コールダックってうるさいの?特徴や飼育時の注意点を解説します!

2021.02.20

コールダックってうるさいの?特徴や飼育時の注意点を解説します!

皆さんはアヒルを飼ってみたいと思ったことはありますか? 有名なCMにも出演している影響か、体の曲線が美しく可愛らしい見た目をしているアヒルをペットとして飼いたいという声が増えています。 しかし、アヒルは体が大きいので、少し広い家に住んでいなければなかなか飼育できません。体も大きいのでお世話も大変で、持ち上げるのにも一苦労だと思います。 今回紹介するのは、ペットとしても飼育しやすい「コールダック」という種類のアヒル。近年はペットとしての人気が高く、世界最小のアヒルなので軽々持ち上げられます。そんなコールダックにはどのような特徴があってどのようなお世話をすればいいか、分かりやすく紹介します!

コールダックの特徴

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コールダックはアヒルを改良した品種になります。改良を行ったイギリスなどでは、コールダックの鳴き声でカモを集め、罠で捕まえるために飼育されていました。日本の江戸時代でも、カモを捕まえるためのおとりとしてコールダックを利用・飼育していたそうです。

日本でも以前から飼育されていたコールダック。その特徴を細かく見ていきましょう。

◆大きさ・体重

コールダックの大きさは30㎝ほどで体重が600g~1000gとかなり小さくて軽いことが分かります。アヒルは大きさ約70cm・体重3000g~5000gなので、通常のアヒルの4分の1程度と考えて良いでしょう。
人の手のひらに収まるくらいの大きさということも相まって、おもちゃのアヒルのような見た目をしています。

◆外見

アヒルの特徴と言えば幅広で短めなアヒル口です。もちろんコールダックも黄色いアヒル口を持っていて、「人のアヒル口よりも可愛いぞ!」と言わんばかりの可愛さを誇っています。

曲線が美しいふっくらとしたフォルムに、つぶらな瞳がとても可愛らしいです。体の色は、一般的なアヒルのイメージと同じく白が代表的で、他にも黒や茶色や緑がかったコールダックもいるようです。最近では品種改良も進んでいるので、カラーバリエーションは豊富になってきています。

コールダックも水鳥なので、細くて短い足には水かきがついていて、水の中を泳ぐことができます。

◆性格

見た目はとても小さくて可愛いですが、元気があってよく動き回ります。
人が飼育する目的で品種改良されたこともあってか、人間になつきやすく、はじめてみたものを母親だと思いこむそうです。そのため、飼い主様の後ろをついて歩く甘えん坊な姿を見ることもしばしばあります。

◆寿命

寿命は10年程度と言われています。長く生きても12年くらいでしょう。

◆オスとメスの違い

・鳴き声

アヒルに共通することですが、メスのほうがよく鳴きます。
メスはガァガァと鳴くのに対し、オスはクワックワッと鳴きます。

メスのほうがオスよりも鳴き声が大きく、マンションに住んでいる方や近くに住宅が多い地域ではメスの飼育が難しいです。反対に、オスはあまり鳴くこともないので、そのような環境で生活している方に人気があります。

・尾羽

オスは尾羽がクルッとカールしています。メスの尾羽はまっすぐ伸びています。
生まれてから数ヶ月しないと尾羽に変化が現れないので、小さい時はオスかメスかの判断がつけにくいです。

・くちばし

メスのくちばしには黒い模様がありますが、オスにはないので、くちばしも見分けるポイントの一つになります。

◆価格

コールダックは一般的なペットショップではあまり販売されていないでしょう。水鳥の専門店や牧場などで購入することが可能です。

価格は個体によりますが約2万円程度。珍しい色になると数倍の値段がかかります。
コールダックのヒナを購入する場合は5千円~1万円ほどで購入でき、卵は2千円ほどのお値段で購入できます。

最近ではSNS等を利用した里親募集も多いので、興味のある方は見てみると良いかもしれませんね。


コールダックを飼育する際の注意点

◆飼い主になる前に知っておくべきこと

コールダック

・水浴び

なるべく1日に2回は水浴びをさせてあげましょう。コールダックにとっての水浴びはワンちゃんの散歩のようなものです。運動をしてストレス発散になりますし、体を洗うことで衛生管理もできます。ちなみに、水浴びをさせないとかなり臭いがきついので、飼い主様の家の清潔感を保つためにも水浴びは必須です。

コールダックはきれい好きな動物なので、毎日忘れずに水浴びさせてあげましょう。水浴びの方法は簡単で、コールダックが余裕を持って入ることのできるくらいの大きな容器に水を入れ、コールダックをそこに入れるだけ。特に飼い主様がごしごしと洗う必要もありません。水の量は、脚が浸かって少し浮かぶことができるくらいで大丈夫です。あとはコールダックが自分で羽繕いをしたり体を洗ったりするので、頃合いを見てケージなどに戻してあげましょう。

・排泄

コールダックは家のあちこちで排泄してしまいます。犬や猫のようにトイレの場所を教えても覚えないので、コールダックを飼育する際は掃除を頻繁に行う必要があることを覚悟しましょう。特に室内飼いの場合は、ソファやベッド等の飼い主様がくつろぐスペースには入れないように柵を立てたり、ペットが入る場所を制限したりすることをオススメします。

・掃除

排泄が多いということは掃除が多いということ。コールダックの飼育においては、1日2回ほど掃除をする必要があります。コールダックを入れるケージや小屋の掃除は、水浴びをさせるタイミングで行うとスムーズだと思います。

ここでは、ケージで飼育している場合の掃除方法を紹介します。

まずはケージからコールダックを出し、水を張った衣装ケースなどに移します。コールダックが楽しく水浴びをしている間にこちらは掃除の開始です。基本的には水で洗い流すことが多いので、道具があれば外で掃除することがオススメです!

  • ①ケージ内にあるエサ皿や飲み水などを全て取り出し、中に敷いているペットシーツやキッチンペーパーを捨てます。
  • ②ケージ全体を水で洗い流しましょう。園芸や洗車をするときに使うような散水用ホースがあればベスト、なければシャワーなどでも大丈夫です。
  • ③タオルなどで水を拭き取ったらペットシーツやキッチンペーパーを新しいものと交換します。
  • ④エサ皿など、コールダックが普段使用している容器を水で洗い流します。タオルなどで拭き取り、飲み水を補充したら元も場所に戻します。

以上が掃除の流れになります。水洗いが多かったと思いますが、コールダックの糞はべちゃべちゃしていて粘着性があり、ティッシュやタオルを使うと逆にこびりついてしまうので水洗いが良いでしょう。全体の汚れを水で洗い流してシーツを交換するだけの掃除なので、1回5分くらいで完了します。

・噛み癖

甘噛みではありますが、手などに噛みついてくることがありますので、お子様のいる家庭や他のペットを飼っている場合は注意しましょう。

・鳴き声

コールダックは日本名で「ナキアヒル」と呼ばれているように、よく鳴きます。特徴の部分で紹介したように、オスの鳴き声はあまり気になりませんが、メスは鳴き声が響いてしまうので、飼育する前に近所迷惑にならないかどうか確認してから購入するようにしましょう。

◆飼育環境

室内飼い、屋外飼育どちらでも大丈夫です。そのため、それぞれで分けて説明していきます。

・室内飼い

フローリングでは足が滑ってしまうので、足を痛めてしまわないように柔らかいマットを敷いておきましょう。同じようにケージ内もペットシーツやマットを敷くようにします。ケージは犬用やウサギ用のもので構いません。

水浴びでは、衣装ケースやお風呂など、コールダックが余裕をもって入れる大きさの入れ物などに水を入れましょう。いつでも入れるように常に水を張っておくことをオススメします。

・屋外飼育

屋外飼育の場合は注意が必要です。体が小さいが故に天敵が多く、猫やカラスなど様々な動物たちに狙われます。必ず屋根の付いた小屋やケージを設置し、外敵から身を隠すスペースを確保する必要があります。

さらに、ネットを張って二重で対策することも有効的です。コールダックは飛ぶことができるので、勝手に出て行ってしまうことを防ぐことにも繋がります。

屋外飼育での水浴びは、庭に衣装ケースや大きめのタライ、子ども用のプールなどを設置して行います。もちろん室内に入れてお風呂などで水浴びをさせても構いません。近所に水がきれいな川がある場合は、散歩ついでに川で水浴びさせるのもいいと思います。

◆ヒナから飼育する方法

コールダックは野生にいない動物なので、人がお世話しなければ生きていけません。生まれたばかりのコールダックのヒナは飼い主様の場所で育ち、飼い主様のいる場所で一生を終えます。生後1か月頃からだんだんと自分自身のことを認識して周りの環境を理解し始めるので、コールダックに飼い主様を親だと思って懐いてもらうためにも、ヒナの時期は特に長い時間一緒に寄り添って信頼関係を築くようにしましょう。

ヒナの時から飼う場合には、温度管理が最も大切です。

生後1ヶ月程度は35度、1ヶ月〜2ヶ月は25度を意識して管理します。季節にもよりますが、かなり暖かい場所でないとすぐに低体温になってしまうので、育雛器を使用したり衣装ケースに遠赤外線ヒーターを搭載したりと、ヒナが弱ってしまわないような工夫をして育ててあげましょう。

床材はもみ殻など、間違えて食べてしまっても大丈夫なものを敷くようにすると良いでしょう。ペットシーツでも問題ありません。

◆餌

エサは一般的な水鳥用フードをメインに、小松菜や菜っ葉などの野菜を混ぜて与えましょう。くちばしが幅広で尖っていないので、手渡しでエサをあげても痛くありません。そのため、コールダックの食事の様子をじっくりと観察することもできますよ。

屋外で飼育すると草木を歩くバッタや土の中からミミズやダンゴムシを見つけて食べるときがありますが、これらも大好物なので与えても問題ありません。むしろタンパク質を摂ることができて健康にいいとも言えます。


まとめ

いかがだったでしょうか?

アヒルの仲間のコールダックは、小さく可愛らしい見た目が魅力的な水鳥だということを知っていただけたかと思います!

可愛らしさがとても魅力的な反面、ワンちゃんや猫ちゃんと違ってあちらこちらに排泄してしまうことや鳴き声がうるさいことなど、飼育する上で気をつけなければいけないことが多く、毎日掃除も大変です。そのため、「可愛いから飼ってみたい!」という軽い気持ちで飼い始めて、お世話が大変だから捨ててしまう残酷な飼い主様も後を絶ちません。そういった方たちは、コールダックの飼育において、1日に数回水浴びをさせて、1日に2回ほど掃除を行う必要があることを事前に知らなかったのかもしれません。

コールダックを飼うということは10年ほど命を預かるということです。ペットは人の言葉を話せるわけでもないので、頼りにできるのは飼い主様だけです。動物と一緒に生活することはとても楽しくて、飼い主様の人生も華やかになるでしょう。しかし、ペットはおもちゃではないので、生半可な気持ちで飼い始めるのではなく、ちゃんと一生を見届ける覚悟を持って飼育することが飼い主としての義務です。

勢いで飼い始めるのではなく、一度しっかりと考えた上でやっぱり飼いたいという気持ちになったのであれば、是非コールダックを飼育してあげてください!一生懸命食べる姿や飼い主様の手のひらの上で気持ちよさそうにくつろぐ姿は見ていてとても癒されますよ♪

この記事でコールダックのファンが少しでも増えたら嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございます。



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