犬も冷え対策が大切!犬用の腹巻の効果や使い方を解説します!

2022.09.30

犬も冷え対策が大切!犬用の腹巻の効果や使い方を解説します!

犬の体が冷えると、免疫が下がって病気のリスクが高まります。 愛犬の健康のため、夏も冬も冷え対策が大事です。 そこで知っておきたいのが犬用の腹巻。 犬の冷え対策にもなる腹巻の効果や使い方を解説していきます。

【目次】
1.犬にも冷え性があるってホント?
 1-1.冷え性ってどんなもの?
 1-2.寒がりの犬種は冷え性になりやすい
 1-3.特に老犬の場合は「冷え」を感じやすい
 1-4.犬の冷え性はとても深刻です…

2.犬が“冷え”を感じるとどんな症状が現れるの?
 2-1.寒くて震える
 2-2.肉球や足、耳が冷たくなる
 2-3.水を飲む量が減ってくる

3.夏も冬も犬の冷え対策が重要な理由とは?
 3-1.犬にも冷房病がある
 3-2.犬は人間よりも寒さを感じやすい
 3-3.冷房病はどんな症状が起こるの?

4.体が冷えると犬にどんな影響があるの?
 4-1.免疫力が弱まって病気にかかりやすくなる
 4-2.下痢をする
 4-3.関節が痛くなる・動きがスムーズでなくなる
 4-4.心臓への負担もある
 4-5.低体温症
 4-6.持病がある子は悪化しやすい

5.犬が寒がっている!そんなときにできる対策とは?

6.冷え対策のひとつ“犬用の腹巻”はどんな風に使う?
 6-1.犬用腹巻の機能とは?どんな効果があるの?
 6-2.サイズを測って犬のお腹にフィットするものを選ぶ
 6-3.どうやって犬に着せるの?
 6-4.オスの場合、おしっこはどうするの?

7.まとめ

犬にも冷え性があるってホント?

寒い犬

皮膚が被毛に包まれていることから、人間よりも寒さには強そうなイメージがある犬。
寒い冬にも元気にお外で散歩している姿を見ると、「冷え」とは無縁なのかと思ってしまいます。
でも、犬によっては寒さにはめっきり弱い子もいて、犬によっては冷え性になるのです。

◆冷え性ってどんなもの?

血液が体の末端まで届かずに、手足が冷えて寒さを感じる状態です。
人間では、筋肉量が著しく減ってくる高齢の人や、年齢は若いものの「もともと筋肉が少ない」といった?やせ型の女性などに、冷え性はよく見られます。

手足はもちろん、体全体が温まらないため、本来は暑いはずの季節でも「寒い」と言って厚着をするなど、冷え性は軽視できない症状です。

また、体の末端が冷えるタイプのほか、内臓が冷えるタイプなど、その症状はさまざまです。

◆寒がりの犬種は冷え性になりやすい

犬の大きさや体質はさまざまですから、寒さに強い犬もいれば、寒がりの犬もいます。
人間でもそうであるように、気温・室温の条件が同じ環境にいても、冷え性を発症するかどうかは異なります。

特に、寒さに弱い“寒がり犬”は冷え性になりやすいと言えるでしょう。

寒がり犬の代表と言えば、「原産国が暑い地域の犬」や「小型犬」、「子犬」、「老犬」などです。

また、長毛種よりも短毛種の方が寒さを感じやすいと言われています。

これらの条件が重なった場合、さらに寒がりで冷え性になる確率も高まってしまうでしょう。

◆特に老犬の場合は「冷え」を感じやすい

若い年齢の犬の場合、散歩や遊びで運動量も十分にあります。
ふだんの運動で筋肉も程よくついていますから、血液が滞りにくいでしょう。

しかし、年齢を重ね、いわゆる老犬世代に突入すると、筋肉も落ちます。
常に血流が悪い状態、そこに寒さが加わると、さらに「冷えた体」となるのです。

◆犬の冷え性はとても深刻です…

体が冷えてしまう冷え性。
特に冬に「手先が冷たい」「暖房をしても寒い」という症状に辛さを感じる方もいるのではないでしょうか。

ただ、人間の場合、「寒いから上着を着よう」「暖房の温度を強めよう」「寝る前に湯舟にゆっくり浸かろう」「靴下を履こう」など、寒さを改善しようと自分自身で考えて取り組むことができます。

でも、犬は自分では対策ができません。
そこで飼い主さんが何かしらの対策をしてあげることが大事です。

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冬に近づいて行き気温が下がり始めると、「冷え」が気になってきますよね。冷え性の方は、特に冬場になると冷えとの戦いになってくるかと思います。でも実は、あなたの愛犬も冷え性で困っているかもしれないという事をご存知ですか? 今回は、意外と知られていない愛犬の「冷え性」に関する問題をご紹介していきたいと思います。愛犬の冷え性を知って、冬を暖かく乗り越えてしまいましょう!

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犬が“冷え”を感じるとどんな症状が現れるの?

犬は、寒いことを言葉で伝えてくることはありません。
そのため、飼い主さん側で犬が寒いと感じている症状を覚えておくようにしましょう。

◆寒くて震える

寒くて思わず身震い、そんな症状は人間にもありますよね。
犬も寒ければ震えます。
小刻みに体を揺らすことで熱を作り出す本能的な行動です。

特に、南国原産で超小型犬のチワワは寒さや緊張で震えることがよくあります。

◆肉球や足、耳が冷たくなる

人間の冷え性と同様に、犬も体の末端が冷えてきます。
肉球や足、耳に触れたとき、冷たければ、冷えを感じている可能性が高いです。

◆水を飲む量が減ってくる

寒さを感じると、水を飲まなくなることがあります。
いつもならぬるいと感じる飲み水でも、体が冷えることで「冷たい」と思うのかもしれません。


夏も冬も犬の冷え対策が重要な理由とは?

“冷え”という言葉を聞くと、「気温が寒い」「雪が降る」など主に冬のイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

でも、冷えを感じるのは冬だけではありません。
エアコンを持っていることが当たり前となっている現代では、夏でも室内で冷えることは珍しくないのです。

◆犬にも冷房病がある

年々、猛暑と言われる気候が続いていますから、犬のためにも快適な温度の室内にしたいですよね。
そこで、冷房を活用している方も多いかと思います。

夏は時間帯を変えて散歩に行く飼い主さんも多いかと思いますが、それでも外は暑いです。
高い気温から、冷房で冷えた室内へ…。
そんな急な温度変化に犬の体が順応せず、それが冷房病を引き起こしているかもしれません。

◆犬は人間よりも寒さを感じやすい

夏は飼い主さん自身も暑いため、ついつい冷房をガンガンと強めて「涼しければ犬も快適」と思い込んでしまう人もいるでしょう。
特に、暑がりの飼い主さんのお家の場合、犬にとっては寒い環境となり、それが原因で犬の冷房病を引き起こしているかもしれません。

犬は人間よりも寒さを感じやすい傾向にあります。

そもそも、エアコンで冷えた空気は、犬が過ごす下部に溜まります。
しかも、床がフローリングの場合、お腹をつけて寝ている犬は、一層冷えを感じやすいのです。

◆冷房病はどんな症状が起こるの?

犬が冷房病になると、
・食欲や元気がなくなる
・鼻水が垂れる
・くしゃみ、咳がひどくなる
といった、人間でいうと風邪のような症状が見られるようになります。

それが悪化すると、「吐く」「下痢をする」など、いつもと違った症状が見られるようになるので注意しましょう。


体が冷えると犬にどんな影響があるの?

体が冷える犬

犬の体が冷えたとき、どんな影響があるのでしょうか。

◆免疫力が弱まって病気にかかりやすくなる

犬の体は、外からのウイルスに抵抗するための「免疫力」が備わっています。
しかし、体温が下がり過ぎると免疫が下がり、病気にかかりやすくなるのです。

◆下痢をする

免疫が下がると、腸内の環境もかなり悪くなります。
体が冷えて腸内の悪玉菌が増えすぎると、下痢を起こすことがあるでしょう。

◆関節が痛くなる・動きがスムーズでなくなる

冷えで体内の血流がスムーズにいかなくなると、まずは関節が強張るようになります。
これは、そもそも筋肉量の少ない関節の血流が滞って固まってしまうからです。
ワンちゃん自身も、「関節が痛い」と感じているのかもしれません。

◆心臓への負担もある

体が寒く感じると、自然に身が引き締まるような思いになりますよね。
このとき、体のなかでは心臓の動きが鈍り、血液を流そうという力が加わるため、大きな負担となるでしょう。

◆低体温症

体が冷えすぎて体温が下がり過ぎた場合、すでに自分自身の力では体温をあげることができなくなります。
犬の場合、平熱が38~39℃です。
それよりも低くなると、低体温症となってしまうでしょう。

◆持病がある子は悪化しやすい

もともと持病を持っている場合、冷えで体温が下がることが病気を悪化させる要因にもなります。
特に、心臓に疾患があるワンちゃんの場合、冷えることで心臓にますます負担がかかります。


犬が寒がっている!そんなときにできる対策とは?

犬が寒がっていたら、まずは体が温まるように対策しましょう。
毛布などのふわふわした素材の布地をそっとかけてみてください。
背中側はもちろんですが、毛が薄いお腹側にも布地があたるようにすると温まります。

洋服の着用やケージを毛布で覆うのもおすすめです。

また、犬の近くに温度計を設置、暖房や冷房の設定温度を調整して室温をあげましょう。

夏の冷えの場合、「冷房の風が直接あたる」というケースもあります。
飼い主さんがいる場所が適温でも、直接風があたる犬は冷え冷え…という温度差が発生していることもあるので注意しましょう。

そのほか、ペット用のヒーターや湯たんぽで温めるなどの方法も試してみてくださいね。


冷え対策のひとつ“犬用の腹巻”はどんな風に使う?

上記でお伝えした寒さ対策のほか、おすすめなのが“犬用の腹巻”です。

腹巻と言えば、お腹に布地を巻くもの。
ふだん洋服を着ない犬が腹巻を着用すると、まるでスカートのよう。
ちょっとユーモラスな雰囲気ですよね。

どんな効果があるか、また使い方について見ていきましょう。

◆犬用腹巻の機能とは?どんな効果があるの?

犬の寒さ対策として「洋服」もいいのですが、排泄しやすいようにお腹を覆わないことが多いです。
しかし、犬の体のなかでも冷えやすいと言われているのが、被毛が薄くなっているお腹。
腹巻なら、冷えやすい部分を中心的にカバーできるでしょう。

また、「体が締め付けられる」と感じているのか、洋服が苦手なワンちゃんも多いかもしれません。
腹巻なら、体全体を締め付けることなく、温めたいお腹だけに取り付けることができます。

人間にも同じことが言えますが、お腹が冷えると内臓の動きが弱まり、さらに血流が悪くなる…と悪循環です。
腸内環境の悪化で、下痢を起こすかもしれません。

お腹を温めて腸の働きを良くすることで、体温もアップします。
実は、体温が1度あがると免疫が5倍にも6倍にもなると言われています。

愛犬の冷えには、「お腹を温める腹巻」はとても効果があるのです。

また、腹巻は、犬の体を安全に温められるというメリットがあります。

冬に愛犬が冷えを感じている場合、暖房やペット用のヒーター、湯たんぽなどのアイテムがあります。
ただ、電気を使ったヒーターは使い方を間違うと低温やけどの心配があるかもしれません。

腹巻なら、お腹をほんのり温めることができ、ゆっくりとじっくりと体温をあげていくことが可能です。

◆サイズを測って犬のお腹にフィットするものを選ぶ

さまざまなサイズがある市販の犬用腹巻。
伸び縮みはするものの、愛犬の腰回りに合ったものを選ばなければ「圧迫されて苦しい」「締め付けられる感じできつい」と愛犬が不快に感じている可能性もあります。

冷えたお腹をサポートする意味で選んだ腹巻が、逆にお腹の負担とならないように注意しましょう。
腰回りのサイズをきちんと測って、愛犬にフィットするものを選んでくださいね。

◆どうやって犬に着せるの?

犬用腹巻には、人間のレッグウォーマーのような伸縮性のあるタイプ、ベルトタイプなどがあります。

犬を抱っこして着せるのが難しい場合は、座った体勢でも脱着ができるベルトタイプがおすすめです。
マナーベルトのようにマジックテープが付いていれば、着脱もしやすいでしょう。

また、腹巻をつけたまま犬が動くと、「ズレる」「脱げる」ということもあります。
そんなときには、洋服と一体化した腹巻もいいかもしれません。
体全体を覆いながら、ズレることなくお腹も守ってくれるでしょう。

◆オスの場合、おしっこはどうするの?

オスの場合、腹巻をつけているとおしっこで汚れることがあります。

飼い主さんが気づかずにいると、おしっこの水分が腹巻に浸透して冷たくなり、逆にお腹が冷えるかもしれません。

「おしっこが腹巻に引っかかりそう…」という心配があるときは、愛犬が排尿の素振りを見せたタイミングでさっと脱がせてあげましょう。
でも、腹巻をつけている間中、愛犬から目を離さず、おしっこの予感を見逃さないのは難しいものですよね。

そこで、「濡れたときの洗い替えを準備しておく」という方法もあります。
腹巻をしたことで愛犬が不快にならないように、気を配ってあげてくださいね。


まとめ

犬の冷えは、冬はもちろん、夏でも起こるものです。

体が冷えると血流が悪くなって、犬の体に異常が見られるようになります。
特に、寒がりの犬種、高齢犬&小型犬などは体温調整がしにくいため、より「寒い」と感じているかもしれません。

寒さ対策にはさまざまな方法がありますが、犬の冷えやすいお腹を守るときに効果があるのが腹巻です。

また、腹巻は基本的に負担が少ないアイテムですが、「長時間使って蒸れる」「サイズが合わなく苦しい」などにならないように、飼い主さんの目の届く範囲だけで使ってみてくださいね。



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!

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