フトアゴヒゲトカゲの寿命は短い?突然死の原因と長生きのポイントを紹介

2021.04.07

フトアゴヒゲトカゲの寿命は短い?突然死の原因と長生きのポイントを紹介

ペットとして人気の高いフトアゴヒゲトカゲは、つぶらな瞳とどっしりとした体付きが特徴の爬虫類です。 人にも慣れやすいフトアゴヒゲトカゲは、良いパートナーになってくれますが、幼少期は脱水や誤飲の事故を起こしやすく他の爬虫類よりも弱いため長生きしてもらうためには、ケアが必要です。 フトアゴヒゲトカゲの寿命について紹介していきます。

フトアゴヒゲトカゲの寿命はどのくらい

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フトアゴヒゲトカゲはよく寿命が話題になるペットですが、平均して7年前後生きます。
また、大切に育てれば10年以上生きる個体もおり、長い間一緒に楽しく過ごすことが可能です。

◆フトアゴヒゲトカゲの平均寿命

平均寿命は上で触れたように、7年前後になります。
問題なく成熟して、健康な個体は10年以上生きることもあります。

人に慣れやすいフトアゴヒゲトカゲは手乗りになったり、飼い主さんからピンセット越しに餌を食べたりする可愛い仕草を見ることができます。

7年とは平均的な寿命ですが、ケージの広さやライトの当て方などその子にあった飼育方法を確立してあげれば、より長い時間ともに過ごすことができますよ。

◆他の爬虫類と比べて短い?長い?

フトアゴヒゲトカゲの寿命は、他の爬虫類と比べると平均的な寿命の長さになります。
しかし、爬虫類の中にはゾウガメのように100年近く生きる種類や、15年以上生きる種類もいるため、フトアゴヒゲトカゲの7年を短いと感じる方もいるかもしれません。

一点言えることは、どんなに大切に育てていても突然死や早死にしてしまう個体もいます。
遺伝的な疾患を持っていたり、もともと虚弱体質である個体は残念ながら平均寿命を迎える前に亡くなることもあります。

ずっと長く一緒にいたい、10年以上生きるペットを飼いたいと考えている方にはフトアゴヒゲトカゲの寿命はやや短いかもしれません。
他の爬虫類と比べると、カメの方が寿命は長いです。


フトアゴヒゲトカゲに多い死因

フトアゴヒゲトカゲには、魔の3ヶ月と呼ばれる期間があるのをご存知でしょうか?
フトアゴヒゲトカゲは特に幼少期に突然死しやすく、他の爬虫類の飼育よりも気を使う必要があります。

幼少期は特に抵抗力が弱く、ちょっとしたことでもストレスを感じて亡くなる可能性もあります。
成熟してからも、環境が変化しないように基盤をしっかりと作り、ストレスを少なくして飼育することが長生きにつながります。
フトアゴヒゲトカゲに多い死因を4つ紹介します。

◆脱水症状

フトアゴヒゲトカゲの死因として多いのは、脱水症状です。
水分は生きていく上で必要不可欠な成分ですが、フトアゴヒゲトカゲは目が悪いため水を認識できずに水皿から水を飲めないことがあります。

水皿に水が入っていると認識できるまでには、訓練が必要であり、慣れるまでに時間がかかります。
ですので、最初は定期的に飼い主さんがスポイトで口元に水を運んであげる必要があります。
垂らした水をごくごく飲むようであれば、脱水症状を起こしているサインになります。

注意したいのは、脱水症状が進んでいると口元に水を近づけても飲まないことがあります。
フトアゴヒゲトカゲが定期的に水を飲んでいるかを確認して、初めのうちは飼い主さんが給水をサポートしてあげましょう。
また、排泄がしっかりできているチェックします。

◆誤飲

特に幼少期のフトアゴヒゲトカゲの死因として多いのが誤飲です。
自らしたウンチを飲み込んでしまい、それが詰まって、窒息死するケースもあるため注意が必要です。

フトアゴヒゲトカゲのフンはすぐに取り除くようにして、餌も一口代に細かく切って与えるようにします。
他にも照明器具のコードやケージ内のアクセサリーをフトアゴヒゲトカゲが誤飲しないように注意しましょう。
ぐったりしている、腹部が膨張している、食欲がないという場合には誤飲している可能性があります。
目の前にあるものを飲み込む習性があるため、ケージ内はシンプルなレイアウトにしましょう。

◆照明器具の故障などによる低体温症

爬虫類は自ら体温調節ができない恒温動物であり、照明器具や日光による身体を温める行動が必要不可欠です。
フトアゴヒゲトカゲは日光の代わりになるバスキングライトが必要です。
紫外線ライトの他にバスキングライトを設置するようにしましょう。

これらの照明器具が故障してしまうと、体温調節ができなくなり低体温症になる可能性があります。
一度低体温症になってしまうと、回復するまでに時間がかかり身体にも大きな負担になります。
そのため、ライトが故障しないように定期的にメンテナンスを行いフトアゴヒゲトカゲが快適に過ごせるように温度管理をしっかりと行いましょう。

特に冬場はフトアゴヒゲトカゲが動きにくい季節になり、すぐに身体が冷えてしまいます。
活動量が下がってしまうと、冬眠のような状態になりますが飼育下のフトアゴヒゲトカゲは越冬するのが難しく、そのまま亡くなることもあります。
フトアゴヒゲトカゲが冬場でも活動できるように室内の温度は一定に保つようにします。
ヒーターなどを用いて暖かく保つような工夫が必要です。

◆消化不良

爬虫類は餌を与えすぎると消化不良を起こしてしまい、突然死してしまう原因になります。
フトアゴヒゲトカゲの給餌は、幼少期は1日2回行うようにします。野菜中心に果物や人工フード、昆虫などをバランスよく与えましょう。

アダルト期になると1日1回給餌します。
内容は幼少期と同じ感じですが、野菜の比率を多めにして昆虫や人工フードの与え過ぎに注意します。

生き餌は必要不可欠であり、嗜好性も高いのでたくさん与えたくなりますが飼育下の活動量が少ない状態で与えすぎるとカロリー過多になり肥満の原因になります。
餌の与え過ぎは消化不良を引き起こすと記述しましたが、肥満は万病の元でありフトアゴヒゲトカゲも糖尿病になります。

肥満になると死亡リスクがグッとあがるため、餌の量は少ないかな?と思うぐらいにして飼い主さんが調節してあげましょう。
パクパク食べる姿は可愛らしいものですが、餌の与え過ぎが死因になるのは、飼い主さんも望んでいないことでしょう。


フトアゴヒゲトカゲを長生きさせる秘訣

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フトアゴヒゲトカゲに長生きしてもらうためには、どのようなことに気を使えば良いのでしょうか?長生きの秘訣を5つ紹介します。

◆飼育環境を整える

お迎え前の準備をしっかりと行い飼育環境を整えてあげることがポイントです。
健康な身体づくりに欠かせない、バスキングができるように紫外線ライトとバスキングライトの両方を用意します。

また、フトアゴヒゲトカゲは地面を歩いて運動する爬虫類のため、身体の大きさよりも広めのケージが必要になります。
十分運動することができるようにケージは二回りほど大きなケージを用意するようにしましょう。
フトアゴヒゲトカゲの身体に負担がかからないように、エアコンのある部屋で飼育するのが望ましいです。
寒暖差がでないように、適温を維持しましょう。

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◆丈夫な個体を選ぶ

フトアゴヒゲトカゲは多産の爬虫類であり、生まれてくる子の中には虚弱体質の子もいます。
魔の3ヶ月と言われるほどフトアゴヒゲトカゲの幼体は急死しやすい面があり、お迎えする時には丈夫な個体を選ぶことが大切になります。

目がイキイキしている、動きが活発、皮膚が綺麗、食欲旺盛このような特徴の子を選ぶのが良いでしょう。

◆かかりつけの動物病院を見つける

爬虫類に明るいかかりつけの動物病院を調べておき、具合が悪い時にすぐに獣医さんの診察を受けられるようにしましょう。
爬虫類を診てくれる動物病院は限定されており、お家から遠い場合もあります。

フトアゴヒゲトカゲをお迎えしたら健康診断を定期的に行い、診てもらうようにすると緊急事態の時も慌てずに対応することができます。
さらには、定期的に健康チェックしてもらうことにより、身体の状態を把握しやすくなりますよ。

◆栄養バランスの良い餌を与える

肥満になりやすいフトアゴヒゲトカゲは、餌を飼い主さんがしっかりと管理してあげることが大切です。
野菜を中心に与えると肥満になりにくくなりますが、昆虫などの動物性タンパク質は必要不可欠です。
生き餌は嗜好性も高く、貴重なタンパク源ですのでフトアゴヒゲトカゲの様子を観察しながら適量与えます。

ミルワームやコクローチなどの昆虫が苦手で、人工フードだけ与えたいと考える方もいますが、人工フードだけでは食べない個体もいます。
出来るだけ自然に近い食事を与えることがポイントです。

◆過度なスキンシップは避ける

ペットとのふれあいは楽しく癒しの時間ですが、爬虫類は犬や猫のような過度なふれあいはストレスになります。

フトアゴヒゲトカゲは人にも慣れやすく、飼い主さんの姿を認識して餌をねだって寄ってくる子もいます。
手に乗せたり、撫でられることも好きな方ですので、ふれあいを楽しめる種類ですがあくまでも動物です。

適度な距離を保ちながら、お互いにストレスのない範囲で生活しましょう。


まとめ

フトアゴヒゲトカゲの寿命について紹介しました。
フトアゴヒゲトカゲはペットとして人気の爬虫類であり、一緒に暮らしやすいペットですが、大きくなるまで突然死に注意したいペットです。

寿命をまっとうできるように飼育環境を整えてあげましょう。



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