実は犬のいびきは病気のサイン?愛犬のいびきを注意深くチェックしよう!

2021.01.27

実は犬のいびきは病気のサイン?愛犬のいびきを注意深くチェックしよう!

愛犬のいびきを聞いたことがありますか? ぐっすり眠っている愛犬から、クークーかわいい寝息がすると思って寝顔をのぞき込んだら、グァーグァーとアヒルのようないびきが出たのを聞いて驚いたことがあります。 予想外のいびきにその時はカワイイ〜と笑ってしまいましたが、犬のいびきは病気が原因になっている場合もあるそうです。 犬がいびきをかく理由や病気が原因のいびきについてお伝えします。

【掲載:2016.10.31  更新:2021.1.27】

犬のいびきはどうして起こる?

寝る犬

犬のいびきが起こる原因は、人間と同じです。
太り気味の人はいびきをかきやすいと言われていますが、太っているワンちゃんもいびきをかきやすいです。
いびきの仕組みを簡単に説明すると、寝ている間に何らかの原因で鼻やのどが狭くなって、呼吸をする度に空気が引っかかると音が出ます。
この聞こえてくる音がいびきなのです。


犬がいびきをかく理由

いびきかく理由

犬がいびきをかく理由は、大きく分けて3つあります。

◆太っている犬

人間と同じように、太っている犬はいびきをかきやすくなります。
それは、のどの周辺にも脂肪がついてしまい、のどが狭くなってしまうので、いびきとして音が出やすくなるからです。

◆犬種

短頭犬種と呼ばれる鼻の短いワンちゃんは、もともと呼吸がしにくくそれが原因でいびきをかくことが多いようです。
短頭犬種の代表的な犬には、ブルドック・パグ・シーズー・フレンチブルドッグ・ボストンテリアなどがあります。

◆病気が原因

太っていたり、元々いびきをかきやすい犬種でもないのに、いびきをかくようになった場合、それは病気が原因のいびきかもしれません。
のどや鼻、気管などに何らかの異常があると、いびきが出やすくなります。

    ≪愛犬のいびきが気になったら、チェックするポイント≫

    1・突然いびきをかきはじめた
    2・いびきがどんどんひどくなってきた
    3・いびきの音がとても大きい
    4・慢性的ないびきになった
    5・息苦しそうないびきをかく
    6・シニア犬がいびきをかく

上記に当てはまる場合は、念のため動物病院で検査を受けることをオススメします。
その際、愛犬がいびきをかいている様子を、スマホなどで動画撮影しておくと診察の際の手がかりになりますよ。


いびきに隠された病気

シーズー いびき

愛犬のいびきには病気が原因となっているかもしれません。
いびきをかく病気にはどんなものがあるのかまとめてみましたので、ご紹介します。

◆軟口蓋過長症

軟口蓋過長症は、口の天井から鼻に向かって伸びる「硬口蓋」という部分が長くなっており、呼吸がしにくくなる病気です。
呼吸がしにくいため、いびきの他にゼーゼーと喘息のような呼吸をするようになります。
短頭犬種は、先天的な軟口蓋過長症になっていることもあります。

◆気管虚脱

気管虚脱は、気管が途中でつぶれてしまい、呼吸ができなくなる病気です。
老犬になるにつれて多くなり、完治が難しい難病と言われています。

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◆心臓病

心臓病の場合は、いびきではなく、いびきに似たような音の咳を出すようになります。
心臓病の場合、外見からは分からないので、咳やいびきが気になったら、動物病院を受診するようにしましょう。

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◆アレルギー

何らかのアレルギーで鼻づまりを起こしたり、鼻水が出てきて、それがいびきの原因となることがあります。
アレルギーが原因の場合、犬の環境や体調を見直してみましょう。

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病気が原因のいびきの場合、自然に治ることは難しいものです。
環境を見直しても改善されない場合、動物病院に行くことをオススメします。


まとめ

犬のいびき、かわいいと感じてしまいますが、もしかしたら病気を伝えるサインかもしれません。放っておいても大丈夫ないびきもありますが、早期に発見したら助かる病気の場合もあります。いびきの判断がつかなかったり、不安に感じたりしたら、お近くの動物病院に行き診断してもらいましょう。

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カリーナ

カリーナ

動物好きな親の影響で、子どもの頃からずっと犬がいる生活をしていました。 これまで飼ったペットは、犬5匹・猫3匹・鶏8羽です。 現在は大型犬2匹と人間7人で、にぎやかに暮らしています。

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