フェレットはなつく動物?なつかせ方・なつかない時の対処法

2021.05.27

フェレットはなつく動物?なつかせ方・なつかない時の対処法

フェレットがなつく動物なのかは、フェレットをペットとして迎える前に知っておきたいことですよね。飼ってみてから思っていたのと違った!とならないためにも、フェレットがどんな生き物なのかを知り、なつかせられるか、なつくまでの期間やポイントをしっかりと学んでおきましょう。


フェレットはなつく動物?

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フェレットは人になつく動物です。しかし、当然のことながら犬や猫とは違う動物です。犬や猫と同じような感覚でなつくと思っていると「こんなはずではなかった」と感じることがたくさん出てくることでしょう。でも、フェレットはフェレットらしく飼い主さんとのコミュニケーションを楽しみます。正しい知識を持ち、接していると、フェレットらしい魅力をたくさん見せてくれることでしょう。
フェレットと仲良くなるためにはフェレットの性格や性質を理解することが大切です。では、フェレットはいったいどのような動物なのでしょうか。

◆警戒心が強い

 
フェレットは野生のイタチを家畜化し、人の手によって改良された品種です。その歴史は長く、およそ3,000年前には人に飼育されていたとも言われています。家畜化の主な用途は、ウサギなど穴を掘って生活をする小動物を狩猟する際のパートナーとして、または、皮毛の採取や住居のネズミ捕りなどでした。
現在では愛玩用に世界中で繁殖されていますが、犬に比べると野性味が強く残っており、警戒心が強い動物です。

◆噛み癖がある

フェレットはよく噛む動物でもあります。自分より体の小さな動物を捕食する生き物ですから歯はとても鋭利で、噛まれると簡単に血が出るほど刺さります。噛むことは彼らの感情表現でもありますから、なぜ噛んできたのかを理解しようとする気持ちが大切です。嫌なことがあっても噛みますし、怖がらせてしまっても噛んできます。また、甘えてくる時にも甘噛みしますが、フェレットが幼いうちは甘噛みの加減がわからず、飼い主さんを傷つけてしまうこともあります。

◆好奇心旺盛

 
フェレットはとても好奇心旺盛な動物です。その好奇心を上手く引き出せれば、遊びを通して飼い主さんと積極的にコミュニケーションを取ってくれるようになります。ただし、好奇心は自分の安全が確保された後で出てくるものです。新しい環境に慣れ、安全な場所であると理解できるとケージ内や部屋の中をよく動き回るようになります。はじめは至る所の匂いを嗅いでまわるでしょう。それだって彼らにしたらとても刺激的な大冒険の始まりです。飼い主さんと遊び始めるタイミングはフェレットが十分にその環境に慣れてから。彼らの狩猟本能をくすぐる猫のおもちゃなどは上手くコツを掴むと面白いように戯れてくれます。


フェレットがなつくまでの期間はどのくらいかかる?

フェレットがなつくまでの期間は、もともとの性格や育ってきた環境など、個体によって差が大きいでしょう。また、どれくらいの程度でなついたと飼い主さんが感じられるかでも期間が変わってきます。
フェレットは警戒心が強く、環境の変化に神経質な動物ですので、新しい環境に慣れるまでに2ヶ月ほどはかかることが多いようです。
飼い主さんのことを追いかけたり、おもちゃで遊んだり、甘えてきたりするまでになるには年単位で考えておくとフェレットにも飼い主さんにもストレスが少ないでしょう。
動物は一般的に一緒にいる時間が長いほど、早くなつく傾向にあります。そのため、毎日フェレットに話しかけたり一緒に過ごす時間を増やすとフェレットも飼い主さんに興味を持ってくれるようになります。ただし、構いすぎは逆効果になることもありますので、フェレットの様子をよく観察することが大切です。


フェレットのなつかせ方のポイント

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なつくまでにはある程度の時間が必要とわかっていても、できれば早く距離を縮めたいものですよね。いくつかのポイントをおさえることで早く距離を縮めることができます。ここからは、フェレットのなつかせ方のポイントをご紹介いたします。

◆ケージが安全な場所であると認識させる

 
いくらフェレットのために最適な環境を用意してあげたとしても、初めてその環境に連れてこられたフェレットからすると、本当にここで安心して暮らせるのかという不安な気持ちは払拭できません。安全な場所だと決めるのはあくまでもフェレット自身です。まずは環境に慣れるまで待つということを優先してください。警戒心が強く、不安を感じると食欲が落ちたり、攻撃的になって噛んでくることもあります。新しいケージやケージ内の小物に自分の匂いがついて自分の居場所だと理解できるまではそっとしておくのが良いでしょう。

◆自由に遊ばせる

 
フェレットはある程度の運動量が必要な動物です。部屋の中で安全に遊ばせられる環境が整ったら、ケージから出して冒険させてあげましょう。この時もフェレットのペースに任せることを意識してみてください。フェレットのペースとは、自分の意思でケージの外へ出ること、遊び場のあらゆる場所の匂いを嗅がせひとつひとつを理解させることなどです。部屋の中で遊ばせる際には、誤飲誤食しそうなものはないか、落下や隠れて出てこれない隙間はないか、など、事故の原因となりそうなものは予め対策をしてから放してあげてください。
部屋の中で十分に遊ぶことができれば外へ散歩に行く必要はありません。外出することは様々なリスクが伴いますので、もしフェレットと一緒にお散歩をしたいのであれば、まずは家の中で十分にコミュニケーションが取れる関係になってからチャレンジしましょう。

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◆おやつを与える

動物にとって、大好きな食べ物の存在は偉大です。いつも好きな食べ物を持ってきてくれる人がいれば、それはフェレットにとって幸運をもたらす存在になることでしょう。フェレットが十分に落ち着いたらそっとおやつを与えてみましょう。この時も焦らず小さなステップを踏んでいくことが大切です。急に手から与えることですら警戒させてしまう原因となりますので、まずはおやつをそっと置き、フェレットが食べている時に優しい声で話しかけてみましょう。食べ物を食べている時に聞こえる音が次第に食べ物と同化し、飼い主さんの声が心地よいものになってきます。フェレットがリラックスして食べることに集中できているようでしたら、おやつを置いた近くに手を置いて待つ、手のひらにおやつを乗せて食べにくるか様子を見てみる、と少しずつレペルアップしていき、最終的に指先からおやつを持っていってもらうところまで慣らしてみましょう。

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フェレットがなつかない場合はどうしたらいい?

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フェレットがいつまでも警戒している、隠れて出てこない、威嚇してくるなど、なかなか進展がないと感じる場合には知らぬ間にフェレットにストレスを与えてしまっているのかもしれません。以下のことに注意してみてみましょう。

◆飼い始めたら、すぐに構わないようにする

家にお迎えしたばかりの頃は可愛いという理由だけでなく、ちゃんとご飯を食べたか、排泄は上手くできている、部屋は居心地が良いかなど、様々なことが気になってしまうと思います。でも、極力そっとしておくように心がけましょう。環境が変わったことによるストレスから一時的に食欲が落ちることもありますし、警戒しているだけでも何かと体力を消耗するものです。まずはストレスを最小限に抑えられるよう、そっと見守るよう心がけてください。

◆大きな声や音を出さない

 
飼育する部屋は静かな環境でしょうか。フェレットは人と比べると聴覚がとても発達している動物です。人にとってはあまり気にならないような音や振動でもストレスの原因となってしまうことがあります。生活音には次第に慣れていくものですが、特に迎えたばかりの頃は、大きな音や話し声などにも気を配り、静かに暮らせる環境を整えてあげましょう。

◆不安を抱かない

動物と仲を深めていくステップでは一進一退がつきものです。昨日はここまでできたのに!と思うこともあるでしょうが、今日は今日、と焦らず構える気持ちが大切です。また、来週にはべた慣れになる!なんて期間の保証はどこにもありません。飼い主さんも先が見えないと次第に不安になってくることがあると思いますが、フェレットの気持ちが整うまで焦らず気長に接することが大切です。出来ない事ばかりに目を向けるよりも、連れてきた初日を思い出し、出来るようになったことに目を向けてみると気持ちが楽になりますよ。


抱っこの仕方

抱っこの気持ちよさに気が付くと抱っこが大好きになるフェレットも少なくありません。また、スキンシップのためだけでなく、日常の身体のケアやいざというときの治療のためにも、フェレットを抱っこ出来るようになっておくことはとても大切です。抱っこは小さなうちから慣らしておくと楽に覚えることができますので、触らせてくれるようになったら積極的に挑戦してみてください。
抱っこのステップは、以下の手順でやってみましょう。

●親指と人差し指でU字をつくり、フェレットを脇の下からすくい上げる
●すかさず5本の指と手のひら全体でフェレットの胸を支える
●反対の手でお尻と後ろ足を軽く支え、安定させる


まとめ

フェレットは警戒心が強く、慣れるのに少し時間を要すると考えておきましょう。それでも優しく根気よく接しているうちに次第に心を開いてきます。なつくと飼い主さんと一緒に遊んだり、甘えておねだりしてきたりと、様々な表情を見せてくれるでしょう。個体差も大きいので、焦らずゆっくりと距離を縮めていくことが大切です。



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