アオボウシインコってどんな鳥!その特徴や性格、飼い方をご紹介します!

2021.10.13

アオボウシインコってどんな鳥!その特徴や性格、飼い方をご紹介します!

グリーンを基調とした美しい体色と、陽気でおしゃべり好きの性格で、ヨーロッパで古くから愛されてきたボウシインコ。その中でも優しい性格で良くなつく、日本でも人気のアオボウシインコについて、特徴・性格、飼い方などをご紹介します!

アオボウシインコの生態

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アオボウシインコは、南アメリカ大陸の、メキシコ、ブラジル、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチンが原産で、内陸部の明るい森林地帯やその周辺で生息しています。
アオボウシインコは、つがい、または少数の群れを作って、果物や植物の種子・芽・花などを食べて生活しています。

アオボウシインコ
・英名:Blue-fronted Amazon
・学名:Amazona aest
・分類:オウム目 インコ科
・体長:35cm〜37cm


アオボウシインコの特徴・性格

アオボウシインコはハトより少し大きく、インコでは大型に分類されています。クチバシが大きく力も強いため、飼育には丈夫なインコ専用ケージが必要となります。
また、鳴き声も大きいため、防音環境を整えるなど飼育にあたっては、ご近所への配慮が必要です。

アオボウシインコは、陽気で、人になれやすく、おしゃべり好きで、モノマネも得意です。家族の日常会話やテレビなどから、言葉を覚えて自然にしゃべるようになります。

このような特徴もあって、ヨーロッパでは、ボウシインコの仲間はコンパニオンバードとして、古くから飼育されてきました。
ボウシインコの中でも、穏やかで優しい性格で、飼い主に良くなつくアオボウシインコは、とても人気があるインコとなっています。


アオボウシインコの鳴き声

アオボウシインコは、興奮して絶叫のような雄叫びをあげることがあります。また、野生化では、つがいか少数の群れで生息しているため、一人になると飼い主を求めて「呼び鳴き」をすることもあります。
また、アオボウシインコの鳴き声は、周囲に響きやすい音質なので、飼育にあたっては防音対策が必須になります。
とくに集合住宅で飼育する際には、防音壁や防音カーテンなどの準備をご検討ください。


アオボウシインコの寿命・病気

アオボウシインコの平均寿命は約40~50年です。長寿記録はオランダでの117年となっています。
一生のお付き合いになりますし、親子二世代に渡って飼育されることもありますので、お迎えするにあたっては、十分に検討するようにしてください。

野生環境において、捕食される生きものは、病気であることが天敵にばれるとすぐに襲われてしまうため、本能的に病気を隠そうとします。
元気に見えても病気になっていることがありますので、外見だけでなく、エサを食べる量やフンの状態など普段から健康観察をしっかりと行うようにしてください。

以下のような症状がみられる場合は要注意です。

◎羽をふくらませている。羽がはげている。
◎あくびをよくする。
◎くしゃみ、鼻水がでる。
◎寝ている時間が長い。床で寝ている。
◎下腹部/肛門周辺が汚れている。
◎クチバシの色/形がおかしい。
◎フンの水分が多い/黒色/緑色/血が混ざっている。

大型インコは診察してもらえる動物病院が少ないので、事前に探しておき、いざという場合にすぐに診察してもらえるようにしておきましょう。


アオボウシインコの毛色

アオボウシインコは、名前から「頭が青いインコ」と思われることがありますが、実際には、クチバシの根元の少し上の部分が青くなっています。

全体的に緑色で、顔は黄色、クチバシの根元の少し上の部分から額が青色です。青色の部分は個体によって、少しだけであったり、顔全体であったりします。


アオボウシインコの飼い方

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アオボウシインコは、クチバシが大きく力も強いため、飼育には丈夫な大型インコ専用のケージを用意しましょう。
ケージの大きさは、最低でもアオボウシインコが羽を広げても当たらない大きさが必要です。アオボウシインコは遊ぶのが大好きなので、さらに広さの余裕があることが望ましいです。

ケージには止まり木を2本設置して、高さを変えると良いでしょう。そして、ケージには、おもちゃも入れてあげましょう。
鳥用のおもちゃとして、ハシゴやブランコ、鏡、つついたり・かじったりするもの、音が出るものなど、いろいろなタイプのおもちゃが市販されています。アオボウシインコは力が強いので頑丈なおもちゃを選ぶようにして、退屈しないように定期的に交換してあげましょう。

アオボウシインコは頭が良いので、飼い主さんがケージの開けるのを見て、開け方を覚え、脱走してしまうことがあります。脱走防止のため、ケージの扉にナスカンをかけるなど対策をしておきましょう。

◆食事

アオボウシインコの主食として、大型インコ用ペレットとシードを与えます。

ペレット

ペレットは、ビタミンやカルシウムなど必要な栄養素が含まれている完全栄養食で、主食として最適です。しかし、嗜好性が高くないため、アオボウシインコがしっかり食べるように、メーカーを変えて味や形に変化をつける、シードを混ぜるなどの工夫が必要になることがあります。
また、ペレットは輸入品が多いので、入手できなくなった時の対策として、何種類かのペレットになれさせておくと良いでしょう。

シード

シードは、ヒマワリの種、麻の実、サンフラワー、エン麦、小麦、そばの実などを混ぜて与えます。インコ用のミックスシードも市販されていますので、これを与えるのもおすすめです。

副食としては、野菜、果物、カルシウム飼料、塩土、などを与えましょう。

野菜

★小松菜
★チンゲンサイ
★豆苗

無農薬野菜が理想ですが、農薬が心配な場合は、良く水洗いしてから与えましょう。できれば青菜類は毎日与えてください。
ハコベやクローバーなどの野草もおすすめです。30分ほど水につけてから水洗いすると良いでしょう。

果物

★りんご
★みかん
★ぶどう
★バナナ

果物は糖分が多いので、おやつと考え、たくさん与えないようにしましょう。週に2〜3回程度が目安です。

カルシウム飼料

★ボレー粉(カキ殻を砕いたもの)
★カルトボーン(イカの甲羅を干したもの)

カルシウム飼料には、ミネラルを配合したブロック状のものがありますが、上記の天然のものがおすすめです。
いつも食べられるようにケージ内にセットしておきましょう。

塩土

塩土は、赤土・塩・ボレー粉をまぜて固めたものです。ミネラルの供給、消化吸収を促進するはたらきがありますが、食べ過ぎないように注意してください。週に2〜3回程度が目安です。

◆温度

アオボウシインコは、南アメリカ大陸に生息しており、寒さが苦手です。冬は一番体長を崩しやすい季節なので十分注意してください。

保温については、ペットヒーターの使用をおすすめします。また、一日の寒暖差が15度以上になると、インコにとって大きな負担になりますので、夜間はケージを毛布で覆うなどの対策をしてください。

そして、適度な湿度も必要です。乾燥に注意して、必要に応じて加湿器などを使用して、湿度を50%程度に保ちましょう。

◆ケージの掃除

ケージの底に敷く紙は、フンや食べかすなどで毎日汚れるので、毎日、交換しましょう。この際、フンの状態を見て、健康状態をチェックします。

ペレットやシードは、継ぎ足しをしないで毎日交換するのが理想ですが、エサの量が不足するのが心配な場合は多目に与え、2〜3日で交換してください。
水は毎日、新しいものに交換します。

そして、月に1回、ケージの大掃除をしてください。エサ・水入れ、止まり木やおもちゃなど、ケージ内の全てのものを取り出し、ケージ本体とともに水洗いしましょう。
エサ入れやケージのすみには汚れがたまりやすいので、とくに念入りに洗ってください。

◆ふれあい方

アオボウシインコは、人によくなつき、一緒に遊ぶのが大好きです。

1日に30分ぐらいで良いので、手に乗せたり、部屋に出したりして遊ばせてあげましょう。その際、ひとりで遊ぶ習慣がつかないように、一緒に遊びましょう。

野生のアオボウシインコは、仲間のインコとのスキンシップを欠かさずに暮らしています。人になれているインコは、人を仲間と認めていて、スキンシップをしたいという欲求をもっています。

優しく声をかけながら、頬やクチバシをそっとなでてあげてください。毎日のスキンシップは、アオボウシインコをリラックスさせると共に、お互いの愛情を深め合うことができます。

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インコは飼い主との時間が大好き。飼い主として一緒に遊んであげたいけれど、一日中は遊んであげられませんよね。好奇心旺盛で頭の良いインコは、おもちゃを与えてあげると、退屈せずに一人時間を過ごすことができますよ。インコの好みに合わせた、安全なおもちゃ選びをしてあげてくださいね。

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アオボウシインコの値段

アオボウシインコの年齢や販売店によって価格差がありますが、おおよそ20万円〜40万円で販売されています。高価であり販売数も多くないため、入手しにくいインコになっています。


まとめ

アオボウシインコは明るい性格で遊びが大好き、飼い主にもよくなつくコンパニオンバードです。アオボウシインコと一緒に暮らすことで、とても楽しい日々を送れることでしょう。しかし、40年以上の長いお付き合いになりますので、お迎えを検討される際には、ご家族とも十分にご相談の上、お決め頂けると幸いです。



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