モルモットはなつく生き物?モルモットをベタ慣れさせる方法

2021.03.18

モルモットはなつく生き物?モルモットをベタ慣れさせる方法

モルモットを飼ってみたいけど、どんな生き物かよく知らない。飼い主のことは覚えてくれるの?触れ合ったりできる?そんな、モルモットに興味はあるけど一緒に遊べる動物なのか気になる方のために、モルモットのなつかせ方をご紹介します。

モルモットはなつく生き物?

モルモットはなつく

モルモットは飼い主のことを覚えますし、甘えてきたり、なでてほしいと主張してきたりと、よくなつく生き物です。
とはいえ、犬や猫とは違う生き物ですから、同じような感覚で考えてはいけません。
では、モルモットはどのような生き物なのでしょう。モルモットの生態を理解し、どのように接したらモルモットがなついてくれるのかを解説したいと思います。

◆警戒心が強い

モルモットは、げっ歯目テンジクネズミ科に属する種類です。つまり、ずんぐりむっくりとはしていますがネズミの仲間なのです。堂々とした体型ではありますが、やはり警戒心が強い動物です。
そのため、飼育環境はモルモットが安心して過ごせるような静かで落ち着く環境を整える必要があります。
また、飼い主さんも怖がりなモルモットを驚かせないよう、優しく接することが大切です。

◆好奇心旺盛

モルモットは温厚で友好的な性格です。何にでも興味を示し、匂いをかいだり、かじったりして確認します。モルモットの好奇心を引き出すような接し方や、飼育スペースの工夫をすることでモルモットとの距離を早く縮めることができるようになります。

◆寂しがり

野生のテンジクネズミ(モルモット)は群れで過ごしています。社会性が強く、とても寂しがり屋な動物です。スイスでは、ペットのモルモットを一匹で飼うことが禁止されているくらいです。モルモット同士の相性もあるので多頭飼いすることが一概に良いとは言えませんが、寂しがりであることは事実です。モルモットに話しかけたり撫でたりとコミュニケーションをとることは、モルモットの精神的にも良いことです。


なつくまでにどのくらいの期間が必要?

モルモットがなつくまでの期間は、飼い方や個体によって様々です。そのため、明確な期間を示すことはできませんが、飼い主さんの努力次第で早くすることは可能です。
まずはモルモットの生態をよく理解し、ストレスを与えないことを前提に、少しずつ距離を近づけていきましょう。モルモットの方から興味を持って近づいてきてくれることが理想です。
どのように接したら良いのか困ったら、モルモットの立場になって考えてみると良いかもしれません。自分より何十倍も大きな生き物の家に連れてこられて、「今日からお友達ですよ」と言われても困ってしまいますよね。
相手がどんな生き物なのか、自分にとって怖くないかどうかの判断をするのは、あくまでも判断する側です。モルモットのお友達審査を受けるような気持ちで気長に優しく接することが大切です。


モルモットとの距離を縮める方法

それでは、モルモットとの距離を縮める方法を具体的に見ていきましょう。

◆まずは快適な環境を維持してあげる

まずは、モルモットにとっての快適な環境を整えることが大前提です。
心身ともに健康でなければ、遊ぶ、甘える、といった行動に辿り着きすらしません。
モルモットが過ごしやすい快適な住まいを用意してあげましょう。
飼育スペースは、以下のことに配慮してください。

  • 騒音や振動がない静かな部屋 
  • 猫などの天敵がいない、もしくは危険が及ばないように住み分けできる環境
  • 十分な運動ができるサイズのケージ
  • 排泄物が散乱しておらず、新鮮な食べ物と水がある衛生的な環境
  • 身体を隠せるハウスがケージ内に常設されている

また、飼ってきたばかりの頃は、モルモットが気になって気になって色々とかまいたくなるものです。でも、モルモットは新しい環境や匂いに戸惑い、少なからずストレスを感じています。
そのため、環境になれるまでの最低でも数日間はできるだけ触らずにそっとしておいてあげましょう。

◆鳴き声を聞いて気持ちを知ろう

モルモットはとてもおしゃべりな動物です。仲間同士のコミュニケーションだけでなく、独り言のようにモキュモキュと呟くように鳴いています。
鳴き声はモルモットの感情表現のツールでもありますので、鳴き方を知っておくとコミュニケーションの手助けとなります。

  • プイプイ、キュイキュイ:ご機嫌
  • クイッ、クイッ:構って構って、遊ぼうよ
  • キュイー!キュイー!(大声で甲高く鳴く時):強い要求
  • クルルルル(喉を鳴らしている感じ):気持ちいい、大好き
  • グルルルル(身体を止めて):警戒
  • グルルルル(身体を震わせて):求愛(牡のみで見られます)
  • キーッ!キーッ!:恐怖や怒り

◆一緒に遊んでコミュニケーション

ペットショップなどから購入して数日が経ち、新しい環境に慣れ、十分な休息が取れたら、いよいよモルモットとコミュニケーションをとっていきましょう。
でも、くれぐれも構いすぎには注意が必要です。
一緒に遊ぶと言っても、急に抱っこしたりするのは刺激が強すぎます。
まずは、飼い主さんの匂いを覚えてもらうことだってモルモットにとっては程よい刺激になります。ケージの中にそっと手を入れ、モルモットから近づいてきてくれるのを待ちましょう。無理に触ろうとすると怖がらせてしまいます。焦らずじっくり時間をかけるこのがなつくまでの近道です。

◆おやつを与えよう

飼う主さんのことを「危険でない」と判断してもらったら、次は「良いことが起こる」存在として覚えてもらいましょう。
それにはやはり、ごはんやおやつが効果テキメンです。
「餌=飼い主さん」になれば次第に「飼い主さん=好きなもの」として認識されるようになっていきます。大好きなペレットを手のひらに乗せてみたり指から直接持って行ってくれるように待ってみたりと、飼い主さんの手に慣らしておくと良いです。
しかし、おやつは与えすぎに注意が必要です。モルモットは草食動物です。主食は干し草とモルモット専用フードを与えますが、この専用フードを与える始めの数粒だけ飼い主さんの手から与えるなど、1日の給与量を守ってください。また、生野菜や果物も大好きですが、特に果物はモルモットにとって糖分が高いので一週間に数粒程度にしておきましょう。


モルモットがなついてくれない場合の理由

上記のことを守っているのになかなかなつかないという場合には、以下の点に当てはまるものがないか確認してみてください。

◆多頭飼いだと少しなつきにくい

モルモットだけでなく、群れで暮らす動物は一緒にいる時間が長いほど関係が深くなっていくものです。そのため、多頭飼いをしていると相方のモルモットとの時間の方が濃密になり、飼い主さんはよそ者になってしまいます。しかし、本来はこちらの方が自然ですし、モルモットにとっても快適です。単独で飼っているよりも少し時間はかかるかもしれませんが、ペアになっているモルモットを無理に引き離したりせず、気長に接してください。撫でられる気持ち良さやおやつを運んできてくれるなど、飼い主さんにしかない魅力をモルモットが気づけばと距離も縮まってきます。

◆モルモットが嫌がることをしていないか

気づかぬうちにモルモットに対して不快な思いをさせてしまっていることがあるかもしれません。
 
 ・香水などの強い匂いがするものを身につけている
モルモットは匂いに敏感です。香水だけでなく、ハンドソープやクリームなど、人にとっては良い匂いでもモルモットからすると不快と感じる匂いがあります。また、猫などの捕食動物の匂いは本能的に嫌がるものです。他にペットを飼っている場合には、一度手を洗ってからモルモットに接するなどの配慮が必要です。

 ・子どもが主体で世話をしている
モルモットは、子どもからの人気が高い動物でもあります。世話も比較的簡単な動物ゆえに、子どもが主体となって飼っているケースも多くあります。子どもは大人と比べると俊敏で予測できないような動きをしたり、大声を出したり、やたらと触りたがったりと、モルモットからすると警戒してしまう存在です。一度怖い思いをすると長く引きずってしまいますので、慣れるまでにさらに時間を要することになります。保護者の方は、モルモットへの正しい接し方を教えるだけでなく、子ども以上にモルモットの状態を観察しておくことが大切です。

◆個体差があることを理解しておく

人がそれぞれ違うように、モルモットにも個性があります。なつくまでには個体差があることを十分に理解しておいてください。とても警戒心の強いモルモットであればなつくまでに通常の何倍もの時間が必要となります。購入する前には色や毛質といった見た目だけで決めず、人が近づいたときの反応なども見て選ぶと良いでしょう。

◆病気になっていないか

特に草食動物は、体調が悪くてもそれを隠そうとする本能が強い動物です。そのため、病気や怪我などに飼い主が気付きにくいこともあります。
げっ歯目は歯が伸び続ける動物です。硬いものを噛む機会が減る飼育下では伸びすぎた歯が口の中を傷つけてしまったりすることもあります。
異変に早く気付けるよう、日頃から食べている量や排泄物、運動量などを把握しておくことが大切です。


まとめ

とても温厚で友好的な性格のモルモット。
モルモットの生態をよく理解し、快適な飼育環境を整えることで、飼い主さんと良い関係を築くことができます。
おやつをあげながらのコミュニケーションは効果が大きいですが、あげる量や内容には注意が必要です。
小さな相棒のことをよく理解し、たくさん可愛がってくださいね。



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