愛犬の水飲みにはこの商品!犬用給水器の種類とそれぞれのメリットをご紹介

2022.04.25

愛犬の水飲みにはこの商品!犬用給水器の種類とそれぞれのメリットをご紹介

「これから犬を飼おうかな?」と考えている方、犬の給水器はどんな物を使えば良いのか悩んでいませんか?また、すでに家庭に愛犬がいて「給水器を新しく買い換えよう」と考えている方も、今使っている給水器が愛犬にとって本当に合っているのか気になりますよね。「次はちょっと違う種類の給水器を買ってみよう」なんて考えている方もいるかもしれませんね。 そこで今回は水飲みするために欠かせない、愛犬におすすめの給水器の選び方をメリット・デメリットも踏まえながらご紹介していきたいと思います!愛犬にストレスや健康の害なく美味しく水を飲んでもらうために、どんな給水器が合っているのか考えてみましょう!

【目次】
1.犬の理想の水分補給量とは?
 1-1.犬の水分補給量の計算式
 1-2.水は新鮮に!
 1-3.水は常に飲めるように!

2.水をあまり飲まない犬はどうする?
 2-1.水に味付けする
  2-1a.【おすすめ商品】ペットスエット
 2-2.ウェットフードにする
  2-2a.【おすすめ商品】 犬用ちゅ~る 総合栄養食

3.犬の給水器の種類は?
 3-1.犬の給水器の種類①給水皿
  3-1a.【おすすめ商品】ステンレス食器

 3-2.犬の給水器の種類②ノズル式給水器
 
 3-3.犬の給水器の種類③フィルター式自動給水器
 
 3-4.犬の給水器の種類④ペットボトル式給水器
  3-4a.【おすすめ商品】ピュアクリスタル カートリッジ式ドリンクボウル

4.犬用の給水器には様々なタイプがある

【掲載:2019.07.11  更新:2022.04.25】

犬の理想の水分補給量とは?

犬の水分補給

犬の体は60%が水分で出来ています。60%もの水分で出来ているのですから、犬にとって「水を飲むこと」はとても大切な事です。
しかし、愛犬は1日にどのくらい水を飲めば良いのか、水分補給量は足りているのかという詳しい情報は分かりませんよね。

そこで、まずは自分の愛犬の適切な水分補給量が知りましょう。犬の大きさによって多少異なりますが、犬が一日に必要とする補給量をご説明します。

◆犬の水分補給量の計算式

犬の身体に対して1日にどのくらいの水分を補給すれば良いのかが分かる計算方法というものが存在します。

計算式は、「体重の0.75乗×132」です。

計算機で算出する方法は、体重を3回かけて√を2回押し、132をかけた数字となります。

つまり、体重が5kgの犬の場合は「5×5×5=125√√×132=441」
という計算になるので、1日に必要な水分補給量は441mlとなることが分かるのです。

あくまでも1日に必要な理想の水分補給量を計算で導き出す方法ですので、必ずしもこの量を飲ませなくてはいけない!というワケではありませんので安心して下さい。

◆水は新鮮に!

人間もそうですが、口に入れる物は新鮮で安心出来るものが良いですよね。

「今日は水をあまり飲まなかったから」といってそのままの状態で置きっ放しにしてしまうと、ほこりが入ってしまったり雑菌が繁殖してしまい、不衛生になりやすくなってしまいます。

大切な愛犬の体の大半を占めるものですから、水はこまめに取り替えてあげ常に新鮮な状態にしておきましょう。

◆水は常に飲めるように!

「水は新鮮じゃないといけないなら時間制にすればいいんじゃない?」と考える方もいるかもしれません。しかし、それはおすすめできません。

犬にも犬のタイミングで水飲みに行きたい時があります。私たちと同じですね。

「ものすごくのどが渇いているのに水が飲めない」、「夏場の暑い日でも水が飲めない」などのように、いつでも水飲みできる環境でないと脱水症状を引き起こしてしまう可能性があります。

いつでも新鮮な水を飲むことが出来るように、家庭の環境に合わせた給水器で対応しましょう!


水をあまり飲まない犬はどうする?

元々水をあまり飲まない子っていますよね。そのような子の場合、脱水症状になってしまうのではないか?と心配になってしまいます。

あまり水飲みをしない犬にオススメの工夫をご紹介しますね!

◆水に味付けする

水に味を付けると言っても、人間の調味料を入れてしまうワケではありません。犬があまり水を飲んでくれない時や食が細い犬などに使用する商品があるのです。

動物病院で相談すると、取扱のある病院ではおすすめしてくれる場合もあります。また、ペットショップなどでもペット用のスポーツドリンクが販売されています。

しかし、この方法で気を付けて欲しいのは、「水がカロリーゼロではなくなる」という事です。

嗜好性の高い物を入れるという事は、カロリーも入っているという事。太りやすい犬や元々太り気味の犬は、特に注意が必要です。

たくさん入れたり毎回入れていると水を飲んでいるだけでハイカロリーになってしまいますので、毎回水に入れるのではなく、運動後や暑い日などのしっかりと水を飲んで欲しい時に入れるようにすると良いでしょう。選べる場合には、低カロリーの物を選ぶ事をおすすめします。

また、カロリーの心配だけでなく、味付きの水でないと飲んでくれなくなる場合もあります。そのためやはり、毎回ではなく「ここぞ」という時に入れて与える事をおすすめします。

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◆ウェットフードにする

フードをドライフードからウェットフードにするという方法もあります。ドライフードは水分量が10%以下なのに対し、缶詰のようなウェットフードの場合は水分量が75%もあります。
そのため、食事をドライフードからウェットフードにするだけでも十分に水分を補給する事ができます。

しかし、ウェットフードの場合歯垢が付きやすくなりますし、咬む力が衰える原因の一つにもなります。ドライフードを食べなくなる可能性も高くなりますよね。

ドライフードとウェットフードを半々にして与えたり、2食ある食事のうちの1食だけウェットフードにするなどの与え方をおすすめします。

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犬の給水器の種類は?

犬の給水器の選び方

愛犬が1日に必要な水分の量が分かりましたので、いよいよ本題です。

愛犬に一番合う給水器は一体どのようなものなのでしょうか?給水器として犬が水を飲むために使用するものの中で、それぞれメリットとデメリットを紹介していきたいと思います。

家庭によって犬を飼育する環境が大きく違うと思いますので、自分の愛犬の環境に一番合った物を見付けてみましょう!

◆犬の給水器の種類①給水皿

食器を使い、水を飲ませるタイプです。ノズル式が出てくる前はこちらが主流でしたよね。今でもこちらのタイプで犬に水を与えている方はたくさんいると思います。

●給水皿のメリット

  • 簡単に洗う事ができる
  • かわいい柄の物がたくさんある

●給水皿のデメリット

  • こぼしてしまいやすい
  • 受け皿にほこりや雑菌が入りやすい
  • あまり水を飲まない子の場合、夏場などは受け皿に入っている水が腐ってしまう事がある。
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◆犬の給水器の種類②ノズル式給水器

ペットショップなどでも使用されている、最近では一般的な給水器です。

こちらはペットボトルに水を入れた物をつけ、犬がノズルを舐める事で水が出てきます。ボールペンの先のような構造となっており、ノズルの先に丸いボールのような物が入っています。それを犬が舐めるとノズル先端のボールが転がり、チョロチョロと水が出てくるという仕組みとなっています。

●ノズル式給水器のメリット

  • 皿のようにひっくり返してこぼしたり、水遊びをしてしまう心配がない
  • 上部がペットボトルなので取り替えやすい
  • 水にほこりが入りづらい

●ノズル式給水器のデメリット

  • のどが渇いている時でも一度にたくさん飲めない
  • 一度にたくさん水飲みができないので口内環境が不衛生になりやすい
  • ノズルの先に雑菌が繁殖しやすい

◆犬の給水器の種類③フィルター式自動給水器

ジェックス株式会社のピュアクリスタルに代表される、犬用のフィルター式給水器です。フィルターで水をろ過することで、食べかすやホコリを取り除き、きれいな水を維持することができます。ポンプで水を循環させ水中に酸素を取り込むため、いつもおいしい水を飲ませることができます。

電気で水を循環させているため、電源が必要となってきます。

●フィルター式自動給水器のメリット

  • サイズや種類が豊富
  • 水が循環しているので腐ることがなく常に新鮮
  • 容量が大きいためこまめに水を取り替えるという手間がない

●フィルター式自動給水器のデメリット

  • お手入れやフィルター交換が手間
  • 電源を確保する必要がある
  • 犬がコードに引っかかったり、コードを囓る心配がある
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ファンネルがセラミック製で、高級感、清潔感があります。
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ポンプで水を循環させ、水中に酸素を取り込み、新鮮でおいしい水を維持する循環システム。カートリッジ式なのでフィルターの取り換えが簡単。

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◆犬の給水器の種類④ペットボトル式給水器

水の入っているペットボトルを上部にセットし、犬が水を飲んだ分だけ下の受け皿に水が補給される仕組みになっています。
ノズル式のようにケージに付けるタイプと、循環型自動給水器のように自立型の物があります。

●ペットボトル式給水器のメリット

  • 犬が飲んだ量を受け皿に補給してくれる
  • 水のタンクがペットボトルなので手に入れやすい
  • タンクがペットボトルなため、取り替えやすい
  • こぼしてしまう心配がない

●ペットボトル式給水器のデメリット

  • 受け皿の部分はほこりが入りやすい
  • 水をあまり飲まない子の場合は水が腐ってしまう事がある
  • 受け皿の部分の水で水遊びをしてしまう事もある
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犬用の給水器には様々なタイプがある

犬の給水器についてご紹介した記事でしたが、いかがでしたか?こちらの記事に挙げただけでも犬用の給水器には様々なタイプの物がありましたね。

同じタイプの物でもメーカーによって便利さやメリット・デメリットが全く異なります。ネット通販などで実際に水飲みに使用した方のレビューなどが記載されている物もありますので、気になった商品はレビューを参考にしてから検討しても良いですね。

愛犬のタイプや家庭の環境によって水の飲み方は変わってきます。「愛犬に合っていないな」と感じた時には買い換えをおすすめします!

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ちょば

ちょば

わんちゃん大好き人間です。動物の専門学校にて様々な資格取得後トリマーやペットショップの店長を経験しました。たくさんの方に楽しいワンワンライフを送っていただくため、持てる知識と経験をフルパワーで提供していきたいと思います。

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