ハムスターにひまわりの種はあげ過ぎ注意?その理由と正しい与え方

2020.10.07

ハムスターにひまわりの種はあげ過ぎ注意?その理由と正しい与え方

ハムスターの大好きな食べ物と言えば、ひまわりの種ですよね。沢山の種類がいるハムスターですが、ひまわりの種が嫌いなハムスターはいないと言われます。そんなひまわりの種ですが、実はあげ過ぎるとハムスターの健康に良くないことをご存知でしょうか。今回は、ひまわりの種を与えすぎるとなぜ良くないの?正しい与え方は?他に与えちゃNGの食べ物は?といったハムスターのごはん情報をお伝えします。

ハムスターはひまわりの種が好き?

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某有名ハムスターアニメの歌で、すっかりハムスターとセットのイメージが出来上がったひまわりの種。ハムスターの大好物と聞いたら、多くの人がひまわりの種を思い浮かべると思います。
そのイメージの通り、実際にどの種類のハムスターもひまわりの種が大好きで、あげればあげた分だけ喜んで食べます。
でも、どうしてハムスターはひまわりの種が好きなのでしょうか?
それはずばり、美味しいから!
ハムスターは、甘みや苦味を感じ取る発達した味覚のを持っています。これは嗜好性があるということ。グルメさんなんです。
そのため、ひまわりの種や他のナッツ類などの高カロリーなものを「とても美味しい食べ物だ」と感じることができるんです。
私たち人間も、野菜よりケーキやお肉のような高カロリーのものを美味しいと感じやすいですよね。これはハムスターも同じで、苦い物より甘い物、あっさりした物よりこってりした物を好むことが多いようです。


ひまわりの種の成分

日本では小動物の食べ物のイメージが強いひまわりの種ですが、海外ではナッツの一種として人気があります。
ひまわりの種には、リノール酸という不飽和脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミンB1などのビタミンB郡、亜鉛や鉄分などのミネラルと幅広い種類の栄養が含まれています。
血中のコレステロール値を低く抑え、高血圧や貧血を防ぎ、生活習慣病の予防にもなるという、優秀な健康食材です。


ひまわりの種を与える際の注意点

 
栄養満点のひまわりの種ですが、ナッツなので高カロリー!ハムスターに与える際は注意が必要です。

◆あげすぎない

ひまわりの種1粒あたりのカロリーは1.2kcalほど。その半分以上が脂質です。
一方で、ハムスターの1日に必要なカロリーは体重40gのジャンガリアンハムスターで約7~14kcalと言われます。もちろんこれは、タンパク質や糖質などをバランス良く摂った上でのカロリー量です。
ハムスターの主食のイメージが強いひまわりの種ですが、実はハムスターにとって高カロリーで高脂質過ぎると言えます。
ハムスターの主食にするなら、おすすめはハムスター用のペレットです。高たんぱく低脂肪でハムスターに必要な栄養素がバランスよく入っています。子供や高齢のハムスター向け商品もありますので、その子にあったものが選べるのもペレットの利点です。
ひまわりの種はメインのごはんではなく、あくまでケーキのような”おやつ”だと考えましょう。

◆適量与える

では、ひまわりの種はどれくらいなら与えても大丈夫なのでしょうか?
これはハムスターの体重や年齢、運動量によります。様子を見ながら少量ずつあげていきましょう。
ハムスターのおやつ量の目安は、一日に与える食事の総量の約5%と言われます。
これから考えると、ひまわりの種をあげるなら、次の量が目安となるでしょう。

  • ゴールデンハムスター→1日に1個
  • ジャンガリアンハムスター→2日に1個
  • ロボロフスキー→週に1、2個

ごくごく少量からはじめ、主食のペレットをしっかり食べているか確認しながら量を調整するのが良いでしょう。ハムスターは食べ物を貯蔵する性質がありますので、巣箱の中に食べ残したペレットが残っていないかも確認を忘れずに。
最初は、巣箱を掃除した後にあげるご褒美おやつ、くらいに考えておくと与えすぎを防げます。

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ひまわりの種を与えすぎるとどうなる?

ハムスターにひまわりの種を与えすぎると

もしひまわりの種をあげすぎてしまったら、どんな危険があるのでしょうか?

◆肥満になる

繰り返しになりますが、ひまわりの種は高カロリーです。
喜んで食べるからと与えすぎると肥満になり、脂肪肝などの様々な病気の原因になります。大切なハムスターの寿命を縮めることになってしまうので、あげすぎにはくれぐれも注意が必要です。
ハムスターの肥満の目安ですが、標準体重の倍以上になったら肥満と言われます。ジャンガリアンハムスターなら75~80g以上になってくると危険かも。他にも、歩いている姿を上から見た時にまん丸だったら肥満の可能性があります。
とは言え、毎日見ていると太ったかどうか分からないですよね。定期的に体重測定をすると、肥満以外の体調変化にも気付きやすくなるのでおすすめです。

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◆主食を食べなくなる

ハムスターは味覚が発達しているので、食べ物の好き嫌いがはっきりしています。ひまわりの種のような脂質の美味しい味を覚えると、低脂肪のペレットは空腹時でなければ食べてくれなくなります。
自然界のハムスターは色々なエサを食べますが、巣箱の中で飼育されているハムスターは、私たち飼い主が用意した食事しか選択肢がありません。
好きなひまわりの種と、そんなに美味しくない主食のペレットがあったら、嗜好に素直なハムスターはまずは好きな方から食べてしまいます。
そのことをよく理解し、飼い主さんがひまわりの種の量を調整してあげることが大切です。

◆中毒になる

あまりにひまわりの種ばかり食べていると、もうそれしか食べなくなる場合があります。
取りつかれたようにひまわりの種が落ちていないか巣箱内を探し回り、飼い主が近づくとケージによじ登って欲しがります。なかなかひまわりの種を出してくれないことに怒り、噛みつかれたという飼い主さんの経験談も。
人間がアルコールなどに依存するのと似ていますね。
ここまで来ると、ひまわりの種を適切な量まで減らすのにも時間が掛かりますし、肥満へ一直線です。
おねだりする姿が可愛くても、くれぐれも与えすぎには注意しましょう。


ハムスターに与えてはいけない食べ物

◆玉ねぎ、ネギ

犬や猫に与えてはいけない野菜として有名な玉ねぎですが、ハムスターにとっても毒になります。
玉ねぎやネギといったネギ類にはアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれています。これは血中の赤血球を破壊する作用があり、ハムスターの嘔吐、酸欠、貧血、血尿といった症状を引き起こします。いわゆる玉ねぎ中毒です。
アリルプロピルジスルファイドは過熱しても無くなりませんので、調理した玉ねぎでも与えるのはNGです。また、同じネギ類であるニンニクやニラ、ラッキョウにも含まれていますので、これらの野菜をあげるのも厳禁です。
ハムスターは雑食ですから、自分にとって危険な食べ物でも知らずに食べてしまいます。
少量でも命を落とす危険がありますので、絶対に与えてはいけません。

◆ジャガイモの芽や葉

ジャガイモの芽に毒があることは有名ですよね。ソラニンという強い毒で、摂取しすぎると人間でも死に至ります。ジャガイモ自体にこの成分はないのですが、ジャガイモの葉や茎、さらに皮とその付近にも含まれています。
人間のソラニン中毒症状は、頭痛、嘔吐、下痢、腹痛、めまいなどがあり、動物の場合でも嘔吐や下痢が症状としてあらわれます。
小さいハムスターがこの症状になってしまったら、もう手遅れの場合が多いです。
ハムスターにとってジャガイモは必須の食べ物ではないので、わざわざ与える必要はありません。もしどうしてもジャガイモを与えたい場合は、茹でたものの、さらに皮から遠い真ん中の部分を少量あげましょう。

◆アスパラガス

ちょっと意外ですが、アスパラガスもハムスターに与えてはいけない野菜と言われています。
その理由として、かつてアスパラガスが玉ねぎと同じユリ科に属した野菜だったためと思われます。今はキジカクシ科に分類が変更になっています。
問題は、玉ねぎ中毒の原因となるアリルプロピルジスルファイドがアスパガラスに含まれているかどうかですよね。これについては少量含まれる可能性があるかも、と曖昧なようです。
実際に茹でたアスパラガスを食べさせてしまったが特に問題なかったという飼い主さんもおり、ネギ類のような深刻な毒性はないと言えます。
しかし中毒に対しては個体差が大きく、ハムスターのような小動物の場合は、具合が悪くなったらもう遅いということも珍しくありません。
危険かもと言われているものを、わざわざ与える必要はないでしょう。

◆どんぐり

リスをイメージして「どんぐりも食べるかな?」と思ってしまいがちですが、どんぐりに含まれるタンニンはハムスターにとって毒になります。
タンニンはポリフェノールの一種で、渋みを感じさせる成分です。元々は植物が動物に種を食べられないために作り出した防衛物質で、人間を含む一部の動物は体内で無害化する事ができます。
しかしハムスターのような多くの無害化できない動物の場合、食べると消化器官が傷つけられ、嘔吐や下痢などの症状を引き起こします。酷い場合は命に関わりますので、与えないようにしましょう。
タンニンを含む野菜としては、他にゴボウのようなアクの強いものがあげられます。
人間が食べる際にアク抜きをするような野菜は、基本的に与えるべきではないと言えます。


ハムスターにひまわりの種を与えすぎないように注意が必要

ハムスターといえばひまわりの種と思いがちですが、実はひまわりの種を与えすぎるのは厳禁!
ひまわりの種は高カロリーで美味しいおやつです。主食はハムスター用のペレットを与えることが、大切なハムスターの健康と長寿のためだと言えます。
またハムスターは雑食なので、毒性があるものでも自分で気づかず食べてしまう事が多いです。
自然界と違って、飼育されているハムスターの食事はすべて飼い主さんにかかっています。
与えすぎてはいけないもの、食べさせてはダメなものをしっかり把握して、可愛いハムスターと健康で仲良く暮らしたいですね。



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