マルチーズをおうちでトリミング
短毛の犬種ではほとんど必要のないトリミングですが、マルチーズなどの被毛が柔らかく長く伸びるワンちゃんは、キレイな状態を保つため、月に１〜２回のカットが必要です。
そうは言っても、１回平均5,000円ほどかかるトリミング代のことを考えると、できれば自分でカットしたいと考える方も少なくありません。
おうちでカットするために必要な道具は、はさみ・ブラシ・バリカン・コームなどがあります。
マルチーズのように毛が長くなる犬種のカットは、見た目だけでなく皮膚病の予防にとっても必要なので、伸び放題にならないよう、定期的にカットすることが大切です。
おうちカットのポイント
マルチーズをカットする際に、できればシャンプーしてブラッシングをした後にカットするのがオススメですが、犬も飼い主さんも慣れない内は、前日にシャンプーを済ませて、カットに専念する方がいいかもしれません。
カットする前に毛並みに沿って全身をブラッシングして、整えましょう。
毛玉ができやすいシッポのつけ根や、脇の周りは念入りにブラッシングしましょう。
ブラッシングの後に、ハサミや犬専用のバリカンを使ってカットしていきましょう。
カット前に、どんな風にカットをしたいのかイメージするといいですね。
毛先を整えるだけのカットと、デザインカットをするのでは、やり方も違いますし、おうちカットでは技術に限界があるものです。
ワンちゃんを傷つけることがないよう、ハサミはゆっくり丁寧に動かすようにしましょう。
マルチーズの足の裏を見てみると、肉球からはみ出した毛があるものです。
そのままにしておくと、床を歩く時に滑ったりするので、足の裏も忘れずにカットしましょう。
その際に、肉球を傷つけることがないよう、ブラシで毛を立たせて、ハサミを使ってカットしましょう。
マルチーズのカット集
出典：http://www.cypruslivepets.com/en/livepets/dogs/order/small-dogs/page/3
マルチーズと言えば、優雅なこのカットです。
マルチーズは貴族が好んで連れて歩いたといいます。
「犬の貴族」と呼ばれることもある優雅なマルチーズにピッタリの伝統的なスタイルです。
暑い日でも爽やかに過ごせる、夏向け短めのカットです。
顔の周りをのぞいて、ほとんどバリカンで一定の長さに整えることができるので、おうちカットする場合にも適したスタイルです。
トイプードルと見間違うようなカットです。
お顔のまわりはふんわり残し、マルチーズの可愛らしさを引き出してくれるようなカットです。
まるでシュナウザー？おじいさんっぽい落ち着いたお顔になるカットです。
毛の量と長さのあるマルチーズだからできるカットですね。
出典：http://dogcafe.jp/gallery/12861.html
頭のてっぺんの毛を長めに残して立たせる、個性的なソフトモヒカンです。
まとめ
マルチーズのカットについていろいろご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
自宅でトリミングする場合、愛犬を傷つけないよう安全にカットすることが大切です。
マルチーズのカット集でご紹介したようなデザインカットは、おうちカットに慣れてから行うようにして、最初は伸びた毛先を整えるだけでもいいですね。
マルチーズの見た目の可愛らしさと、皮膚を保護するのに大切な被毛のお手入れのためにも、おうちカットにチャレンジしてみてくださいね。
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