犬にゼリーをあげても大丈夫?注意点とおすすめ犬用ゼリーをご紹介

2022.06.15

犬にゼリーをあげても大丈夫?注意点とおすすめ犬用ゼリーをご紹介

夏、愛犬の脱水症状や熱中症対策に毎年苦労されている方も多いのではないでしょうか。お水を差し出してもなかなか飲んでくれないこともありますよね。そんなとき犬用ゼリーは水分補給に適しているのか?どんなゼリーがおすすめなのか?わかりやすくまとめてみました。

犬にゼリーを与えてもいいのか

ゼリー

◆水分補給におすすめ!与えてもOK

結論から言うと、適量であれば犬に与えても大丈夫です。「人間の食べ物を犬に与えてはいけない」というのが原則ではありますが、ゼリーはうまく活用すればさまざまな場面で役立ってくれる優れものなのです。
また、ゼリーとひとくちに言っても人間用のゼリーとは限りません。空前のペットブームにより犬用ゼリーもさまざまな種類が発売されています。
ゼリーのメリットや注意点を理解し、使いどころをマスターすれば、愛犬との生活がより快適なものになるかもしれません。


犬にゼリーを与えるメリット

◆水分補給

熱中症や脱水の対策のひとつとして、水分補給に使えます。実はゼリーは100gあたり80g程度もの水分が含まれているのです。形状は固形ですが、実際はほぼ水分でできていることになります。
風味がある分、味のないお水よりも食いつきが良いので、なかなかお水を飲んでくれない犬にも手軽に水分補給させることができます。電解質入りのものであれば体への吸収率もより高く、水分補給には特に適しています。
個装になっているタイプも多く売られているので、持ち運びもしやすく便利です。
夏場は特に、犬自身にも自覚がないまま脱水に陥ってしまうこともあるため、お散歩やお出かけに常備するのがおすすめです。

◆飲み薬を飲ませやすくなる

薬をゼリーに包むことによって投薬しやすくなります。固形のおやつに薬を仕込んでも、噛んだ瞬間に味に気づいた犬が吐き出してしまう・・・といったことも多いですよね。
また、粉末状の薬を水に溶かしても同じようになかなか飲んでくれません。
ゼリーに混ぜた場合は味をごまかしつつ、咀嚼せずにするんと飲み込むことができるので、錠剤・粉薬問わず、薬が苦手な犬にはおすすめの投薬方法です。

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◆食欲低下でも食べてくれやすい


風味や甘味がついているものであれば食欲をそそることができますし、噛む必要がないためストレスを感じさせずに与えられます。
私たち人間も夏バテや風邪を引いたときなどにはサラッと食べられるものを好みますよね。
同じように、犬も食欲や体力が低下しているときは、ゼリーのような飲み込みやすいもので栄養をつけさせてあげましょう。
最近は高エネルギータイプの犬用ゼリーも市販されています。通院している場合はかかりつけの獣医さんに相談の上、取り入れてみてはいかがでしょうか。


犬にプリンを与えるのはダメ

プリンは食感や形状がゼリーと似ていますが、与えるのはやめましょう。たっぷりの砂糖と牛乳が入っているため、犬の体には負担になってしまうのです。
過度な糖分は糖尿病や肥満などの疾患を引き起こします。また牛乳は下痢やアレルギーの原因となるため、やはり犬には適していません。

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犬にゼリーを与える際の注意点

犬にゼリーを与える際の注意点

◆人間用は糖分が多い

人間用に市販されているゼリーには砂糖・人工甘味料・果汁などの糖分が多く含まれています。
少量であれば与えても問題ありませんが、継続的に摂取するといずれ糖尿病や肥満などの疾病につながります。
人間用のゼリーを与える場合は少量を心がけるようにしましょう。

◆コーヒーやぶどうのゼリーは与えない

犬が中毒症状に陥る食べ物には、コーヒーに含まれるカフェインやぶどうなどがあります。
コーヒーやぶどうを使ったゼリーは多くありますが、これらは嘔吐や下痢、高血圧、痙攣などの中毒症状を引き起こし、最悪の場合死に至るケースもあります。
人間用のゼリーを与える場合は成分をしっかりと確認し、これらが含まれているものは避けましょう。

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◆こんにゃくゼリーは消化しにくい

ゼリーを固めるゲル化剤にこんにゃくを使用したゼリーはいわゆる「こんにゃくゼリー」と呼ばれ人間用として人気ですが、犬はこのこんにゃくに含まれる食物繊維「グルコマンナン」が苦手です。
もともと肉食性である犬の消化酵素ではグルコマンナンは消化しにくく、腸が詰まってしまう原因にもなります。
また、弾力が特徴的なこんにゃくゼリーは嚙み切りづらく、食べ物を丸飲みする犬はのどにつまらせてしまう危険性も。
ゼリーを与えるときは、ゲル化剤にこんにゃくが使われていないものを選ぶようにしましょう。

◆ゼラチンによるアレルギー

ゲル化剤としてゼラチンが使われている場合にも、犬によってはアレルギーを持っていることがあるので注意が必要です。
ゼラチンは牛や豚の骨や皮に含まれる動物性たんぱく質「コラーゲン」が原材料ですが、このコラーゲンにアレルギーを持っている犬もいます。
とはいえ日々さまざまなものを与えている中ではアレルギー源の特定は難しいので、ゼリーを食べてからの様子をよく観察するなど、初めて与える場合はしばらく注意が必要です。
アレルギーの症状としては下痢、嘔吐、粘膜の赤み、体のかゆみなどが現れます。
ゼラチンによるアレルギーが疑われる場合は、ゲル化剤に寒天を使用したゼリーがおすすめです。

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犬におすすめのゼリー5選

◆プラクト 砂糖ゼロ ヨーグルト風味ゼリー

プラクト 砂糖ゼロ ヨーグルト風味ゼリー
購入

ペティオから発売中の、砂糖0、プラズマ乳酸菌を配合したヨーグルト味のゼリーです。着色料・保存料・酸化防止剤も無添加と安心要素満点です。
このゼリーに含まれるプラズマ乳酸菌は皮膚や毛並みの状態を良くする作用を持っており、水分やエネルギー補給だけでなく健康維持にも一役買ってくれる優れものです。
犬の大好きなヨーグルト味なので食いつきも良く、国産なので安心して与えることができます。
 

◆プッチーヌ ひとくちゼリー

プッチーヌ ひとくちゼリー 国産若鶏ささみ 3種のアソート 99g
購入

1個あたり約1kcalのひとくちサイズのおやつ。国産の若鶏ささみを使用。グルコサミンを配合し、愛犬の関節の健康維持に配慮。

◆アクアゼリー 4つのゼロ りんご風味 スティックタイプ

ペティオから発売中のりんご風味のスティックタイプゼリー。商品名のとおり、「カロリー」「脂肪分」「砂糖」「着色料」の4つが0という健康志向な商品です。食事制限中の犬や、肥満や糖尿病と戦う犬にとっては心強い味方です。
こちらもお出かけやお散歩のときに携帯しやすいスティックタイプ。
りんごの果汁入りなので食いつきもよく、国産なので安心して与えることができます。

◆ごちそうタイム ポケットパック 鶏むね肉のチーズゼリー

ごちそうタイム ポケットパック 鶏むね肉のチーズゼリー 100g
購入

ペットラインから発売中の、国産若鶏のむね肉100%を使用し、チーズと一緒に包んだスティックタイプのゼリーです。
ゼリーといえばフルーツのイメージですが、このゼリーはお肉を使用しています。犬が大好きなお肉の風味なのはもちろん、たんぱく質も摂取できるのがうれしいですね。
お出かけやお散歩時の水分補給のほか、食欲が落ちている犬のフードにトッピングしたり、ごほうびのおやつとして使ったり、さまざまな用途に使うことができます。 
  

◆グラン・デリ とりぷる~ん やわらかジュレ・ぷるっとゼリー・ふんわりムース

ユニ・チャームペットから発売中の、国産鶏100%を使用したささみのスティックパウチです。ジュレタイプ・ムースタイプ・ゼリータイプの3種類があり、目的によって使い分けることができます。
ジュレタイプは液だれしにくく、ジュレと鳥そぼろの2種類の食感で犬に満足感を与えてくれます。ムースタイプはとろとろの形状で、手から舐めてくれるのでコミュニケーションにも最適。ゼリータイプは一番固めで、食べごたえ抜群の設計となっています。
どのタイプも「とりささみ入り」「チーズ入り」「緑黄色野菜」の3つの味から選べます。
いずれも脂肪分15%カット、ささみを使用しているのでたんぱく質も豊富なゼリーです。


犬用の手作りゼリーの作り方

ゼリーはおうちで簡単に手作りをすることもできます。おうちで作れば原材料がわかっているので安心ですし、大好きな飼い主さんからの手作りとあれば愛犬はもっと喜んでくれるかもしれませんね。

    ■材料■

    ・ゼラチン 5g
    ・お湯   100ml
    ・水    150ml
    ・具材

【作り方】
①ゼラチンを入れたボウルにお湯を入れて溶かす
②水を①に入れて更に混ぜる
③角切りにした具材を②に入れる
④容器に③を流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やす

入れる具材は季節に合わせて、さつまいもやりんごなど愛犬の好きなものを入れてあげてくださいね。


まとめ

今回は犬へのゼリーの与え方についてまとめました。
人間用・犬用・手作りと、さまざまなゼリーがありますが、いずれも犬の健康を第一に考え、必要なときに必要なだけの適量を与えるのが重要です。
気温が高くなるこれからの季節、ゼリーを活用しておいしく元気に夏を乗り切りましょう。



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