最近人気のレモンビーグルってどんな犬?

2020.09.10

最近人気のレモンビーグルってどんな犬?

「レモンビーグル」と聞いて、どのような犬を思い浮かべますか? 新しい犬種なのか、模様が黄色いのか。 名前だけでは想像もできないと思います。 今回は、レモンビーグルと通常のビーグルの違いや、入手難易度について紹介したいと思います。

特徴

新しい犬種だと思われた方もいらっしゃると思いますが、
レモンビーグルは、ビーグル犬です。

大きな違いは、「レモンビーグル」の名前の由来であるように、色合いです。
一般的なビーグルは濃い茶と白、に対して、レモンビーグルは比較的薄い茶に白といった、
淡い色合いになっています。

それでは、ビーグル犬の特徴をご紹介します。

ビーグル犬は小さいイメージがありますが、中型犬に分類されています。ハウンドドッグ(猟犬)の中では最も小型だとされていて、筋肉質でたくましい体つきをしているのが特徴です。

平均18cmの大きな垂れ耳も特徴的で、ハウンドドッグとして活躍していた歴史があることから、後ろ足の推進力と嗅覚が非常に優れています。
その嗅覚は、麻薬探知犬として活躍する個体がいるほどです。

また、小さい体からは想像できない、大きくて太い吠え声も特徴的です。
ほかの犬と同じようにワンワンと吠えるのはもちろんですが、比較的長く伸びる高めの声です。

ハウンドドッグは強いイメージを抱きがちですが、スヌーピーのモデルとなった犬として、日本中でとても人気です!

◆名前の由来

名前の由来は諸説ありますが、
ビーグルの語源はフランス単語の”begueule”(ベグー)だと言われており、「開いた喉」を意味します。
声が太く大きいのは、猟で獲物を追跡中に出す声で、狩人や他の猟犬に伝えるためと言われています。

「レモンビーグル」という名前の由来は、その名の通り、“レモンカラーのビーグル犬”をレモンビーグルと言います。

本当に黄色いのかというとそうではなく、薄い茶と白の優しい色合いで、淡い色なのでレモンカラーなどと言われます。
そしてこの毛色のビーグル犬のことをレモンビーグルと呼びます。

◆見た目

まずは、一般的なビーグルの見た目を押さえておきましょう。

耳の形

・長い垂れ耳 比較的低い位置についていて、先端が丸くなっています。

体格

・小柄なのでコンパクトですが、大きく見えるほど筋肉質で骨関節もしっかりしています。

頭部

・頭部はドーム状で、口のまわりから鼻先にかけての部分は、幅と厚みがあります。
・首は若干アーチを描いています。
・目はブラウンかヘーゼルが主です。

尻尾

・高い位置に付いていて高く掲げられています。

被毛

・密集したダブルコートで抜け毛も多いです。

◆カラー

一般的なビーグルの見た目を紹介しましたが、
ここでは、他のビーグル犬のカラーについてご紹介します。

他のビーグル犬と「レモンビーグル」の大きな違いは色だと既に述べましたが、
レモンカラー他にも、
「ハウンドカラー」
「レッド&ホワイト」
があります。

ハウンドカラー

ハウンドカラーは、ビーグルの中で最もポピュラーな白・茶・黒の被毛を持つビーグル犬です。
白をベースに、茶や黒の模様がはっきり現われています。
個体差にもよりますが、成犬の場合頭部・耳が茶、背中からしっぽにかけて黒が乗っているものがほとんどです。
別名”トライカラー”とも呼ばれています。

レッド&ホワイト

その名の通り、赤みがかった茶色と白の2色の被毛が特徴です。
ハウンドカラーよりも少し優しい印象を受けます。
成長とともに、明るめから濃いめなど色味が変化することもあります。

犬に詳しい方はすぐに見分けがつくと思いますが、あまり詳しくない方は見分けるのが少し難しいかもしれませんね。

全体的にふんわりとした優しいカラーリングなので、ビーグルの朗らかさの魅力をさらに引き立ててくれるような色合いです。

◆性格

狩猟犬として活躍してきたビーグルは活発でやんちゃな性格をしています。
運動したり遊んだりすることが大好きで、好奇心も旺盛です。
興味を持ったことはどんどん知ろうとする、犬らしい素直なかわいい性格です。
まるで人間の子どもを相手にしているかのような活発さで愛おしく思うでしょう。

群れになって狩りをしていたため、他の犬とも仲良くできる社交的な性格でもあります。
社交的がゆえに、大胆に他の犬に近づくことがあるので、散歩中はコントロールが必要かもしれません。

また、嗅覚が優れているので、お散歩中あちこちニオイを嗅ぎながら探索して歩くことがあります。

さらに、飼い主にもフレンドリーで愛情深いです。
甘えん坊で寂しがり屋であり、忠誠心が強いので、飼い主さんから離れようとしない時間が多いでしょう。
そのため、お留守番はあまり得意ではなく、長時間になるとストレスになってしまいます。

とにかく活発でヤンチャ者なので、時にはイタズラしてしまうかもしれませんが、甘えてきたら許してしまうかもしれませんね。

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ビーグル犬の歴史

冒頭で少し触れましたが、ビーグルは昔ハウンドドッグとして活躍していました。
イギリス原産で、古代ギリシャでウサギ狩りに用いられていたハウンドドッグが祖先と言われています。

ハウンドドッグの中では最も小さいとされているビーグル犬ですが、体力があり大きな声で獲物を追いかけ続けることができる優秀な狩猟犬だったそうです!
大声で吠えながらビーグル犬同士で群れになり、すばしっこく逃げ回るウサギを追い詰める様子から「森のトランぺッター」や「草原の声楽隊」などと呼ばれていたそうです!
今の姿からは想像できないくらいギャップを感じますね!

イギリス王室でも狩猟犬として重宝されていたビーグル犬ですが、現在よりも小型の犬たちが飼われていたと言われています。また、地方によっては様々な被毛の種類や大きさのビーグル犬が存在していました。日本に渡ってきた当時のビーグル犬は現在のものよりも大きかったそうです。

ビーグル犬が日本に渡ってきたのは明治時代で、当時は狩猟犬として飼われていました。
昭和に入り家庭犬として飼われ始め、ここから日本国内でも人気を集めるようになりました。

スヌーピーの人気とともにビーグル犬も人気犬種になりましたが、最近ではレモンカラーのビーグル犬が人気を集めるようになっています。


飼育方法

ビーグルはなんといっても元気いっぱいです!

①筋肉量が多いので、外で遊ぶときはフリスビーやオモチャを投げて遊んであげたりして発散させてあげましょう!
運動不足はストレスになり無駄吠えに繋がるので、毎日の散歩が大切です。

②室内ではテリトリーのスペースを用意してあげましょう。
人と過ごすことが大好きなビーグルですが、時にはひとりの時間を大切にしたいときもあります。

③清潔な状態を維持しましょう。
ビーグルは他の犬とくらべて皮脂の分泌が多いです。そして、短毛種であるため体臭が出やすい犬種でもあります。

散歩

・頻度:1日2回
・時間:1回30分

最低でも1日2回、それぞれ30分以上の散歩時間を確保してあげてください。体力があるビーグルの成犬であれば、自転車を使った並走運動も取り入れてあげると、豊富な運動量が確保できます。

※散歩する上での注意点:腰に負担をかけない。

ビーグルは運動が大好きな反面、ヘルニアにかかりやすい犬種として知られています。
継続的な激しい運動は腰に負担をかけるのでオススメできません。

自転車での並走運動は、
「小走り程度に抑える」
「週に1回だけ行う」
などにして、あくまで「適度な」運動を心がけてください。

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◆お手入れ方法

被毛

ビーグルのお手入れは比較的簡単です。定期的に蒸しタオルで体をふいてあげれば、十分にきれいになります。
しかし、被毛が密集して生えているため、毛の生え変わりの時期に多くの毛が抜けます。
ムダ毛を取り除くことや、ダニ・ノミなどの害虫を予防する目的で、こまめにブラッシングしてあげましょう。

1~2週間に1度を目安にして、イヤーローションを耳に適量注入し、付け根を揉みこんで汚れを浮かせたあと、ガーゼ等で拭き取ります。

細かいところは、綿棒がオススメです!

ビーグルは毎日お散歩してあげること推奨しましたが、たくさんお散歩してあげることによって、必ずやってほしいのが「爪切り」です。

多くは、アスファルトで削れるため、定期的にトリミングで一緒に切ってもらう程度で十分ですが、親指は別です!

親指だけは地面に着かないため、どんどん伸びてきてしまいます。

犬は爪の中に神経と血管があり、放っておくと爪と一緒に伸びていき、この状態で爪を切ると、悲鳴をあげ出血してしまいます。

また、伸ばしたままにしておくと、肉球に食い込み、歩くたびに痛みが出てしまいます。
こうなってしまうと、大好きな散歩ができなくなってしまうので、トリミングの際に一緒に切ってもらうか、健康診断がてら動物病院で診てもらうのも一つの手です!

◆飼育上の注意点

ビーグルにはかかりやすい病気があります。
ここでは、病気を予防するための注意点をご紹介します。

外耳炎

ビーグルのような垂れ耳の場合、耳アカが溜まりやすく、加えて通気性が悪いので、
耳ダニや細菌が繁殖しやすくなります。

手入れ不足は、外耳炎などを引き起こしますので、こまめにお手入れしてあげましょう。

緑内障

眼球内部の圧力が高くなることによって、目が強く充血したり、飛び出したように見えます。
また、強い痛みや目の色が赤や緑に見えたり、視力が低下して、最悪失明する恐れがあります。

犬は少々見えづらくても、通常通り生活を送ることができるので、
飼い主さんの判断が遅れがちです。

“あたまを撫でられるのを嫌がる”
“ひどい涙目になっている”
“なんとなく目が濁っている”
などの症状がないか、日ごろから注意しましょう。

椎間板ヘルニア

運動が好きだからと言って、無理な運動を続けることは危険です。
椎間板の変性が進み、脊髄神経を圧迫します。
ひどい場合は、体の後ろ半分が麻痺する危険性があります。

肥満にならないように、食事管理に気を付けましょう。

糖尿病

最近増えてきている病気の一つです。

“水を異常に飲む“
“排尿回数が増える”

といった症状がないか、日ごろから注意して観察しましょう。

原因のほとんどが肥満によるものです。
ビーグルは太りやすい傾向にあるので、食事の管理で予防することができます。

※人間は犬の言葉が分かりません。
なので、犬のサインを見逃さずにしっかり観察してあげましょう。


入手難易度

ビーグル犬は日本国内でも人気の高い犬種なので、ペットショップで見つけることができます。
レモンカラーといっても個体によって色の薄さが違うので、実際にペットショップに足を運び、自分の目で見てみるようにしましょう。

また、いつもの性格などを聞いてみるのも手です!

インターネットで、ペットショップのページから調べることも可能です。

◆相場

ビーグル犬の値段は、容姿や血統によって左右します。
よって、レモンカラーと他カラーの相場は同じくらいです。
血統にもよりますが、10万円~30万円。
血統が良くて珍しいカラーだと40万円前後で販売されることもあります。

ハウンドカラーの価格相場は、平均約20万円です。
オス:約19万円
メス:約20万円

レッド&ホワイトの価格相場は、平均約21万円です。
オス:約20万円
メス:約22万円
定番のトライカラーと比べて若干珍しいため、価格も少し上乗せされる傾向があります。

レモンカラーの価格相場は、平均約21万円です。
オス:約20万円
メス:約21万円
となっており、人気が高まっている毛色ですが、相場を見ても価格差はそれほどありません。
人気がさらに上がると値段も上がるかもしれません。
迎え入れるには、今がチャンスかもしれませんね!


まとめ

ビーグルは新しい犬種ではなく、ビーグル犬のレモンカラーです。
通常のビーグルよりも柔らかく、優しい色味なので、そういった部分でも癒しを与えてくれるかもしれません。

元々集団生活に慣れている犬種ですので、多頭飼いにも向いています!

ビーグルは非常に人なつっこく、甘えん坊です。
ペットと濃密な時間を過ごしたい人や、お子様がいるご家庭にはピッタリの犬ではありますが、猟犬の血が影響してか無駄吠えも多めの犬種です。寂しい気持ちをフォローしてあげないと、無駄吠えが増える原因になります。
いたずらっ子でもあるため、甘やかすのではなく、
しっかりと向き合ってあげる時間を増やしていきましょう!

また、レモンビーグルは運動不足になると、太りやすく病気にもつながります。
飼い主さんがレモンビーグルからのサインをしっかり受け取って管理してあげてください!



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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