ハムスターの老化の兆候は?年老いたハムスターの介護はどうする?

2021.09.15

ハムスターの老化の兆候は?年老いたハムスターの介護はどうする?

皆さんはハムスターの老化現象としてどのような兆候があるかご存じでしょうか? ハムスターも人間と同様に高齢になると介護が必要になる場合があります。 大切な家族の一員であるハムスターに元気で長生きしてもらうためにも、介護方法は知っておきたいですよね。 今回は、ハムスターの寿命や老化の兆候、介護方法について解説していきます。

【目次】
1.ハムスターの寿命は何年?

2.ハムスターの老化の兆候は?
 2-1.足腰が弱まり、関節を曲げることが辛くなるため歩きにくくなる
 2-2.寝ている時間が以前よりも長くなる、運動量が減る
 2-3.体重が減り、やせてしまう
 2-4.毛並みや毛の艶が悪くなる
 2-5.かたいものが食べられなくなる、食事量が減る、食事をしなくなる

3.兆候がなくハムスターが亡くなったときの原因は?
 3-1.先天性の病気があった
 3-2.頭を強打した
 3-3.食べ物が原因
 3-4.冬眠しているだけ?

4.ハムスターの介護はどうする?
 4-1.流動食の作り方と与え方

5.ハムスターが長生きするための秘訣は?
 5-1.衛生管理を徹底する
 5-2.運動をさせる
 5-3.飼育環境を整える
 5-4.生活リズムを整える

6.まとめ

ハムスターの寿命は何年?

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まず最初にハムスターの寿命についてです。
ハムスターは生後1年半で人間の年齢に例えるとおよそ50代です。
皆さんはハムスターは平均してどのくらい生きるかご存じでしょうか?

ハムスターの種類や個体差によっても異なりますが、平均寿命は以下のように言われています。

・ゴールデンハムスター:2年~3年ほど
・ロボロフスキーハムスター:2年~3年ほど
・チャイニーズハムスター:2年~3年ほど
・ジャンガリアンハムスター:2年~2年半ほど
・キャンベルハムスター:2年~3年ほど

一説ではゴールデンハムスターで8歳、ジャンガリアンハムスターで5歳くらいが最長の寿命であると言われています。
ゴールデンハムスターは他のハムスターよりも体が大きいため、長寿の種類だと言われています。
しかし、犬や猫といった他のペットとして飼育されている動物と比べるととても短いです。

体も小さく病気に弱いハムスターと長く付き合っていくためには、快適な飼育環境を整えストレスを与えないようにすることが大事です。
また、日ごろから栄養バランスを考えて新鮮な餌を与えることもポイントです。
何かあった場合にすぐに対応できるよう、かかりつけ医を見つけておくこともおすすめします。

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ハムスターの老化の兆候は?

ハムスターが年齢を取るにつれて以下のような症状が現れるようになります。

◆足腰が弱まり、関節を曲げることが辛くなるため歩きにくくなる

シニア期になると多くのハムスターは動きが鈍くなります。
捻挫、骨折といった怪我もしやすくなるため異変が見られる場合は早めに動物病院へ連れていきましょう。
老衰の場合は治療は困難です。
最期が近づいてきたハムスターはエサとトイレ以外は巣箱に引きこもりがちとなります。
終末に向けては栄養補給など出来る限りの介護を行ってあげましょう。

◆寝ている時間が以前よりも長くなる、運動量が減る

ハムスターは1日の半分以上を寝て過ごしますが、1日中寝ている姿を見ると心配になりますよね。
老化によって体力が衰えると睡眠時間が増えることが一般的です。
食欲があり、しっかりと食事や排便をしているようであればまずは心配は無用です。

◆体重が減り、やせてしまう

皆さんはご家庭のハムスターの体重管理をしっかりと行っているでしょうか?
日常の健康チェックにおける体重管理は、病気の早期発見に繋がる可能性もあるため重要です。
キッチン用スケールを使用してもよいので、毎日チェックすることをおすすめします。

どうして体重チェックが必要かというと、ハムスターはエサを巣箱へ運ぶが習性がありどのくらい食事をしたのかがわかりにくいからです。
食事をとっているにも関わらず体重が減ってしまう場合は感染症や腫瘍性疾患を発症している恐れがあります。

◆毛並みや毛の艶が悪くなる

ハムスターは綺麗好きな動物であるため自分で毛づくろいをしている姿をよく見かけると思います。
しかし高齢になると毛づくろいを怠り、毛並みや毛の艶が悪くなってしまいます。

◆かたいものが食べられなくなる、食事量が減る、食事をしなくなる

ハムスターの歯は一生伸び続けます。
市販の多くのペレットは過長歯や不正咬合を防ぐためにかたいエサに仕上げています。
若くて元気なうちは歯が折れてしまっても再び伸びるためあまり心配する必要はありません。
しかし年をとったハムスターは歯が弱っているため根本から抜け落ちたり折れてしまったりする場合があります。
歯だけでなくあごの力も弱まるため、ハードタイプのペレットを食べられなくなってしまうこともあります。

筋肉や食事の量が減ることで体温の維持が難しくなり免疫力が低下します。
免疫力が低下すると腫瘍ができやすいだけでなく、細菌・ウイルスの感染に弱くなります。
その結果として結膜炎、皮膚炎、肺炎といった病気を発症しやすくなります。
また、代謝が低下することで傷の治りが遅くなります。
体温調節がうまくできなくなることで下痢、凍死、熱射病のリスクも高まります。

いつもと様子が違うといったような、何か少しでも異変を感じた場合は早めに動物病院に連れて行き相談・診察をしてもらいましょう。
このような症状が出ている場合は最期の時が近づいている可能性がありますので、ある程度の覚悟もしておいた方がよいでしょう。


兆候がなくハムスターが亡くなったときの原因は?

お伝えしたような兆候が見られずにハムスターが急に亡くなってしまうこともあります。
その場合は以下のような原因が考えられます。

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◆先天性の病気があった

遺伝によって生まれた時から心臓などに病気があった場合に起こり得ます。
突然死する可能性が高いため、最期に気が付きにくいです。

◆頭を強打した

ハムスターが脱走した際や散歩をしている時に高いところから転落し、頭部を強打して亡くなってしまう場合です。
なるべく高いところにケージを置かない、脱走しても高いところにたどり着けないよう対策をすることをおすすめします。

◆食べ物が原因

人間にとっては問題のないチョコレート、ネギ類といった食べ物はハムスターにとって毒があります。
これらを与えないことはもちろんですが、ハムスターの近くに置いておいて誤って食べてしまったといったことも無いように気を付けてください。

◆冬眠しているだけ?

ハムスターは寒さに弱いため、温度管理が不適切な場合等に冬眠をしてしまう可能性があります。
冬眠しているハムスターは生きているかどうかの見分けが非常につきにくいのでチェックをしてください。
呼吸をしている様子であったり、毛並みが整っており体に弾力が残っていたりする場合は冬眠の可能性が高いです。
しかし、冬眠しているハムスターを急に起こすことは非常に危険です。
自分で対処をする自信がない場合は、動物病院に連れて行って対応して頂くのが安心です。

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ハムスターの介護はどうする?

介護

それでは、老化の兆候が見られるハムスターはどのように介護したらよいのでしょうか?
介護や適切な治療をすることで、症状を改善したり、病気の進行を抑えたりと命に係わる危険性から守ることができます。

◆流動食の作り方と与え方

流動食は動物病院で処方してくれる場合もありますが、ご自身で手作りの介護食を作りたいと考える飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ここではハムスター用の流動食の作り方、与え方をご紹介します。

作り方

1.ペレットをすり鉢で粉末状に細かく砕く
2.熱湯やミルクを混ぜてペースト状にする
(野菜のゆで汁でもOK)
3.野菜やすりおろし野菜のペーストを混ぜてもOK

・ゆででつぶすペースト
さつまいも、かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、とうもろこし、グリーンピース
・すりおろしペースト
りんご、にんじん

水分量が多くなりすぎないよう注意しましょう。
ムース状にふわふわとする程度の水の量が適度です。

与え方

ハムスターが容器やスプーンなどから自力で食べられない場合には、注射器状の「シリンジ」を用いて与えましょう。
1.ハムスターと目線が平行になるように、テーブルの上や体育座りをした膝の上にハムスターを乗せる
2.ハムスターの顔を手で軽く固定をし、反対の手でシリンジに入れた流動食を口元へ押し出す
3.自力で舐めることができない状態の場合は、口の横側から口の中へ少しずつ流し込む

流動食を与える量はハムスターの症状や獣医さんによっても見解が異なります。
一般的には1日に3~4回ほど体重維持を目安として与えましょう。
また、水分量が多いため与えすぎると下痢をしてしまう恐れがあります。
様子を確認しながら与えてあげてください。


ハムスターが長生きするための秘訣は?

最期にハムスターが長生きするために必要な飼育方法についてご紹介します。

◆衛生管理を徹底する

飲み水や腐りやすい野菜のようなエサは毎日取り換える、ケージ内を清潔な環境に保つなど基本を徹底しましょう。

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◆運動をさせる

ハムスターにとって肥満は大敵です。また長い時間狭い場所に閉じ込めてしまうとストレスを感じてしまいますので部屋の中を散歩させてあげるとよいでしょう。
またケージ内に回し車を設置して好きな時に運動できるようにしてあげましょう。

◆飼育環境を整える

ハムスターは温度変化に敏感な動物です。
エアコンやハムスター用のヒーター等を使用して温度を調整して、ハムスターにとって過ごしやすい環境を作りましょう。
温度だけでなく湿度や光環境にも気を使いましょう。

◆生活リズムを整える

ハムスターは夜行性の動物であり、深夜から朝方にかけて行動をします。
習性を重んじて、生活リズムを整えてあげることは長生きのコツでもあります。


まとめ

今回はハムスターの老化に関して様々なことをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ハムスターは生後1年半ほどから老化による症状が現れ始めます。
毎日のお世話の中で、以前と様子が違うと感じた場合には老化が原因の可能性もあります。
この記事を参考に、ご家庭のハムスターの介護に役立てて頂ければ幸いです。



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