1.エボシカメレオンとは?
1-1.原産国・生息地
1-2.特徴
1-3.寿命
3.エボシカメレオンの飼育グッズ
3-1.飼育ケージ
3-2.ライト
3-3.ヒーター
3-4.床材
3-5.木
3-6.サーモスタット
エボシカメレオンとは?

エボシカメレオンはカメレオン科カメレオン属に分類されている爬虫類の事で、最近ではエボシカメレオンをペットとして飼育する方も増えています。
環境などの都合で昔は飼育する方が少なかったのですが、最近は爬虫類の飼育グッズも増えた事から日本でもエボシカメレオンが人気のペットです。
またエボシカメレオンと言えばディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」で主人公が飼っていたペットがカメレオンだったという事から、一躍有名となっています。
エボシカメレオンはオスとメスで大きさが違い、オスの個体だと65㎝、メスの個体だと最大で45cmまで成長します。
そのためエボシカメレオンの飼育を検討している場合は大きめのケージで飼育する事をおすすめします。
◆原産国・生息地
エボシカメレオンはアラビア半島に生息していて、アラビア半島南端のイエメンに分布しています。
アラビア半島南端のイエメンでは昼間は暖かく夜は涼しい地域で、日本に比べると比較的高い気温の国です。
◆特徴
エボシカメレオンは頭の部分に大きなトサカがあるのが特徴で、昔話などに出てくる「烏帽子」という帽子に似ている事からエボシカメレオンという名前の由来となっています。
エボシカメレオンは木の上にいる事がほとんどで、地上に降りる事はとても少ないのが特徴です。
また、4本ある指を2つずつに分けて開いているのもエボシカメレオンの特徴であり、可愛いところでもあります。
他にも環境や体調によって体の色が変わるのも大きな特徴で、中には気分によって体の色が変わるエボシカメレオンもいます。
◆寿命
エボシカメレオンは平均で5~7年ほど生きます。
しかし飼育環境によって寿命が短くなってしまう事も多く、ペットとして飼育している場合の平均寿命は5年と言われています。
しかしカメレオンの中では寿命が長いのが特徴で、他のカメレオンは長くても3年ほどが寿命なのです。
エボシカメレオンの値段
エボシカメレオンの値段はベビーでは8.000円程で販売されていますが、店舗によって値段が異なります。
中には20.000円前後で販売されているところもあり、個体の成長具合によっても値段が変わる事が多いです。
またアダルトであれば20.000円程で販売されているのですが、こちらも店舗によって異なり、40.000円以上で販売されている店舗もあります。
店舗スタッフによって飼育環境が整えられている場合や、体色が綺麗なエボシカメレオンほど高値になる事があります。
エボシカメレオンの飼育グッズ
日本では夏の気温が40℃近くまで上がったり、逆に冬場は氷点下まで気温が下がってしまうためエボシカメレオンの飼育には保温グッズや日向ぼっこをするグッズが必要です。
◆飼育ケージ
まず必要なのは飼育ケージです。
エボシカメレオンは風通しの良い場所を好むので通常の爬虫類ケージではなく、通気性の良いケージがおすすめです。
またエボシカメレオンは成体になると40cm以上まで大きくなるのでケージを選ぶ際は大きめのケージを購入しましよう。
エボシカメレオンは立体運動をする爬虫類なので縦や横の幅だけでなく、高さも必要です。
エボシカメレオンはもともと森林に生息していて木の上にいる事が多いのでケージの高さは60cm以上の物がおすすめです。
小さいケージで飼育してしまうと窮屈に感じてしまい、ストレスの原因になってしまうので小さめのケージでは飼育しないでください。
◆ライト
エボシカメレオンの飼育にはUVライトとバスキングライトが必要不可欠です。
UVライトでは紫外線を浴びて骨を強くする働きがあります。
このUVライトがないと骨の病気になってしまう事もあるので、かならず使用しましょう。
またバスキングライトは体を温めるのに必要なライトで、食べ物の消化のためにも必要です。
エボシカメレオンの場合は体色で温度を知る事ができます。
暑いと感じる時は体色が薄くなり、寒いと感じる時は体色が濃くなるので飼育をする時は体色を観察して好みの温度を知るのも良いですね。
◆ヒーター
日本の冬場は最低気温が一桁になる事が多いため、エボシカメレオンの飼育には難しい環境になってしまいます。
そのため温度を上げるためのヒーターが必要です。
ヒーターと言っても人間用の大きなヒーターではなく、爬虫類専用のヒーターかセラミックライトを購入しましょう。
爬虫類用のヒーターとしては「暖突」がおすすめで、いくつか種類があるのでケージの大きさによってサイズを選べます。
暖突は遠赤外線のヒーターで触っても熱くならない構造なのでケージに取り付けても火傷をしないところが魅力です。
飼育環境にもよりますが暖突を使用する事でケージ内を20℃以上に保つ事ができます。
またセラミックライトは発光しない物もあり、夜間でも使用できる物があります。
ただ、セラミックライトを使用する場合は寒いからといってケージの中に設置してしまうとやけどの恐れがあります。
そのためケージの外に設置する事をおすすめします。
◆床材
エボシカメレオンに関わらず爬虫類には土が必要です。
ガラスやプラスチックの床だと足を滑らせてしまう事もあり、足腰を強くするためにも床材は必須アイテムです。
もし土を入れたくない場合はペットシーツを使用する事もできますが、繊維が爪に引っかかる事もあるので土や木のチップがおすすめです。
床材は爬虫類専用の物も販売されていますし、植物に使用するヤシ殻のマットでも良いです。
◆木
エボシカメレオンは木の上で過ごす事が多いため、登り木を設置しましょう。
木はペットショップや爬虫類専門店などで販売されているので、そちらを購入してレイアウトするのが良いですね。
また最近は爬虫類ケージをテラリウムにしてレイアウトする方も多いので、好みに合わせてオリジナルのテラリウムを作るのもおすすめです。
◆サーモスタット
サーモスタットはヒーターによってケージ内の温度が上がり過ぎるのを防ぐ事ができます。
エボシカメレオンは温度に敏感な生き物ですし、サーモスタットがあると常に適温を維持できるのでおすすめです。
また、日中バスキングライトを使用している時はどうしてもケージ内の温度が上がってしまいます。
バスキングライトを使用した上にヒーターを使用しているとケージ内の温度が30℃を超えてしまうため、暑すぎてバテてしまう可能性があります。
サーモスタットを使用すれば温度が上がり過ぎないですし、中にはタイマー機能が付いている物もあります。
タイマー機能があると日中のバスキングの時間はOFFにして、気温が下がってくる時間にONにしておくとケージ内の温度が一定に保たれます。
エボシカメレオンの飼育方法

エボシカメレオンの飼育方法は少しコツがあるので紹介していきます。
◆餌
爬虫類と聞くと虫しか食べないイメージがありませんか?
エボシカメレオンは虫だけでなく、果物や葉っぱなども食べる爬虫類です。
ただ、エボシカメレオンの主食はコオロギなどの虫なので必ず用意しましょう。
エボシカメレオンが食べる虫は基本的にコオロギで、爬虫類専門店などで購入できます。
またコオロギが苦手な方はミルワームを与えても良いのですがミルワームは脂質が多く栄養価が低いので、基本的にはミルワーム以外の昆虫を与えましょう。
コオロギは乾燥でも販売されているので生きている虫が苦手な方は乾燥コオロギが良いです。
昆虫を与える場合、どうしても栄養が偏ってしまうのでカルシウムをまぶして食べさせるのがオススメです。
エボシカメレオンは動いている物にしか反応しないので、エサやりの時はピンセットに挟んで動かすと食べてくれます。
ピンセットに挟んで食べさせるのが苦手な場合や食べてくれない場合は、逃げないようにエサ皿やプラケースに入れてケージに置きましょう。
エサの頻度は2日に1回程度で大丈夫ですが、エボシカメレオンがまだ幼体の場合は毎日与えましょう。
◆水
エボシカメレオンは動いている物にしか反応しないとお伝えしましたが、水にも同じ反応をします。
皿に入れただけの水は飲まないためスポイトで水を垂らすか、給水タンクを使用しましょう。
スポイトで与えるとしっかりと水を飲んでいるのが確認できますが、水をあげるタイミングが分からない場合は給水タンクのほうが良いです。
◆温度
エボシカメレオンの飼育に適している温度は24℃前後なので飼育の際はサーモスタットなどを使用して適温に近づける飼育環境を整えましょう。
逆に夏はケージ内の温度が高くなりやすいので、クーラーを付けて24℃に近づけておく必要があります。
また温度だけでなく湿度にも気をつけましょう。
エボシカメレオンを飼育する際の湿度は50%以上を保てる状態にしておき、ケージに霧吹きをかけて乾燥を防ぎましょう。
乾燥してしまうとエボシカメレオンが体調を崩したり、脱皮が上手くできない事もあるので注意が必要です。
◆掃除
掃除の頻度に決まりはありませんが汚い環境のまま飼育するのもストレスの元になるので、定期的に掃除をしましょう。
ただ、環境が変わり過ぎるのもストレスの原因になりかねないので1ヶ月に1回程度がおすすめです。
エボシカメレオンの飼育時の注意点
エボシカメレオンは私たちが思っている以上にデリケートな生き物です。
そのため可愛いからといって無理にハンドリングしたり、ジロジロ見るとストレスが溜まってしまいます。
エボシカメレオンを飼育する際はケージをなるべく上のほうに置いて、そっとしてあげる時間を作りましょう。
まとめ
エボシカメレオンはアラビア半島に生息する爬虫類で体の色が変わったり、二股に分かれた手が特徴です。
ベビーであれば10.000円前後で購入できますが色合いが綺麗な個体は高値になる事も多く、成長の具合によっても値段が変わります。
飼育ケージや床材、ヒーターやライトなどが必須でコオロギなどの昆虫の他にも果物や葉っぱなどを食べます。
エサやりは2日に1回程度で温度は常に25℃前後を保ちましょう。
月に1回程度掃除をして、ストレスに敏感なため過度なハンドリングは禁物です。
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