1.何歳からが「老犬」なのか?
1-1.老犬の年齢の明確な基準はない
1-2.フードからみる老犬の年齢
2.老犬に必要な1日の摂取カロリー
2-1.過度なカロリー摂取はNG
2-2.具体的な摂取カロリー量
3.老犬がドライフードを食べない理由・対処法
3-1.理由1.消化器系機能の衰え
3-2.理由2.姿勢を維持するのが辛い
3-3.理由3.嗅覚や味覚の衰え
3-4.理由4.歯や歯茎に問題がある
4.老犬におすすめの液状ごはん
4-1.おすすめの老犬用ご飯【与え方】
4-2.おすすめの老犬用ご飯【フード】
4-3.おすすめの老犬用ご飯【おやつ】
何歳からが「老犬」なのか?
老犬になるにつれて、成犬だった頃と比べて食べる量が減ったり、ご飯を食べない状態が続いたりと飼い主としては不安になることが多いものです。
それでも愛する家族には変わりありません。せっかく出会えたわけですから、1日でも長く一緒にいたいですよね。
そのためには、老化に伴う身体機能の変化と、老犬特有の食事内容を知る必要があります。
まずは犬の年齢についての知識を深めましょう。
◆老犬の年齢の明確な基準はない
人間はだいたい60代頃から「老人」や「シニア世代」と呼ばれます。では、犬の場合はどのラインからが「老犬」なのでしょうか?
「犬は人間の5倍の速度で年を取る」という言葉をよく聞きますが、実は「何歳からが老犬(シニア世代)」といった明確な基準は存在しません。犬のコンディションや、体の各機能の衰退具合によって、老犬となったか否かを決めています。
つまり同じ年齢でも、老犬なのかどうかは個体によって異なるということですね。
◆フードからみる老犬の年齢
犬のドライフードやウェットフードでは、ライフステージ別に商品が販売されていることも多くあります。
その場合、老犬用の商品に7~8歳以上といった表記が見られることから、一般的に小型犬の老犬と言われる年齢がその程度からであるとも考えられます。
老犬に必要な1日の摂取カロリー
老犬と若い犬はカロリー消費量がおよそ20%も違います。これは、年齢とともに代謝能力やエネルギーの消費効率が落ちてしまうことが原因です。
老犬の方がカロリーを消費しづらいため、摂取カロリーには気を配る必要があります。
◆過度なカロリー摂取はNG
ご飯を食べないからと言って、老犬に人間の食べ物を与えたり、味の濃いものを与えてはいけません。
人間と同様に、老犬についても過度なカロリー摂取は肥満の原因になります。さらには肥満が元で内臓疾患を引き起こす可能性があります。
老犬の場合、肥満体になると脚関節に必要以上の負荷がかかってしまい、関節症や骨折の原因となります。それだけでなく、代謝機能の衰えも相まって心臓に大きな負担がかかってしまいます。
このように、老犬の肥満は極めて危険な状態と言えますので、食事内容を見直すことで回避したいところです。
◆具体的な摂取カロリー量
以下、体重別の老犬に必要なカロリー表です(3kg~30kgまで。0.5kgきざみ)。
こちらは犬の体質やコンディション、抱えている疾患、犬種などによって必要カロリーが異なりますので、あくまで参考程度にとどめておいてください。
その子に合った必要カロリーは、獣医師に相談のもとアドバイスをもらい、見極めてください。
※必要なカロリーの算出に関しては、こちらの計算ツールを参考にさせていただきました。
http://www.vets.ne.jp/cal/pc/dog.html
老犬がドライフードを食べない理由・対処法
老犬がご飯を食べないのには、明確な理由があります。
老化とは、すなわち身体機能の低下を意味しますので、食事に用いる何らかの機能が衰えているため、食事を摂るのが困難になっているのです。
老犬特有のご飯を食べない理由と、その対策を知ることで問題の改善が見込めます。
では、その理由をひとつずつ見ていきましょう。
◆理由1.消化器系機能の衰え
老犬は若い犬に比べ、消化器系(胃や腸など)の働きが弱くなっています。ご飯を食べても、それを消化するのに時間がかかってしまうため、それが原因で食事が苦痛になっている状態です。
人間に例えるならば、消化に悪いもの(揚げ物や繊維の多い食材)をたくさん食べたあとに胃もたれや胃痛が酷くなってしまう状態ですね。
老犬はご飯を食べるたびにこれを味わらなければならないのです。いかがでしょう。老犬が味わう苦痛のほどが理解できるかと思います。
「ご飯を食べないから味の美味しいものをあげよう」という考えで、老犬に対して年齢にあわない成犬用のご飯を与えると、肥満や内臓疾患のリスクが高くなります。
そのため、年齢にあった老犬用(シニア用)のドッグフードを与えるようにしたり、毎食のご飯の量を調節するなどで対策をしましょう。
消化をスムーズにするために、ドライフードをぬるま湯でふやかすのも有効です。
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【対処方法まとめ】
- 年齢にあったドッグフード(老犬、シニア用)を選ぶ
- 毎食のご飯の量を調節する
- ドライフードはぬるま湯でふやかして与える
◆理由2.姿勢を維持するのが辛い
老犬は筋力の低下にともない、食事の際の姿勢を維持するのが難しくなります。これにより食事の際に肉体的な苦痛を感じ、ご飯を食べないということにつながります。
このケースの場合、老犬が食べやすい姿勢を自分で作れないため、飼い主の補助が必要になります。
「伏せ」の状態でご飯を食べていたり、食事中に食器を動かす素振りを見せた場合は、ご飯を食べるための姿勢の維持が辛くなっているサインかもしれません。
食べやすい角度や姿勢を、ワンちゃんと相談して決めてみてください。
ご飯を難なく食べられるよう、老犬用のご飯皿やご飯台の使用を検討しましょう。
角度調整のできるご飯皿
【ペットの種類を選ばず、食べやすく】というコンセプトで傾き自在の食器!容量は小型犬(猫)用で、割れにくい安全・清潔なプラ食器に重さもしっかりと付け安定させました。
メーカー名 | コジマ |
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材質・素材・成分など | ポリプロピレン、エラストマー |
サイズ | 容器:W15.3×D16.8×H6.8cmスタンド:W15.9×D16.6×H5.5cm |
カラー | さくら、みるく |
製造国 | ペッツルート |
手間でなければ飼い主の手でお皿を持ち、食べやすい位置でご飯を食べてもらうという方法も有効です。この方法ですとワンちゃんとのコミュニケーションも取れますし、ご飯の時間を一緒に楽しむことができます。
持ち手つきのご飯皿
フードが冷めにくく丈夫で衛生的なメラミン樹脂製。ウェットフードでも食べやすい形状。
寝たきり等の食事補助に便利な持ち手付。広々サイズで食べやすい。
正面が低いので食べやすい。滑り止めパッド付で安心。
<耐熱温度>本体:120度/すべり止め:70度
<耐冷温度>本体:-30度/すべり止め:-30度
メーカー名 | ペティオ |
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材質・素材・成分など | 本体:メラミン樹脂/すべり止め:エラストマー樹脂 |
サイズ | 小型犬、中型犬、大型犬用 |
製造国 | 中国 |
また、老犬は嚥下能力(飲み込む力)も衰えていますので、ぬるま湯でふやかしたドライフードや流動食を、針のついていない注射器で与えたり、スプーンで食べさせてあげたりすることでも、無理なく食事を摂ることが出来ます。
注射器は獣医師への相談時に、適切と判断されれば貸し出してくれます。
これらの方法でもご飯を食べない状態が続く場合は、別の原因が考えられますので、速やかに獣医師に相談しましょう。
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【対処方法まとめ】
- 角度調整のできるご飯皿を使う
- 飼い主が直接手でお皿を持ちご飯を食べさせる
- ふやかしたドライフードや流動食をスプーンや注射器で与える
◆理由3.嗅覚や味覚の衰え
犬は人間に比べて、多くの情報を嗅覚によって得ています。しかし、老犬は若い犬に比べ、匂いを感じる嗅覚や味を感じる味覚の働きが弱くなります。
そのため、嗅覚が衰えるとともに、食事に魅力を感じることができず食欲が減少し、ご飯を食べない状態になってしまいます。
ドライフードの場合、ぬるま湯を入れることで香りが強くなります。
また、今のドッグフードが単純に好みではなくなってしまった可能性もあります。「老犬になると味の好みが変わり、ご飯を食べない状態になる」というのは意外と多いケースです。
この場合は、試供品のドッグフード(ペットショップや動物病院などでもらえます)をいくつか与えてみて、より食いつきのいいものを選ぶようにしましょう。
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【対処方法まとめ】
- ドライフードをぬるま湯でふやかすことで香りを強くする
- 試供品ドッグフードで好みの味を探してみる
◆理由4.歯や歯茎に問題がある
人間と同様、歯は食べ物を細かく噛み砕き、唾液の分泌を促し、消化を助けるために重要な役割を持ちます。
老犬の場合、歯そのものが抜けてしまっていたり、歯周病などの歯科系疾患が原因で、噛むことが困難になってしまいます。
食べ物を口に入れたあと、辛そうな素振りを見せた場合は、ワンちゃんのお口の中を確認してみてください。
噛むことが難しい状況ですので、ドライフードをお湯でふやかし与えるか、流動食を検討しましょう。
流動食を与える場合は、理由2と同様に針のない注射器かスプーンで与えるようにしましょう。注射器は獣医師への相談時に、適切と判断されれば貸し出してくれます。
ドライフードをふやかす場合は、熱いお湯でふやかしすぎないようにしましょう。
老犬に限らず、歯周病で歯茎が弱っている場合は、過度に熱いものや冷たいものが当たると悪化する可能性があります。
人間の赤ちゃんに与えるミルクと同様、人肌ほどの温度のものを与えれば間違いないでしょう。
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【対処方法まとめ】
- ふやかしたドライフードや流動食を与える
- 熱すぎたり冷たすぎるものは与えないよう注意
老犬におすすめの液状ごはん
老犬に食べさせるご飯ですが、これはもし自分が消化器系疾患(胃潰瘍など)を患ったら?」とイメージをしてみてください。固体状のものよりもより液体に近い物が好ましいですし、消化されにくい脂肪分は控えるべきです。
また、熱すぎたり冷たすぎたりするものは避けたほうがいいでしょう。
老犬にご飯を食べさせる際も同様で、より液体に近く、脂肪分の少ないものを食べさせることで、食べやすさを確保できますし、消化器への負担を和らげることが出来ます。
かと言って、ご飯を食べないという状況を打開するために、一定の嗜好性(おいしさ)は追求したいところです。
ここでは、老犬用ご飯について【与え方】【フード】【おやつ】の3つに分けて見ていきましょう。
◆おすすめの老犬用ご飯【与え方】
老犬にご飯を食べさせる際は「より液状に近いもの」を意識してみましょう。
ドライフードの場合でも、工夫次第で液状やそれに近い状態にすることが出来ますので、お試しください。
●ドライフードをぬるま湯でふやかして与える
ドライフードをぬるま湯でふやかすことで、香りが立ちワンちゃんの食欲を刺激することができます。老犬は食欲を刺激するのが難しいので、この方法は極めて有効です。
注意点として、熱すぎるお湯や冷たすぎる水でふやかして与えないようにしましょう。
●ミキサーで液状にする
ドライフードをぬるま湯に浸しふやかしたもの、またはウェットフードをミキサーで液状にして与える方法です。
手順としては、ふやかしたドライフードまたはウェットフードを、少量のぬるま湯と一緒にミキサーにかけるだけです。
注意点は、水の量により最終的なご飯の量が変動するため、ワンちゃんの負担にならない量に調節する必要があることです。
水が少なすぎる場合は、ドロドロの食べにくい状態になってしまい、結局食べないままになってしまうかもしれません。逆に水が多すぎると食べやすくはなりますが、量が多くなってしまうためワンちゃんの負担となってしまいます。
ワンちゃんの状態や食欲の有無に応じて、最終的な硬さと量を調節するようにしましょう。
◆おすすめの老犬用ご飯【フード】
老犬用のドッグフードと一口に言っても、その種類は多種にわたり、どれを選んだらいいのかわからないという方も多いかと思います。
現在はシニアやハイシニアなど、「老犬のステージ」のカテゴリの細分化が進んでいるため、より一層混乱してしまいますよね。
冒頭でも書いたとおり、老犬と定義する年齢のラインや、年齢の重ね方はワンちゃんによって異なりますので、一概に「何歳の子は老犬だからこれがいい」とは言えません。
参考までに、シニア向けのドッグフードをいくつかご紹介させていただきます。
なお、こちらに掲載しているのはあくまで一例ですので、実際の食事内容は「ご飯を食べない」という旨を獣医師へ相談し、適切なアドバイスをもらった上で決めてください。
シニア世代向けドライフード例
プロフェッショナルバランスはワンちゃんを「腸から元気に」をコンセプトに作られたフードです。
プレバイオティクスとしてフラクトオリゴ糖を、バイオジェニックスとしてLBSカルチャーを配合。お腹の健康維持に配慮しています。
グルコサミンを強化(超小粒成犬用比約130%)。弱くなりがちな高齢犬の関節の健康維持に配慮しました。
<総合栄養食>
メーカー名 | ペットライン |
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原材料 | 穀類(とうもろこし、米、コーングルテンミール)、肉類(チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー)、豆類(おから、脱脂大豆)、油脂類(動物性油脂、ライスファットカルシウム、フィッシュオイルパウダー:DHA・EPA源、ガンマ-リノレン酸)、卵類(全卵粉末)、セルロース、グルコサミン、共棲発酵エキス(乳酸菌、納豆菌、酵母菌)、糖類(フラクトオリゴ糖)、ブドウ種子エキス、シャンピニオンエキス、L-カルニチン、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛アミノ酸複合体、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール) |
保証分析値 | たんぱく質:24.5%以上、脂質:13.5%以上、粗繊維:5.5%以下、灰分:8.0%以下、水分:10.0%以下 |
代謝エネルギー | 約370kcal/100g |
原産国 | 日本 |
私たちユーカヌバの使命は、愛犬が日々の生活の中で最高のコンディションを保ち、犬本来のあふれる元気を引き出すこと。そして、私たちは、優れた栄養のために研究を重ね、高品質のフードを提供することでこれを実現しています。清潔な歯、健康な歯ぐきを維持、健康を維持することで免疫力をサポート。<総合栄養食>
メーカー名 | ロイヤルカナン |
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原材料 | 肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、小麦、動物性油脂(オメガ-6不飽和脂肪酸源)、とうもろこし粉、大麦、ビートパルプ、酵母および酵母エキス、フラクトオリゴ糖、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、魚油(オメガ-3不飽和脂肪酸源)、ポリリン酸ナトリウム、β-カロテン、ミネラル類(Cl、Na、K、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類、酸化防止剤 |
保証分析値 | 粗たんぱく質:27.0%以上、粗脂肪:15.0%以上、粗繊維:2.7%以下、粗灰分:8.1%以下、水分:9.0%以下 |
代謝エネルギー | 398kcal/100g |
原産国 | ポーランド |
シニア世代向けウェットフード例
鶏胸肉、鶏レバー、豚心臓をベースに、すりおろした野菜を加え、シニア犬にも食べやすいやわらかさに仕上げた総合栄養食です。高齢期の健康に配慮しDHA・EPAを配合しました。シニア犬の主食としてご使用いただけます。<総合栄養食>
メーカー名 | デビフペット |
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原材料 | 鶏胸肉、鶏内臓、豚心臓、人参、じゃがいも、グリンピース、砂糖、EPA・DHA含有精製魚油、食塩、増粘安定剤(増粘多糖類)、ミネラル類(Ca、P、Zn、Fe、Cu、Mn、I)、ビタミン類(B12、D、E) |
保証分析値 | 粗たん白質:9.0%以上、粗脂肪:2.5%以上、粗繊維:0.5%以下、粗灰分:2.0%以下、水分:88.0%以下 |
代謝エネルギー | 70kcal/100g |
原産国 | 日本 |
日本で暮らす愛犬に合わせた栄養設計の国産プレミアムフード。
LBSカルチャーを配合し、愛犬を腸から健康にし、免疫力の維持に働きかけます。
ドライフードと混ぜても良し、そのまま与えても良しの高齢犬用総合栄養食パウチです。
ドライフードの食いつきが悪くなった時や、食べムラの多いワンちゃんにおすすめです。
また、ドライフードに混ぜた時は粒をコーティングするように絡むため、ドライフードをあまり噛まないワンちゃんや、飲み込む力の弱くなったワンちゃんも喉通りが良くなります。 <総合栄養食>
メーカー名 | ペットライン |
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原産国 | 日本 |
◆おすすめの老犬用ご飯【おやつ】
いくら老犬になってご飯を食べないと言っても、やはりおやつの時間は楽しいものです。飼い主とのコミュニケーションを取るという意味でも、年齢を問わず大切にしたい時間ですよね。
しかしながら老犬の場合は、成犬のときと同じものを与え続けると消化器への負担が大きくなってしまいますし、肥満の原因にもなります。
おやつを与える際の注意点も、ご飯と同様でワンちゃんのコンディションを考慮し、より液体に近いものやゼリー状のものを与えるようにしましょう。
動物病院専用 INABA犬用 エネルギーちゅ~る
エネルギーが犬用ちゅ~る投薬用の2倍含まれています。また、必須アミノ酸タウリン配合、殺菌乳酸菌が配合されており、自宅療養時の食欲回復にご利用ください。
メーカー名 | いなばペットフード |
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原材料 | 鶏肉(ささみ)、鶏脂、チキンエキス、オリゴ糖、酵母エキス、魚肉抽出物、殺菌乳酸菌、増粘剤(加工でん粉)、増粘多糖類、ミルクカルシウム、ビタミンE、紅麹色素、緑茶エキス |
保証分析値 | 粗たんぱく質:8.0%以上、粗脂肪:4.0%以上、粗繊維:0.2%以下、粗灰分:2.1%以下、水分:85.0%以下 |
代謝エネルギー | 約13kcal/本 |
原産国 | 日本 |
食事からしか得ることの出来ない必須アミノ酸を摂取することが可能な上、一本あたり13kcalなため、カロリー過多の心配もありません。
おやつとして与えるだけでなく、毎日のご飯の嗜好性を高めるために用いるのも有効です。
ワンちゃんがご飯を食べない場合に、こちらをトッピングしてあげると食欲を刺激できます。
老犬がご飯を食べないときに関するまとめ
老犬のご飯は、成犬と比べて考慮する点も多く、なかなかに飼い主の知識と根気を問われるものになります。
しかしながら、このページにたどり着いているあなたは、ワンちゃんの健康を考え、ワンちゃんとの時間を何より大切にしている「愛」を持った方です。どうかその愛のまま、隣にいるパートナーを支えてあげてください。
あなたのような人に出会えたことが、ワンちゃんにとっての最大の幸運ですし、そんなあなたと一緒に過ごす時間こそが、ワンちゃんにとっての幸せです。
そんな幸せな時間が、少しでも長く続くように祈っています。
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