東京だけどものどかな雰囲気「吉祥寺」(武蔵野市)
吉祥寺は、東京のなかの「住みたい街」としてさまざまなアンケート結果でランクインする人気の高いエリアです。
愛犬家の方々にとっても住みやすい街になるかと思います。
◆東京なのに自然が多くホッとする
吉祥寺がある東京都武蔵野市は、東京23区の西側に位置し、都心の賑やかな雰囲気よりもやや落ち着いています。
都心からそれほど離れていないので、通勤や通学、買い物のために都心に出向くこともできます。
駅周辺は商業施設が立ち並んでいて、日常的な買い物で気軽に利用できる店舗も多く見られます。
また、東京都内ですが自然が豊富なのも人々を惹きつけるポイント。
自然に触れ合えるような公園がいくつかあって、人間と犬が散歩する光景も日常的です。「都会」と「自然」がほどよく同居し、ホッとする穏やかさもある素敵な街です。
◆井の頭公園で愛犬の散歩ができる
吉祥寺を代表する公園が「井の頭恩賜公園」。
愛犬との散歩におすすめです。
東京ドーム8個ほどの広大な敷地に、散歩道や池、グラウンド、テニスコートなどがあり、休日には多くの人が訪れます。
ワンちゃん達と散歩をしながら、「春夏秋冬」と移り変わる自然の光景を目で楽しむことができるのが嬉しいですね。
季節ごとに写真を撮れば、素敵な思い出になることでしょう。
井の頭公園内や周辺には「犬もOK」という飲食店やカフェもあるので、散歩の休憩時にランチやティータイムで利用してみてはいかがでしょうか。
自然が豊かなスポット満載の「世田谷区」
住宅地や商業地、自然とのバランスが良い世田谷区は、エリア全体が犬に優しい魅力があります。
実は、犬の頭数も東京のなかでも多いため、犬連れで散歩をしている人にもよく会えます。
◆犬の健康も安心!動物病院が多い区
犬の数が多いからということもあり、世田谷区は動物病院の数が100以上とかなり多め。
東京のなかでも動物病院の多さは上位です。
しかも土曜や日曜日に診療を行っている動物病院も多く、仕事をしている人には嬉しい点ですね。
愛犬の健康管理は飼い主としての重要な役目。
動物病院が多い街というポイントも、犬との快適な暮らしに繋がるかと思います。
◆自然豊かな公園の数が多い
世田谷区は東京23区のなかでみても都市公園や広場が多く、その数はなんと500箇所弱も。
自然の多さを表わす「緑被率」も上位にランクインします。
ぶらっと少し歩けば緑を見ることができ、住む人の心を豊かにしてくれる街なみなのです。
なかでも「駒沢オリンピック公園」は、愛犬家にとっても嬉しい公園。
利用登録しているワンちゃんなら、いつでもドッグランの利用が無料という魅力があります。
毎日の散歩にプラスして、ちょっとハードな運動をさせてあげることもできるので大型犬や体力のあるワンちゃんとの暮らしにもぴったりですよね。
また、世田谷区池尻にある「世田谷公園」も愛犬家なら注目したいところ。
NPO法人日本同伴犬協会による「犬のしつけ教室」も開催されています。
年間を通じて開かれているしつけ教室は、四季折々の風景を見ながらという環境の良さ。
同じ愛犬家同士の交流も深められそうです。
◆区全体で取り組む動物との共生プランがある
世田谷区には、動物を守るボランティアや飼い主のマナーが向上できるような条例が施行されていて、区全体で動物と人間とが共生できるような取り組みを行っています。
その取り組みが長年行われていく段階で、犬にとっても住みやすい街となっていったのでしょう。
今では、犬関連の施設も多数あり、愛犬家にとって人気の街として名前があがるエリアです。
愛犬とのくつろぎの場所が多い「練馬区」
練馬区は都心へのアクセスが良好で、シングルもファミリー世帯にも便利なエリアです。
住みやすい街として人気です。
◆公園が多い犬の散歩も楽しい
さきほど世田谷区が公園や広場を合わせて500以上とお伝えしましたが、練馬区はなんと600箇所以上。
ただ、犬が立ち入ることができない公園もあるので利用するには確認が必要です。
●光が丘公園
「光が丘公園」は、練馬区のなかでも大きな公園。
駅から公園までの道は、いちょう並木になっています。
いちょうの葉っぱの隙間からシャワーのように射し込む光が優しく、気持ちの良い空間となり、木漏れ日に包まれながらの散歩は快適でしょう。
公園には犬連れの人も多いので飼い主さん同士の交流も期待できます。
●石神井公園
二つの大きな公園が特徴的な「石神井公園」も人気のスポットです。
晴れた日にはキラキラ光る水面を見ながら、愛犬と清々しい気分で散歩できると思います。
池を取り囲む散歩コースは、ワンちゃんが歩きやすい路面なので多くの犬達と知り合えるかもしれませんね。
◆東京23区のなかでは「緑」が多い区
緑の多さを表わす指標にもなる緑被率は世田谷区よりも練馬区の方が高いです。
公園の多さにも比例しているからなのかもしれませんね。
世田谷区と同じように自然を間近に見ることができ、住みやすい街の雰囲気が漂っています。
◆ワンちゃんが多い区
平成28年度の「犬の登録頭数」のデータによると、東京23区のなかで犬の登録が最も登録頭数が多いのが世田谷区の37,075頭、次いで練馬区の30,033頭となっています。
◆動物病院も多い
犬の頭数が多いことから、世田谷区と同じように練馬区も100近くの動物病院があります。
土日祝診療はもちろん、年中無休や診療時間が長い動物病院まで多彩。
愛犬の健康のためには、動物病院が多いのも住みやすい街を選ぶときに注目したいポイントですね。
◆ワンちゃんが喜ぶ施設が充実「代々木」(渋谷区)
人が多く集い、賑やかなイメージがある代々木ですが、犬連れで行ける公園やスポットも多いです。
飼い主さんとワンちゃん、生活が便利そうで住みやすい街と言えるでしょう。
◆代々木公園はワンちゃん達が集う素敵な公園
東京に住んでいる人以外でも多くの人が知っている有名な代々木公園。
平日、休日問わず、多くの人が素敵な時間を過ごせる広々とした公園です。
いつも賑わっている代々木公園には、3620㎡ほどの面積の東京都最大の広さを誇るドッグランがあります。
事前に登録をすることで「超小型犬・小型犬」「小型犬・中型犬」「中型犬・大型犬」と分けられているエリアで、遊ばせることができます。
公営施設で年中利用できて無料なのが嬉しいポイントですね。
また、ドッグランを利用する愛犬家が多いことから、周辺には犬OKのレストランやカフェがいっぱい。
愛犬家同士が知り合いになれるチャンスも多そうです。
オシャレな街のイメージ満載の「自由が丘」(目黒区)
自由が丘と聞くと、オシャレでハイセンスなグレードの高い街をイメージするかと思います。
そんな人気の高い自由が丘も犬に優しい住みやすい街です。
◆犬との散歩がオシャレになる並木道
「自由が丘」駅周辺にある道路は、緑の木々が屋根になっているとうに連なる並木道です。
緑道の周辺には、オシャレなカフェや雑貨店などが多数並んでいます。
道を歩けば緑の木々の隙間から光のシャワーが漏れて心地よさを感じることができるでしょう。
ハイセンスななかにもホッっとした癒し気分も味わえて、毎日の散歩が楽しくなりそうですね。
◆犬関連のショップが多数ある
自由が丘には、ペットサロンやワンちゃん用の洋服のお店、犬の美容院など犬関連のお店が多数。
「愛犬の洋服にこだわりたい」「自然食材のオヤツを食べさせたい」「愛犬と一緒に食事をしたい」などの希望も叶えられそうな住みやすい街です。
高級住宅地だからこそ安心感がある「代官山」(目黒区)
代官山は、東京各地へのアクセスがスムーズで街全体が先進的でオシャレ。
日常的な刺激に満ちあふれているハイセンスなエリアとして憧れを持つ人も多いでしょう。
◆安心感がある暮らし
トレンド感のある商店街から少し歩けば、閑静な住宅街が広がります。
高級住宅地としても名高いエリアなだけに、全体的に落ち着いた雰囲気が漂っています。
犬を連れて歩く人も多く、歩いていても安心感のある街。
散歩ついでに、犬と一緒に立ち寄れるドッグカフェも多いです。
小型の犬なら店内OKというカフェもあるので、晴れた日にはテラス、少し曇っていたら店内という感じでマナーを守って食事を楽しむことができそうですね。
◆ワンちゃん連れにも人気の西郷山公園
代官山で人気の公園は、名前通り小高い山になっている「西郷山公園」。
芝生広場でのんびりしたり、斜面の展望台から東京の景色を眺めたりすることもできる素敵な公園です。
公園内には落差20mにも及ぶ「滝」が人工的に作られていて、迫力があります。
愛犬との散歩コースにできれば、穏やかな時間が過ごせそうですね。
犬との暮らしで重視したいポイント
東京で住みやすい街を探すときには、「交通の便がいい、買い物がしやすい」という利便性に注目しがちですが、犬と暮らすときにはワンちゃんにとっても快適になるポイントも見極めましょう。
◆犬が安心して散歩できるエリアか
「安全に歩ける道路がある」というのも重要なポイントです。
犬にとって散歩は不可欠。
住む街によっては交通量が多い道路ばかりということもあるでしょう。
交通量や人通りが多すぎる状況だと、犬との安全な散歩時間が危険なものに…。
活発な犬が突然走りだして通行人とぶつかったり、犬が車の陰になって事故にあったりと、「車・人・自転車」が多いことでリスクが高まります。
散歩環境もじっくりチェックしましょう。
◆犬と楽しめる施設が充実しているか
犬との散歩には是非公園をコースに取り組みたいところ。
大きな公園や小さな公園といろいろありますが、「犬が入れるかどうか?」を事前にチェックしておきましょう。
なかには「犬の入場はNG」ということがあります。
また、公園はドッグランとは違うのでリードをつけて、最低限のマナーを守ることが求められるでしょう。
普段の散歩だけでは運動量が足りなさそうな大型犬や体力のある犬は、公園以外にも近くにドッグランがあるといいですよね。
公園やドッグランは、飼い主さんも犬同士も交流ができるので、注目したい点です。
東京にも犬と住みやすい街はたくさんある!
「自然や公園が多い」「散歩がしやすい」「ドッグカフェがある」なら、犬と一緒に住みやすい街と言えそうですね。
公園が身近にあると、愛犬との散歩もゆったりした気分になります。
愛犬家同士が知り合えるチャンスにも繋がっているので魅力的ですね。
また、犬に「優しい街」は公園にドッグランがあったり、商店街にドッグカフェやペットサロンなど犬OKのショップが多いです。
犬連れがOKのスポットが多いと受け入れてもらっている感じが強く、愛犬家にとっても安心点となるかと思います。
犬と東京に住むときには、実際に街並みを散策してその優しさを体感してみてはいかがでしょうか。
– おすすめ記事 –
・戌の日ってなに?妊婦さんは要チェック!2018年の戌の日は? |
・愛犬とのお出かけの季節におすすめ♪「たためるペットサークル」【株式会社リッチェル】 |
・ちょっと変わってる?アメリカに実際にある「犬」に関する法律 |
・どんな犬種が甘えん坊?サイズ別甘えん坊ランキング! |