1.インコのケージは掃除した方が良い?
2.インコのケージの掃除の頻度
2-1.ケージ全体の掃除
2-2.フンの掃除
6.インコのケージを掃除する際の注意点
6-1.プラスチック系のケージには熱湯消毒はしない。
6-2.柔らかいスポンジを使う
6-3.アルコールのウェットティッシュはNG
インコのケージは掃除した方が良い?
結論から言えば、インコのケージの掃除は必須です。
定期的にお掃除をしないと菌やカビが繁殖してしまい、不衛生な環境になります。
さまざまな病気の原因にもなりますし、インコは大変綺麗好きなため、ストレスを感じて寿命を縮めることになります。
また、ケージが汚いと悪臭や小虫が発生する原因にもなり、見た目的にもよくありません。
菌が蔓延してしまうと人にもインコにも良くないです。
気管支炎などの原因にもなるため、きれいな状態でケージを使用できるように定期的に掃除をしましょう。
さらには、餌や水を新鮮なものに取り替えるようにして、食べ残しはその都度捨てるようにしましょう。
インコは汚い環境に大きなストレスを感じやすいです。
次にインコのケージの掃除の頻度について、紹介していきます。
インコのケージの掃除の頻度
インコのケージの大掃除は大体「月1」で行います。
フンが落ちる下のトレーの紙の交換や餌の食べ残しの回収、新しい餌の補充、水の交換は毎日行いましょう。
清潔な状態で食事を食べられるように配慮します。
次にインコのケージの掃除は頻度について、詳しく紹介していきます。
◆ケージ全体の掃除
ケージ全体の掃除は月1が妥当です。
インコのケージを月に1度まるっと全体掃除するようにしましょう。
月に1度掃除していれば、衛生的にインコも過ごすことが可能です。
また、頻繁に掃除してしまうと、逆にインコにとってストレスになってしまうため、そのぐらいの頻度が望ましいです。
◆フンの掃除
上記でも触れましたが、フンの掃除は毎日するようにしましょう。
下のトレーに新聞紙やペットシーツを敷いておき、毎日新しいものに交換するようにします。
フンの掃除をしないと、ダニなどの虫が発生しやすくなり悪臭の原因にもなります。
感染症などの原因にもなるため、毎日フンの掃除を行いましょう。
さらには、毎日フンの掃除をすることでインコの健康チェックすることにも繋がります。
フンは健康のバロメーターですので、変わっているところがないかチェックするようにします。
インコのケージの掃除する際に用意するもの
インコのケージの掃除に用意したいアイテムについて紹介します。
できればインコのお迎え前に準備しておき、いつでも掃除できるようにしておきましょう。
マスク&ゴム手袋
インコのケージを掃除している時には、乾燥したフンなどが気管に入らないようにマスクとゴム手袋をつけた状態で掃除をしましょう。
乾燥したフンを吸い込んでしまうと、オウム病の原因にもなり、危険です。
オウム病は人畜感染共通症であり、人にも感染します。
飛散しても吸い込まない対策をしてから、ケージの掃除をするようにしましょう。
ヘラ
こびりついたフンや餌カス、抜けた羽などをこすり取る際に便利です。
ケージが傷つかないようにソフトな材質のヘラを用意します。
ミニホウキ&ちりとり
ケージ内のフンやゴミ、餌カスなど全体を掃除する前にミニホウキとちりとりである程度ゴミを集めておくと、掃除しやすくなります。
洗う前に集めるのが、おすすめです。
スポンジ、使い捨て歯ブラシ
ケージ全体を水洗いする時に使えます。
また、ペット用の洗剤をつけて洗う時にも必要です。
ケージが禿げてしまったり、劣化する原因にもなるため金たわしなど硬い材質のものではなく、ソフトスポンジを用意しましょう。
歯ブラシはケージの目やおもちゃなど細かい部分を掃除する際に便利です。
ケージの形状に合わせたものを準備しましょう。
キッチンペーパーなど
仕上げ磨きやフンを回収などに効果的です。
手を汚さずに汚れを拭き取ることができます。
さらには、ケージを傷つけることなく綺麗にできますのでおすすめです。
ケージの掃除の仕方
ケージの基本的な掃除の仕方について、手順を紹介していきます。
掃除の参考にしてください。
①インコを静かにケージから出します。
人の目の届く場所に放鳥するか、スペアのケージに入れて掃除を開始しましょう。
放鳥中にケージを掃除する場合には、必ず他の家族に見ててもらい目を離さないようにして脱走に注意します。
さらには、ケージの掃除を同じ部屋でやるとインコが落ち着かない場合があるため、換気の良い別の部屋で掃除するのが無難です。
②1番最初にフン切り網を取り除き下の新聞紙や紙を取り除きます。
その後ケージを解体して、受け皿や金網などをミニホウキとチリトリで掃き掃除をします。
③その後水洗いをして、スポンジや歯ブラシで擦って汚れを落とします。
金属とプラスチックは別々に掃除しましょう。
金属部分は熱湯消毒できるため、熱湯消毒した後に完全に乾かしましょう。
プラスチックには、次亜塩素酸水もおすすめです。
あると便利なケージの掃除グッズ
ケージ掃除にあると便利な掃除グッズを紹介いたします。
スムーズに掃除をすることができますので、購入を検討してくださいね。
★いっしょにおでかけ ウィズキャリー M(小鳥移動用)
軽量型の持ち運びに便利なケージです。
動物病院の受診時やお出かけの際にも使えますので、一つあると便利なコンパクトなゲージです。
お値段もお手頃ですので、インコのサイズに合わせて検討してくださいね。
★Zero 小鳥用ケージ・用品クリーナー 300ml
小動物のケージ・飼育用品などのお掃除に特化したケージクリーナーの洗剤。
魅力としては、合成界面活性剤不使用で植物由来のやさしい洗浄成分が添加され、動物にも人にも安心・安全な酸性電解水です。
高い除菌効果をもつ酸性電解水と、クエン酸のWの酸のパワーで、軽くこするだけでしつこびりついた汚れ(尿石等)を簡単に落とすことができる優れものです。
さらには、使用した場所へのコーティング作用があり、尿石の形成を抑制することができます。
インコにも優しい成分です。
クリーナーを使用した際には完全に乾かしてから組み立てて、インコを入れてあげましょう。
生乾きのままですと、逆にカビの原因や汚れが付着しやすくなり不衛生です。
慌てずに丁寧に掃除するのもポイントです。
★小鳥用シーツホワイト 120枚
フン切り網の下に敷けるシーツです。
インコのフンをすばらくキャッチして、消臭効果も高いです。
120枚の大容量の点も嬉しいですね。
インコの飼い主さんにとって、シーツや新聞などの下に敷く紙は必要不可欠です。
専用のペットシーツを使用することで、清潔な飼育スペースを作ることができます。
インコのケージを掃除する際の注意点
インコのケージを綺麗に掃除するための注意点を紹介します。
◆プラスチック系のケージには熱湯消毒はしない。
プラスチック製のケージは熱湯消毒すると変形したり、破損してしまう可能性もあるため熱湯消毒しないようにします。
金属の部分のケージと小鳥グッズは熱湯消毒してOKです。
ポイントとしては、消毒したあとに完全に乾かしてから組み立ててインコを入れるようにしましょう。
◆柔らかいスポンジを使う
たわしなどを使うとケージを傷つけてしまうため、必ず柔らかいスポンジで掃除するようにしましょう。
歯ブラシなどを準備しておくと、細かい部分も掃除できるためおすすめです。
◆アルコールのウェットティッシュはNG
インコにとってアルコールは有害になるため、使うなら、ノンアルコールのウェットティッシュを使用するようにしてください。
便利なウェットティッシュですが、アルコールが含有しているか調べてから使用するようにしましょう。
まとめ
インコのケージの掃除の仕方や掃除のポイントについて紹介しました。
インコのケージを綺麗にすることで健康的に快適に過ごせるようになります。
フンの処理はオウム病の危険もあるため、手袋とマスクを着用して掃除しましょう。
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