メダカのビオトープを作りたい!容器の選び方や必要な道具、水草の種類など解説

2021.11.15

メダカのビオトープを作りたい!容器の選び方や必要な道具、水草の種類など解説

生き物の飼い方にも色々な種類がありますが、自然環境に近い状態で飼育できる、ビオトープは注目されている飼育方法です。 ビオトープをはじめたい方向けにビオトープの特徴を紹介します。またビオトープでメダカを飼育する方法についても詳しく解説します。

ビオトープって何?

ビオトープ

ビオトープとは、ギリシャ語で「生き物」「場所」という意味があります。
生き物が自然な状態で生きている空間のことを指しており、生き物を自然環境に近い状態で飼育する方法です。

ビオトープを用いれば、野生下の生活に近い状態で飼育するため、のびのびとした様子を観察したり、産卵などの繁殖も自然としやすくなる点が魅力的です。

また、タライや水瓶と言ったものを飼育容器にすることにより、外でも飼育可能になります。
ビオトープは庭先でも始めることができるため、楽しみ方が広がります。
ガーデニングの分野においても、ビオトープは人気であり、ベランダなどのスペースに自然の生態系を作ることができる点も魅力です。

日本では、主にガーデニング分野においてビオトープは浸透していますが、中でメダカなどの生き物を飼育することもできるため、植物と生き物飼育を同時に楽しめることも魅力です。

ビオトープを始めるために必要な用品などを次から紹介していきますね。

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ビオトープの土台となるもの

ビオトープに必要な基本的なものを紹介いたします。
これからビオトープをはじめたい方や違う飼育方法を試したい方は是非参考にして下さい。

◆水槽

水槽

アクアリウムの延長として、水槽でビオトープを始めることも可能です。
通常のアクアリウムよりも水量や砂で高さを調節して、植物を入れると簡単にビオトープを作ることができます。

水槽のメリットは、トロ船に比べて小さいサイズが入手しやすく、ベランダなどでも始めやすい点です。
省スペースで生き物の様子がよく観察できるので、姿をよく鑑賞したい方は水槽でのビオトープがおすすめです。

手入れもしやすく、持ち運びしやすい点も魅力です。

◆プラ船(トロ船)

トロ船

ホームセンターなどで売られているプラスチック製の容器です。
大きさの割に安価な点が魅力であり、のびのびと生き物や植物を配置することができます。

理想の箱庭のようにビオトープをオリジナルで作りたい!という方にはぴったりの容器になります。
上から生き物を鑑賞することにも、プラ船は長けており自然の状態で観察したい方や屋外飼育がメインの方にはおすすめです。

丈夫さも十分であり、水量もたくさん入るので、メダカの繁殖に調節したい方にもおすすめですよ。

◆鉢

鉢

育てる植物やスペース、生き物の数などを自由に選べる鉢は初心者にもおすすめです。
プラスチック製や陶器など様々な形状と形の鉢があり、インテリアとしておしゃれな材質のものを選ぶことができます。

鉢はトロ舟などに比べると、どこでも手に入りやすいためすぐにビオトープをはじめたい方やにもおすすめです。

おしゃれな雰囲気にしたい、スッキリとビオトープを楽しみたい方は、鉢でのビオトープを検討してみましょう。


ビオトープでメダカを飼ってみよう

ビオトープはいろんな生き物を飼えると、紹介しましたが、定番はメダカになります。
日本の気候に馴染みやすく、安価で購入できるメダカはビオトープの入門魚としても、適しています。

また、メダカは繁殖力も高くビオトープ内で繁殖に挑戦することもできますよ。
初めて繁殖に挑戦したい方もビオトープでメダカを飼育して、繁殖に挑戦すると成功率が上がります。

自然環境に近い状態で繁殖するため、生まれた稚魚も丈夫に育つ傾向にあり、慣れてくると毎年メダカを調整して繁殖に挑戦することもできます。

他にも金魚やタニシなどの貝類を飼育することもできるビオトープですが、メダカはホームセンターなどでも入手しやすく、最近では様々な種類のカラフルなメダカも販売されているため、楽しみ方は無限大です。

メダカをビオトープで飼育するための基本的な買い方を紹介していきますね。

◆どの種類のメダカでもOK?

近年では様々なカラフルなメダカがいると紹介しましたが、ビオトープに適しているおすすめのメダカを紹介します。
購入の参考にしてください。

・ヒメダカ

最もポピュラーなメダカであり、オレンジ色の体が特徴のメダカです。
成長しても3センチ前後にしかならないため、小さな水槽でも飼育が可能です。

ペットとして流通しているのは、ほとんどこのヒメダカであり、どこでも入手しやすい点と安価で飼えるのが魅力です。

丈夫で水温の変化にもそれなりに耐性がありますので、1番飼育しやすいといえます。

・白メダカ

名前の通り、身体が白いメダカであり「色メダカ」と呼ばれるメダカの中では定番のメダカです。
身体が白いことから、ビオトープの中でも目立ちやすく見つけやすいのが、魅力です。

ヒメダカ同様、丈夫で気候の変化にも対応しやすいので、ヒメダカ以外のメダカが飼いたいと考えている方におすすめです。

価格は300円前後で購入できますよ。

・青メダカ

白メダカよりも青みがかっており、光の反射で身体が光って見えるメダカです。
ビオトープ内でも綺麗に見えることから映えるため、人気があります。

色メダカの中でもポピュラーなメダカであり、ペットショップでも入手しやすくなります。
こちらの青メダカも300円前後と手頃な価格帯で購入できます。

・楊貴妃メダカ

色メダカの中でも派手なオレンジ色が人気の非常に綺麗な体色のメダカです。
美しい色味は一際華やかであり、水槽内でも癒し効果が高いです。

ヒメダカよりもオレンジがハッキリとしており、ヒレの先の赤みが強いのが特徴です。
色メダカの中でも高い人気がある楊貴妃メダカは白メダカなどに比べると値段がはります。

500円前後で購入可能です。

・黒メダカ

メダカの原種に近いとされており、黒光りしている身体が特徴です。
ヒメダカよりも黒っぽい体色は、ビオトープ内では特に野性味を強く感じることができます。

黒メダカは丈夫であり、ヒメダカと並んで初心者にもおすすめです。
自然の生態系をよりリアルに再現したい方にも、黒メダカはおすすめですよ。

300円〜400円前後で購入可能です。

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◆おすすめの水草

ビオトープのもう一つの魅力は様々な植物を同時に育てることができる点です。
おすすめの水草を紹介します。

・ホテイアオイ

浮き草の代表格であり、メダカの産卵場所にも適しています。
その名の通り、水面に浮かべるだけで見栄えがするので、初心者におすすめの水草です。

注意したいのは、寒さに弱い植物のため冬場は枯れてしまう点と、夏場も葉が黒くなった時は定期的に新しいものに交換する必要があります。

・マツモ

葉が細かい浮遊植物であり、高さも高くならないためビオトープに向いています。

上に伸びずに横に伸びるため、ビオトープ内の容器が埋まらないように定期的にカットする必要があります。

寒さにも強く、冬は水底に沈んでメダカの保温にも役に立ちます。

・ナガバオモダカ

白い花を咲かせる水生植物であり、上に伸びるタイプの植物であり、水中に植えることも可能です。
鉢ごと水につけて育てることもできるためレイアウトの自由がきくのが、魅力です。

冬に強く越冬も可能な植物ですので、長く楽しむことができます。

◆必要な用品

ビオトープに必要な用品は以下のものを用意しましょう。

  • 水槽などの容器
  • 砂底や土
  • 流木など
  • カルキ抜き
  • メダカの餌
  • ろ過装置

ビオトープは生き物の飼育に必要な餌やカルキ抜きなどのほかに容器と敷く砂や土があれば簡単に始めることができます。

自然の生態系を再現するビオトープは、おおがかりなろ過装置は必要ありませんが、メダカが酸欠になるのを防ぐためのエアレーションや水の濁りが気になるときには、投げ込み式の濾過材など環境に合わせて使用を検討しましょう。

また、流木などは必ずないといけないわけではないので、レイアウトに応じてメダカの隠れ家などに使うと便利です。
流木などにウィロースモスなどの苔類を巻き付けて育てるのも自然の生態系の再現には、おすすめですよ。


ビオトープを作るときの注意点

ビオトープは材料さえあれば、簡単に始めることができますが、レイアウトや置く場所、生き物と植物のバランスなどを計画的に決定してから作るようにしましょう。
何度もレイアウトを変えたり水換えを頻繁に行うとなかなかメダカが安心して暮らせる環境にならずに弱ってしまいます。

ビオトープを作る時は床材を敷いて植物を植えてから1〜2週間置いて様子を見ましょう。
バクテリアが発生して水質が安定してから生き物を入れるようにします。
ビオトープを組み立てるときには、最後に生き物をいれるようにします。

また、屋外のビオトープは一度作ると自然の生態系に近い状態で飼育するため、気温や水質の変化が外気温に左右されやすくなります。
温度管理が必要な熱帯魚はビオトープでは、飼育できないため注意しましょう。


まとめ

ビオトープの作り方やビオトープにおすすめのメダカについて紹介しました。
植物と生き物をどちらも育てることができるビオトープは様々な飼育方法があり、やり込み要素がたくさんあるのが、魅力的です。

ビオトープで植物を育てながらメダカを飼育する時の参考にしてください。



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