かわいい愛犬との毎日の散歩は楽しみであり、癒されます。
私も犬を飼ってすでに15年経ちました。犬の種類はミニチュアピンシャー(メス)です。
犬の世界ではすでに高齢ですが、元気に毎日散歩に行ってます。
毎日散歩に行っているからかもしれませんが、病気1つしない元気いっぱいなわんこです。
コロナの影響もあり在宅をする方も増えてきていると思いますが、運動不足解消と毎日の愛犬の癒しという意味でも愛犬との毎日のお散歩がおすすめです。
毎日の楽しい愛犬とのお散歩にかかせないのが首輪やハーネスです。
場所によっては放してお散歩できるエリアもあると思いますが、車の交通量が多いエリアや他の人に飛び掛かってしまうかもしれないことを考えると、愛犬にあったハーネスが必要になります。
ではどんなハーネスを選べばいいか?
この記事はそのようなことで悩んでいる方へあなたの愛犬にあったハーネスの用途と種類、そして選び方を愛検歴15年の私が解説していきます。
最後までぜひご覧になって、よかったらハーネス選びの参考にしてください。
犬のハーネスと首輪の違い
まずハーネスと首輪の違いを理解していきましょう。
◆首輪のメリット・デメリット
その名の通り首につける輪っかのベルトです。
おしゃれな首輪で犬の魅力を引き立てたり飼い犬であることを証明します。
ではこの首輪をお散歩時に使うメリット・デメリットを考えてみましょう。
メリット
- 犬に指示を与えるのに適している
- 装着、取り外しが簡単
- 鑑札や迷子札、ネームタグなのでもしもの時の身元確認になる
犬の首に直接つけるので、飼い主の意思を犬に伝えやすく、散歩中のしつけをするのに向いています。
とくに散歩中に引っ張ることが多い犬(私の愛犬もそうです)や頻繁に立ち止まるなどの犬に対しては首輪の方がコントロールしやすいといったメリットがあります。
装着も取り外しも簡単です。そもそも日常的に首輪をつけているのであればリードやひもをそのままつけるだけでOKです。また万が一の迷子の時などには迷子札、ネームタグなどで身元が判明しやすくなります。
デメリット
- 首に負担がかかる。
- (ハーネスと比較して)抜けやすい。
デメリットとしてまず首に負担がかかることが挙げられます。
引っ張りぐせのある犬はコントロールがしやすい半面、常に引っ張られています。
私の愛犬もまさにこのパターンでした。
一時期首輪にしてお散歩に行っていたのですが、おてんば娘なのであっちにいったりこっちにいったり、しかもものすごいスピードで走っていくので、首に負荷がかかってしまい、たまにぜーぜー言っていることもありました。あまりにかわいそうで私は首輪でのしつけはあきらめハーネスに変更しました。
このように動きがはげしい犬は首への負担がかかります。大型犬では体重も重いので、器官の損傷なども考えられるので注意が必要です。
また首輪はハーネスと比べて抜けやすいことも欠点となります。
かしこい犬は首輪の抜き方を学習してしまうこともあります。
私の愛犬も家の中ですがはずしてたことがあります。
もし首輪にするなら、ジャストサイズの首輪にすることをおすすめします。
◆ハーネスのメリット・デメリット
前足や胴に巻き付ける安全ベルトになります。(一部首に巻きつけるタイプもあります)
散歩用の器具になります。
メリット
- 首に負担がかからない。
- 抜けづらい。
ハーネスのメリットは首輪のデメリットの裏返しになります。
首だけでなく胴にしっかり装着するので、首輪のように愛犬の首へ負担を掛けることはありません。この点は大型犬、小型犬ともにどんな犬の種類でも大きなメリットになります。
もう1点が抜けづらいということです。
これもしっかり愛犬に装着されていますので、愛犬のもしもの危険が減らせると思います。
デメリット
- 引っ張り癖が増す可能性がある。
- 足が短い犬ははずれてしまうかも。
- 装着がめんどう。
首輪と違って胴に装着するので、負荷がかかりません。もちろん愛犬にとってはいいことなのですが、その分好き勝手に動いて引っ張り癖が増長する可能性があります。
実際私の愛犬も引っ張りまくってます…
また前足に装着するので、足の短い種類例えばダックスフンドなどははずれやすいかもしれませんので注意が必要です。
装着に関してはつけっぱなしの首輪に比べてはお散歩の度に装着をするので少しめんどうになります。
しかし散歩に限っていうと愛犬への負荷や安全面を考えるとやはりハーネスが向いていると思います。
ハーネスの種類、形状
つぎにハーネスの種類・形状についてご説明させていただきます。
ハーネスの種類・形状は大きく3つになります。
①首にかけるタイプ
②両肩をとおすタイプ
③ベストタイプ。
では1つ1つみていきましょう。
◆首にかけるタイプ
首にかけるタイプですので、上記の首輪と胴輪の中間のタイプとも言えます。
つまり首輪に比べれば安全性があります。そして胴輪に比べれば飼い主さんがコントロールしやすいタイプになります。
首輪の良さも活かしていますので、引っ張り癖のある犬や飼い主がコントロールしたい大型犬に向いています。
◆両肩をとおすタイプ
一般的に胴輪といったらこちらのタイプになります。
犬の身体をしっかりホールドしており外れる心配も少ないです。また首への負担もなく安心です。老犬や中型犬、小型犬に向いてます。引っ張り癖のある犬には向いていません。
◆ベストタイプ
洋服の背中に金具を通しています。最大のメリットはおしゃれなことです。デメリットは耐久性や汚れが気になるところです。向いているのはおとなしい中型犬、小型犬になります。
大きく分けるとハーネスは3種類になりますが、それ以外にも素材やサイズ、デザインなどの違いがあります。
愛犬との楽しいお散歩ライフのために、愛犬に合った種類のハーネスを選んでいきたいですね。
では次にたくさん種類のあるハーネスの選び方について解説をしていきます。
ハーネスの選び方
たくさんの種類のハーネスから愛犬にあったハーネスを選ぶポイントです。
①飼い主の考え方
②形状
③素材
④見た目、デザイン
⑤サイズ
一つずつ解説していきます。
◆飼い主の考え方
飼い主さんが愛犬に対してどうしていきたいかがまずは一番重要なポイントです。
少し大げさな表現かもしれませんが「方針」です。
現状の愛犬の状態、例えば引っ張り癖がある、しつけがなっていない、自転車を見るとおっかけていく(うちの愛犬です)、子どもがいると飛びつくなどの現象や愛犬の大きさ、年齢、種類によってたくさんある種類の中から選ぶハーネスはかわります。
参考にはならないかもしれませんが、私は途中から愛犬のしつけはあきらめました。
なので15歳の今でもお散歩中は飛び回ってますが、その変わり元気いっぱいです。
他人に迷惑をかけないように身体にがっちりとホールドしたハーネスを使用しています。
このように飼い主さんが自分と愛犬とのお散歩ライフをどうしていこうかと考えることによってたくさん種類のあるハーネスから選ぶハーネスは変わります。
難しく考える必要はありませんが、かわいい愛犬と長い間こんなお散歩ライフをして、一生に楽しみたいと考えてみてください。
◆形状
前章でご紹介したように、ハーネスには下記の3つの形状があります。
(1)首にかけるタイプ
(2)両肩をとおすタイプ
(3)ベストタイプ。
自分の愛犬にあった形状を選びましょう。
◆素材
次に素材です。ハーネスは毎日使うものなので、素材そして耐久性が重要になってきます。
ハーネスの素材は生地、金具に分けて考えていきましょう。
まず生地の特徴を見ていきます。
合皮
メリット 見た目がかっこいい
デメリット 経年劣化が早い
メッシュ
メリット 涼しい(涼し気)
デメリット 穴が空きやすい
マジックテープ
メリット 装着が便利
デメリット 接着機能が弱まりやすい
このような特徴があります。
次に金具です。
プラスチック性、鉄、ステンレスなどがありますが、愛犬の大事なハーネスなので、出来るだけ丈夫な金具を選んだ方がいいと思います。
犬の力は結構強いので、やわな金具では壊れてしまい、大事な愛犬にもしものことがあったら困ります。
また装着時にも金具だけでなくハーネスの状態に問題がないか確認をするくせをつけることをおすすめします。
◆見た目、デザイン
愛犬にあったかわいい、おしゃれなデザインのハーネスを選んであげてください。
私の愛犬は黒なので、色が映える赤系のハーネスを選んでます。
◆サイズ
サイズも重要です。
小さいと愛犬は苦しいでしょうし、大きすぎると抜けてしまうリスクもあります。
また人間以上に、犬は犬種によって体形は変わります。
しっかりと愛犬に合ったサイズのハーネスを選んであげてください。
犬のハーネスに関するまとめ
愛犬との楽しいお散歩に必須のハーネスについて記事にさせていただきました。
首輪とハーネス、そしてハーネスの種類・形状とたくさんの選択肢があります。
今一度書かせていただきますが大事なのは、飼い主さんの愛犬に対する考え方と愛犬の状態です。
愛犬とどのようなお散歩ライフを送っていきたいか。
愛犬のお散歩時の行動や癖、大きさ、種類。
上記を踏まえて、自分の愛犬に合った首輪やハーネスを選んでください。
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