犬がトイレットペーパー食べた!病院へ行くべき?食べさせない対処法も

2023.05.02

犬がトイレットペーパー食べた!病院へ行くべき?食べさせない対処法も

愛犬が粗相や嘔吐をしたとき、手近にトイレットペーパーがあると便利ですね。犬用トイレの側に、トイレットペーパーを置いておく方も多いです。しかし、犬がティッシュペーパーやトイレットペーパーで遊んでいるうちに、誤飲してしまうことは少なくありません。今回は、愛犬がトイレットペーパーを食べる原因や、食べた時の対処法をご紹介します。もしもの時に備えて、ぜひ読んでみてください。

犬がトイレットペーパーを食べてしまった

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愛犬が、トイレットペーパーやティッシュを引き出して遊んでいると、「もったいない」「片付けが大変」と思いながらも、可愛いと思って許してしまっていませんか?
でも、遊んでいるときに、犬がトイレットペーパーやティッシュを食べてしまうと、可愛いなんて言っていられませんよね。

◆食べてしまう原因

犬や猫と暮らしていると、どんなに気を付けていても、誤飲や誤食は起きてしまいます。
では、犬はなぜ、食べ物ではないトイレットペーパーを食べてしまうのでしょうか?

★好奇心から

トイレットペーパーはロール状なので、何かの拍子に転がってしまうことがあります。好奇心旺盛な子はつい追いかけてしまい、じゃれて噛みついてしまいがちです。柔らかな感触が獲物のようで、さらに興奮してしまうこともあるでしょう。
興奮しすぎて夢中になっているうちに、意図せずトイレットペーパーを飲み込んでしまうのです。

特に、なんにでも好奇心を持つ子犬は、コロコロと転がるトイレットペーパーに興味がそそられることでしょう。
また、歯の生えかわる時期には、歯茎が痒いなどの違和感から何でも噛んでしまいます。
さらに、犬は元々咥えたり、噛んだりすることで、それが何なのかを確かめる習性があるので、興味をそそるトイレットペーパーを口に入れることは、無理もないことです。

★食べ物と思っている

ちょっとした汚れなどを拭き取るのに、ティッシュではなく、トイレットペーパーを使っている家庭は少なくないでしょう。

拭き取ったものが食器の汚れや食べこぼしだった場合、トイレットペーパーには食べ物の匂いがついています。
犬にしてみれば、おいしそうな匂いを漂わせるトイレットペーパーが、食べ物に思えても不思議ではありませんよね。

★病気のサイン

「異嗜症」または「異食症」と呼ばれる病気で、異物を食べているのかもしれません。
長期間、繰り返して異物を食べる場合には、異食症の可能性が高いので、動物病院を受診することをおすすめします。

胃嗜の原因には、寄生虫の感染、消化酵素の不足、鉄欠乏など栄養障害、フードの不足、退屈、ストレスなどが考えられます。


トイレットペーパーを食べてしまったらどう対応するべき?

愛犬が食べ物ではないものや、食べてはいけない食材を食べてしまったら、飼い主さんも心配からパニックになってしまうこともありますよね。

しかし、愛犬を守るには、一番身近にいる飼い主さんが適切な対応を取ることが重要です。

まずは、慌てず騒がず、トイレットペーパーを取り上げましょう。飼い主さんが大きな声を出すなどして騒いでしまうと、犬には構ってもらえた体験となり、またトイレットペーパーを食べてしまうことにつながります。

口の中に残っている場合には、おやつやおもちゃと交換で出させるのがおすすめです。


トイレットペーパーを食べると病気になってしまう?

紙の原料は木材から繊維を取り出して製造されたパルプなので、犬の体に有害ということはありません。
特にトイレットペーパーは、繊維が短い広葉樹を原料としてつくられていて水に溶けやすいため、体内で細かく分解されます。

食べてしまった量が少なければ、様子を見ても良いでしょう。胃の中で溶けて、ウンチと一緒に排出されることが多いです。
ただし、うんちと一緒に出てくるまでは、毎回うんちをチェックしてくださいね。

大量に食べた場合は、たとえ元気そうに見えても、すぐに動物病院に連絡して、獣医師さんの指示を仰ぎましょう。
喉や食道に詰まって呼吸困難を起こしたり、腸閉塞を引き起こしたり、最悪の場合、死に至る危険性があります。

危険な量は、犬の体格によって異なります。大型犬や中型犬であれば問題にならない量でも、小型犬では詰まってしまうことがあります。

元気や食欲がない、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、喉に詰まったような咳、よだれが多いなどの症状が見られた場合には、早めに動物病院を受診してください。
受診の際には、誤飲したものと同じものやパッケージを持参すると診断の助けになることもあります。


トイレットペーパーの芯を食べてしまったけど大丈夫なの?

犬がトイレットペーパーの芯を食べてしまうこともありますよね。芯は水に溶けるように作られていないため、詰まってしまって呼吸困難や腸閉塞の原因になる可能性があります。
トイレットペーパーの芯をおもちゃとして与える飼い主さんも多いですが、食べてしまわないように注意してあげてください。

また、日常的にトイレに出入りしているワンちゃんは、トイレットペーパーや芯の誤食のリスクが高くなります。誤食の経験がある場合には、トイレに入れないような工夫をしましょう。
器用な子は、自分でドアを開けてしまうこともありますよね。ドアノブを縦に取り付けなおしたり、ノブが動かないようにするストッパーを利用したりして、開けられないようにするのがおすすめです。
さらに、トイレに入ってしまった時のために、芯は置きっぱなしにせず、すぐ捨ててくださいね。

芯を咥えているときには、前述したとおり、おやつやおもちゃと交換して口から出させましょう。


誤飲しやすいもの

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ここまではトイレットペーパーの誤飲について、解説してきました。
ここでは、人間の身近にあり、犬が誤飲しやすいものをご紹介します。

◆ティッシュ

冒頭でも述べたとおり、ティッシュを引き出して遊んでしまうワンちゃんは多いです。
遊んでいるだけなら飼い主さんが後片付けをすればいいだけなのですが、困るのは、遊んでいるうちに誤飲してしまうことです。

ティッシュはトイレットペーパーとは異なり、水分を含んでも破れにくくするために繊維の長い針葉樹から作られています。
このため、胃で消化されずに腸で詰まる危険性が高いです。腸閉塞を引き起こすこともあり、外科手術が必要になるかもしれません。

少量であれば、うんちと一緒に出るまで待つこともできますが、動物病院に電話して相談することをおすすめします。
特に、嘔吐などの症状が見られる場合には、すぐに動物病院を受診してください。

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◆薬

薬は、人間が飲みやすい形状・大きさの錠剤やカプセル、あるいは粉状です。
体の小さい犬でも簡単に飲み込むことができてしまうことは、想像に難くありませんね。

しかし、薬の誤飲の危険性は、非常に大きいものです。

第一に、人間用の薬には、犬にとって有害な成分が含まれていることが少なくありません。少量でも中毒症状を起こすことがあるので、注意が必要です。

また、有害な成分ではなくても、人より体の小さな犬にとっては過剰になり、副作用が出ることも多いです。

◆食べてはいけない食材

飼い主さんが美味しそうに食べているものに犬が興味を示し、隙あらば食べようとすることは多いですよね。
しかし、よく知られているように、人間が食べられる食材でも犬には危険な食材は少なくありません。

犬が食べてはいけない食材でよく知られているものとしては、玉ねぎなどのネギ類やチョコレート、コーヒー、ぶどう、アルコール類があります。
また、生卵の白身やイカ、タコなど、過剰に食べると危険な食材もあるので、気をつけたいですね。


トイレットペーパーを食べないようにするには

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そもそも、トイレットペーパーを食べない方がいいですよね。
ここでは、犬がトイレットペーパーを食べないようにする方法をご紹介します。

◆トイレットペーパーをおもちゃにしている

おもちゃ代わりに遊んでしまっている場合には、犬用のおもちゃを与え、トイレットペーパーは犬が届かないところに置くようにしましょう。

また、散歩の時間や回数を増やすなどして、しっかりと運動させ、触れ合う時間を増やすのもおすすめです。犬が満たされるとともに、疲れてイタズラをしなくなりますよ。

◆食べ物だと勘違いしている

食べ物と勘違いして食べてしまっている場合には、まず、食べかすなどを拭いた後のトイレットペーパーを、すぐ処分することが大事です。

捨てるときには、蓋がついていて、倒れにくいゴミ箱に捨てるようにします。蓋があれば十分にも思えますが、犬の嗅覚は優れているので、食べ物の匂いを嗅ぎつけるとゴミ箱を倒してでも、食べ物を見つけようとする可能性があります。

また、食事量の見直し、痩せすぎていないか体型の確認も必要です。十分な栄養が摂れていない場合、なんでも食べてしまうことがあります。

◆食べないようにしつける

おもちゃを与えたり、きちんと処分をしたりしていても、お留守番中など飼い主さんの目の届かないときに食べてしまうリスクはゼロにはなりません。
あわせて、トイレットペーパーを食べないようにしつけをするのがおすすめです。

ティッシュであれば、水で薄めた酢や噛み癖を防止する市販のスプレーなどを染み込ませておく方法もありますが、水に溶けるトイレットペーパーでは難しいですね。

犬がトイレットペーパーを食べようとしたときに、おやつなどで気を引き、オスワリなどのコマンドを出します。コマンドに従えたら、おやつをあげて、しっかりと褒めてあげましょう。
コマンドに従えないときには、騒いだり叱ったりするのではなく、無視してください。

ワンちゃんは、「トイレットペーパーを食べなければ、いいことがある!」「食べると、無視されてつまらない」と学習していきます。


まとめ

トイレットペーパーは水に溶けるため、少量であれば食べたとしても胃の中で分解されますが、大量に食べてしまうと腸閉塞を引き起こすおそれがあります。
愛犬がトイレットペーパーを食べたことに気づいたら、少量であれば様子見もできますが、大量に食べた場合は早急に動物病院を受診してください。

また、誤飲を避けるために、トイレットペーパーは犬の届かない場所に保管し、使った後はすぐに処分しましょう。
ゴミ箱は、蓋つきのものがおすすめですよ。

飼い犬のトラブルの中でも、誤飲・誤食事故はトップに入ります。
好奇心の旺盛な子やトイプードルなど猟犬をルーツとする犬種は、トイレットペーパーに限らず、誤飲事故を起こしやすいので日頃から気をつけてあげてくださいね。



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SHINO

SHINO

保護犬1頭と保護猫3匹が「同居人」。一番の関心事は、犬猫のことという「わんにゃんバカ」。健康に長生きしてもらって、一緒に楽しく暮らしたいと思っています。


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