ミニチュアピンシャーのエサの選び方はどうすれば?適正体重はどれぐらい?

2020.07.14

ミニチュアピンシャーのエサの選び方はどうすれば?適正体重はどれぐらい?

愛犬には健康に育って欲しいですよね。 健康的に成長してもらうために意識したいポイントの一つであるのが「エサ」ですが、 皆さんミニチュアピンシャーのエサの選び方はどうすればいいか、ちゃんとわかっていますでしょうか? 今回はミニチュアピンシャーの体重や栄養素、食べさせる量・回数などのポイントをまとめていきます。

【目次】
1.ミニチュアピンシャーのエサの選び方…おさえておきたいポイント
 1-1.◆ポイント①:国産と外国産について
 1-2.◆ポイント②:大粒と小粒、どちらにすべき?
 1-3.◆ポイント③:犬のエサの種類

2.エサをチェックするときに知っておきたい原材料・栄養素
 2-1.◆高たんぱく・低カロリー
 2-2.◆人工添加物に注意
 2-3.◆コンドロイチン・グルコサミンなど関節に配慮した成分

3.ミニチュアピンシャーの適正体重はどのくらい?

4.年齢によって注意したいエサの与え方と量
 4-1.◆子犬期~栄養たっぷり・与え過ぎに注意
 4-2.◆成犬期~カロリーをおさえて肥満に注意
 4-3.◆高齢期~運動量が落ちるので低カロリーに配慮

5.まとめ

ミニチュアピンシャーのエサの選び方…おさえておきたいポイント

国産vs外国産」「大粒vs小粒」「ドライフードvsウェットフード」など、犬のエサ選ぶポイントがたくさんあって、迷ってしまいますよ。

一概に「どれがいい」というものではなく、犬種や年齢によって適切なエサの種類や量は変わります。まずは選ぶときに迷いがちなポイントをいくつか見ていきましょう。

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◆ポイント①:国産と外国産について

現在、ドッグフードの種類はかなり多く、国産だけでなく海外のものまで、幅広いラインナップがあります。
日本人の場合「国産の方が安全!」というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。
そのため、ワンちゃん用のエサを選ぶときも、「国産なら安心」「選ぶなら国産」と考えている人もいるかもしれませんが、実はそうとは言い切れません。

ペットフード市場に出回る欧米諸国の犬用のエサは、それぞれの国が定める基準をクリアしています。
外国の場合、犬のエサは「食品」という扱いをされることが多いです。
そのため、ワンちゃんが安心して食べられるよう「安全性」に配慮されエサが作られています。
なので「安全性」については問題ないと思いますが、日本に輸入されるときにかかるコストが上乗せされるので、少々割高に感じられるところもあるでしょう。

エサ選びのポイントしては「製造国」にとらわれず、原材料をしっかりチェックすることが大事です。

◆ポイント②:大粒と小粒、どちらにすべき?

人間の場合、口に入れたら何十回と咀嚼するのが普通ですが、犬の食事は、「丸のみスタイル」でも大丈夫です。
犬の尖った歯は、大きなものを引きちぎるときに主に使われ、それ以外のものは丸のみして食べても問題ありません。
しかも、ガツガツ早食いなのでビックリしますが、これは「敵に捕られないように急ごう」という犬の習性です。

ワンちゃん用のドライフードは、大きな粒から小さな粒までさまざまあります。

子犬期やシニア期の場合、消化がしづらいので小粒の方がおすすめです。
しかも、ミニチュアピンシャーは体型が小さいので、あまり大きな粒だとむせてしまうリスクもあります。

少量ずつ食べさせ、どのくらいの粒の大きさがいいかチェックしてみるのもいいでしょう。

◆ポイント③:犬のエサの種類

犬のエサの種類は、カリカリ乾燥している「ドライフード」、水分量が多い「ウェットフード」、ドライとウェットの中間的存在の「セミモイストフード」などがあります。

ドライフードは賞味期限が長く、多くのワンちゃんが食べている基本的なエサです。

ウェットフードは、香りが強くて犬たちの食欲をそそります。
ただ、添加物が多めなので、日常的に与えるのはあまり向いていないかもしれません。
水分が多いので、食べやすく、噛む力のないシニア世代の犬たちでも食べることができるのがウェットフードです。

しかし、成犬期なら、噛み応えのあるドライフードが適しているでしょう。

また、ドライフードのうえにウェットフードをトッピングすると、食いつきがよくなるケースもあります。
ウェットフードは、犬たちにとっても「美味しい」ため、与え過ぎるとドライフードが物足りなく感じて、食べなくなってしまうこともあるでしょう。

ドライフードやウェットフード、セミモイストなどさまざまありますが、ウェットフードの場合、「老犬だから」「食欲が低下しているから」という事情から与えるケースも多いかもしれませんね。

健康的なミニチュアピンシャーなら、エサはドライフードを中心にし、体調や食欲などによってウェットフードも食べさせるといいでしょう。

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エサをチェックするときに知っておきたい原材料・栄養素

ペットショップに行くと色々な原材料や栄養素が入ったドックフードが売っていますが、
どれを選んでもよい…というわけではありません。

ミニチュアピンシャーの体の特徴に合わせたエサ選びが必要です。
選ぶときには、パッケージに記載の内容を吟味しながら選ぶことが大事です。
チェックするときによく出てくるワードをチェックしてみましょう。

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◆高たんぱく・低カロリー

ミニチュアピンシャーはスリムな足をしていますが、適度に筋肉質なので軽やかに動けます。
ミニチュアピンシャーの運動量を確保するには、骨格や筋肉をしなやかに作りだす、良質なたんぱく質が入っている栄養価の高いエサを与えることが大事です。

また、ミニチュアピンシャーは太りやすい犬種と言われています。
高カロリーのエサを食べていると、消費しきれずにいつの間にか肥満になってしまうこともあるでしょう。

特に、運動量が減るシニア期は、カロリーは低めのものを選びたいところです。
去勢手術や避妊手術の後も太りがちなので、カロリーには配慮した方がいいでしょう。

ただ、肥満の原因になりがちな“高カロリーのエサ”も、成長期の子犬期には必要なものです。
スクスク成長するように、「子犬用」と記載された高カロリーのエサを与えましょう。

◆人工添加物に注意

BHA、BHT、エトキシンといった酸化防止剤、香料や保存料などの人工添加物が大量に使われているのは、注意が必要です。

「香りが良い」「ワンちゃん好みの味になる」「長期的に保存できる」など、エサを長く保存できるという理由から、犬のエサに用いられることが多いです。
しかし、発がんリスクがあるなど、犬の健康に被害を与える可能性があります。

ちょっと食べたくらいでは影響はないですが、ずっと食べさせていると病気になることも。
長く健康的でいてもらうには、人工添加物がたくさん使われている安価なエサには注意が必要です。

◆コンドロイチン・グルコサミンなど関節に配慮した成分

ミニチュアピンシャーはスリムな見た目ですが、骨格がしっかりしていて丈夫な犬種です。
ただ、活発で動きがアクティブなので、関節疾患に気をつけなければなりません。
成長段階で関節の強化に配慮できていれば、ケガや病気も軽減できます。
コンドロイチンやグルコサミンなど、関節ケア成分が入っているものを選ぶのもおすすめです。


ミニチュアピンシャーの適正体重はどのくらい?

ミニチュアピンシャーは、生後2~3か月くらいは1~1.5キロ程度とかなり小ぶりです。
生後半年程度で2倍程度の3キロ前後になるでしょう。

生まれて間もないころに数百グラムだったミニチュアピンシャーの赤ちゃんも、生後6か月には筋肉質で大人に近い体型になっていきます。

それを過ぎる頃には成長スピードがやや緩めになりますが、まだまだ大きく育つでしょう。
生後9~10か月には体重が安定してきて、生後12か月になる頃には、4~6キロと成犬サイズへと成長しているかと思います。

また、成長は個体差があり、4~6キロの範囲を過ぎるミニチュアピンシャーもいます。
“ミニ”と言っても、いつの間にか大きく育つミニチュアピンシャーもいるかもしれませんね。

平均体重を超えると「肥満」に気をつけなければいけませんが、骨格や体長とのバランスによって一概に言えません。

一般的に、ミニチュアピンシャーの体高は25~30センチです。
体のサイズが小さいのに体重が重いと肥満の可能性もあります。

また、体高が低くて小ぶりでも、お腹周りがふっくらしている様子が見られると肥満かもしれません。
急激に増えていないかなど、定期的に体重をチェックしましょう。


年齢によって注意したいエサの与え方と量

理想体重を目指してエサを与えることは大事ですが、年齢によっても与え方や食事量に注意しなければなりません。

◆子犬期~栄養たっぷり・与え過ぎに注意

子犬の頃は、体を作る時期です。
健やかな成長は、良質なエサとたっぷりの運動により促進されます。
高カロリー・良質なたんぱく質・カルシウム・ビタミンなど、栄養価にも配慮しましょう。
子犬期はエネルギーの消費量が多いので、高カロリーのエサを与えても大丈夫です。

ただ注意したいことがあり、子犬期はまだまだ成長段階なので内臓が未発達です。
一度に大量にエサをあげるとお腹への負担が大きいので注意しましょう。
消化に優しい“子犬用”と、ライフステージに合わせたものを選びましょう。

体重が推移している子犬期は、給餌量もちょっとずつ変化しています。
体重に合わせた量を少量ずつ小分けにして与え、胃腸に負担をかけない食事スタイルがおすすめです。
生後半年くらいまでは3~4回、それ以降は2回くらいでも大丈夫かと思います。
量や回数を調整するときには便の具合も観察してくださいね。

◆成犬期~カロリーをおさえて肥満に注意

生後12か月には成犬の体重で落ち着くのが一般的ですが、子犬期と同じエサの与え方をしているとあっという間に太ります。
「子犬用」から「成犬用」に切り替え、給餌回数は1日2回くらいを目安にしましょう。

また、成犬期に突入したばかりのときには運動量が多く活発なミニチュアピンシャーも、シニア期に近づくとあまり運動しなくなってくるでしょう。
運動量が減ると肥満になり、関節への負担も増えます。
低カロリーのエサを選んだり、運動量を調整してあげるよう飼い主さんが普段の生活で工夫をとりいれるようにしてください。

◆高齢期~運動量が落ちるので低カロリーに配慮

7歳くらいから高齢期に入ります。
子犬期、成犬期と活発だったミニチュアピンシャーも、老犬になると運動量が減ってきます。
それにともない、体重が増加することも多いでしょう。

しかし、「食べたい」という欲求はそれほど変わらない…、ということも珍しくありません。
今までと同じエサの食べ方をすると肥満のリスクがあるので、「低カロリーのエサ」「高齢用」と記載されたエサを選ぶようにするといいでしょう。

また、内蔵の動きも老犬になると低下しやすいため、1回に与える量を少なめに調整してあげることが大事です。
1日の給餌量を3~4回にするなど、エサの回数にも配慮しましょう。


まとめ

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ミニチュアピンシャーは、小型犬にしては運動量が多いワンちゃんです。
健やかな成長のためには、良質なたんぱく質や栄養価の高いエサを選んであげることが大事です。

また、ミニチュアピンシャーは、年齢によっては太りやすい時期があります。
給餌量や給餌回数をずっと一定にしていると、成犬期を過ぎても適正体重をオーバーしやすいです。定期的に体重をはかり、愛犬の体重を把握するように心がけましょう。

ミニチュアピンシャーというよりは犬全般に言えますが、みなさんご存知の通り、人間よりも成長が早いです。
「まだまだ若い、げんき」と思い込みはせず、愛犬が高齢期を迎えたときは給餌量や給餌回数を調整するようにしましょう。

体重に合わせた給餌量を守ること、そして子犬期・成犬期・シニア期と年齢に合わせて、給餌回数を変えていきましょう。



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笹本 雅

笹本 雅

犬が好きです。小型犬でも大型犬でもとにかく犬が大好きです。これから犬種についてや豆知識や健康についてなど、幅広いワンちゃんについての情報をご提供していきます。犬好きの方にぜひとも見ていただいてご意見いただければと思います!


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