ハムスターにお散歩は必要?お散歩する際に気を付けることは?

2021.10.28

ハムスターにお散歩は必要?お散歩する際に気を付けることは?

ペットとして大人気のハムスター! ほっぺたの中にたくさん餌を詰め込んでいる姿はとてもかわいくて癒されますよね。 そんなハムスターは好奇心旺盛な生き物のため、ケージから出たがることがあるかもしれません。 そんなときハムスターをそのままケージから出してあげてもよいのでしょうか? 今回は、ハムスターをお散歩させる方法やメリット、デメリットについて解説していきます!

ハムスターのお散歩について

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まず、ハムスターがケージの外に出たがるのは本能が関係しています。

◆ハムスターが外に出たがる理由

・縄張りを調べるため

ハムスターは縄張り意識が強い動物です。野生のハムスターの場合、半径20メートルほどを自分のテリトリーだと思っているため、縄張りを確認するために外に出ようとするのです。

・変化の違いを確認するため

ハムスターはあまり視力がよくないため、さまざまな変化を肌で感じ取っています。
特に風通りがよいところなどを警戒していて、そこから外敵が襲ってくるのではないかと考えています。

・ケージが気に入らない

いまのケージが気に入らないため、ほかの居場所を探したいのかもしれません。
原因としては、ケージ内がせまいことや、せまいことや、興味をそそられるものがない、ということが考えられます。ゴールデンハムスターのように好奇心が強い種類のものは、いくら設備を充実させてもすぐに飽きてしまう恐れがあります。

・別の縄張りをつくろうとしている

あまりに脱走が多い場合は、ケージの外に自分の気に入る居場所をつくろうとしているのかもしれません。特に頬袋いっぱいに餌をつめて外に出ようとしていたら、確実に外に寝床を作ろうとしています。

・餌を探しに行こうとしている

外に出ればおいしいものがあるとわかっているハムスターに見られる行動です。
食べ物が目の前に置かれていたり、ケージの外に出たときにお菓子をもらったりすると、記憶力のいいハムスターは外に出るとおいしいものがもらえると認識します。

・ケージ内が危険だと感じている

ケージ内やケージの置かれている場所がよくなかったりすると、ハムスターは危険回避のために、外に逃げようとします。大きな音がしたり、小さな子どもにゆすられるようでは、ハムスターは落ち着いて生活することができません。ケージを置く場所は、ハムスターが安心して生活できる場所を選んであげましょう。


お散歩をさせるメリット/デメリット

◆メリット

◎お散歩は習性
ハムスターにとってお散歩は習性であり、本能であるということから、無理に止めるとストレスに繋がってしまう可能性があります。

また、ケージの中ではよく見えない歩き方やしぐさなどを観察できるので、病気の発見などにも繋がります。

◎稀な表情がみられる
ケージ内と外では行動範囲、置いてあるものがまったく違います。ハムスターにとっては新しいものばかりです。そのため、これまでと違った表情や反応が見られるでしょう。

また、飼い主さんと一緒に遊ぶことで、人馴れしやすくなります。

◎肥満防止
お散歩がそのままハムスターにとっての運動になります。もともと㎞単位で動き回る生き物なので、たまには思い切り走らせてあげましょう。

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◆デメリット

●縄張りが広がってしまう
ハムスターを一度お散歩させると、もうそこは自分の縄張りだと思い込み、毎日お散歩をねだるようになるかもしれません。

●トイレをされる
長時間のお散歩をさせると、部屋の中におしっこやうんちをされる可能性があります。ハムスターは、基本落ち着いた環境でしかトイレをしないのでされる確率は低いですが、長時間となると危ういです。

そのため、ハムスターのお散歩は長くても30分程度にしましょう。


お散歩の仕方

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ハムスターのお散歩の目的は縄張りの確認です。
そのため、狭いテーブルの上などではなく、部屋の床でさせる必要があります。また、一度お散歩した場所は自分の縄張りと認識するので、毎日同じ場所を歩かせるようにしましょう。

◆お散歩前の準備

小さなハムスターにとってお部屋の中は危険がたくさん!
そのため、きちんと安全を確保してからお散歩させてあげましょう。

★コンセント、家電のコードに注意する
ハムスターをお散歩させる範囲内にコンセントのコードを出さないようにしましょう。
ハムスターが噛んでしまうと感電死する可能性があり、大変危険です。
100均などに売っているコンセントカバーなどを活用しましょう。

★家具のスキマをなくす
ハムスターは狭いところが大好きなので、スキマに入ってしまうと探すのが大変です。
ハムスターは1日でもお水や餌を食べないと非常に弱ってしまいます。
そうならないためにも、お散歩させるときは事前に家具のスキマを塞いだり、家具がないところでお散歩させるようにしましょう。

★必ず、窓を閉める
理由としてはものすごくシンプルで、ハムスターの脱走防止と安心安全な環境づくりです。ハムスターが脱走することを防ぐだけでなく、外敵の侵入に怯えることなくお散歩できます。

★カーテンを閉める
ハムスターは夜行性なので、直射日光が苦手です。直射日光は体温の急上昇が起きるため、ハムスターにとっては害でしかありません。少しであれば問題ありませんが、なるべく当たらないようにしてください。

★高いところへいけなくする
ハムスターは物をよじ登ることが好きなので、登りやすい布製品やカバンなどがないか確認してください。足腰が弱く、高いところから落下すると骨折する可能性があります。

★水場をなくす
ハムスターにとってお水は危険以外の何物でもありません。お水に触れると天然の皮脂が落ちてしまい、深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。そもそもハムスターは泳ぎが非常に苦手なので少しのお水でもおぼれてしまいます。

そのため、部屋の中に水槽や花瓶などがある場合は片づけておきましょう。


お散歩の決まりごと

◎お散歩させる範囲を決める
お散歩させる準備ができたら、部屋に放します。このときサークルなどを使用して自由に歩ける範囲を制限してもよいでしょう。

ハムスターをお散歩させる目的は縄張りの偵察なので、範囲が広過ぎるとハムスターを混乱させてしまうかもしれません。

◎お散歩の時間
お散歩の時間は30分くらいを目安にして、ハムスターが満足したらケージに返してあげましょう。


お散歩の注意点

◆危険個所の対策

先ほど記載したお散歩前の準備ができているか確認します。

・コンセント対策
・ケーブル/コード対策
・窓/扉対策
・家具裏対策
・高所
・水場

◆リードを使う

ハムスターは自由に縄張りをパトロールしたいと思っており、リードを付けられることをとても嫌がります。窒息する可能性もあるのでやめておきましょう。

◆ハムスターボールを使う

お散歩グッズとして知られているハムスターボールですが、ハムスターが自由に歩けずに強制的に動くので、とても疲れてしまいます。

また、壁にぶつかった衝撃でショックを受けてしまいます。お散歩はあくまでもパトロール目的ということを忘れないでいてあげてください。

◆長時間お散歩させる

ハムスターのお散歩は、長くても30分~1時間です。
できれば30分以内に戻すようにしてください。

◆外に行く

ハムスターを外にお散歩させるなんてありえません。
家の外には鳥や猫などのハムスターの天敵がたくさんおり、隠れ家もないので落ち着ける環境ではありません。

慣れていない環境で必要以上に縄張りを意識してしまうので、不安がってしまいます。公園だけではなく、ベランダやガレージもやめておいてください。


お散歩中の問題行動と原因

お散歩中はハムスターの行動から心理状況やチェックするのにとてもいい機会です。トラブルがおきた時も、原因がありますので、しっかりと理解しておきましょう。

●お散歩をしたがらない

ハムスターはケージの中の生活に満足していると外に出ないようになります。

他にも外の環境に馴れておらず、怖がっている可能性があります。強引には外に出さず、ゲージの入り口を開けて自然に出てくるのを待ちましょう。

●お散歩中に寝る

ハムスターは基本的にはお気に入りの巣穴で寝ますが、外の環境にも慣れてくると寝てしまうことがあります。

これは飼い主さんや周りの環境にとても慣れている証拠です。そのまま寝ているのを放っておくわけにも行かないので、一旦起こしてケージに戻してあげてください。

●ケージの床材を外に出す

ゲージの床材を持って外に出る時は、ゲージの環境が気に入っておらず、別の場所に寝床を作りたいと思っているからです。

床材を交換したり、レイアウト変更、ケージの掃除など対策をとってください。

●ティッシュを持ち帰る

お散歩が終わったらほほ袋をチェックしましょう。巣の素材に不満があったり、さらによくしたいと思っているとティッシュや新聞紙などを持ち帰ります。

紙類はほっぺたの内側にくっつきやすいので、きちんと確認して持ち帰らせないようにし、床材の変更や追加を検討してください。

●おしっこ/うんちをまき散らす

ハムスターがお散歩中におしっこをする理由は、まだまだ外の環境に馴れておらず、怖がってしてしまうからです。回数をこなせばなくなっていくので、暖かく見守ってあげてくださいね。

うんちに関しては決まった場所でしないため、お散歩中でもよくします。
これもあまり気にせずにティッシュでとってあげましょう。


ハムスターをケージに戻す方法

ハムスターのお散歩中はケージの扉を開けておいて、いつでも自分で戻ってこられるようにしておきましょう。

基本的にお散歩中は、ハムスターから目を離さないようにすることが1番ですが、もし隠れていなくなった時は、名前を呼びながら床をトントンと複数回叩くことで、顔を出してくれることがあります。

また、ケージに戻った直後におやつをあげることで、「名前を呼ばれる→ケージに戻る→おやつがもらえる」という3段階で物を覚え、スムーズに戻ってくれるようになりますよ。

物覚えがよいというハムスターの習性をうまく活用しましょう。


お散歩に使えるグッズ

・ハムスターサークル

ハムスターサークルは行動が制限できるので、お散歩前の掃除をする必要が無く、とても楽にお散歩することが出来ます。また、囲いを作る時は、脱走しないように高さをとり、よじ登る足場をなくすことが大切です。

・お散歩マット

お散歩をさせてあげたいけど、おしっこやフンの汚れが気になる方におすすめのアイテムです。サークルの下にマットを敷くことで、おしっこやフンなどの汚れから床やカーペットを守ることができ、安心してお散歩させてあげることができます。

このときのマットは、爪が引っかからないような素材だとハムスターもストレスなく、自由にお散歩することができます。


まとめ

ハムスターをお散歩させることによって、ハムスターが本来持つ習性や好奇心を満たしてあげることができ、ストレス解消や運動不足解消に繋げることができます。

ちょこちょこと自由に動き回るハムスターは見ていて癒されますし飽きませんよね。
コミュニケーションの一環としてもお散歩を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

ただ、お散歩させてあげるときは安全確認をきちんとした上で、ケージから出すようにしてくださいね。

飼い主さんとハムスターが楽しい部屋んぽの時間を過ごせますように♪



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