チャイニーズハムスターはどんなペット?ほかのハムスターとの違いや飼う時の注意点

2021.03.22

チャイニーズハムスターはどんなペット?ほかのハムスターとの違いや飼う時の注意点

チャイニーズハムスターはつぶらな黒い目とネズミのような小柄なボディがキュート。定番品種のゴールデンやジャンガリアンとはひと味違った魅力を持っています。今回はチャイニーズハムスターの特徴、飼育の仕方、飼育する時の注意点についてまとめました。

チャイニーズハムスターとは?

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引用:ペットの専門店コジマ

チャイニーズハムスターは、20種類以上いるハムスターの中でも、ペットとして人気の高い品種です。以前は実験用動物に使われ、現在はペットとして流通しています。

生物分類学的にはキヌゲネズミ属の「モンゴルキヌゲネズミ」という名前を持っており、チャイニーズハムスターという通称で親しまれています。

◆見た目

チャイニーズハムスターはドワーフハムスターの一種で、その中でも小柄な品種です。

体長:オス 10.5~11.5cm   メス 9~10.5cm
体重:オス 35~41g    メス 28~34g

体形はスリムで、顔がやや細長く、長い尻尾があります。他のハムスターは短い尻尾がちょろっと生えていますが、チャイニーズハムスターの尻尾は3cmくらいあり、どちらかというとネズミに近い外見です。

カラーには、ノーマル(野生色)、シルバー、シルバー(パイド)、ホワイトがあります。他のハムスターに比べると、カラーバリエーションはそれほど多くありません。

  • ノーマル: 背中はグレーがかった茶色、お腹と四肢は白、背中の中央に濃い色の濃い線が走っている
  • シルバー:背中の色が薄いグレー
  • シルバー(パイド):背中にぶち模様がある
  • ホワイト:全身が白い、アルビノ種ではないので目の色は黒

見かけることの多いカラーはノーマル、シルバー、パイドです。ホワイトはそれほど多く出回っていません。

ちなみに、チャイニーズハムスターのオスは成熟すると、睾丸がとても大きくなります。股間からはみ出しているので、後ろから見ると男の子だということがすぐわかりますよ。

◆原産国・生息地

チャイニーズハムスター・モンゴルキヌゲネズミという名前のとおり、原産国は中国北西部から内モンゴル自治区あたりです。

中国北京の夜店で売られていたものがアメリカにわたり、1950年代に日本へ輸入されてきました。

◆特徴・性格

チャイニーズハムスターは、運動神経が良く、すばしっこいところが特徴です。

性格はかなり臆病で警戒心の強い子が多いです。慣れるまでは、人が近づくとさっと隠れる子、人が寝ている夜間だけ活発に活動する子もいるでしょう。

環境に慣れると人にもなつき、手の上に乗せることもできるようになります。性格はおだやかなのでかみつく心配も少ないです。

シャイですが賢いハムスターなので、初心者の方でも飼育は難しくないでしょう。

◆寿命

チャイニーズハムスターの寿命は他のハムスターとほぼ同じで、2年~3年です。

◆他のハムスターとの違いについて

他のハムスターとの一番の違いは、やはりネズミのような外見と優れた運動神経といえるでしょう。

丸っこくてむっくりしたハムスターが多い中、チャイニーズハムスターはネズミのようにすらっとした体形で機敏に動くので、ちょこまか動く様子を見ても楽しめます。

また、ネズミと同じで長い尻尾を使い、ものをつかんだり平衡感覚を取ったりすることもできます。活発に動き回り、ネズミのように高い所の昇り降りが得意です。


チャイニーズハムスターの値段

チャイニーズハムスター
引用:ペットの専門店コジマ

チャイニーズハムスターの値段は2,000~3,000円が相場です。ただし、お店や個体によっては、それより安い値段で販売されていることもあります。

手ごろな価格帯なので、犬や猫、うさぎと比べてもお迎えしやすいペットといえますね。


チャイニーズハムスターは多頭飼いできる?

チャイニーズハムスターを同じ飼育環境で多頭飼いすることは可能です。1匹より何匹かいるほうが、飼っていても楽しいかもしれませんね。

もともと群れで生活する動物ではないので、同じスペースに入れてもお互いを気にせずマイペースに過ごすことも多いでしょう。

ただし、縄張り意識の強い子はけんかをすることがあります。多頭飼いをする時は様子を見て、相性が悪いようなら別々に飼育する必要も出てきます。

また、他のハムスターにもいえることですが、オスとメスを一緒にケージに入れると、あっというまに繁殖する可能性もあります。

ハムスター同士のけんかや繁殖を防ぐためにも、できれば個別のケージで1匹ずつ飼うのがおすすめです。

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チャイニーズハムスターの飼育環境

チャイニーズハムスターの飼い方は、他のハムスターと基本的に同じです。特別なものを用意する必要はありません。

ただしグッズを用意する際は、チャイニーズハムスターが安全で快適に暮らせるよう、いくつか気をつけたい点もあります。

◆必要な基本のグッズ一覧

まずは、ハムスターを飼育する時に必要な基本のグッズを紹介します。これら8点が揃っていれば、すぐにハムスターをお迎えすることができます。

  • ハムスター用の飼育ケージ
  • エサ入れ
  • 吸水器
  • 巣箱
  • 回し車
  • 床材
  • トイレ・トイレ砂
  • エサ

ケージは、チャイニーズハムスターの運動量が多いことをふまえ、十分に動き回れるサイズがおすすめです。

ドワーフハムスターなので、45cm×30cm×高さ25cmくらいのコンパクトなケージでもよいのですが、一回り大きい60cm×45cm×高さ30cmくらいのゴールデン用でも広すぎるということはありません。

◆温度・湿度の設定

ハムスターの飼育環境は、温度20~24℃、湿度45~55%が理想です。

なるべく一年を通して、安定した温度と湿度を保ちましょう。湿気が苦手なので風通しが良く、温度が上昇し過ぎないよう直射日光の当たらない場所で飼育してください。

冬は必要に応じてケージの保温や部屋の暖房をし、ケージの温度が下がらないよう暖かさを保ちます。というのも、ハムスターは気温が下がり過ぎると低体温で死に至る可能性があるためです。

ハムスターは冬眠しない動物なのですが、気温が5℃以下になると「疑似冬眠」という現象に陥り、体温が下がって心肺機能が低下します。

これは冬眠しているのではなく危険な状態です。小動物用のヒーターなどを活用し、冬もぬくぬくした環境を提供してください。

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◆飼育の注意点

チャイニーズハムスターの飼育ならではの気をつけたい点もあります。

◆怖がらせない

チャイニーズハムスターはかなり臆病です。そのため、飼い始めてから慣れるまで時間のかかることがあります。また、慣れていないうちに無理矢理触ったりつかんだりすると「人は怖いものだ」と学習し、なつかなくなる可能性も出てきます。

初めのうちは無理に仲良くなろうとせず、やさしく声をかけて見守る、おやつを手渡しして警戒心を解くといったところから始め、徐々に距離を縮めていってください。

◆ケージからの脱走に注意

チャイニーズハムスターを飼育する際は、ケージからの脱走にも注意が必要です。小さくてとてもすばしっこいため、一度部屋に逃すと捕まえるのが難しくなってしまいます。

チャイニーズハムスター、すぐケージ内の高い所へ登ったり狭い所へ入り込んだりします。そのため、すき間があったらするっと抜け出てしまう可能性があるのです。

ケージには金網タイプと水槽タイプがありますが、金網はよじ登ってすき間から脱走する可能性があります。できれば、プラスチックなどの水槽タイプで天井にふたが付いているものがおすすめです。

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チャイニーズハムスターの飼い方

チャイニーズハムスターの飼い方は、他のハムスターの飼い方と大きな違いはありません。

◆ご飯について

 
他のハムスター同様に雑食性で、穀物、野菜、果物、動物性たんぱく質を食べます。ハムスター用のペレットをメインに、副食をプラスして食生活を広げてあげましょう。

主食:ハムスター用のペレット
副食:野菜、果物、チーズ、ヨーグルト、ゆで卵、煮干しなど

チャイニーズハムスターは肥満になりにくいタイプです。ただし、脂質の多いおやつを頻繁に与えると肥満の原因になるので、ナッツやひまわりの種、卵黄など脂質の多いものは控えるようにしましょう。

◆トイレについて

チャイニーズハムスターは、トイレ以外でも排泄をします。走りながらおしっこをするので、床材、回し車がおしっこで汚れてしまうかもしれません。
完璧なトイレのしつけが難しい場合は、こまめに清掃して清潔に保ちましょう。

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◆臭いについて

チャイニーズハムスターのおしっこは、他のハムスターに比べて臭いが少ないです。

だからといって排泄物をしたままにしていると、ケージは臭うようになります。臭いが少なくてもこまめな清掃は大切です。

◆かかりやすい病気について

チャイニーズハムスターが気をつけたいのは骨折です。よく動き回り、高い所の昇り降りをするため、すき間に脚を挟んだり高い所から落下したりして骨折が起こりやすいのです。

そのほか、ハムスターがかかりやすい病気には、以下があります。

・ウェット・テイル

 細菌感染・ストレスなどが原因で水溶性の下痢が起こる。下痢でお尻が濡れるためにこの名前が付いている。ハムスターに多い病気。

・前歯の不整咬合

ハムスターの前歯は常に伸び続けているため、伸び過ぎると歯の噛み合わせが悪くなる。不正咬合になると、エサが食べられなくなるほか伸びた歯で上顎を傷つけてしまうことがある。

・腫瘍

ハムスターは高齢になると腫瘍ができやすくなる。皮膚に腫瘍ができるケースが多い。

ハムスターの骨折を防ぐには、ケージの中に危ない場所がないかよくチェックし、危ない物は取り除くことが大切です。

飼育環境が不衛生だと感染症になりやすいので、ケージやグッズはこまめに清掃し清潔に保ちます。

そして、ハムスターの健康状態を毎日チェックし、食欲がない、元気がない、毛づやが悪くなってきた、などの症状があればすぐ受診することをおすすめします


まとめ

ハムスターの中でも人気の高いチャイニーズハムスターを紹介いたしました。ネズミのような外見とシャイな性格が特徴です。他のハムスターにない野性味があるので、定番の品種とは少し違うハムスターを観察したい方に是非おすすします。



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