うさぎは夜行性?夜にさわぐ理由と静かに寝かせる方法を徹底解説!

2022.03.17

うさぎは夜行性?夜にさわぐ理由と静かに寝かせる方法を徹底解説!

「飼っているうさぎが、日中は静かなのに夜になるとうるさくて眠れない」 「朝方や夜に、うさぎが走り出すけれど夜行性なの?」 そのような疑問や悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか? 本記事では、うさぎは夜行性の生き物なのか、うさぎが夜になるとうるさい場合の対処方法について紹介します。 この記事を読んで飼っているうさぎさんに実践すれば、飼い主さんとうさぎさんの仲もより深まり良い関係が生まれるはずですよ。

うさぎは夜行性の生き物?

うさぎは夜行性?

先にお伝えすると、うさぎは夜行性の動物ではありません。
主に飼育されているうさぎは【薄明薄暮性】(はくめいはくぼせい)の動物といわれています。

動物の種類によって、昼行性・夜行性・薄明薄暮性などありますが、実際に聞いたことがあってもどのような生活リズムなのか分からない方も多いのではないでしょうか?

そこで、夜行性と薄明薄暮性の違いを先に知っておきましょう。

◆夜行性とは

夜行性とは、夜に活動し昼は寝るといった活動をしていることをいいます。
具体的にはご飯を食べるのも、生殖活動や獲物をとらえるのも夜に行う性質です。

しかし夜行性といっても、完璧に夜だけしか行動しない性質以外にも夜行性はいます。
夜に活動をするけれど昼にも動く性質だったり、夜の活動以外にご飯のときだけ昼に起きて食べたりする習性の夜行性もいます。

どのパターンであっても、基本的に主な活動時間が夜であれば【夜行性】です。

◆ペットのうさぎは「薄明薄暮性」

一方、ペットとして飼われているうさぎは、夜行性ではなく「薄明薄暮性」といわれています。

あまり聞きなれない言葉ですよね。

薄明とは明け方の日が出る前や後のことをいい、薄暮とは日が落ちる前後1時間程度の時間帯を指します。
季節によって変わりますが、一般的に明け方5時〜7時頃と、夕方の17時〜19時頃が薄明薄暮の時間帯です。

この時間帯に一番活発に動く習性のことを「薄明薄暮性」といいます。
そのため日中や夜は寝ていることが多く、明け方や日暮れに活発に動きまわります。

うさぎ以外の動物では、ハムスターやフェレット・リス、そして野生動物であればクマやシカもこの「薄明薄暮性」の動物です。

明け方や夕暮れに活動する理由は【活動しやすい時間帯だから】と【敵に狙われにくいから】といわれています。
たとえば夏の時期、暑さが苦手なうさぎにとって日中の日が照っている時間帯に活動するのは体力が奪われます。
しかし明け方や夕暮れであれば気温も下がり、より活動しやすいというわけです。

また日中に活動する天敵から身を守るためにも、天敵が活動していない時間帯に活動しています。

飼っているペットのうさぎは捕食されることもないのですが、本能的に明け方や夕暮れに活動しているのでしょう。

◆野生のうさぎには夜行性の種類もいる

ペットのうさぎは「薄明薄暮性」ですが、野生のうさぎには夜行性のうさぎもいます。

日本に生息しているうさぎの中では、ニホンノウサギやアマミノクロウサギ・エゾユキウサギは夜行性のうさぎです。

薄明薄暮性のうさぎと同様、野生のうさぎには夜行性になるメリットがあります。
たとえばアマミノクロウサギの天敵であるマングースは、アマミノクロウサギを捕食します。
マングースが活動する昼間にアマミノクロウサギは活動せず、夜活動することで極力見つからないように過ごしているのです。

だからといって、野生のうさぎも完璧な夜行性というわけではありません。
おもに活動しているのが夜というだけで、日中も活動をしています。


一般的なうさぎの生活リズム

うさぎの生活リズム

一般的なうさぎの生活リズムを解説します。
うさぎの生活パターンを知っておけば、うさぎと心地よく生活ができますよ。

◆日中と夜は穏やかに寝て過ごす

うさぎは普段、日中と夜は穏やかに寝て過ごしています。

大体10時くらいにはのんびりして寝始めますが、完全に熟睡するわけではありません。
周りの環境がうるさくて人の出入りなど気配を感じやすいと、なかなか寝ないで横になっているだけの場合もあるでしょう。

うたた寝をしたり起きて毛づくろいやトイレに行ったりを繰り返しながら、8時間前後寝ます。

夜行性かと勘違いされやすいうさぎですが、一般的に夜は休んでいます。
ですが日中と同様、飼っているうさぎは飼い主さんの生活リズムによって寝ることもあれば、寝ないことも。

どちらにしろ基本的に、日中や夜は起きていても落ち着いており走り回るなどの活動はおこないません。

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◆「薄明薄暮性」のとおり明け方と夕方に活動する

うさぎは薄明薄暮性のとおり、一番活動するのは明け方と夕方です。

日中休んでいたと思えば夕方走り回り、明け方の飼い主さんが寝ている時間帯にケージをかんだり走り回ったりしてアピールされた経験はありませんか?

明け方と夕方は、うさぎにとって1日のメインになる時間。
だからこそ明け方と夕方は動き周り、ご飯を食べて元気に過ごしています。


うさぎの生活リズムは規則正しい方がいい?

うさぎの生活リズムは規則正しいほうが良いのでしょうか?
結論からお伝えすると、うさぎの生活リズムは規則正しい方が良いでしょう。

この章では、なぜうさぎの生活リズムは規則正しいほうが良いのか解説します。

◆段々と飼い主の生活リズムに合ってくる

うさぎは他の動物と比べて、周りの環境に柔軟に対応できます。
人間に比べて体内時計が規則的で、太陽の光をあびてリズムが整えられていきます。

またうさぎは飼い主さんと一緒に生活していくと、飼い主さんの生活リズムに徐々に合わせられると言われています。

以下は、一例ですので参考にしてくださいね。

  • 飼い主さんが日中に活動していると、うさぎも日中は起き夜にしっかり寝る
  • 飼い主さんが日中に外出していると、うさぎは日中にのんびり寝る
  • 朝ごはんの時間になると、ソワソワし始める
  • ケージから出してもらえる時間になると、ケージをかんで訴える

このように「薄明薄暮性」の動物だからといって、活動時間や休息時間が必ずしも明け方と夕方なわけではなく、過ごしている環境に対して柔軟に対応できるのです。

また決まった時間に遊んだりご飯をあげたりすると、うさぎ自身も安心して生活ができるため、うさぎのストレスも軽減できるといわれています。

◆規則正しく生活することにより違和感に気付ける

規則正しく生活すると、うさぎの健康管理にも役立ちます。

具体的には、以下の状況などでうさぎの変化や様子に気付けるでしょう。

  • いつも起きる時間になってもうさぎが起きない
  • ケージの扉をあけても部屋に出て散歩をしない
  • 掃除が終わった後、いつもはトイレに行くのに行かない

うさぎは動物の中でも、具合が悪いことを周りに悟られないようにします。
症状がで始めたころには、もう重症ということも。

そうならないためにも、規則正しい生活を心がけましょう。
規則正しい生活をしていれば、些細なうさぎの体調の変化に気付けます。

すぐに動物病院にいけば、初期の病状で回復する見込みは格段に上がるのです。


うさぎが夜中にうるさいときの対処法

夜行性ではないうさぎが、就寝時間になるとケージをかじったり走りまわったりすることがあります。
寝る部屋に近い場所にうさぎがいると、なかなか寝られなくて困るという飼い主さんも多いのではないでしょうか?

そこでうさぎが夜中にうるさくて、寝られない場合の対処法を2つ紹介します。

飼っているうさぎが夜中になると騒ぎ出して困っているという方は、ぜひ試してみてくださいね。

◆夜中に騒ぐ原因を探ろう

夜間うさぎが騒いでいたら、原因を探りましょう。

うさぎが理由もなく騒ぐことは、ほぼありません。
何かしら、飼い主さんに訴えたいことがあるのです。

ここで、うさぎが夜中に騒ぐ原因の一例を紹介しましょう。

  • 寝床が好きではない
  • ケージやトイレが汚れている
  • ご飯の時間と思い込んでいて、おなかが空いた
  • ペレットではなく牧草が食べたい
  • ストレスを感じている
  • もっとケージから出て遊びたい
  • 体内時計がずれて活動する時間と勘違いしている
  • スキンシップの不足
  • つまらない
  • ケージ内に慣れておらず、自分の縄張りと感じていない

上記の一例を、ぜひ飼っているうさぎに照らし合わせてみてくださいね。
原因を取り除けば、うさぎは夜中に騒がなくなるはずです。

◆ケージカバーをかけるのがおすすめ

うさぎの体内時計がずれていて、活動時間が夜中になってしまっているのならケージにカバーをかけるのがおすすめです。
夜のお世話が終わり21時くらいには、ケージにカバーをかけます。

カバーがなければタオルケットやシーツなどでも良いでしょう。
もしタオルケットを代用するのであれば、タオルケットにうさぎの爪が引っかからないよう注意が必要です。

うさぎの周りで人の出入りがあったとしても、視界をさえぎり薄暗くすることでウサギは落ち着きます。
なぜなら、うさぎは毎日ケージカバーをかけられると「ケージ内が暗くなって、周りが見えなくなったら休まなきゃ」と認識しやすいからです。

朝のカバーを外す時間は、いつも同じ時間に外しましょう。
朝カバーを外すと、うさぎは「朝ごはんの時間だ」「活動し始める時間だ」と認識できますよ。


まとめ

うさぎは夜行性ではなく「薄明薄暮性」といって、明け方や夕方に一番活動する動物です。
しかし、必ずしもその時間帯しか活動しないというわけではありません。

うさぎの体内時計は規則的です。
家族と毎日生活していれば家族の生活リズムに合わせられる特徴があります。
この特徴を利用し生活リズムを規則的にすれば、うさぎの健康管理にも役立つほか、日中起きて夜は寝るといった活動時間に変えることも可能です。

もしあなたのうさぎが夜中騒いでうるさいのであれば、原因を探り改善しましょう。
寝る時間を認識させるためにも、ケージカバーは非常に効果的です。
ぜひ今日からケージカバーを利用し、夜の習慣にしてみてくださいね。



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