我が家の犬はカメラ嫌い
犬好きさんの間でも、愛犬の写真を撮るのは難しいというお話をよく聞きます。
我が家の愛犬も、カメラを向けられるのは苦手なようで「今、いい表情!」と写真を撮ろうとしても、すぐに横を向いたり、離れていってしまったり、手元にはブレたり半身が切れたりしている写真ばかり。
どうしたらいい表情の犬の写真が撮れるのか、いろいろ調べてみました。
犬にとっては脅威?カメラの存在
基本的に、犬にとってカメラは怖い存在のようです。
レンズが生き物の目のように見えたり、ウィーンと音をたてて伸びたり縮んだり、フラッシュで急に眩しくなったり…考えてみたら、カメラって怪しい動きが多いですよね。
好奇心旺盛な犬ならカメラを向けると「これってなんだろう?」と興味を示してくれる場合もありますが、怪しい動きをするカメラですから、たいていの犬に避けられてしまうのは無理もないかもしれません。
また、犬の目を凝視するのは、敵意や対立を示している場合だと言われています。
犬に向けたカメラの丸いレンズが目のように見えて、威嚇されていると感じ、カメラを避けている場合もありますので、愛犬の撮影時でもカメラを持って急に近づいて驚かせたりしないよう、注意が必要です。
カメラ嫌いの犬の写真を撮る3つのコツ
そんなカメラ嫌いの犬でも、いい表情の写真が撮れる3つのコツをご紹介します。
犬の問題行動を修正する場合にも使われたりしますが、「こちらが希望する行動をしたら=オヤツをあげる」のを、写真を撮る時にも応用します。
カメラの近くでオヤツを持ち、目線を誘導しながらパシャっと撮影してみましょう。
上手にカメラを見ることができたら、オヤツをあげながら褒めることを繰り返し、「カメラ=オヤツ=楽しい♪」のイメージができると、スムーズに犬を撮影することができるようになります。
犬をカメラで写すのは、お出かけ時などイベントの際だけ、という方も少なくありません。月に数回程度しか見ないカメラの存在に、カメラ嫌いな犬が慣れるのは難しいことですね。
カメラを身近に感じさせるためにも、普段から犬の見えるところにカメラを置くようにしてみましょう。
いつも見ているカメラの存在に慣れた犬なら、怖がることもなく、自然にいい表情を見せてくれることでしょう。
オヤツ効果や、カメラに慣れて、犬の写真を撮りやすくなったけれども、犬の動きが早すぎてブレてしまう…そのようなお悩みの声もよく聞きます。
動きの早い犬の写真をブレずに撮りたい時は、カメラの連写機能を使ってみましょう。
犬の動きに合わせてカメラを動かし、連写モードで撮影すると、スマホなどでも良い表情の犬の写真が多く撮れるようになります。
また、デジタルカメラについている「ISO感度」という数値を上げて、ブレを防ぐ方法もありますので、お使いのカメラ機能を確認して、いろいろ試してみてくださいね。
まとめ
カメラを嫌う犬の習性や、上手に犬の写真を撮るコツなどをお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
犬の撮影をする前に、カメラは怖いものではないとわかってもらうことが大切です。
撮影をする際には、愛犬はおやつをもらって喜んで、飼い主さんはいい表情が撮れたと喜んで、お互いに楽しい撮影タイムを過ごせるようにしましょう。
ご紹介した、カメラ嫌いのワンちゃんを上手に撮る方法を参考に、かわいい表情の愛犬の写真をたくさん撮ってみてくださいね。
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