【掲載:2016.09.03 更新:2025.01.27】
犬はカメラが嫌いって本当?

犬が好きな人であれば、誰しも可愛い瞬間を残そうと犬にカメラを向けたことがあると思います。
信頼関係があまりないはじめましてのワンちゃんはもちろん、愛犬であってもカメラを向けると目を反らされてしまうこともしばしば…。
このような顔を背けたり、その場からいなくなる行為というのは、その対象に対して『やめてほしい』『苦手、怖い』という拒否やマイナスの気持ちの表れで、犬はある理由からカメラを苦手とする子が多いとされています。
その理由としては、私たちにとっては身近なカメラも、実は犬にとっては怖い存在だから。
犬にとって『目を凝視する』ということは、犬の世界では敵意や対立を意味しますので、急に向けられたカメラのレンズに威嚇されていると感じ、苦手意識を持つ子がいるようです。
好奇心旺盛な犬であれば、はじめはカメラに対し「これはなんだろう?」と興味を示してくれる場合もありますが、レンズを近づけすぎてしまったり、フラッシュで急に眩しくなるといった、イヤな経験をしてしまうと、それをきっかけにカメラを嫌がる素振りを見せることもあります。
カメラ嫌いの犬の写真を撮る3つのコツ

そんなカメラ嫌いの犬でも、いい表情の写真が撮れる3つのコツをご紹介します。
犬の問題行動を修正する場合にも使われたりしますが、「こちらが希望する行動をしたら=オヤツをあげる」のを、写真を撮る時にも応用します。
カメラの近くでオヤツを持ち、目線を誘導しながらパシャっと撮影してみましょう。
上手にカメラを見ることができたら、オヤツをあげながら褒めることを繰り返し、「カメラ=オヤツ=楽しい♪」のイメージができると、スムーズに犬を撮影することができるようになります。
犬をカメラで写すのは、お出かけ時などイベントの際だけ、という方も少なくありません。月に数回程度しか見ないカメラの存在に、カメラ嫌いな犬が慣れるのは難しいことですね。
カメラを身近に感じさせるためにも、普段から犬の見えるところにカメラを置くようにしてみましょう。
いつも見ているカメラの存在に慣れた犬なら、怖がることもなく、自然にいい表情を見せてくれることでしょう。
オヤツ効果や、カメラに慣れて、犬の写真を撮りやすくなったけれども、犬の動きが早すぎてブレてしまう…そのようなお悩みの声もよく聞きます。
動きの早い犬の写真をブレずに撮りたい時は、カメラの連写機能を使ってみましょう。
犬の動きに合わせてカメラを動かし、連写モードで撮影すると、スマホなどでも良い表情の犬の写真が多く撮れるようになります。
また、デジタルカメラについている「ISO感度」という数値を上げて、ブレを防ぐ方法もありますので、お使いのカメラ機能を確認して、いろいろ試してみてくださいね。
まとめ
カメラを嫌う犬の習性や、上手に犬の写真を撮るコツなどをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
犬の撮影をする前に、カメラは怖いものではないとわかってもらうことが大切です。
撮影をする際には、愛犬はおやつをもらって喜んで、飼い主さんはいい表情が撮れたと喜んで、お互いに楽しい撮影タイムを過ごせるようにしましょう。
ご紹介した、カメラ嫌いのワンちゃんを上手に撮る方法を参考に、かわいい表情の愛犬の写真をたくさん撮ってみてくださいね。
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