文鳥を飼うのは大変って本当?文鳥を飼うデメリットとは!

2023.03.18

文鳥を飼うのは大変って本当?文鳥を飼うデメリットとは!

文鳥を飼いたいと思っている人は、飼うデメリットが気になったことはありませんか?文鳥の飼育について調べると「文鳥を飼うのは大変だ・飼って後悔した・文鳥が懐いてくれない」など、ネガティブな情報を見つけることがあります。文鳥を飼育できるかどうか心配な人のために、文鳥を飼うデメリットについてご紹介します。

【目次】
1.文鳥について調べるとネガティブなワードが出てくるのはなぜ?
 1-1.文鳥に対する期待度が高すぎる
 1-2.飼ってみると思っていた性格と違う
 1-3.意外にもお金が掛かる

2.文鳥の「デメリット」と言われるポイント
 2-1.鳴き声が大き目
 2-2.怒りっぽい
 2-3.噛む
 2-4.いたずらする
 2-5.トイレを覚えない
 2-6.電気代がかかる
 2-7.医療費が高い
 2-8.長期間家を空けられなくなる

3.文鳥は懐く?懐かない?
 3-1.その子の個性による
 3-2.多頭飼育の場合は懐きにくいのは確か
 3-3.手乗り文鳥やべったり甘える子もいる

4.文鳥の推しポイント
 4-1.とにかく見た目がかわいい
 4-2.感情表現が豊か
 4-3.昼行性なので夜は静か
 4-4.鳥の中でもお世話の難易度は低め

5.文鳥飼育者のブログや本を読んでみよう

6.まとめ


文鳥について調べるとネガティブなワードが出てくるのはなぜ?

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文鳥を飼いたいな、と思って調べると、次々とマイナスなワードが出てきたことはありませんか?

文鳥が好きで良いイメージを持って調べ始めたのに、ネガティブな飼い主さんの意見や投稿が見つかると、不安になってしまいますね。

文鳥を飼うデメリットという情報が出てきてしまうのは、どのような理由があるのでしょうか?

◆文鳥に対する期待度が高すぎる

SNSで発信されている文鳥の画像や動画は、可愛いものや面白い仕草、遊ぶ様子や懐いている姿など、ポジティブなものが多く見られます。

その方がたくさんの人が見てくれますし、フォロワーになってくれたり、良い反応をしてくれたりするので、良い情報は広まりがちです。

可愛い文鳥の、楽しくて癒される姿を見ていると、飼うデメリットなど思いつかないかも知れません。

そのため、文鳥を飼うことの良い部分だけを見ることになり、期待度が高まって、実際に飼ってみた時との差が大きくなってしまう可能性があります。

◆飼ってみると思っていた性格と違う

文鳥を飼おうと思うきっかけには、文鳥の性格が穏やかで、懐いてきてかわいくて癒される、といったイメージがあるかも知れません。

しかし、実際に文鳥を飼うと、想像していた文鳥とは性格が違っている場合があります。

文鳥の数だけ個性があり、違って当然なのですが、先にイメージを作っていると「想像していた文鳥の性格と違う…」という気持ちになってしまうのです。

◆意外にもお金が掛かる

文鳥はそれほど飼育費用がかからず安く済む、と思っていたが「案外お金がかかってしまってデメリットだった」という意見もあります。

文鳥を飼うには、最低限、止まり木のあるケージに、餌や水などの餌が必要です。

初期投資にはある程度の金額がかかるほか、毎日の餌代や消耗品なども必要ですから、継続してお金がかかるのは当然のことです。

また、普段の温度や湿度調節用の器具のほか、寒くなればヒーターなど暖房器具も必要ですし、具合が悪くなれば医療費もかかります。

思っていたよりも、文鳥の飼育にお金が必要になると、こんなはずではなかったと感じてしまうのでしょう。


文鳥の「デメリット」と言われるポイント

◆鳴き声が大き目

文鳥は、基本的な鳴き声は短めですが、鳴き方を変えて様々な感情表現をしてくれます。

リラックスしている時は「ピッ、ピッ」と小さく鳴いていたり、「ピピピピピッ」と続けて鳴くことで何か要求がある仕草をしたり、「ピーピーピヨピヨピヨ」と長く歌うように鳴いたりと、実は結構な鳴き声の種類があります。
 
文鳥の小さな姿から比べると、思っていたよりも大きい鳴き声に聞こえて、デメリットに感じる人もいるようです。

◆怒りっぽい

文鳥は感情が豊かなので、嫉妬や警戒をした時に怒ることがあります。

また、野生で生活している文鳥には縄張りがあるため、飼われていても縄張り意識を持っていて、そのことが警戒心を強くさせ、怒る原因となることもあります。

怒って大きな声で「キュルキュル」と鳴いたり、くちばしで対象をつついたり噛んだりすることがあります。

文鳥が怒る時には、ちゃんと何かしらの原因があって怒るのですが、穏やかなおとなしい小鳥を想像していた人には、怒りっぽく感じてしまうようです。

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◆噛む

文鳥は、くちばしで物をつついたり噛んだりすることがよくあります。

ケージにあるおもちゃをつついたり、部屋に放鳥した時にペンや紙などを噛んだり、時には飼い主さんの指を噛むこともあります。

このようにくちばしを使うことは、鳥であれば一般的な行動ですが、文鳥に「家の中の物を噛まれて困る」と感じる人もいるようです。

◆いたずらする

 
文鳥は、遊ぶことが大好きで、頭も良く、いたずらをすることもよくあります。

具体的には、壁紙や柱などをつついたり剥がしたりして傷をつける、本を噛んでページやカバーを破る、飼い主さんの手や顔などをつつくなど、様々な行動をとります。

文鳥は大人しくていたずらなんてしない、と思っていた人には、ギャップがあって困ってしまうのかも知れません。

◆トイレを覚えない

基本的には、文鳥にトイレを覚えてもらうことはできません。

文鳥は、出したくなった時にフンをします。トイレまで我慢しているといったことはありませんし、そもそも決まった場所でいつも排泄をするという概念がありません。

こまめにフンをして体を軽くして、いつでも飛べるようにしておくための大切な習性なので、これを変えることはできません。

犬や猫のトイレのように考えていると、文鳥がトイレを覚えないものだということを受け入れられない人がいて、汚れることをデメリットに感じるかも知れませんね。

◆電気代がかかる

文鳥を飼うと、環境を整えるために電気製品を使うため、電気代がかかります。

まず夏場にはエアコンが欠かせません。飼い主さんが外出する時にもエアコンをつけておいて、文鳥が熱中症にならないようにする必要があります。

冬場にも、寒さに弱い文鳥のためにエアコンなどの暖房をつける必要があります。特に文鳥などの小鳥には、ケージの近くに小動物用のヒーターの設置が必須です。

小鳥用のヒーターだけでは、電気代がそれほど高くはありません。しかし、一年を通してエアコンの使用量が増えることで電気代も増えますから、デメリットに感じる飼い主さんも多いかも知れません。

◆医療費が高い

文鳥の具合が悪くなった時動物病院で診てもらうと、ペット保険などがなければ、治療費は全額負担となります。

さらに大きな病気や怪我をしたり、入院が必要になったりした場合には、数千円から1万円以上の金額がかかることもあります。

犬や猫など他のペットでも同じことが言えるのですが、人間が病院にかかった時よりも医療費が高くなる場合も多く、これを高いと思ってデメリットに感じる飼い主さんもいます。

◆長期間家を空けられなくなる

 
文鳥を飼うと、旅行や入院などで長期間家を空ける、ということができなくなります。

長期間家を空ける時には、たとえ文鳥でも、犬や猫のように預け先を探す必要がある、ということにデメリットを感じる飼い主さんもいるようです。


文鳥は懐く?懐かない?

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◆その子の個性による

文鳥は、小さな頃から馴らすと懐いてくれる場合が多いですが、必ず懐くとは言えません。

大きくなってから飼っても懐いてくれる文鳥もいるので、それぞれの個性によると言えるでしょう。

◆多頭飼育の場合は懐きにくいのは確か

文鳥を何羽か多頭飼育していると、一羽で飼っている時よりも懐きにくいと言われています。

仲間同士でコミュニケーションを取れてしまうので、飼い主さんと触れ合う理由が減ってしまうためです。

◆手乗り文鳥やべったり甘える子もいる

孵化後2、3週間後の小さな頃からたくさんお世話をして育つと、 飼い主を親と思い込んで手に乗ってきてくれる「手乗り文鳥」になってくれます。

また、育て方に関わらず、生まれ持った個性から飼い主さんを大好きになって、手に乗ったり体を預けてきたりなど、甘えてくる子もいます。


文鳥の推しポイント

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◆とにかく見た目がかわいい

文鳥を好きな人は、とにかくかわいいその見た目にやられてしまった、という意見が多く聞かれます。

黒くてつぶらな瞳、大きな短めのくちばし、小柄な体、ふわふわの羽毛、頭から体にかけての流線型のフォルムなど、見ているだけで癒されます。

◆感情表現が豊か

文鳥の感情表現は、小さいながらもとても豊かで、そこに惹かれる飼い主さんも多いようです。

鳴き声を変えて飼い主さんを呼んだり、呼びかけに鳴いて返事をしたりしてくれます。

怒った時にはつついたり噛み付いたりもしますが、その怒りの仕草すらもかわいく見えてしまい、文鳥と一緒に生活するのがさらに楽しくなってしまうようです。

◆昼行性なので夜は静か

文鳥は昼行性なので、飼い主さんと同じ生活リズムで暮らすことができます。

夜には一緒に眠ってくれるので、暴れたり鳴いたりして睡眠を妨げられることはほとんどありません。

朝しっかり起きて夜も早めに寝るような生活をして、文鳥のお世話も規則正しい時間にしてあげると、文鳥の健康管理ができて長生きにもつながります。

◆鳥の中でもお世話の難易度は低め

文鳥が成鳥になっていれば、餌や水を餌入れに入れておくと自分で食べて、飲んでくれます。

文鳥の餌は、を与え、副食としてチンゲンサイや小松菜をよく洗って与えると良いでしょう。

文鳥は小柄なので、鳥用ケージもそれほど大きくなくても大丈夫です。止まり木や隠れ家になる場所、余裕を持って羽繕いできるよう、一羽に対して奥行き30cm以上、高さ40cmほどあるものを選んでください。

文鳥のケージの掃除もそれほど大変ではありません。餌の食べこぼしとフンが出るので、毎日の掃除は欠かせませんが、ケージの床に新聞紙を敷いておけば交換するだけで済みます。

雑菌が繁殖して文鳥が病気になるのを防ぐために、月に一回程度はケージを分解して洗い、熱湯消毒をして天日干しをすれば安心です。


文鳥飼育者のブログや本を読んでみよう

現代では、インターネットによって、文鳥を飼っている人の様子をたくさん知ることができます。

文鳥の飼育ブログや情報ページを見たり、ブログ本などを読んだりすることで、実際に飼っている人の実体験が詳しくわかります。

苦労したことや大変だったことなど、文鳥を飼うことのデメリットについても知ることができるので、文鳥関係のブログをいくつか検索して、読み込んでおくと良いでしょう。

また、文鳥の飼育書や飼い方の本も、最低一冊は購入しておいてよく読んでおき、いざという時に焦らないように準備しておくことも大切です。


まとめ

小さくても大切なひとつの生命である文鳥なので、かわいいといったメリットだけでなく、飼うデメリットを知っておくことはとても大切です。

デメリットと言われることを知っておくことで、実際に飼う前に、予想していた文鳥の生活とのギャップを知ることができます。

もしデメリットを知って文鳥は飼えないと判断すれば、それは人間にとっても文鳥にとっても良いことになります。

文鳥を飼うデメリットと言われることが気にならなければ、文鳥と楽しく暮らしていくことができるでしょう。

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ネコ、犬、インコ、金魚などと暮らした経験を生かし、飼い主さんに役立つよ うな記事を作成しています。 ペット情報を日々チェックしながら、ペットについて勉強中です。かわいいペ ットをメインとしたイラスト作成もしています。


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