1.チンチラの食事
1-1.チモシー
1-2.アルファルファ
1-3.ペレット
2.チンチラに与えて良いおやつとは
2-1.種実・穀物
2-2.野菜
2-3.果物
4.おすすめのおやつ
4-1.ラクトバイト 50g
4-2.ベジドロップ 各種
4-3.小動物用おやつ 自然のうまみ サクサクりんご 7g
【掲載:2022.04.24 更新:2024.02.20】
チンチラの食事
チンチラにおやつを与えるためには、主食を与えて栄養バランスをきちんと考える必要があります。
食事管理は大切なお世話の一つであり、飼い主さんの食事管理によりチンチラが長生きして健康を維持できるかにかかっているといっても、過言ではありません。
チンチラの食事について、はじめに紹介しますね。
◆チモシー
チンチラは歯が伸びつつける生き物であり、高脂質の消化が苦手な草食性の動物です。
ペットのチンチラは、主に乾燥している牧草を主食にしています。
チモシーは1番代表的な牧草であり、ホームセンターでも入手可能です。
チモシーはうさぎも好んで食べる牧草ですが、高繊維が特徴の干草です。
特に整腸作用が強く、下痢気味の時与えると効果的です。
アルファルファに比べると、柔らかく食べやすいので、シニア期の初職にも良いですよ。
チモシーは、よく乾燥している新鮮なものを与えるのがポイントになります。
同じ干草である、アルファルファより栄養価が劣るので、チモシーを主食にする場合には他の食材と組み合わせて与えると良いでしょう。
安価で購入できるのも魅力の一つです。
◆アルファルファ
アルファルファは、栄養価の高い牧草でありチンチラの主食として適しています。
栄養バランスも程よく配合されており、初めてチンチラを飼育する方にも、おすすめの主食です。
マメ科の植物であるアルファルファは、茎が太めで硬さがあるのでアダルト期のチンチラに適しています。
アルファルファは癖がないので、ほとんどのチンチラが食べてくれますよ。
選り好みしないで与えることができるのが、アルファルファの魅力です。
◆ペレット
上記の干草と一緒にチンチラ用のペレットを併用して与えるのもおすすめです。
ペレットは、主に牧草を主原料としてチンチラに必要なビタミンやミネラルなどを添加した栄養食な総称です。
チモシーやアルファルファだけではまかなえない栄養を摂取することができるのが、魅力です。
さらには、ペレットは硬くチンチラが持てるように細長い形状をしています。
よく噛むことで、ストレス発散や歯の伸び過ぎを防止することができるのも、嬉しいです。
注意点は、ペレットは製品ごとに味付けが異なります。
チンチラの好みの味付けでない場合には、食べてくれないこともあるのでお気に入りを見つけるまで時間がかかることがあります。
さらには、ペレットによっては嗜好性をあげるため、甘味がついているものがあります。
甘いペレットに慣れてしまうと、それしか食べなくなる可能性もあるため注意が必要です。
チンチラに与えて良いおやつは?
主食をきちんと与えた上でおやつも楽しみながら、絆を深めていきたいですよね。
チンチラに与えても良いおやつについて、紹介します。
チンチラは草食性の動物ですので、種子などを与えましょう。
◆種実・穀物
チンチラの好物の一つが種実や穀物類です。
主食では補えない、ビタミンやミネラルを効率よく補給することができます。
ひまわりの種やピーナッツ、くるみなど喜んで食べてくれます。
ペットショップでは、小動物用の種実の詰め合わせが販売されているので、与えると良いでしょう。
チンチラは好き嫌いが激しく、種実を食べない子もいるため、好みのものが見つかるまで複数試してみると良いですよ。
注意したいのは、おやつの与えすぎは肥満や偏食の原因になります。
チンチラは好みがハッキリしている子が多く、おやつだけ食べて、主食を食べなくなる可能性もあるため、おやつの量は飼い主さんが調節して値切るようにしましょう。
特に種子類は脂質も高いため、クルミは2分の1、ひまわりの種は2〜3個週に1度程度を目安に与えましょう。
◆野菜
野菜は低カロリーでチンチラの栄養補給にも最適のおやつですが、生野菜を与える際には注意しましょう。
ハムスターなどは、キャベツやにんじんなど喜んで食べるイメージですが、生野菜の与えすぎはチンチラにとって、水分の摂りすぎから下痢になる原因になります。
キャベツは4分の1枚、にんじんは10分の1程度にするなど普段からごく少量与えるようにしましょう。
ドライのチップになっている野菜がありますので、ペレットなどに混ぜてトッピングとして与えるのがおすすめです。
◆果物
果物でも特にチンチラはレーズンが大好きです。
ネットショップなどでは、チンチラ用のドライレーズンやフルーツが販売されていますので、ドライフルーツを与えるのが良いでしょう。
生の果物は水分の摂りすぎによる下痢の可能性がありますので、ドライフルーツの方が良いでしょう。
果物は嗜好性が高く、チンチラも好んで食べますが果糖が多く含まれている果物は与えすぎると肥満の原因になります。
果物も特別な時や週に1回ぐらいの割合で一欠片程度与えるようにしましょう。
チンチラにおやつを与える時の注意点
チンチラにおやつを与える時の注意点は、第一に与えすぎに注意しましょう。
肥満は万病の元になるだけでなく、早死などの原因になります。
また、おやつの種類によっては、歯のトラブルなど思わぬデメリットがあるので飼い主さんの目の届く範囲で与えます。
肥満だけでなく、おやつの与えすぎにより、選り好みが強くなり、餌を食べなくなる可能性もあります。
特にチンチラは、食に対する好みがハッキリしやすく、おやつしか食べないなどの問題がでてくることがあるため、チンチラの様子を見ながらおやつの内容や頻度を調節するようにしましょう。
おすすめのおやつ
チンチラにおすすめのおやつを紹介します。
日頃のおやつ選びの参考にどうぞ。
◆ラクトバイト 50g
ビタミンEや必須脂肪酸などチンチラに必要な栄養素を配合しているペースト状のおやつです。
主原料は小麦胚芽油をベースにしている安全性の高いおやつです。
乳酸菌配合で整腸作用も期待できる、小動物の健康をサポートしてくれるのも魅力です。
◆ベジドロップ 各種
砂糖、添加物不使用の手から与えられるコミュニケーションフードです。
飼い主さんとのふれあいを楽しみながら絆を深めることができるのが、魅力です。
さまざまななフレーバーがあるので、お気に入りが見つかるはずですよ。
複数の種類から選ぶことができるので、楽しんでストレス発散をさせることができます。
◆小動物用おやつ 自然のうまみ サクサクりんご 7g
初めておやつを与える人も手に取りやすいドライフルーツのりんごです。
新鮮なリンゴをフリーズドライしているので、美味しさも栄養もぎゅっと詰まったフリーズドライです。
万人受けしやすいので、チンチラが気にいることが多いりんごです。
まとめ
チンチラのおやつの与え方や選ぶポイントについて紹介しました。
おやつを通してチンチラとの絆を深めることは、チンチラの健康管理にも効果的です。
食べ方や身体を近くでチェックできるので、異常を早期発見することもできます。
チンチラにおやつを楽しんでもらうためには、主食選びをしっかりとして、食べてもらった上でおやつを与えるようにしましょう。
おやつは最初は少ないかな?というぐらいの量にとどめて、チンチラの様子を見ながら徐々に与えるようにしてください。
チンチラとのより良い生活のために、本記事が参考になれば、幸いです。
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