愛犬とハイキングがしたい!必要なグッズや注意点についてご紹介!

2024.05.18

愛犬とハイキングがしたい!必要なグッズや注意点についてご紹介!

ワンちゃんと一緒にキャンプや川遊びなどのアウトドアを楽しむ家庭も増えていますが、近年では登山やハイキングに出かける飼い主さんも多いようです。 この記事では、犬連れのハイキングや登山の際の注意点、必要なアイテムや登山向きの犬種などについて解説していきます。 おすすめのお出かけスポットも紹介しますので、愛犬との思い出作りのためにチェックしてみてください。

愛犬とハイキングがしたい!

ハイキングを楽しむ犬

ハイキングや登山などは、愛犬と飼い主さんの両者にとって良い運動になります。
大自然を感じることで気持ちをリフレッシュし、ストレスを解消することもできるのです。

しかし、普段のお出かけと比べてハードルが高く感じる方もいるでしょうし、持ち物が多くなることも否めません。
事前に目的地の情報を集めておくことも重要となります。

安全で楽しい時間を過ごすためにも、しっかりとルールやマナーを覚えておきましょう。

◆ハイキング・登山・トレッキングの違いは?

まずは、ハイキング・登山・トレッキングの違いについて解説していきます。
とはいえ実は、厳密な定義や違いはないのです。

一般的には、ハイキング→トレッキング→登山の順で歩行レベルが上がっていくことが多いようで、歩行のスタイルとして使い分けされています。
呼び方は主観によるところも大きいのですが、あくまで参考としてそれぞれのスタイルの違いについて紹介していきましょう。

ハイキング

比較的短い時間でなだらかな山道を気軽に歩き自然を楽しむ、というニュアンスで使われることが多いのがハイキングです。

山頂を目指すわけではなく、高低差の少ない道、整備された道を歩いて、景色を楽しむことを目的としたアクティビティだといえるでしょう。
また、一定地点までをロープーウェイなどで上がり、その足で下山するなど下ることを中心とする山歩きをハイキングと呼ぶことも多いようです。

トレッキング

山頂を目指すことにこだわらず山歩きをする、というニュアンスで使われることが多いトレッキング。
ハイキングと登山の中間のようなアクティビティです。

歩行時間・日数・標高差などに関わらず汎用的に使われるため、3つの中では一番定義が曖昧かもしれません。
なお、海外の山歩きでは「山頂にこだわらず長く歩く」という意味でトレッキングという言葉を使うことも多いそうですよ。

登山

山頂を目指して山を登ることを指し、山歩きの中で最も「登る」というニュアンスが色濃いのが登山です。

一つの山を登ったり、複数の山を縦走したり、山小屋泊をしたりと、登山用の装備や準備が必要不可欠となります。
このため、より経験者向けといえるでしょう。

とはいえ山にもさまざまな種類があるので、標高の低い山や途中までロープーウェイで行けるものなど、しっかりと準備をすれば初心者でも楽しめる場所もあるので安心してください。
何より登山には、山頂という明確なゴールがあります。
達成感を味わいやすいというのも、大きな魅力の一つです。

登山と聞くと富士山をイメージする方が多いと思いますが、「富士山登山での達成感から登山にハマった」という登山者の方もたくさんいるようですよ。

いずれも愛犬と一緒に行くことは可能であり、法律上の問題はありません。
ただし、「動物を放つ」ことは法律で規制されているので注意しましょう。

また、国立・国定公園となっている山などでは、野生動物・野生植物保護や他の利用者に対する配慮のため、ペットの持ち込み自粛が要請されている地域があります。

まずは事前に、ワンちゃんの入山や施設の利用が禁止されていないエリアかどうかを確認するようにして下さい。

◆ハイキングや登山に向いている犬種

実は犬の中には、ハイキングや登山に向いている犬種・不向きな犬種がいます。
特に登山をする際には、山に強く、登山に向いている犬種を把握しておくことが大切なのです。

身体的な観点から山に強いか否かを判断する場合、災害救助犬が参考になるでしょう。
災害救助犬の採用に犬種の基準はないのですが、主に以下の犬種が足場の悪い環境を苦にしない身体能力を持っているといわれています。

  • シェパード
  • ラブラドール・レトリバー
  • ゴールデン・レトリバー
  • ボーダー・コリー

ちなみに小型犬でいうと、柴犬やダックスフンドが登山に向いているといわれています。
どちらも猟犬として活躍していた歴史をもっている、山に強い犬種なのです。

特に柴犬は筋肉が発達しているため、足元が悪い場所も得意です。
さらに我慢強い性格をしているので、登山向きの犬種だといえるでしょう。

一方ダックスフンドの場合は、胴が長く腰を痛めやすいという特徴があるため、高所からの飛び降りや上下運動の激しい山には向いていません。
トレッキングのような比較的なだらかな道を歩く登山に向いているので覚えておきましょう。

ちなみに小型犬の中には、膝蓋骨脱臼になりやすい犬種(チワワやトイ・プードルなど)がいます。
また、ポメラニアンのように骨格が細い犬種も少なくありません。こういった犬種には、なだらかな道でのハイキングがすすめられるでしょう。

◆ハイキングのできる山の一例

愛犬と一緒にハイキングができる、都内のおすすめスポットを三つ紹介していきます。関東地方にお住いの方は、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか。

●高尾山

アクセスの良さ・適度な高さ・充実した設備などから、人気の高い観光スポットでもある高尾山。
標高599.3mで、コースによってさまざまな登山の難易度を体験できる場所の一つです。

高尾山薬王院有喜寺、さる園・野草園、展望台(レストラン)などがあり、四季折々の自然に加え、お参りから夜景までもが楽しめます。

山麓からはケーブルカー・リフトで中腹の海抜472m付近まで登ることが可能で、歩いて登る道も3ルートあります。いずれも1時間30分程で山頂に到着することができるそうです。

尚、リフトはペットの持ち込みができませんので注意してください。
ケーブルカーであればキャリーケースやバギーを利用しての犬連れはOKのようなので、持ち込みの際のルール(キャリーのサイズ等)をHPで確認しておきましょう。
【住所】〒193-0844 東京都八王子市高尾町
【HP】https://www.takaotozan.co.jp/

●わんダフルネイチャーヴィレッジ

「愛犬と一緒にアウトドアを満喫できる」というコンセプトに基づいたアウトドア複合施設、わんダフルネイチャーヴィレッジ。正に、愛犬とその家族のためのお出かけスポットといえる場所です。

東京サマーランドに隣接した秋川丘陵の自然の中で、ドッグラン・カフェレストラン・ハイキングコース・ドッグプール・バーベキュー・オートキャンプ・スポーツフィッシングなどといった、多数のアクティビティを体験することができます。

ドッグランエリアは関東随一の広さを誇り、プールもあることから水遊びも楽しめるのです。
ハイキングコースは往復2kmで、豊かな自然を満喫できます。
通路にはウッドチップが敷き詰められているので、犬にも人にも優しく気軽にチャレンジすることができますよ。

愛犬と一緒に利用する場合は、利用する上でのルールもHPに記載されていますので、まずはそちらをしっかりチェックしてみてくださいね。

【住所】〒197-0832 東京都あきる野市上代継600 株式会社東京サマーランド
【HP】https://www.wnv.tokyo/

●御岳山

標高929mの御岳山はパワースポットとしても有名で、古くから霊峰と崇められた信仰の山です。

春は新緑、夏は清流、秋は紅葉、冬は透明度の高い夜景と、一年を通して豊かな自然と触れ合うことができます。

ケーブルカー御岳山駅を降りてから山頂の武蔵御嶽神社までは徒歩で約30分。
ケーブルカー滝本駅から山頂までは約1時間30分で到着でき、他にも近隣の山へ登頂する登山コースや、ロックガーデンへのハイキングコースなど、様々なルートを楽しむことが可能です。装備や体力、時間に応じてピッタリのコースを選びましょう。

ちなみに武蔵御嶽神社では愛犬の祈祷もしてもらえますし、ペットのお守りも販売されています。愛犬と一緒にハイキングを楽しみながら、お参りもできるのでぜひチェックしてみてください。

【住所】〒198-0174 東京都青梅市御岳2丁目483番地
【HP】https://www.omekanko.gr.jp/


犬とハイキングする際の注意点

山からの景色を眺める柴犬

愛犬とハイキング・登山・トレッキングを楽しむ際には、さまざまな注意点があります。

ハイキングなどに限ったことではありませんが、他の人への配慮や危険を回避するために気を付けなくてはいけないことが多々あるのです。
以下の内容をしっかりと覚えておき、安心・安全なお出掛けができるよう注意しましょう。

◆マナーを守る

前述したように、犬(動物)を野に放つこと以外に法律上の問題はありません。

しかし、色んな人がいる観光地やお出かけスポット、施設などを利用する際には、マナーや利用先で設けられているルールをしっかりと守る必要があります。
お出かけ前には必ず、その場所で定められているルールをチェックしておきましょう。

また、生態系へ影響を与えないように配慮することも重要なポイントです。ワンちゃんのうんちを放置することで、環境に悪影響を及ぼすともいわれているのです。
このため、必ず山に残さないように処理をすることを徹底しましょう。

さらに、登山前にワンちゃんの体に付いた種子などが山中に落ちて、山の生態系に悪影響を及ぼすこともあるようです。
入山前にはブラッシングをし、種子が付いていないかチェックをするとよいでしょう。

◆犬をしっかりコントロールする

普段の散歩とは違い、ハイキングコース・登山コースによっては道幅が狭かったり、傾斜が大きい、足場が悪いなど、歩く環境には差があります。

愛犬との登山やハイキングでは、愛犬をしっかりコントロールすることが重要なのです。
マテなどの基本的な指示が通るかどうか、今一度愛犬の状態や飼い主さんとの関係性を見返してみましょう。
慣れない場所では愛犬が興奮する場合も考えられますので、短い距離やなだらかなコースだとしても十分注意してください。

また、他の方への配慮も欠かしてはいけません。
中には、犬アレルギーをもっていたり、動物が苦手な方もいます。

特に狭い登山道では気を付ける必要があります。人とすれ違う際には、リードを短く持って立ち止まり、すれ違う相手と反対側に愛犬を避けさせたり、抱っこするなどして気を配るようにしましょう。

◆ノミ・マダニ対策はしっかりと

山中は野生動植物の生活圏であるため、犬にとって非常に危険なものもあります。

実生活においても気を付けている方は多いと思いますが、ノミやマダニ対策はしっかりしておかなくてはいけません。
自然豊かな山の中では、害虫被害などのリスクはとても高まるのです。害虫予防薬や虫よけスプレー、衣服の着用などをして愛犬を害虫から守りましょう。

また、最も危険なのがキツネ・タヌキ・ネズミなどの野生動物が保有している可能性のある、病原性レプトスピラやエキノコックスです。

登山の数週間前には必ず混合ワクチンの接種を済ませ、当日も動物の死骸や水たまりには近づけさせないよう注意してください。

さらに植物にも気を付けなくてはいけません。
舐めるだけで神経麻痺を起こしたり、中毒症状を起こす植物やキノコ類などが生えていることもあります。

愛犬がそれらを舐めたり食べたりしないように、しつけをしておくと共に常に愛犬の行動を観察するようにしましょう。

◆無理をさせない・無理をしない

犬と入山可能な場所だからといって、登山向きではない子を連れて行くのは危険です。

愛犬のコンディションはもちろん、年齢・体力・性格を考慮して登山やハイキングに連れて行くかどうかを判断するようにしましょう。

登山をする際は、飼い主さんと愛犬の両者にとって無理のない山を選び、気温・天候も考えた行程を組むことが大切です。
愛犬の様子や体調に異変を感じた場合は、登山の途中でも引き返すようにしてくださいね。


犬とのハイキングに必要なグッズ

山道を歩く犬

愛犬とのハイキングや登山に出掛ける際には、しっかりと事前準備をすることが重要です。
ハイキングスポットなどの情報やルールを集めておくことももちろん大切ですが、行ってから困らないように犬用グッズや必要な持ち物を用意しなくてはいけません。

基本的に必要なグッズについて簡単にまとめておきますので、参考にしてみてください。

◆リード・ハーネス

リードやハーネスは必要不可欠なアイテムです。
山に限ったことではありませんが、愛犬を危険から守ることができますし、他のお客さんが利用する場所では相手への配慮にも繋がります。

ドッグランなどの場所以外では決して愛犬を放してはいけませんので、これに関しては徹底して守らなくてはいけません。

登山道が広く込んでいない場所でなるべく自由に歩かせたい場合は、普段使いのリードとは別に長尺リードも用意しておくとよいでしょう。
ただし使用する際には、十分注意してくださいね。

万が一に備えて、迷子札をリードなどに装着しておくと尚よいでしょう。

◆給水器・アウトドア用の器

飼い主さん同様、愛犬もしっかり水分補給をする必要がありますので、水分と給水器は忘れずに持参しましょう。

アウトドア用のシリコン製で軽いタイプも販売されているので、登山などには最適です。
給水器の形には好き嫌いがある子もいるので、愛犬が飲みやすい形状のものを選ぶようにしましょう。

熱中症などの予防にもなりますので、定期的に休憩をとり愛犬にもしっかり水分を摂らせてください。

◆ウェア・靴

山の天気は変わりやすく、突然の雨に見舞われる可能性も高いので、人間同様、愛犬用のレインウェアも必須だと考えましょう。

山の麓と山頂付近では気温も変わります。
暑い季節はメッシュ・クール素材のものを選び、寒い時期には、ダウンジャケットなどを用意しておくのがおすすめです。

また犬用の靴も販売されているので、足元が心配な方は利用してみてください。
ただし、普段から履きなれていない場合嫌がる子が多いので、出掛け先で初めて試すことはしないようにしましょう。

◆おやつ・フード

愛犬用のおやつやフードも忘れずに持参しましょう。

絶景を堪能しながら気持ちよい散策を行い、愛犬と一緒に昼食をとるのはとても気持ちがいいですし、良い思い出になりますよ。
普段から食べ慣れているものを事前に用意しておくのがおすすめです。

初めて与えるものは、体調不良を招いたり、食いつきが悪くなる場合もありますので、愛犬が食べ慣れている好きな食べ物を持参するようにしてくださいね。


まとめ

ハイキングや登山は、愛犬と一緒に楽しめるアクティビティの一つです。

ただし、場所によっては犬連れでの入山・利用が禁止されているところもあるので、まずは利用予定先の情報収集から始めるようにしましょう。

愛犬との利用が可能なスポットをみつけたら、その場所のルール確認や持ち物の準備をしっかり行ってください。
自家用車で向かう場合は、駐車場の位置などもしっかりチェックしておきましょう。

今回紹介したおすすめスポットの他にも、愛犬と一緒にアウトドアが楽しめる山や高原、施設はたくさんあります。
そういった特集記事も参考にして、ぜひ家族みんなで思い出を作り、幸せをシェアしあいましょう。



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壱子

壱子

子供の頃から犬が大好きです。現在はキャバリア4匹と賑やかな生活をしています。愛犬家の皆さんに役立つ情報を紹介しつつ、私自身も更に知識を深めていけたら思っています。よろしくお願いいたします!


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