【掲載:2022.03.09 更新:2026.02.10】
ハリネズミってどんな生き物?

◆特徴
ハリネズミは「ネズミ」と名前に入っていますがモグラの仲間です。
体長18cm~22cm、体重200g~500gです。
飼育されている販売されているハリネズミは温暖な気候に棲む「ヨツユビハリネズミ」という種類です。
夜行性の動物なので日中はほとんど寝て過ごし、夜になると活発に動きます。
集団は好まず、単体で動くので多頭飼いは向いていません。
多頭飼いをする場合は、それぞれのハリネズミに1つずつケージを用意しましょう。
◆寿命
約2~5年といわれていて、平均は3年といわれています。
遺伝的要因や適切な飼育環境などが合えば、6、7年と長生きするハリネズミもいます。
◆性格
警戒心が強く臆病な動物です。
小さな物音でも背中の針を立てて丸くなることがあります。
他の動物よりもスキンシップを好みません。
ですが、馴れてくると物音に動じず針を立てなくなり、人に馴れると、抱っこしても針を立てなくなるハリネズミも多いです。
さらに馴れると、お腹を撫でさせてくれるようになることがあります。
ここまで馴れるには、ハリネズミ個体差はありますが、ハリネズミのペースに合わせてゆっくり少しずつコミュニケーションをとることが大切です。
◆価格
平均1~3万円ぐらいです。
珍しいカラーになると、さらに値段が上がることが多いです。
また同じハリネズミでも国産か外国産でも値段に違いが出ることがあります。
◆カラーバリエーション
ポピュラーなカラーはノーマル(ソルト&ペッパー)、シナモン、パイド、アルビノがいます。
カラーバリエーションは豊富で、針の色や目や鼻の色などの組み合わせにより100種類以上カラーがあるともいわれています。
ハリネズミの飼育に必要なグッズ
◆ケージ
ハリネズミには60~90㎝のケージがおすすめです。置けるスペースがあれば、大きなケージの方がおすすめです。
置く場所は、臆病なハリネズミにストレスを与えないように静かな場所がよいです。
野生では食べ物を探して歩き回るので、運動量も多いです。野生下での習性を活かしてあげるためにもできるだけケージは広いほうがいいでしょう。
◆回し車
ケージのスペースが最低限しか確保できない場合や運動好きなハリネズミの場合は、運動不足解消のために回し車があるといいでしょう。
ハリネズミによっては回し車が苦手で乗らないハリネズミ、年を取ってから乗らなくなってしまうハリネズミもいます。
回し車に乗るから乗らないかハリネズミによって違うので、回し車は購入して試しに使うことがおすすめです。
ハリネズミよっては回し車で走りながら排泄してしまい汚れてしまうことがあります。回し車はこまめに掃除して清潔に保ちましょう。
◆床材
ハリネズミはアレルギー持ちが多いといわれており、中でも針葉樹に対してアレルギー反応を示す子が多いともいわれています。
アレルギーが発症しにくい紙やコーン、広葉樹の床材などを選んでケージの床へ敷きましょう。
悪戯しないハリネズミであれば、吸収性のあるペットシーツを敷くのもおすすめです。
◆エサ入れ・水入れ
エサ入れはハリネズミが体重をかけてもひっくり返らない陶器の浅いお皿がおすすめです。
水入れはケージに側面部に取り付けられる給水ボトルが一般的ですが、生後が幼いハリネズミや給水ボトルだと上手に飲めないハリネズミは置き型給水器を準備してあげましょう。
◆隠れ家
ハリネズミは警戒心が強いので隠れて寝ます。
リラックスして休める場所を作るためにも隠れ家を用意してあげましょう。
◆季節用品
ハリネズミは暑さにも寒さにも非常に弱い生き物です。
ペットヒーターやひよこ電球、サーモスタットなど購入して、季節に合わせて使い分けましょう。
ハリネズミがいるケージ内の温度がすぐに分かるように、温湿度計をケージ内に設置しておいて、こまめに確認するのがおすすめです。
ハリネズミの飼育方法
◆ハリネズミのごはん
ペレット状のハリネズミ専用フードが売られています。ハリネズミは顎の弱い子が多いため、年齢や健康状態によってはフードふやかして与える必要があります。
飼育下のハリネズミは少量植物性のものを食べる肉食傾向の強い雑食性です。
近年では虫の成分が配合されたハリネズミ専用フードが多く発売されているので、虫が苦手な方にはハリネズミは飼えないというわけではありません。
与えなくてもいいとはいえ、ハリネズミはミルワームやコオロギなどの虫が大好きです。与えられるのであれば与えましょう。
虫を食べることで歯磨き代わりになり歯周病予防にも繋がります。
ただしミルワームなどは栄養満点のため、与えすぎてしまうと肥満の原因になってしまうので、与えすぎには注意しましょう。
ハリネズミは大食いですが偏食傾向があります。
色々なメーカーのフードを与えたり、トッピング、バリエーションを豊富にすることで、栄養をしっかり取りながらフードに飽きさせないようにしましょう。
最近では虫を粉末状にしたふりかけタイプの物もあり、嗜好性アップに役立ちます。
◆ハリネズミの適温
ハリネズミの適温は25~28度です。
ハリネズミは温かい環境を好むので、寒過ぎても暑過ぎても体調を崩してしまいます。
必ずハリネズミの適温度が一定に保てるようにエアコンやペットヒーターやひよこ電球、サーモスタットを使って、適温を保ちましょう。
◆ハリネズミのお手入れ
ハリネズミによっては爪切りが必要です。
ペット専用爪切りで飼い主さん自らハリネズミの爪切りを行うこともできますが、失敗して出血してしまったとき対処が難しいです。
最初は動物病院に相談することがおすすめです。
動物病院でおうちのハリネズミに合った爪切りのコツなど教えてもらいましょう。
また、ハリネズミはハリが密集しているためダニがつきやすいといわれています。
動物病院でダニ予防の駆虫薬を処方してもらったり、ハリネズミが体を清潔に保てるように砂浴び場所を作り、ハリネズミが砂浴びをこまめにできる環境を作ることでダニ予防を行いましょう。
砂浴びはハリネズミによってはしない場合があります。
その場合は、お風呂に入れることが必要となりますが、ハリネズミは水に濡れることに慣れていないのため、お風呂がハリネズミの負担になってしまうことが多いです。
ハリネズミの様子を見ながらゆっくりお風呂に挑戦しましょう。
爪切りとダニ予防は、ハリネズミをお迎えしたら健康チェックとして、まず動物病院に相談するのが良いでしょう。
ハリネズミはニオイが気になる?
◆体臭自体はほとんどない
ハリネズミ自体の体臭はほとんどありません。
ですが、エサ入れに入ってしまう、排泄物を踏んでしまう、その床で寝てしまうなど体を汚してしまうと臭うことがあります。
こまめにケージ内の掃除やハリネズミのお手入れが必要です。
清潔に保つことで皮膚病を防止することにも繋がります。
◆トイレを覚えない
ハリネズミはトイレを覚えないといわれています。
ただし、排泄物を1か所にするハリネズミもいれば、便は色々なところにしてしまうけど尿は1か所にするハリネズミもいれば、またその逆もいます。
放置すると悪臭の原因になりますので、こまめに掃除してあげるようにしましょう。
ハリネズミの鳴き声はうるさい?
ハリネズミは鳴きます。しかし、犬や猫のようにハッキリ鳴くのではなく、喉や鼻を鳴らすような鳴き声です。
警戒しているときは「シューシュー」と鳴き、恐怖し苦痛なときは「グエグエ」と鳴き、嬉しいときは「ピーピー」と鳴きます。
警戒や恐怖などで出す鳴き声は最初よく聞きますが、飼育環境や飼い主さんに馴れてくると「ピーピー」と鳴いてくれたときはとても嬉しくなり、ついつい聞き入ってしまいます。
まとめ
SNSで大人気のハリネズミを飼いたいと思われた方は、ぜひペットショップやハリネズミカフェに行き、実際に飼うときに必要なグッズを見て費用の目安を確認しましょう。
さらに実際にハリネズミを触れて観察することで、飼い主さんとハリネズミの生活をシミュレーションするといいでしょう。
お世話している店員さんに飼う楽しさ難しさなど聞くことで、ハリネズミとの暮らしをより現実的に考えられます。
お迎えしたハリネズミと快適に過ごせるように事前に調べ準備をし、万全な状態でハリネズミを迎えて、ぜひハリネズミがいる生活を楽しんでください。
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