1.ふわふわの白い犬は魅力がいっぱい!
2.白い犬種①マルチーズ
2-1.マルチーズの歴史
2-2.マルチーズの特徴
2-3.マルチーズの性格
2-4.マルチーズの飼い方・注意点
2-5.マルチーズの値段
3.白い犬種②ビションフリーゼ
3-1.ビションフリーゼの歴史
3-2.ビションフリーゼの特徴
3-3.ビションフリーゼの性格
3-4.ビションフリーゼの飼い方・注意点
3-5.ビションフリーゼの値段
4.白い犬種③サモエド
4-1.サモエドの歴史
4-2.サモエドの特徴
4-3.サモエドの性格
4-4.サモエドの飼い方・注意点
4-5.サモエドの値段
5.白い犬種④グレートピレニーズ
5-1.グレートピレニーズの歴史
5-2.グレートピレニーズの特徴
5-3.グレートピレニーズの性格
5-4.グレートピレニーズの飼い方・注意点
5-5.グレートピレニーズの値段
6.白い犬種⑤ウエスト・ハイランド・ホワイトテリア
6-1.ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの歴史
6-2.ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの特徴
6-3.ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの性格
6-4.ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの飼い方・注意点
6-5.ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの値段
【掲載:2018.04.29 更新:2020.05.21】
ふわふわの白い犬は魅力がいっぱい!
犬の毛の色は数えるときりがないくらい多くの色がありますが、大きく分けてホワイト系、ブラック系、ブラウン系、レッド系、ゴールド系、イエロー系、クリーム系、グレー系、ブルー系などがあげられます。
また、ほとんどの犬種は毛の色が一色だけで成り立っているのではなく、いくつかの色を混在させています。
わかりやすい例がミニチュア・ダックス・フントの顔でしょうか。ミニチュア・ダックス・フントは、体全体の色は一色であるのに対し(マーブル模様の犬もいます)、顔を見ると、眉毛のあたりの毛の色が体の色とは違いますね。
血統書がついているような犬では、体全体の色だけでなく、一部分の色の指定もクリアして初めて血統書を得る事が出来ます。
では、犬の毛色で真っ白な種類をあなたはどれくらいご存知ですか?
今回は、この体全体がふわふわで真っ白な犬種を5つご紹介します。
・マルチーズ
・ビションフリーゼ
・サモエド
・グレートピレニーズ
・ウエスト・ハイランド・ホワイトテリア
それぞれの犬種の特徴や性格、飼い方や注意点、気になる値段もご紹介します。
真っ白な犬を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
白い犬種①マルチーズ
古くから人に可愛がられるための愛玩犬として存在していたマルチーズ。その大きな特徴は、何といってもシルクのような純白の被毛です。
◆マルチーズの歴史
白い犬のマルチーズが生まれたのは、地中海にあるマルタ島です。
初めのころは白以外の毛色も存在していましたが、他の犬との交雑を避けて純粋な交配を繰り返した結果、真っ白な毛色を持つ犬として確立しました。
マルタ島からイギリスへ持ち込まれたのが14世紀頃で、上流階級の婦人から愛玩犬として可愛がられ、抱き犬としての高い支持を得ていました。
マルチーズは、愛玩犬という部類の中では、最も古い歴史を持っているといわれています。
ちなみに「マルチーズ」という名前の由来は、出身地の「マルタ島」からきています。
◆マルチーズの特徴
地中海性気候のマルタ島は温暖な国です。そのためそこで生まれたマルチーズはシングルコートの被毛を持っています。
マルチーズは様々なカットスタイルが楽しめる犬種として親しまれています。
白い毛並みは短いカットもフルコートもなんでも似合います。
◆マルチーズの性格
マルチーズは古くから愛玩犬として飼われてきたおかげで、飼い主や家族に対してはとても甘えん坊でべったりとくっついてくるタイプです。抱っこがとても大好きで、飼い主が座ると膝にちょこんと座ってくれる室内犬にもってこいの犬種です。
マルチーズの性格は穏やかで、陽気でもあります。
もともとの役割が人にかわいがられるための愛玩犬ですので、狩りや闘犬などを起源とした犬と比べると比較的飼育がしやすく、飼い主に従順で、お家の中でも十分に遊べる小型犬です。
また、おとなしく飼い主の膝に座っている事も好きですが、走り回るのも好きな犬種です。
お家の中ではおとなしいマルチーズでも、散歩に行くと嬉しそうに一生懸命走る姿にギャップを感じるかもしれません。
飼い主にはとても友好的に接しますが、知らない人に関しては警戒心が強く、抱っこを嫌がります。この警戒心は、番犬としてもとても友好的に働いてくれます。
◆マルチーズの飼い方・注意点
マルチーズは、飼い主に甘えん坊なので、飼い主がきちんとしたしつけを行わないと、とてもわがままに育ってしまいます。気性の荒さから、マルチーズ“テリア”と呼ばれることも。
上品な被毛をしていますが、気が強く、吠えやすいのも特徴ですので、このしつけもしっかりと行いましょう。
しつけはどんな犬種でも必要ですが、マルチーズは飼い主のいう事をしっかりと聞ける賢い犬種なので、さほどしつけには苦労しないでしょう。
家族といるのがとても好きな犬種ですので、お留守番をするのが得意ではありません。そのため、一緒に過ごせる時間が長く、あまりお留守番をさせないような飼い主さんが向いています。
一度に長時間のお留守番をさせるのではなく、徐々にならしながらしつけを行って、お留守番ができるようにさせてあげて下さいね。
マルチーズの美しい白い毛並みは、一生伸び続けますので、定期的なトリミングが必要です。
シングルコートであまり毛は抜けませんが、ブラッシングは毎日行う必要があり、こまめにトリミングサロンに行ける方が向いています。
◆マルチーズの値段
マルチーズの値段は5万円~25万円ぐらいです。
小さなサイズのマルチーズや、親がチャンピオン犬などで血統が良い場合は値段が高くなり、大き目に育つオスのマルチーズは値段が低い場合が多いです。
小さな体が好まれるマルチーズですが、あまりにサイズが小さいと何か先天的な病気を持っていたり、体が弱い場合があったりしますので注意してくださいね。
白い犬種②ビションフリーゼ
白い犬の中でも、ビションフリーゼと言う名前は聞きなれない犬種かもしれません。
毛の多さやカットを変えるとトイ・プードルにも似ている犬種です。もしかしたらビションフリーゼをトイ・プードルと勘違いされている方もいらっしゃるかもしれません。
◆ビションフリーゼの歴史
ビションフリーゼは、地中海沿岸にいた犬種の「ウォータースパニエル」と白い小型犬のミックスではないかと推定されています。
スペインの船乗りたちの手によって、数々の島を渡り歩き、イタリアへと持ち込まれます。イタリアではローマの貴婦人たちに愛されて、愛玩犬としてさらに小型化がすすめられました。
ビションフリーゼは、一時期フランス革命によってさまざまな犬と交配させられて、純粋な血統を失うところでした。
しかし、フランスの繁殖家によって血統が守られます。ビションフリーゼの原産国がフランスになっているのはこのためです。
また、ビションフリーゼと言う名前はフランス語で「巻き毛で飾られた愛くるしい犬」という意味なのですよ!
◆ビションフリーゼの特徴
白い犬のビションフリーゼの特徴は、ダブルコートだからこそできる顔から四方八方に広がる真ん丸のカットです。
トイ・プードルの毛は下毛がないシングルコートなので、ビションフリーゼのような形には仕上がりません。
このアメリカで考案されたカットは、化粧品に使うパフをイメージした「パウダー・パフ」と呼ばれ、白い犬のビションフリーゼは一躍大人気になりました。
体の長さが体の高さよりも若干長いのも特徴です。ちょっと胴長な感じがまた可愛くもありますね。
◆ビションフリーゼの性格
白い犬のビションフリーゼはとても人懐っこく、飼い主に従順でとても賢い犬です。
人見知りなどはとても少なく、どんな人にも友好的に接することができるため、番犬には向いていません。
陽気で活発、辛抱強さも兼ね備わっているので、多くの犬種が苦手とする子供の相手もできる犬種です。
飼い主に従順な分、しつけは難しくないでしょう。
◆ビションフリーゼの飼い方・注意点
白い犬のビションフリーゼは、体の高さが30センチ以下の小型犬に分類されますが、小型犬の中でも体力がかなりあるために、長時間の散歩や体を動かす運動が必要となる犬種です。
ただし、夏場はアンダーコートも備わっているので、熱がこもりやすく熱中症にかかってしまう心配があります。
運動をさせるのは午前中の涼しい時期か、日が落ちてから、あるいは涼しいお部屋の中で十分に遊んであげるのがいいでしょう。
ビションフリーゼの特徴である巻き毛の真っ白な色とアンダーコートがある毛量は、毎日のブラッシングと定期的なトリミングが欠かせません。特に白い犬のビションフリーゼ特有のパウダー・パフ姿にしたいと思っているのなら、月に1度のトリミングを欠かさないようにしましょう。
反対にトリミングに行かせてあげられない方は、ビションフリーゼを飼う事をあきらめた方がいいかもしれません。
白い犬のビションフリーゼは愛玩犬として飼われていた歴史がありますので、飼い主に甘えるのがとても上手です。
飼い主も甘えられるがままに接していると、どんどんわがままな子に育ってしまいますので、しつけは十分に行って下さいね。
◆ビションフリーゼの値段
白い犬のビションフリーゼの値段は10万円~30万円ほどです。
チャンピオン犬などの血を受け継いでいる場合は値段が高くなりますし、ビションフリーゼのカットがよく似合う丸顔も人気が高くて値段が高くなります。
また、日本ではあまり一般的ではないために、希少価値が高くて値段も高めになっている事がほとんどです。
真っ白な毛色がビションフリーゼの特徴なので、毛に少しクリームがかった色があったりする場合は値段が低くなったりします。
遺伝的な疾患や病気にかかりやすいといった特徴がある子も値段が低くなりますので、値段が安いからと言ってすぐに購入すると、後々のトラブルにつながりかねません。
どういう理由でその値段がついているのかをきちんと話してくれるブリーダーさんやペットショップから購入するのがオススメですよ。
白い犬種③サモエド
シベリアを原産地とするサモエドは、ふわふわの白い毛と尖った耳が特徴的な犬種です。
◆サモエドの歴史
サモエドは現在のロシアにあたるシベリアのツンドラ地方で「サモエド族」という遊牧民族と暮らしてきた土着の犬です。
ともに暮らした民族の名前がそのまま犬種名となりました。
サモエドは主人とともに猟に出かけ、敵に襲われないよう警護したり荷物やソリを引いて働いていました。
多くの犬はオオカミや他の犬種との交雑により生まれてきますが、このサモエドはイヌ科の動物との交雑がない極めて原始的な犬とされています。
また別名は「シベリアン・スピッツ」と言われています。
◆サモエドの特徴
サモエドは、極寒の地シベリアで生まれ育った犬種なので、下毛まで密集したふわふわの白い毛を持っています。
寒さから身を守るために毛だけでなく皮下脂肪も発達していて、犬ぞりをする使役犬として働いていました。
外見からはスピッツととても良く似ていて、シベリアンスピッツなどと言われる場合もあるほどです。
多くの犬種はその姿形を得るために何度も別の種類の犬と交配していく歴史が存在しますが、サモエドは原始に近い犬種で、あまりほかの犬の交雑せずに現在の姿に至ります。
体の大きさは大型犬と中型犬の間ぐらいで、体長が50~60㎝あります。
大きな体をしているからと言って大食いではなく、小食ですので、寒い地域の極地探検などでも重宝されて活躍する犬種です。
ちなみに、白い犬のサモエドという名前は、ロシアのサモエード族と古くから共生関係にあって、一緒に寝る事で暖を取っていたことからついたといわれています。
◆サモエドの性格
サモエドの性格はとてもおおらかで、社交的です。そのため、番犬には向いていません。
また、心優しく穏やかな性格ですので、しつけは比較的しやすい部類です。
飼い主を喜ばせるのが大好きで、主従関係を学ばせる事が出来れば、飼い主にとても従順な犬になります。
サモエドは辛抱強く落ち着いた性格でもあるので、小さな子供の遊び相手としても向いているでしょう。
◆サモエドの飼い方・注意点
注意点としては、白い犬のサモエドは極寒の地で生まれ育っているので、寒さには強いですが、夏の暑さにはとても弱く、油断すると熱中症にかかってしまいます。サモエドを飼っている方は夏場の部屋にクーラーは必需品です。
夏場の散歩は日が昇る前は日が落ちて涼しくなってからにしましょう。
◆サモエドの値段
白い犬のサモエドはあまり流通しておらず、希少価値が高い犬種ですので、値段は30万円~40万円前後します。
これよりも値段が異常に低い場合は、何か遺伝子的な欠陥があるか劣悪な環境で暮らしているかという背景がありがちですので、見逃さないようにしてください。
また、中型犬よりも大きな犬でよくみられる股関節形成不全という病気が隠れている場合もありますので、サモエドを飼う場合は、ブリーダーやペットショップなどで健康状態を細かくチェックすることをオススメします。
白い犬種④グレートピレニーズ
白い毛色を持つ中でも大型犬に分類されるグレートピレニーズは、運動能力が高い犬種です。
◆グレートピレニーズの歴史
グレート・ピレニーズは、元々はピレニー山脈という標高の高い山岳地帯で、牧羊犬として活躍していました。また、狼や熊から家畜を守る番犬として働いていた犬種でもあります。
グレート・ピレニーズの祖先は、アジアのチベタン・マスティフ系の大型犬と言われています。紀元前6世紀頃には、ヨーロッパに持ち込まれました。
日本やアメリカなどの国では「グレート・ピレニーズ」と呼ばれていますが、ヨーロッパの各国では「ピレニアン・マウンテンドッグ」という名前で呼ばれています。
◆グレートピレニーズの特徴
白い犬のグレートピレニーズは、ピレネー山脈で古くから牧羊犬として活躍してきました。
山岳地帯での暮らしに耐えうる強靭な体力を持ち合わせるとともに、オオカミやクマなどの野生動物から羊やヤギを守る勇敢な心を持っています。
大型犬でがっちりとしていて、ほかの犬には狼爪が前足にあるのに対し、白い犬のグレートピレニーズの狼爪は後ろ足にあります。
体の高さが65㎝~85cmとかなり大きく、日本でよく見かけるゴールデン・レトリバーや秋田犬よりも一回り大きな犬種で、白くふわふわした被毛がさらにいっそう大きく目に映ります。
◆グレートピレニーズの性格
白くてふわふわした被毛から想像すると、一見おとなしそうに見えますが、牧羊犬として野生動物と戦ってきたという歴史がある白い犬のグレートピレニーズなので、警戒心が強く俊敏な動きをします。
ただし、家族に対しては従順で愛情深く、一緒に遊ぶのがとても好きな犬種です。
警戒心が強いのは牧羊犬では重宝されますが、通常のペットとして飼う場合には、多少警戒心を取り払わないと一緒に住むのは難しいでしょう。飼い主以外の人間とも触れ合う機会を積極的に持つことをお勧めします。
◆グレートピレニーズの飼い方・注意点
牧羊犬としての歴史があるグレートピレニーズは、きちんとしたしつけができていないと、その攻撃性を飼い主に向けたり、ほかの犬を傷つけてしまう可能性があります。
飼い主に従順な性格のグレートピレニーズですので、主従関係を十分に理解させ、十分に運動させる事ができる飼い主さんが向いています。
グレートピレニーズは走るというよりは一緒にゆっくりと歩くことを好む犬種です。
1日に最低2時間ぐらいは散歩できるような環境を整えてあげましょう。
成長すれば幼児をはるかに超えるような大きさになり、体重も50~60㎏と女性ぐらいになりますので、力任せに反抗されれば飼い主も負けてしまう可能性があります。
アパートやマンションの室内で気軽に飼える犬種ではなく、一戸建てで広いスペースを確保できる方に向いているでしょう。
白いふわふわな被毛も、アンダーコートがあるために、ブラッシングが欠かせません。
大型犬ですので、一人でシャンプーをするのは至難の業ですので、月1回はトリミングサロンにお願いしましょう。
◆グレートピレニーズの値段
白い犬のグレートピレニーズは日本ではあまりメジャーな犬種ではなく、希少価値が高いことから値段が20万円~40万円ほどします。
ペットショップで見かける事はほとんどなく、ブリーダーさんから譲り受ける事が多いようです。
ブリーダーさんから犬を買う場合は、犬舎などは清潔か、親犬は健康か、子犬が兄弟一緒に過ごせているか、愛情をもって育てているかなどをチェックしてみましょう。
白い犬種⑤ウエスト・ハイランド・ホワイトテリア
最後にご紹介するのは、ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアです。
某有名なドッグフードのCMに出てくる犬という事で、白い犬と聞いて真っ先に浮かぶのがウエスト・ハイランド・ホワイトテリアという方も多いのではないでしょうか。
◆ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの歴史
は「ウェスティー」という愛称で親しまれている白い犬種です。
ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの先祖はスコティッシュテリア、ダンディ・ディンモントテリア、スカイ・テリア、ケアーンテリアなどのテリア種とその交配から生まれてきた犬たちです。
◆ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの特徴
真っ白な毛色で元気いっぱいのウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、「ウェスティ」とも呼ばれています。
スコットランドのウエストハイランド地方出身で、名前もこの土地からきています。
もともとは穴の中に住むキツネなどを狩る狩猟犬として人間と一緒に生活しているため、獲物をつかんで離さない頑丈なあごと、穴の中に入っても土が体につかないような固い被毛を持っています。
また、しっぽがニンジンを逆さにしたようなかわいらしい形であるのも、人間が穴の中に入ったウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのしっぽをつかんで引きずり出しやすいように改良した名残でもあります。
◆ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの性格
白い犬のウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアはもともとが狩猟犬ですので、活発で好奇心が旺盛で気性が荒いのが特徴です。
やんちゃで活発、スイッチが入るといたずらが止まらない性格の持ち主ですので、きちんとしたしつけが必要です。
テリア系の荒い気質も受け継いでいますので、きちんとコントロールできる飼い主が向いています。
◆ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの飼い方・注意点
狩猟犬の名残から、あごの力が非常に強い犬種ですので、噛み癖はいち早く治さなければいけません。
独立心が強い性格を持ち、無理やり押しつけるようなしつけの仕方では反抗的になってしまいますので、遊びやボールなどで体を動かしながら時間をかけてしつけを行いましょう。
初めて犬を飼うという方は、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのしつけが難しく感じるかもしれません。気長にしっかりとしつけを行って下さいね。
ダブルコートの固い被毛を持っているので、ブラッシングが欠かせません。
ブラッシングを怠ると皮膚病の原因になってしまいますので、2日に1回はブラッシングを行いましょう。また、トリミングも2、3カ月に1回は行けると皮膚の健康も保てますね。
暑さには弱いので、夏場の散歩時間や部屋の中の温度には気を付けて下さいね。
◆ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアの値段
日本ではあまり見かけない犬種ですので、希少価値が高く15万円~30万円ほどします。
成長具合によって多少値段は下がりますが、なかなか高めの値段です。
あまりにも値段が安い場合は、何か基礎疾患が隠れている場合もありますので、信頼できるブリーダーやペットショップから購入するのがオススメですよ。
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