【掲載:2020.10.21 更新:2026.10.09】
ペットとして飼える人気のトカゲの種類10選
トカゲという名称は爬虫類の総称で有鱗目トカゲ亜目に分類されます。アガマ、スキンク、オオトカゲ、ヤモリ、カメレオンの5種類です。
今回は飼育が比較的簡単でおすすめのトカゲ10種類をまとめてみました!体長、寿命、値段、特徴について簡単に解説します。
アオジタトカゲ
オニプレートトカゲ
トゲオアガマ
ニホントカゲ
ニホンカナヘビ
ヒナタヨロイトカゲ
ローソンアゴヒゲトカゲ
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)
マダガスカルヒルヤモリ
◆フトアゴヒゲトカゲ

・体長
約40cm〜50cm
・寿命
15年程
・値段
約7,000円〜30,000円
・特徴
イエロー系、レッド系などの豊富な種類、かわいい見た目と体の丈夫さが特徴で人気No.1!動きは鈍く小さな恐竜とも呼ばれています。幼体は昆虫、成体は植物質のエサを好みます。
◆アオジタトカゲ
・体長
約40cm〜50cm
・寿命
15年〜20年程
・値段
約10,000円〜30,000円程度
・特徴
名前の通り舌が青く全体的に太いです。性格はおとなしくあまり動きません!慣れやすくハンドリングを楽しめます。癒し系で人気No.2です!幼体はマウス、成体は植物質のエサを好みます。
メスは卵ではなく赤ちゃんを出産する卵胎生という特徴があります。親子の仲も良く大変珍しい習性です。
◆オニプレートトカゲ
・体長
約40cm〜50cm
・寿命
10年程
・値段
5,000円〜10,000円程度
・特徴
長方形のウロコを持ち爬虫類のかっこよさが楽しめます。昼行性で大人しく、とにかく丈夫で飼いやすいです。動きが遅く穴掘りが大好き!
◆トゲオアガマ
・体長
約35cm
・寿命
20年程
・値段
15,000円~30,000円程度
・特徴
カラーバリエーションが豊富で赤色、黄色、緑色などがあります。体はふっくらとしていますが、尻尾はトゲトゲです。植物食性。
◆ニホントカゲ

・体長
約15cm〜20cm
・寿命
5~10年程
・値段
1,000円~2,000円程度
・特徴
身近なトカゲですが改めて見てみると胴体のライン、青いしっぽ、すべすべした質感、全体のしなやかなフォルムなど非常に美しい!自分で尻尾を切るのも有名ですね。
◆ニホンカナヘビ

・体長
約15cm〜20cm
・寿命
7年程
・値段
800円程度
・特徴
茶色でざらざらしており、ニホントカゲ同様とても身近なトカゲです。ムカシトカゲ同様に第三の「目」が頭のてっぺんにある実は不思議なトカゲさんでもあります。尻尾も切ります。
◆ヒナタヨロイトカゲ
・体長
約15cm
・寿命
5~10年程
・値段
5,000円~10,000円位程度
・特徴
全身が硬い鱗に覆われており西洋のドラゴンみたいでとにかくかっこいいです!性格は引きこもり系で巣に隠れていることが多いので、ちょっと好みが分かれます。
◆ローソンアゴヒゲトカゲ
・体長
約30cm
・寿命
12年程
・値段
10,000円~30,000円程度
・特徴
フトアゴヒゲトカゲのトゲなし版といった印象です。小型で飼いやすさが魅力です。
◆ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)

・体長
約18~25cm
・寿命
10~15年程
・値段
5,000円~10,000円程度
・特徴
通称レオパと呼ばれています。外見が可愛らしく品種も多く丈夫で飼いやすいヤモリです。夜行性のため紫外線もあまり必要としません。エサが活き餌中心なのでそこだけ注意が必要です。
◆マダガスカルヒルヤモリ

・体長
約20~25cm
・寿命
5~10年程
・値段
10,000円~20,000円程度
・特徴
ライトグリーンの派手なヤモリです。昼行性なので明るい時間にとても良く動きます。樹上性のため高さのあるレイアウトが必要です。
トカゲは飼いやすい?
トカゲは飼いやすい?と聞かれたら、私は飼いやすいと答えます!理由は飼育環境さえ整えば、比較的トラブルが少なく育てやすいペットだからです。
生活環境が人と異なるのでレイアウト、温度、湿度、照明、餌の管理にはしっかりとした知識が必要ですが、決して難しくはありません。
小型種を選べば予想以上に大きくならないので、育ちすぎて手に余ることもないでしょう。
犬のように屋外での散歩の必要はなく、猫よりも小スペースで飼育できます。大きな声で鳴いたりしないのでマンション、アパートなどでも気軽に始められますし、一人暮らしの癒しとしては最適です。
臭腺をもっていないのでトカゲ自体にほとんど臭いがないのも飼いやすいポイントだと思います。
またトカゲの飼育に関する情報を調べる際に、本やSNSを使えばまず困ることはありません。
年齢別、男性向け、女性向けといった区別も特に無いので、準備さえ可能であればどなたでも飼育を始められます。
トカゲを飼うときの注意点

◆昆虫、マウスなどを与えることに抵抗はないか
トカゲは種類ごとに餌として何を食べるのか決まっています。大きく分けて草食、肉食、雑食の3タイプです。人工餌も利用できますし、成長によって好みが変わる種類もいますので、事前にしっかりと調べることが大事です。
草食のトカゲの場合は人が食べる野菜や果物を与えることができます。具体的な餌としては小松菜、トウモロコシ、バナナなど身近な食材が利用できます。ただトカゲ毎に好みの食材が分かれますので注意してください。
肉食つまり生物を好むトカゲの場合には昆虫、マウスなどを与えます。具体的な餌としてはコオロギ、バッタ、ゴキブリ、ダンゴムシ、ゲジゲジ、ザリガニ、ミルワーム、ミミズ、小魚、ネズミ(冷凍マウス)などです。
あなたは餌としての昆虫、マウスなどを与えることに抵抗はありますか?苦手な方は飼育を続けることは正直難しいので、飼育スタイルがご自分に合っているかしっかりと検討しましょう。
トカゲの性格によって喧嘩や共食いをしたりしますので、多頭飼いの場合は特に注意が必要です。
◆デリケートな生き物であること
・環境について
温度、湿度、照明、餌に関しては野生の環境に近づけることが長生きの秘訣になります。これは種類毎に異なるので、事前にしっかりと勉強をし環境を整えましょう。購入店での飼育環境もチェックしておけば大丈夫です。
トカゲは変温動物のため日光浴を好みますが、飼育の際には紫外線ライトや保温ライトで代用します。直接日光浴をさせるとそれによって熱中症になって死んでしまうトラブルが多いので注意しましょう。
・行動について
トカゲは脱皮を行います。皮が脱げなかった場合は脱皮不全になってしまいます。そんな時はぬるま湯に付けると脱げなかった皮が自然に剥がれます。
犬や猫のようなコミュニケーションのやり取りはできません。性格が温和で動きの遅い種類であれば、触るときはハンドリングが基本になります。要は手に乗せます。持ち方に気を付けながらじーっと眺めたり話かけたりしてゆっくりと楽しみましょう。
ただハンドリングはトカゲにとっては全く必要ありません。天敵は鳥類などになりますので、上から掴もうとすると警戒して逃げ回ることがあります。あまりストレスをかけないようにしましょう。
冬眠をすることがあるので、そういった時期は無理に起こさないようにしましょう。昼行性、夜行性といった習性に合わせることもとても大事です。どんな生き物でも寝てるときに無理矢理起こされたら不機嫌になってしまいます。
発情期になると性格が変わり威嚇したり、噛むこともあります。飼育しているトカゲはいつ頃発情期になるのか、どんな行動をするのか覚えておく必要があります。
多頭飼いやメスが妊娠、産卵する場合は飼育環境の細かな変更が必要になりますので、ご自分で調べたり購入店などで一度相談してみましょう。
◆近所にエキゾチック専門病院があるか
飼育しているトカゲが病気や怪我をした場合、爬虫類を治療してもらえる動物病院が近くにあるか事前に調べておきましょう。
具体的にはトカゲ同志の喧嘩による怪我、皮膚病、ダニなどの害虫、血便、下痢、便秘などの症状があります。あまり動かない種類の場合、弱ってるのかどうか非常に分かりにくいです。
健康を保つためにも普段と異なる症状を見落とさないようにしましょう。これは飼い主にしか分かりません!
トカゲの飼育費用
◆ごはん、照明、温度管理などの飼育費用について
ごはん、照明、温度管理などの飼育費用についてですが、これは飼育するトカゲの大きさ、習性、準備する用品によって様々です。
トカゲの生活場所であるケージですが、爪でのキズが目立ちにくいガラス製の爬虫類専用ケージを選びましょう。床材は砂、ウッドチップ、芝などが主に使われます。
体温を適温に保つための保温用ライトや紫外線ライト、ヒーター、隠れたり冷えた体を温めるためのシェルター、エサ入れ、脱走防止のふたなども必要です。
樹上性のトカゲであれば登るための木も準備しましょう。フンの消臭パウダーであるゼオライトもあると便利です。
飼育セットも市販されていますので、初心者の方はそちらでまとめて購入するという選択肢もあります。
また餌に関しては肉食か草食か、餌の種類は何か、幼体か成体か、1頭か多頭かによってランニングコストに差が出ます。餌がコオロギなどの昆虫の場合は、購入するより自家繁殖させるほうが良い場合もあります。
用品が揃ってしまえば維持費としては餌代、電気代、ライトなどの消耗部品代になります。もちろん病気になったときは病院での治療費が別途かかります。
これらの総額は準備する用品や餌によって変わってきます。以下にフトアゴヒゲトカゲを例にした場合の費用を紹介します。
生体代:20,000円
ケージ:20,000円
その他の設備:25,000円~30,000円
計:65,000円~ 70,000円程度
餌代:2,000円~3,000円
電気代:1,000円~2,000円
計:3,000円~5,000円程度
初期費用の予算がどれ位で維持費は月額どれ位準備できるのかある程度決めてから、ペットショップなどの専門家の方に相談してみるのも良いと思います。トカゲの種類を選ぶ際の目安にもなります。
ペットとして飼えるトカゲに関するまとめ
トカゲの飼育について以下にまとめます。
- 飼育したいトカゲの体長、寿命、値段、特徴について事前に調べましょう。
- 購入する際は信頼できるペットショップや爬虫類専門店を選びましょう。
- ケージ、床材、ライト類などの用品を揃える際に予算の見積もりを出しましょう。
- 飼育を始めたら温度、湿度、照明、餌についてのチェックはしっかりと行いましょう。
- 電気代、餌代などの維持費は月額○○円位と目安を作ると管理しやすいです。
- トカゲの不調を感じたら専門病院へ行きましょう。
トカゲの飼育はなんといっても爬虫類独特の珍しい容姿、生態を「身近で観察できる」のが最大の魅力です!
まばたき、あくび、くしゃみなどは人間と同じようにしますし、ずっと寝てるのを見てるだけでこっちが癒されます。
ペットとして飼えるトカゲを知りたい!と思っているあなたの一助となれれば、これ幸いです。
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