アウトドアにはドッグコット!おすすめ商品や手作りする方法は?

2022.06.09

アウトドアにはドッグコット!おすすめ商品や手作りする方法は?

現代では愛犬とアウトドアを楽しむ飼い主さんも多く、一緒にキャンプやお出掛けをする家族もよく見かけますよね。今回はそんなアウトドアの際に便利なペットグッズ、ドッグコットを紹介していきます。ドッグコットとはどんな製品なのか、そのメリットについて解説していきましょう。おすすめの商品に加えて、ドッグコットを手作りする方法にも触れていきますよ。アウトドア好きの飼い主さんは、是非チェックしてみてください。

【目次】
1.ドッグコットってなに?

2.ドッグコットのメリット
 2-1.身体が汚れない
 2-2.お出かけ先でくつろげる場所になる
 2-3.人間のコットを独占されない

3.ドッグコットの選び方
 3-1.耐荷重
 3-2.デザイン
 3-3.サイズ
 3-4.組み立てが簡単
 3-5.洗濯機で洗える

4.おすすめのドッグコット
 4-1.モンベル ドッグコット
 4-2.ヘリノックス ドッグコット
 4-3.コールマン ドッグコット L170-5786
 4-4.スノーピーク ドッグコット PT-042
 4-5.クイックキャンプ 犬用ベッド ドッグコット サンド QC-DCSD

5.自作でドッグコットを作りたい
 5-1.ドッグコットを手作り!安価で簡単にできる方法!!

6.まとめ

ドッグコットってなに?

ドッグコット

ペットも家族の一員という考えが浸透し、愛犬と一緒に利用できる公共の場所や、ペット同伴可の旅館や施設なども増えてきています。
しかし、必ずその場所に愛犬の居場所や休めるスペースが用意されているとは限りませんよね。特にキャンプ場などでは、犬用のグッズが用意されているケースはまだ少ないでしょう。
そんな時に便利なアイテムが、ドッグコットなのです。

ドッグコットとは、地面から少し高い位置で愛犬が休めるペットベットのような製品です。
ペットコットとも呼ばれていますね。

お出掛け先では、愛犬も一緒に快適な時間を過ごしてほしいと考える飼い主さんは沢山います。このドッグコットを用意しておけば、それを叶えることができるでしょう。
コールマンやモンベルなど有名アウトドアブランドからも、ドッグコットが販売されています。また、100円ショップの商品から手作りすることも可能ですよ。
まずは、ドッグコットのメリットについて紹介していきましょう。

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ドッグコットのメリット

ドッグコットは、愛犬と飼い主さんの両者にメリットをもたらすアイテムです。
例えばキャンプなどを行う場合、何かと物が多くなりがちですよね。

ドッグコットは持ち運びを考えて、コンパクトだったりワンタッチで折りたためる機能をもつなど、収納がしやすいように設計されています。

製品によってその機能性は様々ですが、収納サイズや軽さに力を入れている製品も多いでしょう。使い勝手の良さは、飼い主さんにとっては重要なポイントの一つとなりますよね。
それではドッグコットがもつ三つの大きなメリットを紹介していきましょう。購入を検討している方は、是非参考にしてみてください。

◆身体が汚れない

ドッグコットを利用すれば、愛犬は地面から少し高い位置で休むことができます。
これによって、地面の暑さ・冷たさ・凹凸などの障害を感じずに快適に過ごすことができるのです。また、ノミ・ダニなどの害虫被害から愛犬を守ることにも力を発揮します。

さらに、もう一点。屋外で過ごすことを考えるとアウトドアは天気の影響を大きく受けるものですよね。
前日まで雨などが降っていれば、地面は湿っていたり泥の状態になっていることも多いでしょう。
このような場合に愛犬が地面で寝転んでしまっては、あっという間に泥だらけになります。ここでドッグコットを利用すれば、不要な泥汚れを避けることもできるのです。

◆お出かけ先でくつろげる場所になる

初めて向かう場所や慣れない環境では、中々落ち着くことができなかったり、ソワソワして興奮してしまう犬も中にはいます。愛犬がそんな状態のときは、普段使っている自分のニオイのついたアイテムが効果的です。

ドッグコットを何度か使っていれば、それが自分の場所だと認識することができるようになり、お出掛け先でも愛犬がリラックスして過ごすことができるでしょう。

ただし、製品の中にはペットマットが付いていないタイプもあります。その場合は、クッションになりそうなブランケット・タオル・毛布などを準備して快適に過ごせるようにしておくとよいでしょう。
初めて屋外で利用する前に、自宅でもドッグコットを使用して慣れさせておくのがおすすめです。

◆人間のコットを独占されない

愛犬用のドッグコットを用意しておけば、飼い主さん用のコットやチェアを愛犬に使われてしまう、といった事態も避けられます。

犬の性格や生活環境にもよりますが、特に日常的にソファやベッドなどで休むのが好きな子にとっては、コットの高さやサイズ感は魅力的だといえるでしょう。
飼い主さんが休む場所が無くならないように、やはりドッグコットを準備しておくのが得策です。


ドッグコットの選び方

ドッグコットと犬

販売されているドッグコットの種類は豊富で、その大きさ・重さ・機能性などは様々です。用途に合ったもの、愛犬の身体のサイズに合ったもの、飼い主さんにとって使いやすいものなど、後悔しない買い物をするためにも事前に商品情報をチェックしておかなくてはいけません。
ちなみにドッグコットのサイズによっては、広さが制限されるテント内では使用できない場合もあります。

テント内で一緒に眠る時に使いたい、という飼い主さんにとっては不向きなアイテムともなり得ますので、その点は注意しましょう。もちろんテントの広さも様々ですので、十分なスペースが確保できる場合は問題ありません。そうした使い方をしたい場合は、寝袋を広げたり物を置く場所などをしっかり計算しておいてくださいね。

◆耐荷重

前述したように、ドッグコットには様々なサイズがあります。商品によってサイズの表記や適切犬種サイズには多少の違いがあるでしょう。
身体が小さくても重量のある個体もいますので、重要なのはその製品の耐荷重をみることです。
愛犬がドッグコットの耐荷重を超える重さであれば、必要以上の負荷がかかり故障の原因となってしまいます。

また愛犬が小型犬だとしても、飼い主さんが抱っこして一緒に利用するといった用途で使用したいのであれば、飼い主さんと愛犬の体重を合計して、適切な耐荷重をもつ製品を選ぶ必要もありますよね。
使用中に故障して怪我などの原因とならないように、ドッグコットの耐荷重には十分注意してください。
ちなみに大型犬であれば、目安として35kg以上の耐荷重が付いているタイプを選ぶのがおすすめですよ。

◆デザイン

ドッグコットは販売しているメーカー・ブランドによって、そのデザインも様々です。

正にキャンプ用品!といったベーシックな見た目をしているものもあれば、カーキやブルー、ベージュなどとカラーが選べるタイプもあります。
もちろん、室内のインテリアとしても置けるようなおしゃれな製品も販売されていますよ。
座面部分のシートも、ポリエステルからキルト素材、メッシュ素材というように違いがあるので、愛犬の快適さを求めつつ、飼い主さんの好みのデザインを選ぶと良いでしょう。

◆サイズ

耐荷重も大切ですが、愛犬が実際に使用した時のサイズ感も考慮しなくてはいけません。

製品によって小型犬・中型犬・大型犬と、犬種や身体の大きさ別に目安サイズが表記されていますが、個体差はあります。
例えば中型犬用と表記されていたとしても、中型の犬種とされている愛犬には小さすぎた、という失敗をしてしまう可能性があるのです。
しっかりと愛犬のサイズや体重を事前に調べておくことが重要ですね。

また、ドッグコットはだいたいの高さが20cm前後となっているものが多いのですが、これもメーカーやサイズによって異なってきます。無理なく愛犬が乗り降りできるか、という点も確認しておく必要があるでしょう。

サイズと耐荷重が適切なものを選ぶこと、また十分な強度や使い勝手の良さが完備されているものを選べるように、ネット通販をする場合はきちんと情報を確認し、画像をしっかりチェックしてみてくださいね。
ちなみに、頑丈さを求めるあまりに重量のあるタイプを選んでしまうと移動が困難となります。高い機能性をもちつつも軽量のタイプを見つけられると尚よいでしょう。

◆組み立てが簡単

ほとんどのドッグコットは、コンパクトに収納できるポイントが売りの場合も多いので、少なからず組み立てが必要となります。
中には一度組み立てた後は取り外さずに折り畳むことができる製品もありますので、その点もしっかりチェックしておきましょう。

ちなみに組み立てといっても足組とマットをセットするだけの簡単なタイプが多いのですが、組み立て自体はしっかりとした状態に完成させる必要があるため、それなりの力が必要となる、ということは頭に入れておいた方が良いでしょう。

工具不要のタイプや、六角レンチなどの簡単な工具で組み立てられるタイプなど、組み立て方も製品によって様々です。
組み立てに不安がある方は、事前にしっかりその方法も確認してみてください。

また、ドッグコットはお出掛け先で使う用途として購入する方が多いので、組み立てが必要な分、折り畳み機能やコンパクトに収納できる設計となっており、収納袋付きの製品が多数あります。持ち運びを考えると、これはとても嬉しいポイントとなりますよね。付属品の有無についても、一緒にチェックしておきましょう。

◆洗濯機で洗える

ドッグコットは屋外で使用することが多いアイテムのため、汚れやすいです。洗濯可能な製品であるかどうかも、重要なポイントとなります。
洗濯機で洗えるタイプもあれば、手洗いに対応しているものなど、商品によってもその点は様々なので、事前にお手入れの方法も確認しておくことがすすめられます。

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おすすめのドッグコット

市販されているドッグコットの商品数は多々あります。様々なメーカーからも販売されていますので、どれにしようか迷ってしまう場合はメーカーで選んでみるのも一つの手です。
おすすめのメーカーと商品を紹介していきますので、参考にしてみてください。

◆モンベル ドッグコット

中央部分がメッシュ地となっており、蒸れにくく熱がこもりにくい仕様となっている、軽量の犬用ベットです。組み立て式で座面を取り外して洗うことができるので、とても便利です。スタッフバッグ付きで、持ち運びにも普段使いにもおすすめです。ちなみに耐荷重は35kg、重要は1,120gとなっています。

◆ヘリノックス ドッグコット

韓国発の人気アウトドアブランドであるヘリノックス。このドッグコットは耐荷重が45kg以上あるので、大型犬にも嬉しい仕様となっています。丈夫な素材で作られており、持ち運びも簡単。レバーロックシステムで簡単に組み立てることがき、愛犬は安定した高張力の座面で休むことができます。

◆コールマン ドッグコット L170-5786

大手キャンプメーカーのコールマンからも、以前はドッグコットが販売されていました。価格は高めですが、キャンプ用品を纏めて購入したい!という方には向いているかもしれません。現在取り扱いはないのですが、人間用ベンチも耐久性・機能性に優れているので、愛犬と兼用するのもおすすめです。

◆スノーピーク ドッグコット PT-042

小型犬や中型犬向きのドッグコットで、ただ広げるだけで使用できるという嬉しい特徴をもっています。座布は簡単に取り外して洗える仕様になっているので、衛生的に使用することができるでしょう。ドッグクッションも別売りされているので、サイズに合ったものを選べば快適なスペースを作ることができます。

◆クイックキャンプ 犬用ベッド ドッグコット サンド QC-DCSD

こちらも小型・中型犬用で、耐荷重が25kgの商品です。フレームを広げて専用カバーを四つ角にかけるだけなので、とても簡単に設営できます。付属のキルティングマットを取り付ければ、本体カバーの汚れを心配することもありません。キルティングマットは洗濯可能ですし、表面がフワフワとしているので、愛犬は衛生的に心地よく利用するができるでしょう。


自作でドッグコットを作りたい

ドッグコットは100円ショップのアイテムを利用するなどして、安価に作ることもできます。
ただしこの場合、高い耐荷重は見込めないので愛犬が小型犬の場合に挑戦してみることをおすすめします。
作成方法の一例を紹介しますので、参考にしてみてください。

◆ドッグコットを手作り!安価で簡単にできる方法!!

    ■ 材料 ■

    ・クラフトラック紙管…長さ39cm×6本(2本入×3袋)
    ・クラフトラック ジョイントパーツL型 4個(2個入×2袋)
    ・シリコンイス脚カバー 4個入(1袋)
    ・厚地の布 64×64cm 1枚
    ※布以外は100円ショップで購入可


    ■ 道具 ■

    ・ミシン
    ・のこぎり
    ・はさみ
    ・チャコペン
    ・まち針

作り方

① 紙管2本を、のこぎりを使って半分にカットします。4本になったこの紙管が脚の部分です。
② 布の4辺に1.5cm幅で二つ折りにし、アイロンをかけてからミシンで縫います。
③ 座面フレーム部分となる紙管と、ジョイントパーツを一度繋げて組み立てます。ここではカットしていない紙管を使用します。
④ 組み立てた座面フレーム部分の中心に布の角がくるように置きます。布をダイヤ型(◇)に見えるように置き、その上にフレーム部分が四角(□)に見えるように配置しましょう。
⑤ 布の四つ角をそれぞれ、フレームの紙管を包むように内側におります。全体の布がピンと張るように引っ張りながら、まち針で止めていきましょう。この時、四つ角とも同じ長さになるように固定するのがポイントです。
⑥ フレーム部分を一度解体して、布から抜き取ります。
⑦ まち針の位置にチャコペンで印をつけ、その位置をミシンで縫いましょう。まち針よりも内側を縫ってしまうと、紙管が入らなくなるので注意してください。
⑧ 縫い終わったらフレーム部分の紙管をもう一度差し込み、ジョイントもはめて、布の張り具合をチェックします。問題なければ、もう一度紙管を抜き取りましょう。
⑨ 布の三角形になっている角の部分を、縫い目から1cm程残してハサミでカットします。
⑩ 切った部分にはジグザグミシンをかけて、ほつれ防止の処理を施しましょう。
⑪ 座面フレーム部分の紙管を布に通して、4つ角にジョイントパーツを差し込んで固定します。最初にカットした脚部分となる紙管も差し込みましょう。
⑫ 脚部分に滑り止めとなるキャップ(シリコンイス脚カバー)をはめて、ドッグコットの完成です。


まとめ

ドッグコットは、愛犬とのアウトドアを快適に楽しむために用意しておきたいアイテムの一つです。
サイズやデザイン、機能性は商品によって様々なので、用途や愛犬の大きさに適したドッグコットをじっくり探してみてください。
安く手に入れたい方は、手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。ただしこの場合は、耐久性や耐荷重に注意し、愛犬が安全に使用できるかをしっかり見極めてくださいね。

ドッグコットはキャンプ場に限らず、ウミや浜辺などでも利用できます。中々お出掛けできなくても自宅に庭がある家庭であれば、庭でキャンプ気分を味わうこともできます。ランタンなどを置いて、愛犬と一緒の夜を屋外で過ごすだけでも、素敵な思い出が作れるでしょう。
楽しく幸せな時間を快適に過ごせるように、ドッグコットの利用をぜひ検討してみてくださいね。



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!


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