モルモットには種類がいっぱい!見た目だけじゃない、品種ごとの違いを解説します

2021.04.06

モルモットには種類がいっぱい!見た目だけじゃない、品種ごとの違いを解説します

モルモットには様々な種類がいます。実は、品種によって性格やお値段などにも違いがあります。見た目だけではなく、飼育時のメリットやデメリットも考慮して購入を検討してみてはいかがでしょうか。この記事では、モルモットの品種ごとの特徴をご紹介いたします。

モルモットってどんな生き物?

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モルモットは、南米に生息していたテンジクネズミ科の種類を家畜化した動物です。もともとは乾燥した高山に生息しており、高温多湿には弱く、野生下ではある程度の集団を作って行動していました。
食性は草食で、主に牧草や穀類、野菜を食べます。哺乳類では珍しく、人間と同じように体内でビタミンCを生成できない動物です。そのため、エサから与える必要があります。ビタミンCが含まれたモルモット専用のフードが販売されていますので、チモシーの他に適量を与えると良いでしょう。
見た目はずんぐりむっくりしていて、ネズミの仲間ではありますが、運動能力は高いとは言えないでしょう。また、モルモットは様々な鳴き声を使いコミュニケーションをとる動物です。愛嬌ある容姿にモキュモキュと鳴く声もたまらなく可愛いですよね。

実は、モルモットには様々な品種が存在します。品種によって性格や飼育する際の注意点も異なります。見た目で選ぶだけでなく、性質を知って自分に合ったモルモットを探してみてはいかがでしょうか。
それでは、数ある品種の中から日本で比較的手に入りやすいモルモットの種類をご紹介いたしましょう。


モルモットの種類

現在、モルモットは世界に100種以上もいると言われています。ここでは日本で比較的手に入りやす種類をご紹介します。
愛玩用に品種改良されたことから見た目は異なりますが、ほとんどのモルモットの寿命は6〜7年ほどです。また、体重はオスで900~1,200g、メスで700~900gほどまで大きくなります。大人の両手のひらから少しはみ出すほどの大きさです。飼育スペースもそれなりに必要になります。

◆イングリッシュ

毛が短くつるんとしたタイプです。顔からお尻までが寸胴で最もスタンダードで人気のある種類です。
ショートモルモットやアメリカンモルモットとも呼ばれます。
性格はモルモットの中では温厚で友好的です。
意外かもしれませんが、実際にモルモットを飼ってみると抜け毛の多さに驚きます。モルモットを清潔に管理するためにもブラッシングが必要になってきます。毛が短い品種はブラッシングが楽なので、そういった意味からも初心者さんには一番飼いやすい種類と言えるでしょう。

価格は、3,000円〜5,000円ほどです。

◆クレステッド

身体は短毛種でつるんとした見た目ですが、その最大の特徴は頭部にロゼット(つむじ)があるところです。一言でつむじと言っても、王冠のような見た目からモヒカンのようなタイプまで様々な特徴があります。一匹一匹の見た目が大きく異なるものクレステッドの魅力のひとつです。
クレステッドの中にもアメリカ系とヨーロッパ系の2種類に分かれ、アメリカ系はロゼットの部分のみが白く、身体には白い箇所がないのが特徴で、その他のタイプがヨーロッパ系に分類されています。
性格はイングリッシュと比べると比較的神経質なタイプが多いですが、時間をかけて優しく接していると懐いてきます。

価格は、8,000円〜10,000円ほどです。

◆アビシニアン

身体にロゼットが複数あるのが特徴で、毛はイングリッシュと比べると4~5㎝ほども長く、中毛種に分類される品種です。ペットショップでは「巻毛モルモット」として販売されていることが多いです。寝癖のような風貌ですが、身体のロゼットが多く、さらにそれが左右対象であると高値で取引されることが多く、販売価格に差があるもの特徴です。 排泄物が長い毛に絡むと不衛生ですし、皮膚病の原因にもなりますので、ブラッシングは週に数回、換毛期では毎日行ってあげるのが理想です。
性格は社交的で好奇心旺盛な個体が多いです。

販売価格は、5,000円〜9,000円ほどです。

◆テディ

ちぢれたカーリーヘアーが特徴の種類です。毛の長さは短〜中毛です。
毛質は、アメリカン系とアビシニアン系に分かれ、アメリカン系はふわふわでやわらかい毛並みに対し、アビシニアン系はかためでごわついた触り心地です。アビシニアン系の方が毛が長いのが特徴です。
さらに毛艶は、ノーマルのものと、サテン系と言われる艶っぽいタイプの2種があります。
ちぢれた毛にごみや汚れがたまると皮膚病の原因となりますので、こまめなブラッシングが必要です。
性格は一般的なモルモットと同様で、臆病ではありますが、友好的です。

販売価格は、8,000円〜12,000円ほどです。

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◆シェルティ

細くてサラサラの長い毛に覆われた長毛の種類です。特に頭と脇腹の毛が長く、最長で30㎝ほどまで伸びる個体もいます。毛は直毛で、ロゼット(つむじ)はありません。
柔らかくシルクのような触り心地の毛はとても絡みやすく、入念なケアが必要です。ブラッシングは毎日必要ですし、地面についてしまうほど毛が伸びる場合にはカットしてあげましょう。ブラッシングには猫用の目が細かいタイプを使うと良いです。

性格はおっとりしていて温厚ですが、慣れてくると好奇心も旺盛です。

販売価格は、8,000円〜12,000円ほどです。

◆スキニーギニアピッグ

身体の毛がほとんどない種類です。「ヘアレス」とも呼ばれています。
見た目がまるで小さな小さなブタのようなところからも人気のある種類です。全身に毛が生えていないタイプからうっすらと生えているタイプ、または、鼻先にだけ毛が生えているタイプなど、毛の生え方には個体差が大きいのも特徴のひとつです。
体温調整が難しく、特に寒さには弱いのでしっかりとした保温対策が必要です。また、毛がないためブラッシングの必要はありませんが、皮膚が弱く、清潔に管理するためにも週に1度程度タオルで身体を拭いてください。
性格は温厚で控えめです。

販売価格は、30,000円〜50,000円ほどです。

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モルモットは飼いやすい?

海外では子どもが一番最初に飼うペットとしてモルモットが人気があります。そうしたことからも比較的飼いやすい動物と言えるでしょう。とはいえ、生き物ですから正しい知識と適切な管理が必要です。
普段は温厚な性格ですが、嫌なことがあると自己表現で噛んでくることもあります。モルモットは小さい生き物ですが、歯はとても鋭利です。最近はテレビの影響でモルモット人気が急上昇していますが、もしもお子さまが飼いたいというならば任せっきりにせず、適切に管理できているか保護者の方もしっかりとチェックしてあげてください。
また、モルモットは歯が生涯伸び続ける動物です。硬いものを長時間噛むことによって自然と歯が磨耗していきますが、何かの理由で歯が伸びすぎてしまった場合には「不正咬合」という伸びすぎた歯が自身の舌や内頬に刺さってしまう病気になってしまいます。容易に砕けるペレットばかりでなく、咀嚼回数が多くなるチモシーを与えることによっても予防できますし、早期に発見することによって重症化を防ぐことができますので、日頃からよく観察しておくことが大切です。
また、犬や猫と違い、ペットホテルに預けることができない動物なので、長期間不在にするような家庭では飼えません。ご自身のライフスタイルをよく考えて検討してください。


モルモットはなつく?

モルモット

犬のように飛び跳ねて飼い主と遊ぶ、なんてことにはなりませんが、モルモットも飼い主さんのことを覚えることはできますし、飼い主さんの姿を見てキューキュー鳴いて呼んだりするようになります。臆病な性格ではありますが、優しく接していると次第にコミュニケーションを取れるようになり、ますます愛着も湧いてくるでしょう。モルモットはモルモットなりになついてくれます。


モルモットは臭い?

本来、モルモット自体にははそれほど臭いはありません。不衛生な環境で管理していたり、皮膚病などの病気にかかってしまうと臭いがしてきます。適切なタイミングでブラッシングをしたり、糞尿が身体についてしまった場合には湿らせたタオルで身体を拭いてあげるなど、日頃から衛生的に管理しておくと良いでしょう。
モルモットの主食である牧草は乾燥させる段階で多少発酵させるため、独特のにおいがあります。それにモルモットの糞尿がかかり雑菌が発生すると臭いの原因になります。そのことからもモルモットの臭い対策には床材を含めた飼育スペースの小まめな清掃が大切です。
毎日世話がしやすいよう、掃除しやすい飼育ケージを選んだ李、ケージ内の床材を工夫することも掃除の手間のストレスを軽減させてくれます。
モルモットにとっても飼い主さんにとっても快適な居住空間を作れるように心がけましょう。


まとめ

愛玩動物として様々な見た目の品種が生まれたモルモット。カラーバリエーションだけでなく、品種によっては性格や飼う上での注意点も異なりますので、生体をよく理解して自分に合ったパートナーを探してみてくださいね。



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