ブラックファントムテトラはどんな熱帯魚?特徴と飼育方法を紹介!

2022.03.25

ブラックファントムテトラはどんな熱帯魚?特徴と飼育方法を紹介!

色とりどりの魚が泳ぎ、自分好みにアレンジできる点が魅力のアクアリウムですが、ブラックファントムテトラという品種はご存知でしょうか? ブラックファントムテトラについて、紹介します。


ブラックファントムテトラとは?

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ブラックファントムテトラは、カラシン目カラシン科ハイフェソブリコン属に分類される熱帯魚であり、体高が高いのが特徴の魚です。

ブラジルに分布しているブラックファントムテトラは、オスメスで外見が異なるという特徴もあり、水槽の中でも目を惹く存在です。

比較的他の魚とも混泳させやすい品種のため、鮮やかな水槽を作ることができます。
ブラックファントムテトラは、大型のペットショップやホームセンターでも入手できるのが、嬉しいです。


ブラックファントムテトラの特徴

ブラックファントムテトラの最大の特徴は、菱形の身体であり、グレーの身体、ヒレは黒、身体の中央に黒のポイントが入ります。

菱形の身体が目をひきやすく、オスはメスよりもヒレが長く伸びる傾向にあります。
繁殖期には、鰭の長さで優劣を競い、妊娠した雌はお腹が赤みを帯びてふっくらとしてきます。
成長しても4センチ前後にしか成長しない、小型の熱帯魚であり、飼育は比較的容易です。
初めての方も飼育しやすい品種であり、水槽のアクセントとして、お迎えするのも良いでしょう。

水草と相性の良いブラックファントムテトラは、水草レイアウトメインの水槽にもおすすめです。
ヤマトヌマエビやタンクメイトとして、起用している甲殻類も食べられるといった心配も少ないため、幅広く導入できる魚ですよ。


ブラックファントムテトラの寿命・病気

ブラックファントムテトラは、アクアリウムの導入編として初心者にもおすすめできる品種です。
非常に丈夫であり、病気にもかかりにくい点が理想になります。

しかし、ヒレが長く独特の形状をしているため、ヒレに傷がついてしまうとそこから細菌感染を起こしたり、ヒレが炎症して衰弱死する原因にもなります。

ある程度の水質の変化に耐えられる丈夫さを持っていますが、熱帯魚であるブラックファントムテトラは温度管理が必須です。
特に冬場はヒーターの使用は必須であり、水温が急激に低下すると死んでしまう可能性もあります。

また、水質の悪化を放置しておくと白点病にもなりやすくなりますので、定期的な水換えをして水質を一定に保つようにしましょう。

寿命は3年〜4年前後であり、小型熱帯魚の平均的な寿命になります。


ブラックファントムテトラの値段

ブラックファントムテトラは、流通数も多く、安価で購入できるのも魅力になります。
購入するペットショップにより値段は異なりますが、平均して300円〜500円前後で購入可能です。


ブラックファントムテトラの飼育方法

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ブラックファントムの基本的な飼育方法を紹介します。
初めて飼育する方はこちらを参考に用品をそろえてくださいね。

◆用意するもの

基本的な用品はアクアリウムで用意するものと変わりませんが、準備をきっちりすることにより、スムーズにブラックファントムテトラをお迎えすることができます。

水槽

水槽はガラス製のしっかりとした水槽がおすすめです。
ブラックファントムテトラは、小型ですのでデザイン製のある水槽でも飼育可能ですが、最低でも30センチ水槽を使用することにより、水替えの頻度を減らして水質を安定することができます。

水槽には、ヒーターやろ過フィルターを設置しても泳げるスペースがあるように余裕のある広さの水槽を用意しましょう。

目安としては、30センチ水槽でブラックファントムテトラ2〜3匹、60センチ水槽で5〜7匹前後のブラックファントムテトラの飼育が可能です。
混泳させる魚により、水槽のサイズは変更しましょう。

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ろ過フィルター

ろ過フィルターは消音のエアレーションが激しくないものを選びましょう。
激しい水流は、ブラックファントムテトラは苦手なため水槽内に水流が起こらないようにしましょう。

60センチ以上の水槽の場合には、丈夫フィルターを使用するようにします。

水槽のフタ

ブラックファントムテトラは、体高が高く水槽から飛び出しやすい面があります。
飼育する際には、必ず水槽のフタをかぶせるようにして、飛び出し防止をしてくださいね。

砂利

砂底がある方が水槽の汚れるスピードが遅くなるため、砂利などを敷くのがおすすめです。
しかし、尖った形状の砂利はブラックファントムテトラのヒレが引っかかってしまう可能性もあるため、引っかからないように丸い形状の砂利を選ぶようにします。

◆餌

餌は一般的な熱帯魚の餌で問題ありません。
栄養補給中たまに赤虫やミジンコを与えると喜んで食べてくれます。
さらには、口の形状に合わせた極小粒の餌を用意するようにしましょう。

1日1回〜2回程度食べ切れる分の餌を与えます。
食べ残しは放置すると水質悪化の原因になるため、できればその都度取り除くようにしましょう。

おすすめはフレーク状の熱帯魚用の餌です。
ブラックファントムテトラの口のサイズでも食べやすく、ゆっくり沈下するため食べるのが遅い子でも食べやすくなります。

注意したいのは、フレーク状の熱帯魚用の餌は与えすぎると水が汚れやすいため、数回に分けて与えるか、少なめに与えて必ず食べ切れる量にすることがポイントです。

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◆最適な水温

ブラックファントムテトラの適温は、23℃〜28℃前後です。
ブラックファントムテトラは温暖な地域に生息している熱帯魚ですので、特に寒さには弱い面があります。

水温が20℃以下にならないように注意して、必ずヒーターを使うようにしましょう。
ヒーターはカバー付きのものを使用して、ブラックファントムテトラが火傷しないように注意しましょう。

◆混泳できる?

ブラックファントムテトラは、穏やかな性格の魚であり、気性もそこまで荒くないので、さまざまな魚との混泳が可能です。
ブラックファントムテトラとのサイズは合わせる必要がありますので、ネオンテトラやカージナルテトラ、モーリーなどの4センチ前後の魚と混泳可能です。

混泳する時は、ブラックファントムテトラが隠れるような岩や水草を設置して、避難場所を確保しておきましょう。

アーリーなど気象が荒く、縄張り意識の強いさかなとの混泳は避けます。
肉食魚とも捕食されてしまうため、混泳はできません。

注意したいのは、エンゼルフィッシュなど身体が大きな魚とは攻撃されて、ブラックファントムテトラが怪我をしてしまう可能性があるため、混泳させないようにしましょう。

グラミーなど縄張り意識の強い魚とも、喧嘩してしまう可能性があるため、グッピーやネオンテトラなどの気性が温和な魚との混泳が最適です。
混泳させる魚の数に合わせて、水槽は広めのものを選び、魚同士が十分に泳げるスペース設定してストレスがたまらないようにしましょう。

魚同士で相性が悪いと免疫力が低下して、病気になる可能性もあります。

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◆繁殖方法

ブラックファントムテトラの混泳を考えている場合には、ブラックファントムテトラのみで飼育するのが良いでしょう。
混泳水槽では、繁殖しづらくなります。

ブラックファントムテトラは、オスメスの区別がハッキリできるため、オスメス同等のペア数にするか、メスを多めにいれて繁殖させます。

お腹が赤みがかかったメスに成熟したオスがまとわりついているようならば、繁殖適齢期のサインになります。

ブラックファントムテトラが産卵しやすいように水草をたくさん茂らせた水槽を準備します。
ブラックファントムテトラは、散乱させるのは比較的容易ですが、孵化した稚魚を育てる難易度が高い魚です。
稚魚は孵化当初なかなか目に見えないぐらい小さいため、稚魚の餌やりに苦労する側面があります。

稚魚の餌やりはブラインシュリンプなどよりももっと小さな餌を用意する必要があります。
ブラインシュリンプをすりつぶしたり、砕いたりして粉状にしたものを与えましょう。

また、ある程度の大きさに成長するまで、水質の変化にも弱く敏感ですので、こまめに水換えを行い水質を悪化させないようにしましょう。
稚魚の抵抗力は弱いので、目で泳ぐ姿を確認できるまでは毎日水質チェックすると良いでしょう。


まとめ

ブラックファントムテトラの特徴や飼い方について紹介しました。
ブラックファントムテトラは、アクアリウムの導入編としても、活躍する魚であり独特の菱形のフォルムが水槽内でも目をひきます。

ブラックファントムテトラは大きめのホームセンターなどで購入可能ですので、こちらの記事を参考にブラックファントムテトラのお迎えを検討してみてくださいね。



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