましょう。
ただし、誤飲には十分注意する必要があります。遊んでいる際中は目を離さないよう徹底し、こまめにロープの状態を確認してくださいね。
また、犬が噛むおもちゃなのでとても汚れやすいです。定期的に洗濯をしたり買い替えるなどして、衛生面にも注意しましょう。
愛犬の狩猟本能をくすぐる大人気のロープ系おもちゃ。まだ使ったことがない!という飼い主さんは、安全面に配慮しつつ、ぜひ試してみてください。



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!


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