ハムスターの寿命は何年?長生きさせる飼い方のポイント

2020.11.02

ハムスターの寿命は何年?長生きさせる飼い方のポイント

ペットとして多くの種類が存在する、ハムスター。小さな手足と丸い体がかわいらしく、子どもから大人まで人気の動物です。ハムスターは大きく分けて、小型なものと、大型のものがあります。その中にも、いくつか種類があり、性格や寿命も様々です。こちらでは、ハムスターとの生活が長く続くように、寿命について解説したいと思います。

ハムスターの平均寿命はどのくらい?

◆種類によって違う?

ハムスターは、元々ユーラシア大陸を中心に、世界中にとても広く生息しています。その土地に合わせて適応しているので、種類によって様々な特徴があります。ハムスターには、大型と小型が存在します。
大型のものは、「ゴールデンハムスター」のことをいいます。ゴールデンハムスターの中でも、毛の長いものと短いものが存在します。いずれの性格も比較的おっとりとしていて、人にも懐きやすい性格です。ゴールデンハムスターの寿命は、平均で3年前後です。

一方、小型なハムスターのことを「ドワーフ」といいます。小型の「ドワーフ」の中には、ジャンガリアンハムスター、ロボロフスキーハムスター、チャイニーズハムスター、キャンベルハムスターの種類にさらに分けられます。ドワーフは体が小さく、臆病なのが特徴ですが、ジャンガリアンハムスターの気質はどちらかというとゴールデンハムスターに近く、人に懐きやすいのが特徴です。ドワーフの平均寿命は2年前後と言われています。


ハムスターはなぜ寿命が短いの?

ハムスター

ハムスターの寿命が短い理由に、心臓の動く速さが関係しています。鳥類や哺乳類は、一生のうちにほぼ同じ回数の心臓を動かしています。その数は約15億回といわれています。しかし、心臓を動かす回数は同じなのに、心臓を動かす早さは動物によって違います。
人間は1分間のうちに、60~90回心臓を動かします。一方、ハムスターは1分間のうちに500回心臓を動かします。同じ1分を過ごすだけで、人間は15億回のうちの60~90回の消費で済みますが、ハムスターは15億回のうちの500回を消費してしまします。そのため、ハムスターは他の動物と比べて、大人になるのがとても早く、寿命が短いのです。人間の1日がハムスターにとっては、1か月程度の長さであると認識していただけると良いかと思います。実際に、ハムスターは1才6か月を過ぎるころから、だんだんと老化の現象があります。ハムスターとの1日1日を、大切に過ごしてあげるようにしてください。

ハムスターを長生きさせる飼い方

◆毎日のお世話を欠かさない

まず、知っていただきたいのは、ハムスターは日中眠っているということです。夕方ごろから起きだし、活動し始めるので、ハムスターの活動時間に日々のお世話をするようにしてください。
日々のお世話の主な内容は、フード入れの掃除、給水ボトルの水の交換、トイレ掃除です。毎日掃除し、清潔を保つようにしてください。ハムスターの寿命が短くならないように、ストレスを与えないことが大切です。

◆定期的に大掃除

月に1、2回は、ケージを水洗いする大掃除をしてください。大掃除用に、ハムスターを入れておく予備のケージが必要になります。ハムスターはとても繊細です。少しでも寿命を長くしてもらいたい場合は、予備のケージに移す際に、使用していた床材を使うと、安心できるでしょう。また、水洗いをする際には中性洗剤などを使用して、汚れをしっかり落とします。すすぎ残しがあると、洗剤のにおいが残ってしまいます。いつもと生活環境のにおいが違うことも、ストレスになり寿命に影響します。ケージはきちんとすすぎ、天日干ししてください。

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◆毎日の観察

毎日のお世話をする際に、ハムスターの観察も忘れないようにしてください。毎日観察することによって、少しの変化でも気づくことができます。何か異常があったときでも、早期に発見できれば、回復の見込みは高くなります。目視だけで観察するのではなく、必ず掌に乗せて、全身を観察するようにしてください。観察する場所は、目、口、足、手など、体の部分別に細かく観察します。体の小さな部分のトラブルも、ハムスターの寿命に大きく関係してしまいます。
また、週に1回程度、市販の毛の柔らかい歯ブラシや、ハムスターの専用のブラシで、ブラッシングをしてください。皮膚の異常がないかどうか、この時に観察するようにしてください。皮膚の病気も、ハムスターの寿命にとても影響をあたえます。

◆バランスの取れた食事

食事を適正に与えることは、ハムスターの寿命を長く持たせるために、とても大切です。餌は主にペレットを与え、おやつなどは少量にとどめておきましょう。ペレットもおやつも、1日1回、決まった時間に与えられるのが理想です。また、与えてはいけない物について、知識をつけておきましょう。ハムスターに与えてはいけないものには、人間が口にするものはもちろん、ネギやジャガイモ、果物の種や皮など、一見ハムスターが食べられそうなものがあります。これらはハムスターの内臓に、悪影響を与える成分が含まれています。おやつとして野菜や果物を与えたい場合は、与えても大丈夫なものなのかを、きちんと確認してからにしてください。

食事に気を付けたら次は、適正体重を保つように気を付けましょう。1週間に1度、同じ時間帯で体重を量ります。ハムスターはとても軽いので、キッチン用のはかりなど、細かい数値まで量れるもので計量するようにしてください。ハムスターの計量ができるよう、日々のお世話の中で、掌に乗せて移動することに慣れさせておくと安心です。
また、食事だけでなく、運動ができる環境を整えることも大切です。体が小さいハムスターは、脂肪を多く蓄え過ぎてしまうと、心臓や腎臓に多大な負担がかかります。太りすぎが寿命を縮めてしまうので、食べさせ過ぎないことはもちろん、運動させるということが重要です。ケージはハムスターが動き回れる大きさにして、回し車などの運動器具を設置しましょう。

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◆気温の変化に気を付ける

ハムスターは体が小さく、外気の変化にとても影響を受けます。もともと標高の高い場所で生息していた種類もいるため、暑さに弱い種類もいます。反対に気温が低すぎても、体温調節がうまくできずに仮死状態になってしまうこともあります。季節の変化に合わせて、ハムスターが快適に過ごせる環境を整えましょう。
◎春

朝晩の気温の変化が大きいので、床材で保温ができるように、少し多めにいれておくようにしましょう。夏毛に生え変わる時期でもあります。定期的なブラッシングを忘れないでください。
◎夏

熱中症に注意しなくてはならない時期です。人間が耐えられる気温でも、体の小さなハムスターにとっては熱中症が寿命を縮めてしまうこともあります。人間が外出中でも、20~28℃の気温が保てる場所にケージを設置してください。必要な場合は冷房をつけるようにします。また、おやつの食べ残しが腐敗しやすい時期です。食べ残しを見つけたら、すぐに処分するようにしましょう。
◎秋

夏の疲れが出てくるハムスターもいます。体重が減っていないか確認しましょう。春と同様に朝晩の気温の変化が大きいので、床材で保温ができるように多めに入れておきましょう。冬に向けて毛の生え代わる時期です。ブラッシングも欠かさないようにしましょう。
◎冬

ハムスターは気温が15℃以下になると、冬眠状態になってしますことがあります。ペットヒーターなどを利用して、快適な気温を保てるようにしてください。ペットヒーターを使用する際には、ケージ全体を温めるのではなく、暑くなりすぎた時に涼めるように、ケージの一部分にヒーターを置くようにしてください。

◆かかりつけ医を探しておく

ハムスターに何かトラブルがあってから、かかりつけ医を探すと、手遅れになることもあります。ハムスターが健康な状態の時に、近所の動物病院を探して、ハムスターを診察してくれるか確認しておきましょう。寿命が近くなると、トラブルがでてくることも多くなります。診療時間や休診日を確認しておくことも大切です。

◆シニアになったら

ハムスターの老化に合わせて、食事や環境を見直しましょう。ハムスターは1才6か月ごろから、老化による変化が表れます。寿命を長く、健康に過ごしてもらうためには、ペレットは砕いて与えるなど、ハムスターの負担が軽減するようにしましょう。また、段差などによるケガも、シニアにとっては致命的になることもあります。ハムスターの寿命を長く健康に暮らせるように、ケージの中に段差がないように、工夫することも大切です。


まとめ

ハムスターは体が小さいため、とても繊細な動物です。種類にはよりますが、寿命も2~3年と決して長くはないため、日々のお世話を怠らないことが大切です。ハムスターの異常に少しでも気づくように、観察を忘れないようにしてください。異常があった場合は、手遅れにならないように、すぐにかかりつけ医に相談しましょう。ハムスターが元気に可愛い表情を見せてくれる、1日1日を大切に過ごしていただければと思います。



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