1.雨の日の犬との過ごし方
1-1.おもちゃで遊ぶ
1-2.宝探しゲームをする
1-3.お家でアジリティをする
1-3.室内ドッグランなどへお出かけ
2.雨の日もお散歩はした方がいいのか
2-1.基本的に無理に外へ出さなくてもOK
2-2.お散歩の際は濡れない工夫をする
3.【関東】雨の日でも犬と楽しめるスポット
3-1.愛犬ヴィレッジ東新宿店(東京)
3-2.WANCOTT(神奈川)
3-3.横浜ベイクォーター(神奈川)
3-4.イオンモール幕張新都心(千葉)
3-5.那須とりっくあーとぴあ(栃木)
4.雨の日に犬とお出かけをする際の注意点
4-1.犬が濡れたままにならにようにする
4-2.帰宅後は肉球のケアをする
4-3.片手は空くようにする
雨の日の犬との過ごし方
◆おもちゃで遊ぶ
犬と遊ぶといえば「おもちゃで遊ぶ」ですよね。ロープの引っ張りっこやボールの取ってこいが定番ですが、知育玩具もおすすめです。
転がすことで中に入れたおやつを取り出すタイプの知育玩具は、頭を使いながら運動も兼ねることができます。ひとり遊びができるので、忙しくてどうしても一緒に遊ぶ時間がとれない・・・なんてときにも役立つ便利グッズです。
◆宝探しゲームをする
「ノーズワークマット」もおすすめです。
ノーズワークとは、犬の嗅覚を使って目的物を探し当てることを指します。いわゆる宝探しのことで、「においを辿る」という犬の本能を活かしているため遊びに取り入れることで脳への刺激も期待できるといわれています。
ノーズワークマットは折り重なった布や仕掛けの中にポケットが施されたマットで、その中に隠したおやつを犬が嗅覚を頼りに見つけるというグッズです。
ノーズワークマットは手作りもできますが、さまざまな種類が市販されておりデザインもバリエーション豊富。選びきれずにたくさん集めたくなってしまうかもしれません。
また、ノーズワークの長所は年齢に関係なく遊ぶことができるという点にもあります。犬は加齢に伴い視覚や聴覚が衰えてしまうことが多いのですが、嗅覚は老犬になっても最後まで機能する器官といわれています。
身体を激しく使うことなく遊ぶことができるので、子犬から老犬までどの年齢の犬にも適しているといえるでしょう。
◆お家でアジリティをする
十分なスペースが確保できる方には室内アジリティもおすすめです。
アジリティとは直訳すると「素早さ」「機敏さ」という意味ですが、ドッグスポーツのアジリティはハンドラーと犬が息を合わせて行う障害物競走のことを指します。
ハードル・トンネル・シーソー・タイヤ・ポールなどの障害物をいかに速く着実にクリアしていくかを競うもので、全国規模の競技会が開かれるほど人気のスポーツです。
室内で大会規模のアジリティをすることは難しいですが、たとえば飼い主さんの伸ばした足をハードルに見立てて飛び越えたり、椅子の脚をポールに見立ててステップしたり、お家で用意できるもので代用すればなかなか本格的なトレーニングになるのです。
また、近年では家の中でも遊べる小型のアジリティグッズも市販されています。
◆室内ドッグランなどへお出かけ
お家の中で遊ぶ方法はあっても、スペースが足りず運動不足が心配・・・そんな方には室内ドッグランもおすすめです。
室内ドッグランなら雨に濡れる心配もなく思いっきり駆け回ることができます。
いつものお散歩コースでは出会えない犬と触れ合うことのできる貴重な機会でもあるので、犬にとってもうれしい刺激になることでしょう。
雨の日もお散歩はした方がいいのか
◆基本的に無理に外へ出さなくてもOK
そもそも雨の日に散歩に行くべきなのか?悩まれている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
基本的には無理をして散歩に出かける必要はありません。
ただし、運動量が求められる中型犬以上の犬や、散歩に行けないストレスから問題行動を起こしてしまう犬、室内で排泄する習慣がなく外でしか排泄できない犬などは、その性格に応じて散歩を必要とする場合があります。
◆お散歩の際は濡れない工夫をする
どうしても散歩が必要な場合は犬が濡れないように工夫をしましょう。散歩コースを短縮する、水たまりを避けるなどの対策が必要です。
防水対策としてはレインコートが一般的ですが、小型犬やコーギーなど、体高が低く地面とおなかの距離が近い犬種は雨や泥がおなかにかかりやすいため、身体をしっかり覆えるサイズのものを選ぶようにしましょう。
【関東】雨の日でも犬と楽しめるスポット
◆愛犬ヴィレッジ東新宿店(東京)
東新宿駅より徒歩4分・新大久保駅より徒歩7分という都会のど真ん中にある、「愛犬と絆を深める」がコンセプトの複合施設です。ドッグカフェ・ドッグラン・ドッグホテル・グッズショップ・トリミングサロンなどが併設しており、目的にあわせてさまざまな楽しみ方ができます。
屋上にある人工芝の「天空のドッグラン」のほか、室内にはクッションフロアの「屋内ドッグラン」があるので、天候に左右されずに楽しむことができます。
たくさん遊んだあとは併設のおしゃれなカフェでほっと一息・・・なんてこともできる、犬連れのためのシティ派施設です。
所在地 | 東京都新宿区大久保1-8-8 |
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営業時間 | 全日 11:00~20:00 ※各施設によって営業時間が異なります |
公式HP | https://www.welovedogs.jp/village/shop/higashi-shinjuku/ |
◆WANCOTT(神奈川)
トレーニングやリハビリなど、幅広い分野の専門スタッフがいるのが強みの犬に特化した大型複合施設です。
横浜中華街のそばに位置するこの施設には国内最大級の屋内ドッグパークがあり、なんとその広さは約600㎡。
たくさんの犬が一緒に遊べる環境ですが、中型犬/小型犬エリアと大型犬エリアが分かれているほか、トレーナーが見守りのために常駐しているのでいざというときの対応も安心です。
また、コミュニティスペースではオフ会などのイベントが催されることもあり、犬だけでなく飼い主さん同士の憩いの場となっています。
所在地 | 神奈川県横浜市中区山下町168-1 レイトンハウス横浜3F,4F |
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営業時間 | 10:00-19:00 |
公式HP | https://wancott.com/ |
◆横浜ベイクォーター(神奈川)
犬と一緒に入店可能な商業施設です。3階「DOG DEPT」や4階「Harness Dog」では洋服や小物などを豊富に取り揃えています。
犬の同伴については店舗ごとに「同伴可能」「キャリーに入れれば同伴可能」「テラス席のみ同伴可能」「同伴不可」と決まっており、店舗によっては犬と一緒に食事を楽しむこともできます。
毎年マスコット犬グランプリを開催していたり、2階「PET‐SPA」では施設内で使えるペットカートのレンタルを行っているなど、犬連れを歓迎してくれているのがうれしいですね。
所在地 | 横浜市神奈川区金港町1-10 |
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営業時間 | 11:00〜23:00 ※店舗によって異なります |
公式HP | https://www.yokohama-bayquarter.com/ |
◆イオンモール幕張新都心(千葉)
日本最大規模のショッピングモールで、ペット専門の総合ストア「PET MALL」を併設しています。サービス&ソリューションフロア(1階)ではトリミングサロン・しつけ教室・ウォーターセラピー・ペットホテル・24時間体制の動物病院、ライフスタイルショップ(2階)ではペット用品を取り扱っており、ショッピングモールならではの豊富な品揃えから、おやつや洋服を犬と一緒に吟味することができます。
また屋内と屋外にそれぞれ無料ドッグラン(利用時間最大30分まで)があり、飼い主さんだけでなく犬も楽しめるようになっています。
所在地 | 千葉県千葉市美浜区豊砂1-1 |
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営業時間 | 10:00~21:00 ※一部店舗は営業時間が異なります |
公式HP | https://makuharishintoshin-aeonmall.com/ |
◆那須とりっくあーとぴあ(栃木)
栃木県那須郡にある体験型トリックアート美術館。目の錯覚を利用した立体的なアート作品が館内の施設のいたるところに展示されており、作品と一緒に写真を撮ることができます。
抱っこまたはキャリーやカートが必須ではありますが、なんと犬も無料で入館可能。愛犬と一緒に楽しめるテーマパークはとても貴重ですよね。
もちろん犬も作品と一緒に撮影可能なので、羽根が生えたり、イルカに頭を撫でられたり、猫に食べられそうになったり・・・普段とは一味ちがう犬の写真を撮れるおすすめのスポットです。
所在地 | 栃木県那須郡那須町高久甲5760 |
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営業時間 | 9:30~17:00 ※一部店舗は営業時間が異なります |
公式HP | http://www.trick-art.jp/ |
雨の日に犬とお出かけをする際の注意点
◆犬が濡れたままにならにようにする
いくら注意していても、移動時などに雨に濡れてしまうことも考えられます。
すぐにドライヤーで乾かしてあげるのが理想的ですが、お出かけ先にはタオルを持参し、こまめに拭くように心がけましょう。
たとえ気温が低くなかったとしても、濡れた毛から体温を奪われて低体温症に陥ってしまう恐れがあるため、シングルコートの犬は特に注意が必要です。
◆帰宅後は肉球のケアをする
私たちの皮膚と同じように、犬の肉球も長時間濡れた状態にあるとだんだんとふやけてきます。ふやけた状態で異物を踏んだりすると怪我をしやすく、危険です。
また、濡れたままにしておくと犬がそこを舐めてしまい、そこから炎症を起こす場合もあります。身体だけでなく足裏もしっかりと乾かす習慣をつけましょう。
◆片手は空くようにする
いくらしつけの行き届いた犬でも、リードを持った状態でもう片方の手に傘を持つのは危険です。
大きな音がしたり、興味を引かれるものが現れたり、外では環境の変化に予測がつきません。犬が突然走り出したときに両手がふさがっていると、制御しきれない可能性があるのです。
また、転倒した際に頭部や顔面をかばうことができず大怪我をする場合もあるので、雨の日にお出かけをする際は傘ではなくレインコートを使用するようにしましょう。
まとめ
今回は、雨の日でも愛犬と一緒に楽しく過ごす方法をご紹介しました。
犬は身体だけでなく頭を使うことも楽しんでくれる動物なので、室内だからこそできる過ごし方がたくさんあることがお分かりいただけたと思います。
この梅雨、是非ともいつもと少しちがう過ごし方をするきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
もしかすると愛犬の意外な一面を見ることができるかもしれません。
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